てつや さん プロフィール

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てつやさん: Eros`Eentertainment
ハンドル名てつや さん
ブログタイトルEros`Eentertainment
ブログURLhttp://erosentame.blog.fc2.com/
サイト紹介文物語の楽しめる官能小説を掲載しています。秘書シリーズ長期連載中です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供69回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2016/06/10 10:34

てつや さんのブログ記事

  • 秘書 珠代(15)
  •  室長に促されても珠代はすぐに腰を上げることができなかった。ハンカチで口元を何回も拭いたり、脱いだ上着を置き直したりして時間稼ぎをする。 それも限度があり珠代は腰を上げる。慎ましく御膳の隅を回って社長の傍に行くと、躊躇ったことへの失礼に座布団をあえて社長の方へと寄せてから腰を下ろした。 珠代の気配りに小野田は感心した。男という不遜な生き物をこの女は良く理解している。それは面接のときの、女の生き方に [続きを読む]
  • 秘書 珠代(14)
  •  そうして社長の部屋で二日目の専門研修になった。 秘書室長の倫子と珠代が部屋に現れると、小野田は窓際の椅子から腰を上げて宴席に着いた。御膳には昨夜と同じ海鮮料理が並んでいるが、ホテルの特別サービスなのかそれぞれの前に一人前の鯵の活け造りが追加されている。「まあ、お肉がぴくぴくしているわ」 倫子が新鮮な鯵の活け造りに声をあげる。 その倫子に小野田が今夜の研修にふさわしいコメントで返す。「感度の良い室 [続きを読む]
  • 秘書 珠代(13)
  •  珠代が部屋に戻っても室長は寝ていた。明け方まで社長に抱かれていたのが堪えたみたいで、脱いでから仕舞い忘れた下着がベッドの下に落ちている。 その下着をそのままにしておくのも室長に気が利かないと叱責されそうで、珠代はブラとショーツを手に取ると折り畳んで枕元のカウンターに置いた。 それから気になっていた室長のパンストも手に取った。淡い黒のパンストだけど、クロッチ(股)の部分がボッカリと空いているオープン [続きを読む]
  • 秘書 珠代(12)
  •  造成地の視察が終った後、小野田ハウスの一行は最寄りの駅で昼食を摂ってからホテルに戻った。 時刻はまだ午後の三時前で室長は部屋に入るなり「寝不足うぅぅ!」と叫んでベッドに体を投げ出した。珠代は接待の研修まで時間の余裕があるので普段着のワンピースに着替えると海岸の散歩に出た。 ホテルから海岸への道に出ると海からの強い潮風に迎えられた。珠代は乱れる髪を手で押さえながら松林の一本道を歩いていく。  潮風 [続きを読む]
  • 秘書 珠代(11)
  •  珠代は落ち着くことを自分に言い聞かせた。相手の男は大会社の部長職だった。その社会的な地位にある大人がこのような場所で欲望を満たすようなことはしないだろう、という社会通念上の常識を。 珠代は身を硬くしながらも佐伯の手を退けるようなことは控えた。その遠慮が佐伯をいっそう図々しくさせる。腰に回された佐伯の腕の先が腰から脚へと這わされていく。その様子が珠代の正面にある姿見に映っている。「第四期の工事、欲 [続きを読む]
  • 秘書 珠代(10)
  •  佐伯の運転でレクサスは造成地を巡っていく。第一期、そして第二期の響子が接待で落札させた住宅地、そして第三期と過ぎて第四期の『蛍の郷、住宅マンション建設工事』の現場に着いた。 車を降りると遠方で丘陵を切り崩している重機の音が一行の耳まで届いてくる。が、この四期の造成地はすでに住宅建設が始まっていて数棟のオープンハウスが並んでいる。「ご覧のように上半期の五十棟は終わっています。残りは下半期の百五十棟 [続きを読む]
  • 秘書 珠代(9)
  •  開発部長の佐伯俊彦は工事事務所で現場の幹部たちと雑談しながら小野田ハウスの一行を待っていた。 小野田が二人の秘書を従えて事務所のドアを開けた時、佐伯は彼の後ろに控えている二人の秘書の中から珠代をいち早く捉えていた。清楚な優しい顔にスラリとした体型の美人は佐伯の好みだからだ。「これは小野田の社長さん、お久しぶりです」 佐伯は角顔に満面の笑みを湛えて、こちらに歩いてくる。 小野田は顔に笑みを湛えてド [続きを読む]
  • 秘書 珠代(8)
  •  その日の研修が終わり珠代は部屋に戻った。室長は社長と仕事の相談とかで深夜になるまで戻ってこない。 珠代はテレビを見たり、実母に預けている娘と長電話しても時間を潰しきれない。それならば先に寝てもいいものだろうかと珠代は悩むが、後々の室長の嫌味のことを思うと、例えベッドに入ったとしても眠れないだろう。 時刻は夜の十一時を過ぎている。  珠代は窓辺に行った。夜の海の遠くに点々と漁火が見える。浜辺も暗闇 [続きを読む]
  • 秘書 珠代(7)
  •  社長の手を意識するあまり珠代の注ぐ小麦色の液体がコップの三部を充たして止まっている。「さあ、注いで」 小野田は愛撫の手を休めずに珠代に催促する。それで一旦、滞っていた小麦色の液体がコップに注がれるが、ふたたびコップの五部を充たすと滞る。 小野田の手は脚の付け根近くまで這わされていて、指は穿き物のVラインをなぞっている。百貨店の下着売場で店員に選ばれたショーツで、美脚に良く似合うフリルで縁取ったハ [続きを読む]
  • 秘書 珠代(6)
  •  風呂からあがった二人は一旦部屋に戻って化粧を済ませてから、宴席になっている小野田の部屋に行った。 小野田はすでに風呂を済ませて窓辺の椅子に座って待っていた。化粧をした湯上りの秘書二人が到着すると椅子から腰を上げて、「恒例の三十分遅刻か…」と、嫌味を口にしてから席に着いた。 倫子と珠代は小野田にお詫びをしてから席に着いた。小野田の正面が倫子でその隣に珠代は腰を下ろした。 宴会用の御膳には海鮮料理が [続きを読む]
  • 秘書 珠代(5)
  •  ホテルは太平洋の海原を眺望する小高い丘の上に建っていた。 そのホテルの玄関前にタクシーが着き、小野田ハウスの一行が降りると海の匂いと潮騒が迎えてくれた。迎えてくれたのは海だけではなく、玄関の横には『歓迎、小野田ハウス御一行様』の掲示板が下げられていた。「今度、慰安旅行でもするか…」 小野田がそんなことを呟き、笑う秘書の二人を連れて玄関を入りフロントの方へと歩いていく。チェックインは室長がし、二部 [続きを読む]
  • 秘書 珠代(4)
  •  珠代は全体研修が終わった次の日、専門研修に臨んだ。社長と室長の三人で午後に会社を退社すると上野からJRのグリーン車に乗った。 珠代にとってグリーン車は初めてのことで窓際の席で緊張して窓外の景色に目を預けている。正面は室長で、その席の通路側に社長が座っている。「十八センチのスカートを穿いてきたのね」「はい」 珠代は脚に置いたハンドバックに手を置いて緊張した面持ちで応える。 室長に言われてからしばらく [続きを読む]
  • 秘書 珠代(3)
  •  珠代はハンドバッグをロッカーに仕舞って応接間のソアァーに腰を下ろした。膝上十センチでもスカートがタイトなので裾が腿の上の方までずり上がる。珠代は露出した美脚を揃えて社長が来るのを待った。 室内に音楽が流れている。耳に快いBGMで珠代の緊張が和んでいく。 その音楽に耳を預けていると室長が社長と姿を現した。珠代はソファーから立ちあがると社長を真直ぐ見つめて採用のお礼を言い、深いお辞儀をした。「こちらこ [続きを読む]
  • 秘書 珠代(2)
  •  初出勤の日、珠代は朝早く起きるといつもより化粧に時間をかけた。娘を出産してから顔に小さな染みが幾つかできていて、それをファンデーションで隠し、口紅を普段よりも濃くして明るい女を造っていく。 そうして化粧を済ますと身支度を整えていく。クローゼットから下着類とブラウス、そして新調したスーツを出して姿見の前で着替えていく。 夫の一周忌を済ました未亡人の気分は喪に服していた一年前と比べると変化していた。 [続きを読む]
  • 秘書 珠代(1)
  •  市営の墓地に春の日射しが注いでいる。その墓地の区画に子供と手を繋いで墓石を見つめている女がいる。年齢は三十代の後半だろうか、服装や物腰に若い女にはない落ち着いた雰囲気がある。 女が見つめている墓石には仏名と夫の名が刻まれている。夫が亡くなったのは一年ほど前のことで、深夜、帰宅して居間でくつろいでいるときに突然、倒れた。くも膜下出血で、今でいう過労死だった。 国家公務員のキャリアで国会が始まると省 [続きを読む]
  • 秘書 萌美(103)
  •  それから一月が経った。 小野田ハウスでは萌美が手に入れた単価表に基づいて見積書を作成し、入札に臨んだ。その結果、数社とはげしい競争を繰り返して落札した。落札額は戸建住宅百十棟、鉄筋コンクリート造りの分譲マンション五棟の総額百二十億円もの大規模工事になった。 入札会場から戻った小野田は、その日の午後、担当秘書の新海萌美にさっそく菓子折りを持ってお礼の挨拶に行くよう命じた。本来ならば社長の小野田が同 [続きを読む]
  • 秘書 萌美(102)
  •  さすがの輝彦も腕が痺れて女ごとベッドに突っ伏した。 それでも肉茎は挿入したままで、ひと呼吸休んでから女を仰向けにして突き挿していく。女が逝きそうなので突き挿しを中断することは許されない。 …セックスとは女が男に肉体を酷使させて快楽に身を預けることである。 輝彦の脳裏にそんなことが浮かんで女が羨ましくなった。「…気持ちよさそうだな」 輝彦は恨みの呟きを口にする。 やられ上手な女は言葉の深い意味を肌 [続きを読む]
  • 秘書 萌美(101)
  •  股間から聳える黒褐色の肉茎に粘膜の花が深々と突き刺さる。女は悲鳴を上げ、胸郭から突き出した乳房を時化の海のように振り乱す。 鏡に映っているのは本能剥き出しの牡と牝の肉のぶつかりで、結合部からは溢れた白い液汁が鏡まで飛び散っている。  座位で女の身体を上げ下げする体位は輝彦に過酷な負担を強いるが、彼にはそれに耐え忍んでまで女のある痴態を待ちわびていた。 その兆候がすでに始まっているのか、女の悲鳴を [続きを読む]
  • 秘書 萌美(100)
  •  粘膜のお城を築いてあげる…。 輝彦はそんな気持ちで舐めていたが、何かの手応えならぬ口応えを覚えて女の股間から顔を上げた。 なんと充血した秘肉の中心からお水を噴いている。糸のような細い水柱を立て、肛門の窄みへとキラキラ輝いて落ちていく。 良く見ると噴水は膣口でも尿道口でもなく、膣口の右上にある針穴のような小さな噴き出し口からだった。 …これがバルトリン氏腺か。 ふと、輝彦はそんな名称を思い出してし [続きを読む]
  • 秘書 萌美(99)
  •  …喉まで呑み込んでも半分も残っている。 萌美は舌を絡めて唇を窄め、顔を前後に顔を動かしていく。 これまで男に強引に咥えさせられることはあるが自分から咥えることはなかった。それなのに身体が大きな肉の摩擦が欲しいと顔と口を積極的に動かしてくる。「これで突いて欲しいのか」 輝彦に訊かれ萌美は鼻声で啼きながら何回も頷く。 「全部、咥えないとな」と、輝彦が要求してくる。 萌美は彼を股間から見上げてぃゃぃゃ [続きを読む]
  • 秘書 萌美(98)
  •  二人は廊下に筒抜けてくる女の声をさんざん聴かされてようやく部屋の前に着いた。 萌美は脚を萎えさせて輝彦に身体を凭れさせている。その女を輝彦は抱き寄せて部屋の鍵を差し込んでドアを開けると部屋に入った。 薄暗く狭い通路の先にシャンデリアのある洋間とガラス張りの寝室が見えている。 休憩一時間半で一万五千円は高いか安いかは別にしても、こういう部屋は女が美人でなければ部屋負けして男は白けてしまうだろう。そ [続きを読む]
  • 秘書 萌美(97)
  •  レクサスは坂を登って丘の上に出ると、ホテルのゲートを通って駐車場に着いた。車庫は一台分が空いているだけで満車になっている。 萌美は車が車庫に入ったとき、身体の奥で熱い流れるものを覚えて目を閉じた。彼とのときもそうで、駐車場に車を止めただけで濡れてしまうのを抑えることができなかった。ラブホテルというセックスだけを目的とした部屋に行くという行為が、女の準備させてしまうのだ。とくに萌美のようなすぐれた [続きを読む]
  • 秘書 萌美(96)
  •  輝彦の運転する車は御殿場のインターを下りる。他の車も豪雨を避けて休憩をするのかレクサスの前も後ろにも車が連っなている。 料金所を通過して信号のある交差点で停まる。「右折するとレストランがある。左折はホテル街へと行くのか…」 輝彦が信号機の赤を見つめながら呟いてくる。 萌美は左へと意思を示す勇気がない。輝彦にあんな激しく嫌らしく抱かれたのに、また、いつのまにか貞淑が脳裏に棲みついている。「…食欲が [続きを読む]
  • 秘書 萌美(95)
  •  輝彦の運転するレクサスは伊豆半島のドライブインを出てから東名高速に入り、御殿場付近を走っている。渋滞で速度を落としている。 萌美はといえば彼の隣で窓に顔をけだるそう凭れさせている。あの浜辺でのセックスで中途で断たれてしまったせいなのか、身体の奥で不快な残り火が燻ぶりつづけている。 後部座席では慶太たちが運転しないことをいいことに身体を触れあっていて、時折、倫子の啜り泣きが聴こえてくる。慶太たちも [続きを読む]
  • 秘書 萌美(94)
  • 『…大会社の部長のくせに、女に下着を脱がしていい気になっているなんて』 萌美は口から出そうになる恨みの言葉を抑えていた。こんな猥褻な行為を許しているのも、単価表を手に入れるために輝彦と暗黙の取引をしているからだった。 輝彦の運転するレクサスは旅館の駐車場を出てから半島の海岸沿いの道を快適に走っていく。海原は秋の日射しに輝き、輝彦もハンドルから手を放して脚に触れてくることもなく運転に集中している。  [続きを読む]