ポセイドン さん プロフィール

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ポセイドンさん: 幸せの国ブータンを探る
ハンドル名ポセイドン さん
ブログタイトル幸せの国ブータンを探る
ブログURLhttp://b9j9jid6cvda6262fjhm.seesaa.net/
サイト紹介文「幸せ・旅」に関連する、基礎的で長期的に価値がある情報です。今はブータンを中心にお話ししてます。
自由文イチオシの記事をご紹介します。
タイトル:(74) [旅] プナカ・ゾンと3つの階段、
URL: http://b9j9jid6cvda6262fjhm.seesaa.net/article/436813063.html
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供19回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2016/06/14 15:38

ポセイドン さんのブログ記事

  • 190 湖を消したのは誰か?
  • 可能性は幾つかある湖を堰き止めたダムを壊したのは誰だったのでしょう?日本では、地震や大雨(洪水)により破壊される例が多いようです。しかし、ブータン国、中でもプナ・ツァン・チュー(川)流域は、少し様子が異なります。上流のヒマラヤ山中に、洪水を起こしそうな氷河湖が幾つもあるからです(*1)。この氷河湖が決壊する洪水はGLOFと呼ばれ、人々に恐れられています(*2)。ウォンディ・ポダンに出来たダムを壊して、湖を消したのも [続きを読む]
  • 189 湖は一夜にして消えた
  • 地滑りの土砂は、プナ・ツァン・チュー(川を堰き止めて、大きなダムになりました。上流から流れて来た水が貯まり、少しずつ水位が上がり、やがて大きな湖ができました。今日は、この地方の昔話を参考に、湖が消えるまでの様子を、想像してみました。湖の恵みと神への感謝この湖には、水を求めて色々な動物たちが集まってきました。人々は、四季に渡り豊かな水に恵まれ、安定した農耕生活を営むことが、出来るようになりました。そし [続きを読む]
  • 188 地すべりが生んだ幻の湖
  • 今日は、かつて、プナカの下流で発生した、大きな地すべりのお話しです。大きな地すべりが湖を生むプナカから、プナ・ツアン・チュー(川)((Puna Tshang Chu))を約10km下ると、ウォンディ・ポダン(Wangdue Phodrang)の町があります。 地質調査によると、かつて、この川の西岸にそびえていた山が、大きな地すべりを起こしました(*1)。斜面を移動した膨大な土砂が川を堰き止め、さらに東岸の高台に覆い被さったそうです。こうして、プナ [続きを読む]
  • 187 自然と融合・調和して生きる
  • 2つの都の気温比較グラフは、プナカとティンプーの、各月の最高気温(赤色)と最低気温(青色)の変化です(*1)。始めに、このグラフを縦に2つに分けて、左半分に着目しましょう。それは、1年を冬と夏の2つに分けた時の、冬の部分(11〜4月)です。●●印(実線)はプナカの気温変化、△△印(破線)がティンプーの気温変化です。冬のプナカは、ティンプーより約5℃高く、暖かいことがわかります。同じように、グラフの右半分(夏(5〜10月 [続きを読む]
  • 186 高僧が眠るプナカ
  • 2つの都を持つ国ブータンは、1616年にブータンにやって来た、チベットの高僧 ガワン・ナムゲル(1594?1651) により統一されました。彼は、政治・宗教の両面で卓越した指導力を発揮し、シャブドンと呼ばれ敬愛されました。中央集権国家として統治する、政治・宗教の中心を、ティンプーとプナカに定めました。ティンプーは「夏の都」、温暖な気候のプナカが「冬の都」です。「都が2つある」 と聞くと、少し不思議に感じるかも知れませ [続きを読む]
  • 185 プナカは稲作地帯
  • プナカは温暖な気候ひと言でブータンと言っても、その気候は場所によって大きく異なります。インド国境の町、プンツォリング(標高約300m)は亜熱帯性気候で、4,5月には気温が40℃まで上がります。しかし、そこから僅か150kmほど北の首都ティンプー(標高約2,500m)は寒く、冬は雪も降ります。そして、ティンプーから東に約72km行くと、そこは冬の都と呼ばれ、気候温暖なプナカ(標高約1,300m)です。プナカは、インドから来る季節風の [続きを読む]
  • 184 古都プナカと氷河湖洪水
  • 首都ティンプーから古都プナカへ首都ティンプーから、東ブータンの中心地タシガンまでは、国道1号線 (総延長:約550km) が通じています。この道路は、通称「横断道路」の名で人々に親しまれる、ブータンの最重要道路の主要部分でもあります。ティンプーからプナカに行く時も、この道を東に進みます。山間を曲がりくねるようにして走り続けると、やがて大きな川プナ・ツァン・チューが見えてきます。ブータン最長の河川(長さ250km)で、 [続きを読む]
  • 158 トンサ・ゾン (タ・ゾンのお堂)
  • トンサ・ゾンの見張り塔トンサ・ゾンがそびえる斜面のすぐ上に、「見張り塔」を意味する、タ・ゾン(Ta Dzong)があります。ゾンの東側斜面の上部にあり、2つのウィングを持っています。トンサ・ゾンより5年ほど後の1652年、初代トンサ領主により建てられました。見張り塔を持つゾンは、ここ トンサ・ゾンだけではありません。かつて、「東の中心トンサ、西の中心パロ」と言われた、パロ・ゾンにも見張り塔タ・ゾンがあります。2つのタ・ [続きを読む]
  • 157 トンサ・ゾン (25のお堂)
  • ゾンは、モンデ・チュ(川)の急斜面にある、わずかな平坦地に建てられました。地形上の制約が大きいため、建物間を結ぶ回廊、通路、そして階段が、迷路のように張り巡らされています。ゾン内には25のお堂トンサ・ゾンのなかには、25のお堂(ラカンLakhang)があります(*1)。1543年に建てられたチョルテン・ラカンが、現存最古のお堂です。1647年にはトンサ・ゾンが建てられ、次第に拡張されていきました。1667年には、聖なるパルデン・ラ [続きを読む]
  • 156 トンサ・ゾン (ブータンで一番長いゾン)
  • 雲のなかのトンサ・ゾン町の南はずれは断崖絶壁、深い谷底にはモンデ・チュ(川)が流れています。谷の向こうには、聖なるブラック・マウンテンがそびえ立っています。トンサ・ゾンは、この断崖絶壁上で細長く延び、ブラック・マウンテンと対峙しています。谷底から湧き上がる雲や霧が、しばしばゾンを覆い隠してしまいます。ブータンで一番長いゾントンサ・ゾンは、ブータンでもっとも大きいゾンと言われています。南北に延びる建物群の延 [続きを読む]
  • 155 トンサ・ゾン (起源と名前の由来)
  • シャブドンのブータン統治の地方拠点トンサ・ゾンの起源は、1543年にシャブドンの祖父が、吉祥天パルデン・ラモに導かれて建てた瞑想所です (*1)。それから約100年後の1647年、シャブドンが要塞としてのトンサ・ゾンを建てました(*2)。このゾンは、ブータン初の統一国家を樹立したシャブドンにとって、国家の東部を統治するための重要拠点でした。シャブドンは同時期に、西部のパロと南部のダガナにも、地域の要となるゾンを建ててい [続きを読む]
  • 154 トンサの誕生と 観光スポット
  • 吉祥天に導かれた「新しい村 (トンサ)」トンサとは「新しい村」を意味するのだそうです。ここでは、その由来となった故事をご紹介しましょう(*1)。1541年、シャブドンの祖父ガギ・ワンチョク(Ngagi Wangchuk)が、後にトンサと呼ばれる、この地にやって来ました。そして、今のトンサ・ゾンを見下ろす位置にある、ユリ(Yuling)村に住むようになりました。ある夜、彼が瞑想していると、ゾンの守護神殿のあたりに灯(あか)りが見えます。 [続きを読む]
  • 153 トンサの町と現王朝
  • トンサの町プナカ・ゾンから車で、東に約4時間半(140 km)行った所に、トンサの町があります。トンサの入口にあるヤンケル・リゾートからなら、町までは車で5分。大きなゾンの建物を目印に、散歩がてらに歩いても40分ほどです。トンサの町は標高約2,300m、斜面中腹の林の中に、家々が見え隠れしています。南はずれにあるゾンは、モンデ・チュ(川)の深い谷に突き出すように、そびえています。トンサはブータン中央にあり、国の東部と西 [続きを読む]