林檎泥棒 さん プロフィール

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林檎泥棒さん: 笑って,林檎泥棒
ハンドル名林檎泥棒 さん
ブログタイトル笑って,林檎泥棒
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/ringodorobo/
サイト紹介文林檎泥棒の生きた詩の集まり
自由文15歳から言葉だけ食べて生きてきた痩せた病人
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供168回 / 365日(平均3.2回/週) - 参加 2016/06/29 13:36

林檎泥棒 さんのブログ記事

  • 気鬱な春の風
  • 血が滾った、今 半分さ 完成はまだ鋭く尖った、怒りが ベルトの 穴を増やした2007、やって来た アイツが  点いたり  消えたりして [続きを読む]
  • 土地
  • そこは海に程近い公園無数の星が散らばっていて革靴では歩き難かった腐った枯れ葉の匂いなどをそうだ、小瓶に詰め込んで先の果て、蛇の墓に持って行くのはどうだろう風が続き、耳に残る寒さを忘れるため鈍った皮膚感覚遂に翅は乾き、頂を越えて... [続きを読む]
  • アレスト
  • 大統領が言ってた、なんて私もあなたと同い年の頃には出会いは真冬の乾いたスタジオドラムにベースグルーヴは永劫君がやけに寂しがりだったのは流行をすぐに費やしてしまうから重力に逆らって空を飛ぶ人はそれなりの音を出すけれど思っていたより小さいな小さかったな [続きを読む]
  • 詩と短文
  • 文学より何より現実が足りない例えば終末を想像するには十月、蝉が鳴き止むのを最後の二人に用意された果実の島、あの海を泳ぎたいお腹いっぱいになったら窓のある牢屋を作ろうそのうち飽きて逃げ出して太陽に近づこうとすれば熱も匂いも皮膚の味も殆ど忘れてしまうからお洒... [続きを読む]
  • 土に還る
  • 眉間を燃やす猫胸郭を開き、砲を突き出す間髪入れず放つ撃つ撃つ木漏れ日を追う猫風に凭れて、薬を吐き出す透けた林道に雨は降らない [続きを読む]
  • 夏祭り
  • 汚い髪の女が分別を終えて、市街の混雑を目指して異音を転がす少年か少女の健康な笑い声橋の上で泣く男みっともなく殺された約束感情と共に発達した文字が限りある無地を埋め尽くしてゆく故郷の夏祭り夜更けの帰り道羽虫を払う僕駆けつけたバスに街の灯がうつる [続きを読む]
  • 前線に住んだ男
  • 二度、海を渡った祖父は生存の記憶をとうとう語らないまま住み慣れた田舎で静かに、牛と暮らした人々は彼を型の古い気難しい人間として馴染まなかったようだ私も。見たことがあるだけ知ったことはない。ただ、男の背中に残る裂創は銃弾によるものではなかった [続きを読む]
  • よいふるさと
  • 乱暴な夢の日には誰もいないこの道を人の代わりに猫探し惰性と歩く真夏に、無音の下り坂急に怖くなって来た道をひき返す静かに、光と熱を放つ頭上の太陽は不自然に動いて見えた [続きを読む]
  • 僕と星
  • 僕が星を見ていたのは傷を小さく見せるためだ僕が星を好きになったのはお前のことなんか忘れるためだ僕が星を嫌いにならないのは僕が星を嫌いになれないのは [続きを読む]
  • 僕を知らない人
  • 唾垂らす潔癖の花蟷螂小さな頭を左右に振って距離や大きさを測る怖いのか街角の酒屋には山積みの段ボール粗末な幸福の大小寒いのか不機嫌な黒毛の野良猫背を向けたまま尻尾を憎しみを打ちつける [続きを読む]
  • 作詩
  • 悪夢は、いつでもいかにも、安っぽく使い古しの陳腐な発想薄弱な人間を脅かすにはそれで十分か。夕方、午後六時を過ぎて落ち着きを取り戻す心臓日々、やるべきことは一緒死への恐怖が生を拒む遺伝子の矛盾有り余る微力、寄る、啜り泣く、、首を回す、目を細... [続きを読む]
  • 泥団子
  • 直感を川底に沈めてあなたにはそれしか、言葉しかないのね薄く透き通る肌を見て中身を見た気でいるのね女は息継ぎを済ませてやはり、深層を目指す [続きを読む]