千景 さん プロフィール

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千景さん: 一夜限りの思い出話
ハンドル名千景 さん
ブログタイトル一夜限りの思い出話
ブログURLhttp://kannoakusidennt.blog.fc2.com/
サイト紹介文ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。 どうぞ宜しくお願い致します
自由文私は別のペンネームでは普通のノンフィクション小説やホラー小説も書いておりますが、ここでは私と同年代の30代の主婦の方にスポットを当てた小説を書いて行きたいと思っております。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供42回 / 365日(平均0.8回/週) - 参加 2016/07/02 00:33

千景 さんのブログ記事

  • 第8章 三つ巴 35話 菊沢宏間に合わず!連れ去られた美香帆
  • 第8章 三つ巴 35話 菊沢宏間に合わず!連れ去られた美香帆目隠しをされているせいで視界は真っ暗であった。両手は後ろ手にされ、ワイヤーで縛られご丁寧に手錠までされている。これでは生半可な筋力強化をしても引き千切るのは私の力では無理である。縛られた手首や足首はうっ血しないギリギリで拘束されているため、ジンジンと鈍痛がするが、放り込まれた車の後部座席のシートは思ったよりクッションが良く、不幸中の幸いでは [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 34話 じゃじゃ馬の誤算
  • 第8章 三つ巴 34話 じゃじゃ馬の誤算特殊な金属繊維で編み込まれたアーマースーツの肩口と腹部を手で払うような仕草をし、打たれた箇所のダメージを確認する。豊満な身体を押し込まれたアーマースーツは靭性を発揮し、美しい肢体を覆い、河に反射する街の灯りと、頼りなくぼんやりとした外灯の光を反射させ、麗華の身体のラインをくっきりと浮き立たせていた。(オーラでがちがちに強化してるからとは言え、この服だと耐えられ [続きを読む]
  • 第8章33話 プロフェッサー現る 
  • 張慈円は劉幸喜との通信を切ると手下に声を掛けた。第8章33話 プロフェッサー現る 「おい・・もう一度だけ聞くぞ。ここに飛び降りてきたときには確かに二人いたのだな?」その声は静かではあったが怒気が漲っていた。張慈円に喉を掴まれ宙に持ち上げられている男は足をばたつかせながら血まみれの顔で張慈円に何度も頷く。「そうか・・絶好の機会にまんまと逃げられおって・・・役立たずが!」バチバチバチバチッ!冷血なセリフ [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 32話 超越者と超越者の過去
  • 第8章 三つ巴 32話 超越者と超越者の過去私は愛弟子の菊沢宏君に、近々我が宿敵とも呼べる?峰と一戦交えるかもという連絡を受けていて、彼が今籍を置いている探偵事務所の近くまで彼に会う為に来てみると、その道中で黒髪の淑女が2人傷つき瀕死の状態で居るのを見つけた。医師である限り放っておくことが出来るはずもなく、レディは優先的に助けるのが私のポリシーでもあったのでその2人の女性をとりあえず治療することにした [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 31話 切れた命綱 
  • 第8章 三つ巴 31話 切れた命綱 日の光はすでに無い時刻、頼りない共用灯の光に照らされている駐車場のアスファルトに僅かな着地音を立てて二人は飛び降りた。飛び降りた瞬間、通信機を持った二人組の男と目が合う。飛び降りた女の一人は飛び降り際に、すでに男たちには目星をつけていた。女は驚く男の片方、通信機を持っていたほうの男に素早く詰めより鳩尾に鉄扇をめり込ませた。振るった鉄扇と同時に、苦悶で男が悲鳴を上げ [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 30話 命を燃やす銀色の獣 稲垣加奈子
  • 第8章30話 命を燃やす銀色の獣 稲垣加奈子まだ寒さの残る寒風の中、色素の薄い髪が風に靡くのをそのままに、加奈子は息を大きく吐き出し構えを解く。その時、上空でカシン!という乾いた金属音がし、回転し空気を斬っていた音が不自然に鳴り止んだ。「この刀もーらった♪」場違いな明るい声が上空から聞こえ、加奈子はすぐさま見上げ声の正体を確かめる。(栄一の奴に意識を集中してたとはいえ・・・!気づけなかった)敵と対峙 [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 29話 魔眼不発!非道?峰の南川沙織
  • 第8章29話 魔眼不発!非道?峰の南川沙織稲垣加奈子vs井川栄一闇夜を切裂さかんばかりの風切り音と金属が激しくぶつかり合う音を響かせ、拳と刃が、白と黒の影が交錯する。戦闘を有利に進めながらも稲垣加奈子は焦っていた。対峙する相手に対してではなく想定外の人数で強襲された状況にである。大塚の部屋から離れ、一人で井川栄一を相手に戦っているのだが、流石に一筋縄ではいかない。井川一人にかれこれ30分は費やされてい [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 28話 思わぬ再会
  • 強調文pan style="color:#000000">第8章 三つ巴 28話 思わぬ再会最近少し疲れ気味に見えていた菊沢美佳帆であったが、先ほどマンションで会った時は最近の不調ぶりを全く感じさせないほど元気な様子であった。体調不良ではないのは喜ばしいのではあるが、それだけに心が痛む。菊沢美佳帆は俺と粉川に対して快活な口調で見張りの苦労を労うと、久しぶりの休日に羽を伸ばすようにと餞別まで渡してくれた。もちろん俺たちは断った [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 27話 作戦開始
  • 第8章27話 作戦開始新設で配置された応接室に元菊一事務所の面々と宮コー能力者達の3名・・とはいっても菊一事務所のメンバーは全員ではない。あらかた荷物の運び込みは終わり、何とか業務はできそうには配置されているが、まだ大きな備品などはきちんと配置されていない。会議ブースぐらいは確保できているのだが、残りの大きな家電製品などの配置は、は改めて明日に作業を再開することになっている。この会議に参加しているのは [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 26話 裏切りの発覚
  • 第8章 三つ巴 26話 裏切りの発覚「やはりクロでしたか」「ええ・・、粉川さん、杉さんの奥様の消息がつかめません・・。周囲には実家に帰ったと言っているようですが・・・」「その実家に帰省の形跡はないのですね」「そのとおりです・・」支社に戻ってきた神田川真理は5階の調査部に直行し、調査部部長代理と話していた。調査部と言っても本日デスクなどを置いたばかりの部署で、もともとは菊一探偵事務所に所属するメンバー [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 25話 不器用で実直な2人
  • 第8章 三つ巴 25話 不器用で実直な2人分厚い木製の扉が少しだけ開き、その隙間からまずは白い手が見えた。「あの・・、豊島さま。大変お待たせしました。そこでは満足に座るところもございませんし、中にお入りください」黒い髪、白い肌をした佐恵子が僅かに顔を扉から覗かせ伏し目がちに、豊島哲司に話しかける。「あ・・え・・よろしんですか?神田川主任にはここで待機しとってくれといわれてるんやけど・・・」「大丈夫です [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 24話 実験
  • 第8章 三つ巴 24話 実験真理は薄い緑のブラウスに、タイトスカートのスーツ姿のままだが、加奈子はスーツから動きやすいラフな格好になっていた。ここは、病院にほど近い施設で、普段はリハビリなどで軽く運動するための体育館のような場所である。事前に真理は、この施設をある目的で使う為、予約しておいたのだ。黒いタンクトップに、黒のトレーニングパンツを履いた美女が、視界を遮った自身の色素の薄い前髪を右手でかき [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 23話 神田川のお節介と悪だくみ?
  • 第8章 三つ巴 23話 神田川のお節介と悪だくみ?「ここです」真理は、美佳帆から借りたもう一人の人物に、目的の建物を指しながら振り向く。「こ、これ全部、宮コーが持ってんのか・・・?」マンションの手前で見上げながら、和尚こと菊一探偵事務所副所長の豊島哲司は生返事を返した。「いえ、各部屋の所有権は色々ですわ。管理会社と警備はうちがやってますけどね。それより、けっこうな頻度で来ていただくことになると思いま [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 22話 自動絵画
  • 第8章 三つ巴 22話 自動絵画菊一探偵事務所が今後使用するフロアは事務用品がまだ配置されておらず、まだ、引っ越し作業中である。引っ越しの指示は宏と哲司に任せ、美佳帆と真理はエレベーターホール近くの打ち合わせ用のテーブルに向かい合って座り、お互いの状況や情報を交換し合っていた。「なるほど。大体の状況は分かりました。いくつか、処理しなければいけない問題を抱えておいでですね」「そうなのです。この水島と言 [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 21話 気の合う美女2人と光る眼鏡
  • 第8章 三つ巴 21話 気の合う美女2人と光る眼鏡世間は3連休で、駅前を行き交う人々は普段とは少し様相が変わり、家族連れなどが多い。究極のホワイト企業を目指す宮川コーポレーション関西支社は、無理な休日出勤や残業代が支払われないなどと言うことは絶対にない。それだけでは不十分だという支社長の思いは更に高見を目指し、あらゆるマニュアル業務改善、時間差出勤を取り入れ限りなく残業、休日出勤をなくしていた。しかし [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 20話 能力者集団結成
  • 第8章 三つ巴 20話 能力者集団結成佐恵子は、パトカーの後部座席で体の大きな警察官と、指揮を執っていた女性捜査官に挟まれるようにして、長時間座る羽目になり、力を使い過ぎた疲労は限界まで達していた。隣に座った、お堅い捜査官からは質問攻めにされ、さすがに辟易していたところだ。「・・・着替えたいですわ」質問に疲れてきた佐恵子は、ポツリと呟いた。隣に座る捜査官は、形の良い綺麗な眉を、片方だけピクンと跳ね上 [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 19話 地獄に和尚
  • 第8章 三つ巴 19話 地獄に和尚「そいつもそこへ連れて来い!」張慈円は倉庫の1階から、中二階で倒れたままになっている真理を指さし、モブに指図する。「はい!わかりました!」モブは汗と血で汚れた顔ではあったが、元気よく返事すると、倒れた真理のところまで、カンカンと格子床を鳴らして駆け寄っていった。「手伝ってやるよ・・」加奈子に蹴られ、腹を痛そうに摩っていた劉も、手を貸そうとモブに続く。モブに蹴り飛ばされ [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 18話 ?嶺の凶刃
  • 第8章 三つ巴 18話 ?嶺の凶刃最大値からすれば、相当消費しているとは言え、佐恵子のオーラ量は膨大だ。真理は、その膨大なオーラを使わず、最大出力で発動させた【治療】で佐恵子のキズと体力の回復にかかる。佐恵子は特異体質で、オーラを一定以上使い過ぎた日以降、オーラ量が一定値以上まで回復するまでの間、特徴的な症状に陥ってしまう。真理は、その症状のことをわかってはいたので、佐恵子のオーラを消費するのをため [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 第17話 謎の女性現る
  • 第8章 三つ巴 第17話 謎の女性現る神田川真理は、入社当初より、佐恵子の強い希望で、佐恵子の秘書として配属されていた。新卒者とは思えない知性、清楚な立ち振る舞いと際立った美貌で、入社当初から、社内では注目を浴びていた人材であり、都内有名私立大学を卒業し、求人倍率500倍を超える宮川コーポレーションの入社試験の筆記部門で、首席で合格した才媛である。ちなみに宮川佐恵子が次点、そして、稲垣加奈子と続く。 [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 16話 久々の夫婦の時間の終わり 菊沢美佳帆
  • 【第8章 三つ巴 16話 久々の夫婦の時間の終わり 菊沢美佳帆】宮川コーポレーションの宮川佐恵子達が、橋元一味の張慈円達と相対していた頃、橋元から受けた力【媚薬】のせいで性欲が抑えられなくなっていた事を、主人の宏とホテルにて満たしすっきりした美佳帆は、今、宏と2人でホテルから出て、現在は菊一探偵事務所と大塚達府警の刑事との合同捜査の事務所代わりになっている大塚の別宅でもある西区のマンションへ向かって [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 15話 強者と強者の接触 
  • 第8章 三つ巴 強者と強者の接触 人の背丈ほどある大きな木箱や、白い麻袋が乱雑に積み上げられ、薄暗い灯りを途中で遮断してしまう。天井につるされた照明の灯りだけでは、この倉庫の広い空間すべてを、満足に照らし出すことは難しいようだ。報告を聞き終わった張慈円は、もともと目尻の吊り上がった鋭い顔を、更に厳しい表情に変え、大きく息を吐き出した。沈黙が数秒続き、張慈円以外の皆の表情も自然と硬くなる。「お前たち [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 14話 菊一探偵事務所と宮川コーポレーション
  • 第8章 三つ巴 菊一探偵事務所と宮川コーポレーション照明を落とした部屋の中央に置かれたキングサイズのベッドの上で、髪を乱し恍惚の表情の女が、顎を天井に向けのけ反った。筋肉質な男の上で、快感を貪り続けている。逞しい身体に跨り、女は、今しがた絶頂を貪ったというのに、再び腰を前後に激しく動かしだす。「はぁ!はぁ!んっ・・!はぁん!あああ・・・!ひ、宏!・・いい・また!ああ!いいわ・・・!!」男の名を呼び [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 13話〜強襲悪魔の巣窟6〜稲垣加奈子vsアレン
  • 第8章 三つ巴 13話〜強襲悪魔の巣窟6〜稲垣加奈子vsアレン扉を開けようとする直前に、先ほど聞こえた騒々しさが止み、女の声が聞こえてくる。最初は、木島さんが犯した雫という女の声かと思ったのだが、念のため扉を少しだけ開けて様子をみる。すると、全身黒のライダースーツのような服を着た、茶髪の女が歩きながら誰かと会話しているのが見えた。東洋人の顔はあまり見分けがつかないが、見たことのない女だ。女の恰好や [続きを読む]
  • 第8章 三つ巴 11話〜強襲悪魔の巣窟4〜神田川真理vs劉幸喜 
  • 第8章 三つ巴 11話〜強襲悪魔の巣窟4〜神田川真理vs劉幸喜 佐恵子が瀕死にしてしまった、若いチンピラの治療はほぼ終わりかけていた。終わりかけと言っても、実は治療する余地も余力もまだまだある。しかし、必要以上に回復させてやる気はない。肋骨も折れていたが、完全には治療しない。このままだと動いたり、呼吸すればまだまだ痛むはずだ。私の能力をもってすれば、この程度の怪我を完治させることは容易である。しか [続きを読む]