ミネ さん プロフィール

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ミネさん: 医療裁判傍聴記
ハンドル名ミネ さん
ブログタイトル医療裁判傍聴記
ブログURLhttp://www.minemura.org/iryosaibanblog/
サイト紹介文医療訴訟研究。医療裁判傍聴および記録閲覧を通じて得た知見をはじめ,その他裁判関係の話題をご紹介。
自由文医療裁判、医療訴訟に関する話題を集めて,患者側,医療側から見たそれぞれの問題点を,傍聴マニアの医師の視点から解説,検討します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供3回 / 365日(平均0.1回/週) - 参加 2016/07/02 18:58

ミネ さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 残念だけど予想するのは無理では・・・
  • 今日の東京地裁民事第14部の傍聴、事件番号は平成28年(ワ)第26598号。被告本人(クリニック医師)への尋問。胃痛、膨満感、下痢等の消化器症状で何度か受診した若年女性の患者さんに、その都度対症療法で内服処方。初診から半年後には他院に胃カメラを依頼し、「軽度胃炎、1年後に再検。貴院処方継続で良いと思う」の返事。それでも症状が続き、初診から9ヶ月後に腹部CTを依頼。こちらも異常所見は認めず。それでも症状が続き、 [続きを読む]
  • 原本と写しがちょっと違うように見えるんですが
  • 今日の東京地裁民事第14部、医療訴訟の本人・証人尋問期日を傍聴。事件番号は平成29年(ワ)第9104号。証人尋問に入る前に、提出証拠類の取り調べ。原告側が前回までに写し(コピー)を出していた証拠の原本を持ってきた模様。裁判長と左陪席裁判官がそれらをひとしきり眺めたのち、 裁判長「(原本と写しが)ちょっと違うように見えるんですが・・・」原告側弁護士「ちょっと紛失してしまいまして、作り直して・・・」裁判長「裁判 [続きを読む]
  • 落合洋司弁護士の最高裁判所の役割に対する無理解
  • 元検察官の落合洋司弁護士が衆議院選挙に出馬するというので、以前から気になっていたこの方の司法に対する無理解、無思慮な発言について記しておこうと思います。2001年に管制官が便名を言い間違えたことをきっかけとしてニアミスが起き、けが人が多数発生した日本航空機のニアミス事件がありました。言い間違いをした管制官とその指導をしていた管制官が業務上過失致傷罪で起訴され、一審では無罪とされたものの高等裁判所で逆転 [続きを読む]
  • とっさの自然災害回避に失敗しても高額賠償
  • 東日本大震災の集団津波被害があった大川小学校の関係の裁判で、一審判決が出て、学校を管理する石巻市などに高額の賠償責任が認められました。NHKニュースより。東日本大震災の津波で犠牲になった宮城県石巻市の大川小学校の児童の遺族が訴えた裁判で、仙台地方裁判所は「市の広報車が避難を呼びかけたのを教員らが聞いた時点で、津波が到達する危険を予測できた」と指摘して、石巻市などに対し原告全員に14億円余りの賠償を支 [続きを読む]
  • 平田直人裁判長が、また無理を強いているのではないかと心配です
  • 認知症の女性が徘徊して死亡した事件で、入居施設に責任を認めた事例が出ました。読売新聞 9月10日(土)付です。 認知症の女性(当時76歳)がデイサービス施設を抜け出し、徘徊(はいかい)中に死亡したのは、施設側が注視義務などを怠ったためだとして、女性の遺族が施設を運営する社会福祉法人新宮偕同(かいどう)園(福岡県新宮町)を相手取り、約2960万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が9日、福岡地裁であった。平田直 [続きを読む]
  • 最高裁の医療側逆転勝訴判決が、裁判所判例集に収載されない
  • 平成28年7月19日に、最高裁で(わたしの知る限り)久しぶりに医療訴訟の判決が出ました。以下のように報道されています。手術後後遺症で逆転敗訴=一部賠償命令の二審破棄−最高裁 なかなか興味深い事例で、裁判所判例集に収載されるのを待っているのですが、一向に収載される気配がありません。しびれを切らして、自ら記録の閲覧に行ってくる予定です。ここからはちょっと専門的な話になってしまうのですが、この報道を読む [続きを読む]
  • 「悪徳弁護士」と言っちゃあさすがにダメだろうなぁ・・・
  • 2016年6月30日の傍聴、事件番号は東京地裁平成27年(行ケ)第53号。原告名と被告名から、弁護士の懲戒処分取消請求の事件と思われる事例。同じ時間に医療訴訟があったけれどもそちらは美容外科の事例のようで、先に懲戒処分取消請求の事件をチラ見してみることにした。 原告は弁護士だが代理人もつけている。原告側の証人二人と、原告本人(=弁護士)の尋問。原告側の証人は原告本人にお世話になった依頼者とその関係者。証人の [続きを読む]
  • 「国民の信頼を傷つける行為」の程度が違う
  •  一部で有名な、岡口基一裁判官が口頭で厳重注意を受けたそうです。朝日新聞より。 自身のツイッターに上半身裸の男性の写真などを投稿したとして、東京高裁の岡口基一裁判官(50)が、戸倉三郎・高裁長官から21日に口頭で厳重注意を受けた。高裁の渡部勇次事務局長は27日、「現職裁判官が裁判官の品位と裁判所に対する国民の信頼を傷つける行為をしたことは、誠に遺憾です」とのコメントを出した。 私に言わせれば、品位 [続きを読む]
  • 「因果関係がなくても慰謝料を認定できる」そうです
  • 本日東京高裁で傍聴した事例です。事件番号は平成27年(ネ)第3174号。裁判体は富田善範裁判長、武田美和子裁判官、大須賀寛之裁判官です。高裁で改めてそれなりの審議をして、本日結審するというのですが、裁判所が心証を開示しながら被告側に和解を勧めていました。裁判所は、「当時に注意義務の水準が存在していたが、被控訴人(病院側)は反論ができていない。ただし因果関係のところは考慮する。」との旨を述べつつ、「最高裁で、 [続きを読む]
  • 訴訟提起の権利は誰にでもあるけれど…
  • 富士山で遭難して、救助が出たもののうまくいかずに亡くなり、救助に過失があったと遺族が訴えた事件がありました。まとめ的なものがこちらにあります。で、「そんなことするならもう救助は行かない、勝手に死んでください」という意見に対して文句をいう人がいるようです。裁判を起こす権利は誰にでもありますが、この事件の根本的な問題は、「家族が無茶して救助が来て、救助がうまくいかなかったからといって金を出せと迫る遺族 [続きを読む]
  • 今日の医療訴訟第一回弁論、東京地裁平成27年(ワ)第30870号
  • 私のメモは曖昧ですが…裁判長:具体的な過失の内容は?原告代理人:答弁書が、訴状の内容の表現を変えているだけで認めているのか?裁判長:被告は、筋層剥離の段階で損傷が生じたと言っています。原告代理人:動脈を誤って切断した。被告代理人:認めません。原告代理人:一般的にわかりやすいように説明して下さい。被告代理人:(首をかしげる)裁判長:原告は手技ミスという。被告は合併症という。原告代理人:合併症って…だか [続きを読む]
  • 主張が成り立ってないと裁判長から指摘されて
  • 本日東京地裁で傍聴した医療訴訟です。事件番号は平成27年(ワ)第30340号以下、要旨のまとめです。乱雑なメモ書きからのものであり、特に言葉尻などは違うものが多いと思います。 [発言者失念]:  訴状では、過失の特定がされてない。検査義務の根拠、いつまでにどういう検査をということが書かれていない。被告代理人(被): 認否は原告がその点を補充してもらってからしたい。原告代理人(原): 訴訟前にもやり取りしてます [続きを読む]
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