kuruazu さん プロフィール

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kuruazuさん: 夢の夢
ハンドル名kuruazu さん
ブログタイトル夢の夢
ブログURLhttp://kuruazu.blog.fc2.com/
サイト紹介文ホミンホの妄想小説を描いています。R18はほとんどありません。切ない感じが多めです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供37回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2016/07/05 22:28

kuruazu さんのブログ記事

  • この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう 〜Another Story〜
  • …………………………。「…ミン…チャンミン…。」遠くでユノの声が聞こえた。「………。」「…良かった…。」「…ユノ…。ぼく…どうし…て…。」「練習中、倒れたんだよ。ここ病院。軽い貧血と脱水症状も少しあるって…。点滴終わったら、今日はもう帰ろう。」僕は起きあがりながら、「すみません…迷惑…かけて…しまって…ユノにも…みんなにも…。」「いいよっ、気にするなって。おまえが頑張ってるのは、みんな知ってるから [続きを読む]
  • こたつよりみかんより、キミが好き その8 (最終話)
  • …………………………。ひとしきり愛し合った後まったりしようと思ったら、「ヒョン!余韻に浸ってる場合じゃねえですよー。お腹すいたし、夕飯の買い出しに行かないとぉ。」「昼間っからシャワーなんて、ああ、もったいない…。」「買い出しから帰ったら、ヒョンの好きなもつ鍋しますからね。ほらっ、急いでくださいっ。今日が終わっちゃいますよぉ。」と、勢いよくまくし立てる。「え〜、ピザかなんか頼もうよ。」と言っても、「 [続きを読む]
  • この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう day8
  • …………………………。マンションに帰りリビングに入ると、「チャンミンっ。俺さぁ、恋とか愛とかなのかよく分からないけど…。チャンミンのこと好きだし…なんか…チャンミンと…す…るの…嫌じゃなかった…。」ユノは、恥ずかしそうに俯きながら言った。「分かってます。でも、もういいんですよ。」僕はユノの手をぎゅっと握りしめた。「…し…ないの…か…。」「もういいんですって。未来に連れて行くと言ってくれただけで、僕 [続きを読む]
  • こたつよりみかんより、キミが好き その7
  • …………………………。ふと見ると、チャンミンが握りしめた右手で天板を叩いた音だった。「…いやだって…嫌だって言ってますけどぉ。おっ!」「チャ、チャンミン?!」豹変したチャンミンに、俺はおろおろするしかなくて、「ごめん、ごめんな。シャワー浴びたかったよな?そうだろ?」黙ったまま俯いていて、それほど嫌だったのかと一瞬身震いがした。「あのぅ…違うの?じゃあ、こたつの上冷たかったからかな?そうだよね、嫌だ [続きを読む]
  • こたつよりみかんより、キミが好き その6
  • …………………………。久しぶりだからこそ丁寧に君を愛したいから、はやる気持ちを抑えてパーカーのファスナーをゆっくりおろし露わになった肌を手のひらいっぱいに味わう。肩ごしに肌を見ながら、「チャンミンの肌きれい。すべすべしてて触ると気持ち良くて、ずっと触っていたいなあ。」「ゃ……。ヒョン…あんまり見ないで…くださ…ぃ…。」と、また顔を真っ赤にして言った。「恥ずかしいんだ。素肌にパーカーなんて格好してる [続きを読む]
  • この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう day7
  • …………………………。ほんの数時間前までの、ユノと繋がれた幸福感が嘘のようだった。僕たちはキスをして抱きあったけれど、恋人同士になったわけじゃない。僕に抱かれるのが嫌じゃないと言ったユノは、今どんな気持ちなんだろう…。そんな事ばかり考えて、一言も会話をしないで事務所に着いた。事務所の駐車場に駐車して、エレベーターに乗り練習室のある階を押す。「なあ…チャンミン…怒ってんの?ずっと…喋らない…。」「… [続きを読む]
  • こたつよりみかんより、キミが好き その5
  • …………………………。「チャンミン、みかんと同じ匂いがする。」「みかんを食べたから、部屋に匂いが残っているだけですよ。」「そうかなぁ。ん〜、でもいい匂いがするよ。チャンミンの匂い、好き。安心するんだ。」耳もとに鼻をつけて、クンクンと匂いを確かめる。「もう、くすぐったいですよぉ。クンクンして、わんちゃんですか。」「俺さぁ、わんこみたいに鼻が利くんだ。だからすぐ分かる。好きな匂い。」もう一度、首筋に顔 [続きを読む]
  • この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう day5
  • …………………………。あんな事をしてしまって、僕はとても後悔していた。こんなに気まずくなるくらいなら、何もなかった方がマシだった。ユノはどうなんだろう…。ユノの気持ちを聞く勇気が僕にはなかった。無言のままベッドに入っても、ほとんど眠れなくて朝を迎えた。ブラインド越しに朝日が差し込む頃、ユノがベッドから出る気配がした。トイレかなと思いながら、うとうとしてしまいハッと気づくと30分は経っていた。慌ててベ [続きを読む]
  • こたつよりみかんより、キミが好き その4
  • …………………………。音を立てないように気をつけて、チャンミンの後ろに座って様子を見ていた。「ヒョン?ユノヒョン?」急に静かになり不安になったのか、むくっと起き上がり俺を探す。「僕が拗ねたから、怒っちゃいましたか…。ヒョン…どこ…。」立ち上がろうとする、チャンミンの左肩にあごを乗せて腕を包むように抱きしめる。「そんな事で怒ったりしないよ。」「わあああ!!ヒョ、ヒョン?!」「あはっ、びっくりしちゃっ [続きを読む]
  • この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう day4
  • …………………………。僕のマンションでの生活は、始めのうちは楽しかった。食料はコンビニで買いだめしたので困らなかったし、ライフラインは止まらずに使えたから不自由なく生活出来た。ただ、テレビをつけても世界が終わるという話題ばかりで気が滅入るからふたりでゲームに没頭した。ゲームに飽きたら、今度は小説や漫画を読みあさった。そして読む事に飽きたら、またゲームに夢中になった。何日かはその繰り返しだった。その [続きを読む]
  • こたつよりみかんより、キミが好き その3
  • …………………………。さっき床に置いた敷き布団と掛け布団を、ふたりで広げて順々に掛けていく。暑さと期待で少し紅潮している頬が変にそそって抱きしめたくなるけれど、ぐっと我慢した。だって、もう少しで君は俺の腕の中に収まるんだから…。天板を置いて、「やったあ!完成ですよ!ねぇ、ヒョン!!」バシバシ俺の腕を叩いて、喜んでいるチャンミン。「良かったな。それで、なにするんだ?ゲームは長引くからな…。」と、牽制 [続きを読む]
  • こたつよりみかんより、キミが好き その2
  • …………………………。「ヒョン、ねえ、ヒョンってば。ぼーっとしてないで、手を動かしてくださいよぅ。」感傷に浸っている暇もないのか…。何だか可笑しくなって、笑いながらダンボールからこたつのパーツを出す。「ユノヒョン、こたつ作るのそんなに楽しいですか?」不思議そうに、上目遣いで俺を見る。その顔がめちゃくちゃ可愛くて、「床暖房あるんだし、こたつは今度にしてさっ。せっかくの休みなんだから…。」と、キスをし [続きを読む]
  • この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう day3
  • …………………………。「チャンミン、どうしたんだよっ。早く入れよ。」ユノに言われて、我に返った。「…すみません…。」ユノとの出会いを思い出して、コンビニの前でぼーっとしていたみたいだ。店の中に入り、「とりあえず、1週間分くらいの必要な物を買いますか…。」と、僕が言っているそばからユノはアイスやチョコを物色している。大きくため息をつきながら、「ユノぉ、それ、いりますか?」「いるだろっ、いるよなっ、な [続きを読む]
  • こたつよりみかんより、キミが好き その1
  • ご訪問ありがとうございます。お手数ですが、はじめましてをお読み頂けると有難いです。更新は不定期になります。BL要素があります。ご了承のうえ、よろしければご覧ください。…………………………〈ピンポーン〉インターフォンが鳴って、チャンミンがいそいそと玄関に出ていく。久しぶりに同じ日になった休暇を、家でのんびり過ごそうとチャンミンが言いだしたのに、ゲームでも届いたのかなと少しがっかりする。“ガタッガタッガ [続きを読む]
  • この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう day2
  • …………………………。出会いは最悪だった。練習室の隅っこで何をする訳でもなく音楽を聴いていたら、誰かが僕のヘッドホンをいきなり取りあげた。「ちょっと、何するんですか!」顔を上げると、ユノが立っていた。「おまえさぁ、やる気あんの?」「はっ?」「遊びに来てんなら、さっさと家に帰れよ。」「どうして、あなたにそんな事を言われなきゃいけないんですか。」僕はムッとして答えた。別に好きで、ここにいるわけじゃない [続きを読む]
  • この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう day6
  • …………………………。それから、僕たちは愛の言葉を囁くこともなくただ夢中で抱きあった。僕といえば、ユノの白い肌にたくさんの赤い痕をつけていた。まるで、僕のユノだと主張するように…。あなたがいれば、本当に何もいらないんですよ。ユノ…。あなたもそうであって欲しい…。もう、そうでしょ?僕はユノを独り占めしたような気になっていたんだ…。目が覚めると腕の中にユノがいて、夢じゃないと実感した。疲れ果ててシャワ [続きを読む]
  • この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう day1
  • このお話しはミンホカプです。ご注意ください。…………………………。この世界が終わる。そんな情報がツイッターで流れた。事実だか嘘だか分からない情報に、人々はざわついた。政府の発表として、テレビのニュースでその事が放送されると世の中は大混乱に陥った。Xデーは何日だとか、あそこの街は平気だ、あの国は大丈夫という根拠のない情報に振り回され人々は街を捨て国を捨て、そしてこの街は一時静かになった。僕は、あなた [続きを読む]
  • この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう 〜プロローグ〜
  • ご訪問ありがとうございます。お手数ですが、はじめましてをお読み頂けると有難いです。更新は不定期になります。BL要素があります。ご了承のうえ、よろしければご覧ください。…………………………この世界が終わるとき、僕はあなたと一緒にいてあなたの笑顔をみていたい。この世界が終わるとき、ユノ、あなたの目には何が映るのだろう。この世界が終わるとき、あなたの目に映るのが僕であってほしいと、心から願った…。ランキン [続きを読む]
  • つよがり 帰宅後
  • …………………………。マンションのドアを開けて、「ただいまっ!わー、懐かしいなぁ。なんかチャンミンの匂いがする。ん〜、落ち着くなぁ。」と言って、息を大きく吸い込んだ。靴を脱いでそのままリビングに行こうとすると、「ユノ!靴は揃えて、スーツケースは洗面室に持って行ってよ。」と、早速チャンミンの小言が始まった。今日はそれも耳に心地よくて、俺は何だか嬉しかった。リビングに入るとすぐに、大きなコルクボードが [続きを読む]
  • つよがり 後編
  • …………………………。ユノが行ってしまってから、2年が経とうとしていた。僕は相変わらず元気な姿を、笑っている僕を投稿し続けた。その代わり、胸にためた思いはブロックメモに毎日のように書いた。寂しい、会いたい、抱きしめて、忘れないでよ、早く帰ってきて、愛してる…。そして、最後には必ず、[ユノが無事に帰って来ますように…。]と、ブロックメモに書いて貼った。ユノからの画像は少なくなり、ブロックメモを貼るマ [続きを読む]
  • つよがり 中編
  • …………………………。ユノからの連絡が途絶えても、僕はメールもSNSもやめなかった。いつ、何処で、ユノが見るか分からないし、僕が元気でいる事を知らせておきたかった。連絡が途絶えてから1ヶ月経った頃、ユノから電話がきた。「もしもし!ユノ!」《…チャンミン…元気か?悪いな、ずっと連絡出来なくて…。》声を聞くことが当たり前じゃないから、今はただただ嬉しかった。「僕は元気にしてるよ。ユノは?ユノは元気なの?連 [続きを読む]
  • つよがり 前編
  • こちらは別サイトで投稿していたお話しです。少し編集をしましてこちらで投稿いたしました。お手数ですが、はじめましてをお読み頂けると有難いです。更新は不定期になります。BL要素があります。ご了承のうえ、よろしければご覧ください。…………………………「チャンミン…俺…7日に…出発するよ…。」「…そっ…か…決めたんだ…。」「うん…決めた…。1年…いやもっとか…な…帰れない…と思う…。」「…そ、そうなんだ…。」 [続きを読む]