あきらです さん プロフィール

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あきらですさん: 伊東玲のブログ
ハンドル名あきらです さん
ブログタイトル伊東玲のブログ
ブログURLhttp://korewaisee.cocolog-nifty.com/akiraight/
サイト紹介文学校教育の内と外で稀有な経験者が過去現在未来を語るブログ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供98回 / 365日(平均1.9回/週) - 参加 2016/07/06 02:51

あきらです さんのブログ記事

  • この子の通っていた学校の先生に敬意を持つとき
  • 100人の4年生が鍵盤ハーモニカで楽譜を演奏するのを聞いたところ、きちんとした奏法で演奏できた子どもは、わずかに10名ほどでした。しかも、その10名ほどのなかには、4年生になってから転校してきたばかりの子どもが2人いました。転校してきたばかりのその2人はたまたま男女一人ずつで、とりたてて学校の外にある音楽教室に通ったり、音楽的な家庭環境であったりしない子どもたちです。ですから、転校する前にいた学校 [続きを読む]
  • 長年、学校の部活には疑問を持ってきたけれど〜機会均等の理念は?〜
  • 赴任したいくつもの小学校で、音楽系の全国コンクールや全国行事に何度も参加してきた私は、「それでも甲子園のような部活の在り方でよいのか」とう疑問は持ち続けてきた。小学校の課外活動については、初任のころから機会を得て、全国的には地域格差の激しいことを知り、法令上はどのようになっているのかも一生懸命しらべたことがある。小学校の「部活」は、地域の慣例上に成り立つもので、「少年団」との連携でやっているところ [続きを読む]
  • 幼稚園・保育園・小学校などで商品名を先生が宣伝してはダメ
  • 学校園で、先生という立場の人が、特定の会社が作った製品を宣伝するようなことはしてはいけないはずです。その製品名が、その会社の努力によって「名称」として一般的になったものであったとしても、これは厳に慎むべきことです。指導要領でも、教科書でも、かなり以前からそのことをはっきりと意識して示すようになっており、私も折に触れて何度も言い続けているのですが、それでも、今もなお、商品名を学校園で平気で使っている [続きを読む]
  • 保育園・幼稚園・認定こども園と小学校の低学年
  • 年度末と年度初めのころに、幼い子どもを持つお母さんたちと話す機会があった。この地域ではいくつかの保育園と幼稚園を合併して、規模の大きな認定こども園となる。先生一人あたりの子どもたちの人数が増えることや、そこに集められる子どもたちの数が多くなることなどへの不安が大きいことがわかった。多くの方々が、子どもをそこに通わせるだけで距離的にも遠くなり時間の負担も増える。話を聞く限りでは、まったく行政側の一方 [続きを読む]
  • 風化しないもの〜学校教育の犠牲になった子どもたち〜女生徒水難事件の例
  • いじめや事故など、学校教育のなかで命を失った園児・児童・生徒・学生の方々のご冥福と、そのご遺族方々へのお悔やみを申し上げます。学校教育のなかで犠牲となる命の多くが、教師や組織の過失しよるものが多いのもかかわらず、因果関係がはっきりしないということで、責任の所在がうやむやにされてしまうことがほとんであることにも、いつも大きな憤りを感じています。本日、今年度より地域の自治会の当番になっているので、「新 [続きを読む]
  • 父なる大地、母なる海
  • 避難訓練がいくつかの学校で行われたようだ。家族たちと話をした。原則として自分の命は自分で守る。もしももうダメになったら、よく自分は生きて来たと思って受け入れよ。ただし、最後の最後まであきらめるな。もしも自分の命が助かったら、年下の子どもたちには、より年下の子どものことを考えて行動せよ、と。年上の子どもたちには、困っている年長の人を助けよ、と。ただし、無理はし過ぎないこと。父の大地、呼びに来ることも [続きを読む]
  • 今さらながら「英語」よりも〜「西郷どん」の時代の共通語〜
  • 私の知る限り、幕藩体制で各地域の方言が庶民の生活にしっかりと根付いてた幕末・維新の頃に、各藩の「志士」たちがほとんど他地域の者には理解不能に近い方言を日常語にしていたにもかかわらず、意思疎通が可能であった理由を、はっきりと指摘したのは、文学者の前田愛である。前田愛は次のように『幻景の明治』で次のように述べている。≪身分制度に応じて階層化され、無数の方言に分割されていた話し言葉の現実から極度に抽象化 [続きを読む]
  • 後ろからいきなりつつくのは「指導」か「体罰」か
  • TTや支援の入る授業で、前にいる教師がそれを見ていてもとりたてて指導しないとき、後ろにいる教師が悪い姿勢や手遊びを続ける姿に見かねて、ふいうちのようにその子を後ろから指先でつつく。私が話を聞いた子どもは、脇腹を指さして、「痛い」と言った。ほかの子もそういうことされるのかを尋ねると、頭をポンポンと叩かれたり、ぎゅっと姿勢を直されたりしていると言う。それをする教師は、「ちゃんと見ているぞ。だからきちんと [続きを読む]
  • 授業中の教師のことば〜無意識にしてしまう失敗〜
  • 題名についてはいろんな角度から言えることがある。教師の日常的なことばが、いじめを生む要因となるということはすでに周知のことである。同じように、授業中の教師の「発問」「課題提示」といったことばがブレると、子どもたちの学びは大きく阻害される、ということも知られていることである。本時の「ねらい」「目標」「課題」といったものを提示するとき、形はどうであれ、ことばの使い方で、子どもたちに誤解されることがある [続きを読む]
  • 新年度の準備で忙しい中さで欠落すると一年が空振りになるもの
  • 学級担任の新年度に向けての準備の仕事量は、やはり多い上に、しなければならないものがほとんどである。担当する校内分掌の仕事、学級に関する基本的な仕事、副読本や教材選びなど、それぞれ一言で表せても、そこにかける労力と時間は半端なものではない。それらが終わらないうちに始業式を迎え、入学式が来る。学校によっては、PTA関係の対応もしなければならず、家庭訪問も近づいてくる。運動会を春に行うところはもう実施計画 [続きを読む]
  • 音楽科の学力は歌える曲の数ではなく自分で歌えるようにする方法の獲得
  • 極端に言えば一つの教材をとことん取り上げて、楽譜の読み取り方、読み取ったことを試す表現、他者の表現の聴き方、その教材から想起される自分の音楽の創作などを授業のねらいとする。ちなみに楽譜は音譜だけのことを言うのではなく、音楽記号はもちろん、歌の場合は当然ながら歌詞も含まれる。歌える曲を数多く持つことは、その人の個人の文化的財産になる。望ましいことだ。けれどもそれが、いつでも他者からの働きかけによって [続きを読む]
  • 若い教師の感性に期待するからこそ〜マインクラフトの村民を作るな〜
  • 若い教師と話す機会を持った。おかしいことはおかしいと感じていることがわかった。「では、どうして君は、おかしいと思っているのに周囲に合わそうとするのか」尋ねてみると、「合わさないとやれない」と答えが返る。合わす意味があるのか、とさらに聞くのはヤボであろう。おかしいと感じているのだから、そこに意味がないのはとっくに本人もわかっている。私は若い頃からどこへ行っても、おかしいと感じることはおかしいと言い、 [続きを読む]
  • 現実の虚と過去が拓く未来
  • 現実の大人社会は、なんでもありの空虚さがあからさま過ぎる。歴史上の人物が好きであると言ったのは司馬遼太郎である。私は若い頃がら司馬遼太郎の描く歴史上の人物が好きである。作品で言えば『峠』『花神』は高校時代に何度も読み返した。歳を重ねるまであえて手をつけなかった『坂の上の雲』は、さすがに人気が高いだけあって、読み応えは十分であった。正岡子規への愛情もさることながら、広瀬武夫への尊敬の念を込めた書き方 [続きを読む]
  • 学びの共同体も「学び合い」もごちゃごちゃの教育現場
  • 知人に学校の校内研修のまとめのような、手製の冊子を見せてもらった。以前は公立学校でも研修担当や補佐をして分厚いものを作った覚えがある。そのときも、文言の使い方や定義については誤解のないように慎重に扱ったものだ。ただしそのようなものを作っても学校外で話題になることもなく、下手をすればその学校の教員でもまとまったものを読んで次年度につなげる気のなさそうな者もいた。いくつかの公立学校で、私自身がそのよう [続きを読む]
  • ドビュッシー没後100年〜1918年3月25日死去〜
  • メモのような記事である。朝起きてから何か聴きたいなと思っていたら、100年前の今日にドビュッシーが亡くなったことに気づいた。明治150年、北海道の名付け親である松浦武四郎の生誕200年などと、今年は私が関心のあることの節目の年である。ただし、節目の年だからなんだ、と言われると、私も明解な気持ちはない。人間は5や10の倍数が好きだ。日本の伝統的文化で言えば、日本では元の中国以上に12年の倍数も好きだ [続きを読む]
  • ある文部官僚〜主権者のために働いた40年〜
  • 戦後直後に文部省に入り、長く音楽教育の担当をした官僚がいた。進駐軍と音楽用語の整理をしたり、戦前の唱歌で教材となるものを選んだり、当時を振り返って、大変な作業だったと言っていた。学習指導要領の試案では、小学校や中学校の実質的な草案をづくりに携わり、いわゆる文部省唱歌を教材のなかに入れ、必修教材とした。文部省唱歌については、音楽学者や音楽教育研究者、教育思想家、教育運動組織など、各方面から袋叩きに合 [続きを読む]