幻海 さん プロフィール

  •  
幻海さん: 旅とエッセイ 胡蝶の夢
ハンドル名幻海 さん
ブログタイトル旅とエッセイ 胡蝶の夢
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/kitasan999_555
サイト紹介文訪れた国は40ヶ国。いずれはラオスかミャンマーで暮らしたい。
自由文4つの旅行記、カンボジア(ベトナム)、ラオス、トルコ、ミャンマーは楽しいよ。日々のエッセイは釣りや想い出、戦争の記録、世界史こぼれ話等。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供34回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2016/07/18 11:40

幻海 さんのブログ記事

  • あの香り
  • あの香り バラの香り、そこはかとない梅の花の香。入れたてのコーヒーから立ち上る香り。美味そうな食物の匂い。思わず足を止める鰻屋から漂う匂い。カレーの湯気。シチューの湯気。焼き煎餅のショーユの焦げた香り。 綺麗な女の人とすれ違った時の、あっいい匂い。でもたちまち消える。 今日は残念ながら、良い香りの話ではない。と言ってウンチ系じゃあありません。やーね。 薄着の季節、半袖のわきから流れ出る香り。そう、 [続きを読む]
  • 風邪は異なもの味なもの
  • 風邪は異なもの味なもの 風邪には前兆がある。うーゾクゾク、首筋から背中にかけて冷や水が流れるような感じ。鼻が詰まって、寝る時に片方がふさがる。不快だ。苦しい。口を開けて寝るから、起きるとのどが渇いてヒリヒリする。 逆に鼻水が止まらない。ティッシュがいくらあっても足りない。ゴミ箱は使用済みのティッシュの固まりが溢れて、短時間で一杯になる。 クシュ、こんな話を書いていたらクシャミが出た。ついでに鼻水も [続きを読む]
  • クラゲ除け軟膏
  • クラゲ除け軟膏 クイズです。職場のボスが、どういう経緯か、取引先からこんな物を貰った。海でクラゲが寄ってこない成分をもった軟膏。 こんな製品を開発した会社があってね。何かこれ売るアイデアあります?あっ一つ持っていって下さい。 まっ、リアリティーを出すために、こんな会話をこしらえました。さておき、昼下がりの職場、夕方まで打合せも来客の予定もない。ボスが外出から戻ってきて、4-5人を集めて雑談。こんな物 [続きを読む]
  • 康・安国紀行
  • 康・安国紀行①(読み飛ばしてもよい)前振り 旅の始まりは準備から。普段履く五指靴下、しっかりとした大きめのリュックと温かいジャケット(共にブックオフの中古)、見栄えが良くて歩きやすい靴(履き心地は良かったが、脱着が不便なので、普段履いているものにした)。 そしていつもなら土地の言語の勉強と、現地のことを記した本。でも今回は時間が無かった。旅を思い立ったのが2ヶ月前だ。以前読んだティムールの本は、ブックオ [続きを読む]
  • 中央亜細亜の真珠、サマルカンド
  • 中央亜細亜の真珠、サマルカンド 行ってきました、サマルカンド(康国)。ティムールの眠るグリアミール廟。入り口のゲートはさほどでもないが、中に入ると実に美しいタイル装飾の墓が、小道に沿って両側に延々と並ぶシャヒジンダ廟群。 19時、時間になってちょうど点灯されたレギスタン広場の息を飲む美しさ。ライトアップされたビビ・ハニム・モスクではミナレットの斜め上に、イスラムの象徴、三日月がかかっていた。 “聖なる [続きを読む]
  • 難民村の一日
  • 難民村の一日 もうすぐ最初の検問だな。整備された国道を一路北上する6輪トラックの荷台は、風が体にあたって気持ちが良い。国道とはいえ、街を離れると民間の車はほとんど走っていない。すれ違うのは、上は戦車、下はタイヤの自走砲や軍人を乗せたジープだ。 俺は荷台の上で背中をモゾモゾと動かし、少しでも心地よい態勢を整えた。そしてズボンのももの部分にあるポケットからタバコとジッポを取り出し火を点けた。この風では [続きを読む]
  • 安国と康国、史国
  • 安国と康国、史国 唐の都、長安。杏の花が咲き盛り、そのよい香りに包まれて都は春爛漫。下級官吏で青年貴族の張は、朝の都大路を馬の背にゆったりと揺られて大きなあくびを繰り返す。政治に熱心な青年皇帝は、軍事にも強く、北方の脅威、突厥は遠く西方に追いやられた。 この都の繁栄は千年続くことだろう。それにしても昨夜は飲み過ぎた。高いぞ、あの店。張はしかめかけた眉を直ぐに緩めた。あの娘、ソーニャといった。そう、 [続きを読む]
  • ミャンマーに住む
  • ミャンマーに住む 皆んな外国に行くならどこにする?うん、この質問ではいかんな。長期なのか短期なのか、はたまた住むのか分からん。自分は数年後にミャンマーに住んで、日本語教師になるべく学校に通っている。週一回で2年間、半分終わった。でも本当は住むならラオスの方が良かったな。 イラワジ(エーヤワディー)川よりメコン川だ。母なる豊饒のメコンだ。でもラオスには日本語学校がない。まあミャンマーのビザ更新の時に(ビ [続きを読む]
  • オバQな世界 - 続
  • オバQな世界 - 続 サウジ、ジェッダの下町に出ると市場や食堂が並んでいる。ひげ男たちは東洋人の自分に結構優しい。一緒に茶を飲まんか、と誘われた。リヤドには世界有数の規模のショッピングモールがあるそうだが、行ったところで自分には縁がない。 下町の市場には商品が溢れている。しかも安い。子供がよほど大切にされているらしい。こじゃれたデザインの子供服が沢山売られている。200円とかで買える。息子に何枚か買って [続きを読む]
  • オバQな世界
  • オバQな世界 ボックはお化けのQ〜太郎〜。藤子不二雄氏の人気マンガも、今では忘れ去られた。オバQを知っている人はよほどのマニアか、或いは相当年がいっている。自分は別にオバQが特に好きなわけではない。ただあの貫頭衣のようなダボダボの白服を、中東の男性が着ている服に例えた奴がいた。「あのオバQ達は----」 オバケのQ太郎をくっきりとイメージ出来る自分は、何のことを言っているのか直ぐに分かった。自分は彼ら [続きを読む]
  • DNA、素の自分
  • DNA、素の自分 男は本当に好きな子の前では、動きがぎこちなくなり、スムーズに話しが出来なくなる。そしてしばしば気持ちと正反対の行動を取って嫌われる、と前回書いた。 あれはいったいどういう摂理なんだろう。神様って意地悪?人間って満たされない方が良いわけ?ウーン、自然界に無駄はなさそう。何事にも、その理由(合理性)があるんだろう。 男が本命に逃げられ、特に意識もしていなかった子に親切にして結ばれたとする [続きを読む]
  • 余 貴美子さん
  • 余 貴美子さん ハマのマリア、余貴美子さん。朝ドラ「半分、青い」で産婦人科医の役で還暦になったが、ノンノン、同学年の自分は、もうちょい年上なのを知っている。そりゃ、同い年だからね。 余さんとは小学校2年(もしかすると3年)の時に同級になった。その後は残念、卒業まで一緒のクラスにはならなかった。今と違って子供がたくさんいたから。定員50人弱で、4クラスはあったので一緒になる確率は25%だ。 みんな余貴美子という [続きを読む]
  • 小学校の卒業旅行
  • 小学校の卒業旅行 実にささやかな卒業旅行だった。ただ気の合った男子4-5人で、電車に30分ほど乗って大きな公園に行き、一日中遊んだだけだ。でもそれは、本当に楽しい一日だった。 このミニ旅行の企画は自分だが、発案者はお袋だ。こんな風にみんなで行って遊んできたら。ナイス、お袋!小っちゃいが素敵なプランだ。あまり大人数では煩わしいので、俺はこっそりと友達を何人か誘った。2人にその計画を小さな声で話していたら、 [続きを読む]
  • ビートルズの来日
  • ビートルズの来日 ビートルズの来日は1966年、自分が10歳、小学4年生の時だ。世間は騒然としたが、その時俺は別段ビートルズの音楽に目覚めたわけではない。ビートルズを聞き始めたのは、ずーっと後年のことだ。むしろキューバ危機(1962年)やケネディ暗殺(1963年) の方がよく覚えている。 けれどもビートルズの来日には忘れられない想い出がある。ほら前回クラスの仕切りやの女の子のことを話しただろ。彼女は太っていて勉強は [続きを読む]
  • 或る午後の教室
  • 或る午後の教室 もう半世紀、50年も経つのだから書いてもいいと思うのよ。小学校高学年の、と或る午後の教室。給食の後の授業はけだるい。遠くから流れる先生の声を夢うつつで追っていたら、事件は起きた。自分は教室の真ん中辺に座っていた。突然後ろからシャーっという激しい水音がして、一気に目が覚めた。振り返ると、目が合った女の子が慌てて顔を伏せた。 その子の顔がみるみる赤くなる。真っ赤になった。後にも先にも、人 [続きを読む]
  • ガッジーラ
  • ガッジーラ この話しはまだ書いていないと思うけど。確認のためにブログを遡ってチェックしてみたら、タイトルだけで300を超えている。よく書いたものだ。 これが心療内科の治療だとしたら、難病の2つは直しているな。しかし根がズボラでチャランポラン(この語源は何?)な性格だから、元々大したストレスは溜まらない。 さて、その日アメリカ人の技術者(機械好きの兄ちゃん)を車に乗せて、仕事場に向かっていた。四方山話の中で [続きを読む]
  • 石持大漁
  • 石持大漁 一投目から当りが出た。釣れ上がったのは、トラギスだったかハゼだったか。どのみち大した獲物ではないが、幸先が良いじゃないか。海の底は食い気がいい。 京浜大津、春の早朝、ボートでアジを狙った。ま、アジはターゲット代表。釣れればキス、メゴチ、カサゴ、ベラ、カレイ、ウマヅラ何でも良い。但しフグやハオコゼ、ヒトデはいかん。 ボート屋で聞くと、イシモチが出ているらしい。手前から2つ目の海苔しびと言う [続きを読む]
  • 戦さの真相
  • 戦さの真相 薄々感じてはいたんだよ。でもこうもあからさまに言われると何だかなー。『謎とき日本合戦史(日本人はどう戦ってきたか)』(鈴木眞哉、講談社現代新書)を読むと、目からウロコが落ちる(パウロのように)。 我々も、はたまた本職の歴史家さえも、いかに軍記物の誤ったイメージに引きずられているかが分かる。軍記物はフィクションだ。話しを面白くするために脚色した物語なのだ。本人が実際に合戦を見たり参加した訳では [続きを読む]
  • 赤い軍服
  • 赤い軍服 井伊の赤備え、大坂冬の陣、夏の陣に於ける真田隊。赤い軍装は勇気の証し。戦場で目立つ赤い服(鎧)を身に着けて卑怯な真似は出来ない。赤を着たら、敵に背を向けて逃げることは出来ない。 大英帝国華やかなりしころ、英軍の赤い軍服(白い帽子)は、中国・印度・ビルマ・中東・アフリカで戦った。連戦連勝という訳ではない。アフガニスタンで、カイバー峠を2度目に超えたライフル銃隊は、敗戦を伝える軍医1名を除き、誰一 [続きを読む]
  • タイのオカマちゃん
  • タイのオカマちゃん たまにupすると、検索pageがピョンと100を超えるのが嬉しい。けどネタはあるけど書くのは結構面倒だ。勉強もあるしね。 近所にタイ料理屋が出来た。水曜日食べ放題1,100円で、相当美味い。今日の料理はスープ2種類、揚げ物、野菜炒め、炒飯、焼き蕎麦風(麺は米粉)、生春巻サラダ巻等々。特に青いパパイヤのサラダが美味かった。アローイ、マー。 タイで日本語教師をやっていた女性が帰国した。生徒が10人ほ [続きを読む]
  • 女 色いろ
  • 女 色いろ 最近は千円15分の床屋ばかりで、50年前よりも床屋代を使っていない。あの顔に熱いタオルをのせることは何年もやっていない。男にペタペタ顔を触られるのは大嫌いだ。オバちゃんでも、女の人ならよい。 床屋で順番待ちをして、どっちかな、オっちゃんかお姉さんか。どうやらお姉さん、ところが土壇場でバタバタと入れ替わり、オっさんになった時ほど頭にくることはない。ザケンナよ、と3日間は不機嫌が続く。 あまり [続きを読む]
  • あれっ?やっちまった!
  • あれっ?やっちまった! 若いころの話。真夏の外回りは楽じゃない。なんで暑いのにスーツを着てネクタイを締めなくちゃならないの。香港でも台湾でも、はたまたイギリスでもドイツでも、真夏にスーツの上を着るのは、よほどフォーマルな時だけなのに。日本人、馬鹿じゃないの。 海外出張に行っても、自分一人の時は着ないが、メーカーのアテンドで行く場合は仕方がない。夏の我慢大会になる。あー、いやだ。日本人辞めたい。 「 [続きを読む]
  • 言語学者
  • 言語学者 この年になって分かったことがある。言語学者って格好いい。子供のころ何になりたかった?俺は野球選手、という選択肢はゼロ。運動音痴だったし、野球は見るのはたまにはいいか程度で、やるのは大っ嫌いだった。 あれっそうかな?小4までは空き地で、ゴムボール・三角ベースで、日が暮れる迄遊んでいたけどな。まあいい。自分がなりたかったのは、今だから言うけど探検家だ。 子供向けの本で、リビングストン・スタン [続きを読む]
  • 琉球の唄
  • 琉球の唄 沖縄の音楽が好きだ。復帰前の沖縄に中1のころ家族で行って、バスガイドさん(髪の長いきれいな人だった)の歌う『安里屋ユンタ』に痺れた。沖縄戦で本土から来た兵隊は、替え歌にして、「またはーりぬ、死んだら神様よー」と歌っていたというエピソードを覚えている。 沖縄の唄は、底抜けの明るさ、大らかさの中に一抹の哀愁が含まれる。『島唄』『涙そうそう』『花〜HANA』。夏川りみの歌う『童神』『イラヨイ月夜浜』 [続きを読む]
  • お茶目な人
  • お茶目な人 前回、自分は変な人だってほんのちょっと(one episode only)披露したけれど、それが遺伝だとしたら、その85%は母親から受け継いだ。素敵な女はぶっ飛んでいるもんだ。 お袋は確か昭和4年の生まれだった。真珠湾奇襲攻撃が昭和16年で12歳、敗戦が昭和20年1月生まれで17歳か。昭和20年5月29日の横浜大空襲(B29x517機、P51x101機、死傷者約1万人)では、焼夷弾の降る中をモンペ、鉢巻で逃げ回り、機銃掃射も受けたと言っ [続きを読む]