メトロブラン さん プロフィール

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メトロブランさん: 箸にも棒にもかかりません
ハンドル名メトロブラン さん
ブログタイトル箸にも棒にもかかりません
ブログURLhttp://dingo1995.blog.fc2.com/
サイト紹介文箸にも棒にもかからない話
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供53回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2016/08/08 22:10

メトロブラン さんのブログ記事

  • 「妄想シリーズ AI編」
  • AI。今回は人工知能についての妄想である。AIについては、世界のインテリジェンスであるスティーブンホーキング氏やイーロンマスク氏が警鐘を鳴らしている。映画や小説においても、ディストピアの題材として使われることが多く、映画「マトリックス」や、手塚治虫の「火の鳥 未来編」などはその代表である。しかし、本当にそうなのだろうか?私はそうは思わない。もし本当に、すべてにおいて最善の判断をおこなうAIが生まれたら。 [続きを読む]
  • 「じぇねれーしょんぎゃっぷ」
  • 職場に新入社員が入ってきた。高専卒の21歳である。学校ではロボットのソフトを組んでいたそうな。私の所属する課は年齢層が高く、私ですら若手に入るくらいなので新入社員の子はダントツで若い。そして、いかにも理系らしい彼は、少し変わっていて、同期の中でも浮いているようだった。さて、私は昼休みに毎日構内をジョギングしている。そこに彼が突然現れた。「運動したいと思いまして」そう言って、彼も昼休みに走り始めた。彼 [続きを読む]
  • 「ホッピー日和」
  • 3連休最後の日曜日。現在は15時半だ。今回は久しぶりに天気の良いお休みだった。仕事が忙しくなってきたので、平日は残業が続いている。月曜日の夜に書くのは難しい。だから週末に下書き程度は書いておきたい。でも特に何も思いつかない。そんなときはこれだ。「とりあえず呑みましょう」外はまだ明るいのでホッピーにしておいた。理由はよくわからないけれども。金曜日。中華街に行って、舌がビリビリする麻婆豆腐を食べた。その [続きを読む]
  • 「かっこいい」
  • 150gの糖質制限が継続中である。体重は2kg落ちてからそこで安定している。やっぱりこれ以上落とそうとするなら、最低でも100gに制限するくらいでないと駄目らしい。そういう話をしていたら、妻が「お願いだから片岡鶴太郎にはならないで」と言った。片岡鶴太郎さん本人には失礼千万な言葉だが、まあ要するにやりすぎないで欲しいということだ。片岡鶴太郎さんは現在ヨガに傾倒しており、ヒヨコの着ぐるみで歌っていた頃とは別人の [続きを読む]
  • 「お金の話」
  • あるところに釣りの得意なAさんがいた。Aさんが海から戻ると、村人が集まり、「これとその魚を交換してほしい」となった。Aさんも魚ばかり食べているわけにはいかないので、畑を持っているBさんとは穀物とチヌを交換し、織物が得意なCさんとは布とフッコを交換した。Aさんは釣りの名人ではあったが、それでも潮目が悪い時や季節によっては釣れない日もあった。そんな時はAさんの奥さんが家にあった布と食べ物を交換しに出かけた。 [続きを読む]
  • 「シーフードベジタリアン」
  • 私が30代前半の頃。2年ほどシーフードベジタリアンだった。あまり聞きなれない言葉だが、意味はそのまんまである。きっかけは、どこかのお医者さんが書いた本であり、「そもそも日本人はずっとシーフードベジタリアンであったため、身体も牛肉や豚肉を食べるようにはできていない」という主旨であった。健康に関してもそうだが、「肉食文化を持ち込んだ挙句、やれ関税がどうのこうの…」「魚は自分で捌ける。でも牛や豚は無理だな [続きを読む]
  • 「制限してみようか」
  • 糖質制限のお話。職場の人が「何だか最近随分と痩せたなぁ」と思っていたら、糖質制限をしていたとのことだった。「一日糖質を20gに抑えていただけ」で、1ヶ月間に14キロも落としたそうな。糖を制限するだけで、そんなに痩せるものなのかと驚いたのだが、調べてみると一日20g制限というのは相当ハイレベルであることがわかった。ご飯を茶碗一杯食べると、それだけでもう55gだ。ビールでも350mlの缶で15g。私が毎朝豆乳と食べ [続きを読む]
  • 「秋だから」
  • 私は映画が好きである。小津安二郎、ヴィム・ベンダース、ビクトル・エリセなどといったマニアックな監督だけでなく、SFも恋愛映画もアニメも好きである。 好きな映画は数多くあるのだが、最近になって、「何だか妙に心に残っているなぁ」という映画が二つあることに気がついた。今回はそんなお話。「As good as it gets」邦題は「恋愛小説家」。ジャック・ニコルソンとヘレン・ハント主演の映画で、観たのはもう20年近く前である [続きを読む]
  • 「アスファルトの上の蝉」
  • 一日一善。電車で席を譲る、電車の中で振動とともに転がり続ける空き缶を拾ってゴミ箱に捨てる、自転車で豪快に転んだご婦人を助ける(一度だけあった)などといった中に、「アスファルトの上で弱っている蝉を、木に戻してあげる」という善行がある。すっかり涼しくなったこの頃は減ったが、夏の盛りはよくそんな蝉に遭遇するので、「よし、これで今日の一日一善は達成だ。ちょろいものよ」と思っていた。つい先日のことである。い [続きを読む]
  • 「ピロリその後」
  • 今年の7月にピロリ菌の除菌療法をおこなった。生き残ろうとするピロリたちとの壮絶な争いが私の胃の中で繰り広げられたのち、数十年もの間、繁栄し続けたピロリたちは(多分)駆逐された。ピロリたちが(多分)いなくなった私の身体にどのような変化があったのか。今回はそれを報告したい。まず、私の胃は確実に元気になった。除菌前は、お昼にちゃんとしたご飯を食べると、夜は「お酒とつまみぐらいでいいか」となっていたのだが [続きを読む]
  • 「そうだ、スッポンを食べよう」
  • 10年ほど前の話。幼馴染のYと話していた。Y:「人生には、いつかやりたいと思っていても結局やっていないことが多いと思わないかね」私:「いかにも、いかにも」Y:「例えば、スッポンだ。君は食べたことがあるかね」私:「ありませぬ」Y:「一度は食べてみたいと思わないかね」私:「食べとうございまする」Y:「うむ、私もだ。我々もまあ頑張ってはいるが、これから先、料亭などでスッポンを振舞われるような地位につくとは到底 [続きを読む]
  • 「音楽に関する妄想」
  • ジャズギターを習い始めて、もうすぐで1年が経過する。タブ譜で丸暗記していた時とは違い、楽譜を読み、コードトーンやスケールなども勉強しながら夜な夜な練習を繰り返してきた。なかなか物事を理解してくれない40年もののビンテージ脳みそと気長に付き合っているが、「どうにかこうにか入り口には立ちましたよ、私、ええ、立ちました」くらいは言えるようになったのではないだろうか、と自負している。まあ、自負だし、入り口っ [続きを読む]
  • 「Siri」
  • 先日。アイフォンのカバーケースが割れてしまったので、友人とアップルストアへ足を運んだ。気に入ったカバーケースをすんなりと選び、お店に来るのも何度目かだったので、「おいおい、会計は何処でするんだい?」ともならずに、スマートに会計を済ませた。そこですんなりと帰ればいいものを、正式名称も知らないのに、「あれ、見せてください」と店内の広告写真を指さして親切な店員さんに出してもらう。それはBluetoothのワイヤ [続きを読む]
  • 「推敲」
  • 3週にわたって、私にしては真面目な内容を書いてきたせいなのか、それとも夏休みで脳みそがバカンスモードになっているせいなのか、何も書くことが思い浮かばない。そういう時は過去にあった面白いことや、心の何処かにひっかかっている魚の小骨のように小さなことを分析してみたりして書くのだが、「過去にこんなことがあった」ネタが多過ぎるのもどうかと思い、今回はそれはやめておこうと決めた。さてさて。うん、何も出てこな [続きを読む]
  • 「マインドフルネス」(後編)
  • まず気がついた大きな変化は、味覚である。昼に出されるカレーは、野菜を塩で煮たものにスパイスを少し加えただけのような薄い味だった。初日は、「まあこんなものだろう」と思って食べていたのが、4日目くらいになると、「美味い」と、一口ごとに思いながら食べていた。なかでもジャガイモの味には感動した。ほのかな塩気とスパイスの味。それと絶妙に混ざるジャガイモのほこほこした甘み。マインドフルに咀嚼しながらも、表情が [続きを読む]
  • 「マインドフルネス」(中編)
  • 休憩時間というものはないので、「いやぁ、疲れたね、あっ、ところでどこから来たの?」という会話ももちろん一切ない。24時間ひたすら自分と向き合う。昼食の時間も1時間あるのだが、食事中もマインドフルに行動しなければならない。手を持ち上げる。手でカレーに触れる。食べ物の温度が指先に伝わる。指の一本一本の動きも意識する。口を開ける。噛む。舌を動かす。舌で味わう。トレイを持ってカレーを取りに行くのに加えて、こ [続きを読む]
  • 「マインドフルネス」(前編)
  • マインドフルネスという言葉がメディアに出てくるようになって久しい。私がこの言葉に出会ったのは20年近く前に旅をしたインドだった。そのときの体験は、今の私という人間を形成しているパーツの大部分を占めている。だから、できるだけ丁寧にここで書いてみようと思う。2000年の2月。私はインドのブッダガヤにいた。バラナシで知り合い、それから1ヶ月の間、行動を共にしたフランス人の友人に、「瞑想に興味があるならあそこに [続きを読む]
  • 「ピロリ」
  • 先月。生まれて初めて内視鏡というものを体験した。その体験だけを克明に書いてもいいのだが、問題はその結果である。「あなたの胃にはピロリ菌がいます」もちろんそんなのどかな文章ではなかったが、要はそういうことである。なんとなく名前は聞いたことがあるが、ピロリ菌とはなんぞや。まあ、名前もかわいいし、たいしたものではないだろうと思って調べてみたが、どうもこのピロリ菌は胃がんの原因になるらしい。まあピロリ菌が [続きを読む]
  • 「異邦人」
  • すべて太陽のせいである。私が働く会社ではサマータイムが採用されているので、この時期は明るいうちに家に帰ってくる。もちろん外はまだ暑い。駅から我が家までの道のりはアップダウンが多くて、ちょっとした運動である。その日も、暑い一日であった。家に向かう登り坂を歩きながら、「暑い」という言葉が自然と口から出てしまう。通り過ぎる家は、どこも窓を閉め切ってエアコンをつけているので、奇妙な静けさが漂っている。聴こ [続きを読む]
  • 「ライ麦畑でつかまえて」
  • 言わずと知れたJ・D・サリンジャーの小説である。この小説の原題は「The catcher in the rye」であり、世の中の大人を嫌悪する主人公が、「なりたいものなんてない。強いていうなら、ライ麦畑で遊んでいる子供達が危険な場所に近寄りそうになったときにその子を捕まえて守ってあげるような人になりたい。」と語る内容がそのまま反映された題名である。学校のレポート作成でこの小説を原文で読んだときに、私は思った。「ライ麦畑で [続きを読む]
  • 「夜中の3時に」
  • 現在、土曜日の早朝3時である。最近では平日にお酒を飲むことも減ったのだが、金曜日、忙しい一週間、梅雨の蒸し暑さ、等々の理由で大いに飲んでしまった。そして欲望のままに早い時間に寝てしまい、自然に目を覚ましたのが夜中の3時だった。「夜中の3時」というワードが出るだけで、The Blue Heartsの「無言電話のブルース」が頭の中に流れ出す。すると、その歌を聴いていた当時を思い出したので、つらつらと書いてみるのも面白い [続きを読む]
  • 「金縛り」
  • さて、梅雨真っ盛りである。紫陽花にまつわる切ない思い出話でも書こうかと思ったのだが、あいにくどの記憶を掘り返してみてもそんな話は出てこない。そんなわけで今回は夏らしく、私の金縛り体験について書いてみることにした。私が生まれて初めて金縛りを体験したのは中学2年生の夏であった。その夜。暑くて寝られなかった私は、ベッドから降りて床の上で寝ていた。部活もその頃はサッカー部に入っていたので、体は疲れているの [続きを読む]
  • 「緊張した男」
  • 前々回で「緊張」について書いた。緊張とはアドレナリンが出ている状態であるため、うまく気持ちを切り替えることができればすごいパフォーマンスを発揮することができるのでは、という主旨であった。さて、言うまでもないことだが、発表会の本番ではそうは問屋が卸さなかった。使い古された表現だが、まるで生まれたての子鹿である。手がブルブルと震えた。それでもなんとか演奏を続けているときに、「よくもまあこんなに震える手 [続きを読む]
  • 「嘘のような本当の話」
  • オーストラリアの高校時代はラグビーが中心だった。寮生活だったので、夕食が終わるとチームメイトと敷地内のジムに行き、ウエイトリフティングをガチャガチャとやってからまた寮で自炊して食べるという相撲部屋のような生活を送っていた。その結果、体重は90キロになり、学校の代表チームに入ることができた。ラグビーはオーストラリアの国技なので、私が通っていた比較的小さな学校でもチームが4軍くらいまであり、その下は1 [続きを読む]
  • 「緊張する男」
  • やばい。できるだけ美しい日本語を使いたいと思ってはいるのだが、今私に思い浮かぶのはこの言葉だけである。やばい。去年の10月からジャズギターを習っている。そして、その発表会なるものが今週末にある。「あなたも出なさい」と言われ、まあまだ先の話だし、その曲だけ練習していればなんとかなるだろうと、「あいわかりました」と答えたのが数ヶ月前。仕上がっていない。家で、猫たちだけしか聴いていないときは通して弾ける。 [続きを読む]