Happyending さん プロフィール

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Happyendingさん: With a Happy Ending
ハンドル名Happyending さん
ブログタイトルWith a Happy Ending
ブログURLhttp://happyendingstory.blog.fc2.com/
サイト紹介文花男の二次小説です。CPはつかつくです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供265回 / 365日(平均5.1回/週) - 参加 2016/08/26 13:58

Happyending さんのブログ記事

  • そんな夫婦の物語 21
  • 俺は昨晩一晩中考えていた。男性恐怖症だという牧野に、どうやって俺を男としてみてもらうか。しかも残り数日で。自分勝手な話だが、俺には時間がない。例え牧野が東京に出てきてくれたとしても、友達だとか、中途半端な立場で連れて行けばこいつを苦しめることになる。俺には政略結婚の話が上がってる。俺が戻り次第、ババァは話を推し進める気だろう。それは絶対に阻止するが、こいつにも覚悟をしてもらわねぇと始まらねぇ。俺と [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 20
  • 牧野と出会って4日目。俺の休暇はあと3日。圧倒的に時間が足りない。俺の気持ちは一晩寝ただけでも強くなるが、彼女の気持ちは全く予想ができない。外は今日も快晴だ。昨日と同じように朝から畑で野菜をとった。今日はちっせぇトマトが大量。こんなに食える訳ねぇだろって位に籠いっぱいにトマトの山。牧野によると、母屋のドクターにも分けるから丁度いいらしいけど。その後はやはり洗濯物干しだったが、『今日は手伝わなくていい [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 19
  • 「お寺ではね。賽銭箱にお金を入れて、願い事をするの。」「ふーん。」途中のベンチで休んでから、俺たちは目的の寺にまでやって来た。今、目の前にいる牧野は、すげぇご機嫌だ。憑き物でも落ちたように、ウキウキしている姿が可愛い。ハイキングなんて、普通の男女がすることかよ。でも、こんなに楽しそうなこいつを見られるんだったら悪くねぇ。「道明寺さんは願い事ってある?」願い事・・・あるに決まってんだろ。自分の気持ち [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 18
  • しばらく無言で景色を眺めてから、私たちはお寺に向かった。山の中腹にあるお寺は、古くからの木造建築で、重要文化財にもなっている。初めて来たけど、風情があってなかなか素敵なところ。けど、暑い時間だからかな、私たち以外の人手は見られなかった。「道明寺さんちのお寺もこんな感じ?」そういえば、道明寺さんもお寺の人だもんね。そんな思いから聞いてみた。そうしたら、道明寺さんがバツが悪そうに下を向く。「あのよ。」 [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 17
  • 午後は道明寺さんと山へ行くことになった。この辺りにはお寺が多い。山の中腹にあるお寺は、地元の人のハイキングコースにもなっている。だけど、私もこのお寺へ行くのは今回が初めて。けどなぁ・・まさか、下着を見られちゃうなんて、それどころか触られちゃうなんて。悪気はないことは分かってるけど、恥ずかしかった。でも、どうしてかな。恥ずかしいだけで嫌じゃないの。嫌悪感は全くなくて、道明寺さんが怖いとも思わなかった [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 16
  • 「凄い、まだ2日なのに、結構しっかりくっついてきてる!」朝早くから、畑できゅうりを取った後、チョンチョンチョンと傷の消毒をされている背中がくすぐってぇ。「これなら、5日位で抜糸できるかな。」「別に、急いでねぇよ。」もしも抜糸が出来なければ、東京に帰ってからすればいいだけのことだ。だが、それは言わねぇ。それを言ったら、ここに居る意味が無くなっちまう。俺はすぐに帰るつもりはない。帰る時は、こいつを連れて [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 15
  • 「電気消しますね〜。」「おぅ。」食事が終わり、適当にテレビなんかを見て、俺が案内されたのは進の部屋。この離れには牧野と弟の部屋しかねぇってことだから、必然的に俺は弟の部屋に割り振られた。少し前に、布団の準備をした牧野が、『じゃあ、おやすみなさい。』と出て行ったところだ。一日中一緒にいた女はあいつが初めて。だからなのか、少し離れただけなのに寂しいとか思っちまうなんて、どうかしてる。カチッ・カチッ弟が [続きを読む]
  • つぶやきです。
  • こんばんは〜(*^^*) Happyendingです。今日は風が強い一日でした。外で役員の仕事があったので、一日中風に当たってたら、それだけで疲れました・・( ;∀;)さてさて、今回のつぶやきなんですけど、花晴れの70話、ウェブですけれど、読んだ方おられます??司が石油王と提携結んだらしいですよ!!総ちゃんとあきらくん目線で、「好きな女と一緒になるため」ですって〜。疲れてふらふら帰ってきて、ふっと思い出してアプリを開い [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 14
  • 「姉ちゃん、今晩餃子なの?」見ればわかるけど、とりあえず聞いてみる。「うん!道明寺さん、お料理したことないって言うからさ。じっとしてるのも暇でしょ?お手伝いしてもらおうと思って。」そうかも知れないけどさ。でも、餃子って・・・姉ちゃんの餃子、ニンニクどっさり入ってるじゃん。普通・・・餃子する?初デートの時って、いきなりニンニク料理は選ばないだろ?まあ、この二人はデートって訳じゃないけど・・。「なんか [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 13
  • 「この真ん中にあんをのせて。これぐらいね?」「おぅ。」ボテッ・・「皮の周りに半分だけ水を付けるの。」「オッケ。」ペタペタ・・「で、こんな風に襞を作ってね。はい、出来上がり。」牧野が一瞬にして餃子の皮を折りたたんで、中に入れた肉を包んだ。すげぇ・・・とりあえず、俺も同じようにやってみるが、「ううん、違う。こう、こんな感じ。」居間のちゃぶ台で、座布団に座りながら並んで餃子を作る俺達。牧野がススッと俺に [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 12
  • 俺がプレゼントした口紅をつけた牧野と一緒に、商店街を進んで行く。手・・・握りてぇ。そう思っても、何故か今度はドキドキして、牧野を手をとることが出来ず、スキップをするように歩いている牧野の後ろを眺めながら歩いた。次に牧野が向かったのは八百屋と肉屋。何も期待なんかしてはいなかったが、本当に色気も何もねぇ場所だ。しかし、今どきこんな小売店が残っているんだな。「道明寺さん、今晩何食べたい?」「昼飯食ったば [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 11
  • 道明寺さんがプレゼントしてくれたピンク色のリップ。私が怪我を負わせてしまったお詫びをしたいのに、私がお礼をもらっているなんて変な話だよね。だけど嬉しい。何でこんなに嬉しいの?私が泣いたから、道明寺さんを焦らせちゃったんだよね。それにかなり勘違いしてる。私が泣いたのは、お化粧してないって言われたからじゃないのに。大きな体で、おろおろと焦ってる道明寺さんがなんだか可愛らしく思えた。ごめんね、道明寺さん [続きを読む]
  • だいぶ回復しました☆彡
  • こんにちは〜。Happyendingです。先日はたくさんのコメント、拍手コメント、ポチなどなどありがとうございました。お休みの間も、過去のお話を読み返しますよ〜などコメントも頂いて、嬉しいやら恥ずかしいやら・・・・。こちらでの纏めてのお礼とさせていただき、失礼にはなりますが、本当に感謝しております。おかげ様で、初めはこんなに辛くて普通の生活に戻れるのか?と心配でしたが、今朝からだいぶ楽になりました(*^^*)腰痛 [続きを読む]
  • ちょっとだけお休みします・・
  • こんばんは。Happyendingです。タイトル通りなのですが、少し更新をストップします。先週から体調が悪くて、頭痛や風邪や腰痛やが一気に来ていて、フラフラしていたのですが、なんと今朝は救急外来に行くレベルになってしまって・・・・。緊急で処置もしてもらって・・・・。久しぶりに周囲に迷惑をかけまくってしまいました(涙)。そんな状況で、今週の仕事は半日ずつに減らしてもらい、体調改善を第一目標にしなければ・・・と [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 10
  • 牧野の涙にマジで焦った。ボケボケしてるかと思えば弾ける様に明るくて、その笑顔にこっちまで楽しくなる。そんな女が溢した涙。俺は女の涙が嫌いだ。そこには計算された意図があるのが見え見えだからだ。だから女は嫌いなんだ。涙を拭いてやろうなんて思ったこともねぇ。だけど、牧野つくしの涙は違う。直感でそう感じた。俺に何かを求めてるんじゃない。もっと、内面的な・・・何か・・・・。それは一体何なんだ?そんなに自分で [続きを読む]
  • Spring Storm
  • こんばんは〜。Happyendingです!三月も残り一日となりました。今日は、今年度のお誕生日シリーズ最後を飾る、類君のB.D.ですね〜!パチパチパチ・・!総二郎、つくし、司、あきら・・まで頑張って、類誕をスルーすることはどうしてもできず(;^_^Aこれが最後っ!と思ってお話を絞り出しました(*'▽')←そこまで頑張ることでもないけど(笑)。そんなことなら連載書けよ〜ということはおいといて・・今回は時間が無いし、類君目線は難 [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 9
  • ____すっごく楽しい!!道明寺さんと一緒にモールにやって来た。約1週間一緒に暮らすわけだし、生活用品とか少しは準備しないといけないし。あとは、Tシャツとかいろいろ弁償しなきゃいけないし・・・。運転は下手だけど大好きなのに、道明寺さんにハンドルを取られちゃった。全開に開いた窓から風がボーボー入ってきて、会話するのもやっとだったけど、楽しかったな。いつもよりアグレッシブなドライブ。ふっと隣を見たら、道 [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 8
  • 「気持ちいいね〜。久しぶりに昼間っからドライブなんてするわ!」窓を全開にした牧野の車が海岸沿いを走ってる。左手には山、右手には海。その間に作られたクネクネ道。前後には俺ら以外の車は見えない。トロトロ・・・トロトロ・・・運転席には牧野。助手席に俺。俺が運転を代わるといったが、「怪我人なんだから、おとなしく乗ってなさい!」なんて言われて却下された。そんな怪我人の俺を昨日こき使ったのはどこのどいつ [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 7
  • 否応なしに取らされた1週間の休暇が、こんな展開になろうとは思いもしなかった。___けど、悪くねぇ。そう思う。自分の思うままに生きてみたい。かと言って、自分がどんな風に生きたいのかも分からない。仕事以外にすべきことなんて無かったし、したいと思うことも無かったから。だったらここで、このお節介な女と過ごすのも悪くない。俺は、この女が嫌いじゃない。むしろ、一緒にいたいと思っているから。「着替えは車にあるか [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 6
  • 眩しすぎ・・・燦さんと輝く日の光が自分の顔面に注がれているのを感じて、意識が浮上した。眩しくて目が開けらんねぇ・・右手で両目を覆いながら、そーっと瞼を開いた。だんだんと光に慣れていくと、天井のライトが目に入った。手術室だ。そうだ、あのまま寝ちまったのか。あり得ねぇ・・・俺としたことが・・・ふぅっと息を吐きながら左に顔を向けて、驚愕した。隣に低く置かれたストレッチャーの上に、女が眠っていた。俺の方を [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 5
  • 医療の表現があります。ツッコミどころ満載かと思いますが、広い心でお読みいただけると嬉しいです。***突如変化したこの状況に戸惑うなって方が無理だ。けれど、いきなり呼ばれた自分の名前にすぐに我に返った。「道明寺さんっ!お願い!あなた、奥さんを運んでくれる?奥のベッド、急いでっ!!」この俺に指示するなんていい度胸だ・・何て言ってる場合じゃねぇ。緊急事態だ。この牧野つくしという女もテンパってるんだろう。 [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 4
  • 「いやいや、災難だったねぇ、司君。」「本当にねぇ。」「だから、ごめんなさいって、何回も謝ったのよ!」「つくしちゃんはおっちょこちょいだから〜。」大柄なゲストが一人加わって、思ったより和やかな誠先生の引退パーティーになっていた。私の勘違いで助けたつもりが海に突き落としてしまったこの人は、『道明寺司』さんと言うらしい。びしょ濡れで戻って来た私たちは、それぞれにシャワーを浴びた。私は離れで。道明寺さんは [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 3
  • ザーッと、温かいシャワーを浴びた。背中の傷に湯がしみて、その痛みに思わず顔を歪めた。鏡を見ると背中に20センチ程度の傷跡が見えたが、大方の出血は止まっていた。この程度なら、別に縫う必要もねぇ・・か。さっきまでは気付かなかったが、体のあちこちに小さな傷もあるらしい。身体中に小さな痛みを感じた。だが、これは俺が生きてる証だ。こんな痛みすら、ここ何年も感じていなかった。荒れていた高校時代、意味もなく殴り合 [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 2
  • メルセデスAMG GTの限定モデル。特注品のエアロパーツは世界で唯一のもの。攻めの走りに対応するコーナリングの安定性に口角が上がった。趣味など持たない俺の数少ない楽しみがドライブだった。1週間の休みと言われても、特にすることなんてない。結論なんてすでに決まっている。望まない結婚と子孫を残すという義務。そんな足枷が増える日まで、唯々時間が過ぎるのを待つしかない俺が選んだのは、宛もないドライブの旅だった。つ [続きを読む]
  • そんな夫婦の物語 1
  • 「これは何ですか?」「良いご縁だと言ったでしょう。」「・・・・・。」道明寺ホールディングス日本支社。副社長の地位にある俺の執務室にアポもなく入って来たのは俺のお袋だ。だが俺は、ビジネスにおいて鉄の女と呼ばれるこの女を、母親だと思ったことなど一度も無い。その女がテーブルの上に置いたのは、中身を確認せずとも分かる、いわゆる釣書というものだ。ここ最近では直接話などしていなかったというのに、急に姿を見せた [続きを読む]