Happyending さん プロフィール

  •  
Happyendingさん: With a Happy Ending
ハンドル名Happyending さん
ブログタイトルWith a Happy Ending
ブログURLhttp://happyendingstory.blog.fc2.com/
サイト紹介文花男の二次小説です。CPはつかつくです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供355回 / 365日(平均6.8回/週) - 参加 2016/08/26 13:58

Happyending さんのブログ記事

  • 罠 8
  • 支社長就任パーティーは19時ジャストに俺の就任挨拶で幕を開けた。今後の日本経済に影響を与える、道明寺ホールディングス日本支社の人事異動。久しぶりに財閥の直系が支社長に就任するとあって、パーティーは緊張感に包まれている。これまで日本でのビジネス経験のない俺は、このパーティーで足元を見られるわけにはいかない。つまり、このパーティーで失敗は許されない。今後日本支社が掲げる改革とビジネスプラン。俺が考える日 [続きを読む]
  • 罠 7
  • 帰国して1週間が経った頃、俺の幼なじみたちが会社に顔を出した。何度も連絡はあったが、なかなか時間がとれねぇし、俺にとっては牧野が最優先事項だったから適当に無視していたら、奴らが勝手に執務室に乗り込んできた。しかも、こいつら、牧野と握手なんかしやがって。勝手にこいつに触ってんじゃねーよっ。俺だって、あのクリスマスイブ以来、手なんて繋いでねーんだぞっ。「なんだよ、機嫌わりーな。そんなに忙しいのか?」「 [続きを読む]
  • 罠 6
  • 3年ぶりの日本。年末は実家で過ごし、会社で用意してもらったマンションへ向かったのが1月2日。とりあえずの荷物はすでに送ってあったから、荷物を整理して、ひとまず必要なものの買い出しをするつもりであれこれ考えながら歩いていたんだけど、指示された場所に来てみれば、そこは社宅とは思えないぐらいに立派なマンションが聳え立っていた。まさか・・と思いつつ、コンシェルジュさんに聞いてみたら、やっぱりここで間違いない [続きを読む]
  • 罠 5
  • 牧野のことが好きだと自覚した俺。自覚したからには止まれねぇ。絶対に、この女を手に入れる。それはもはや決定事項。そのために彼女の情報を少しでもゲットしようと、もう一度彼女の履歴書をチェックし、誕生日が12月28日だということに気が付いた。危うくスルーしちまうところだったが、気付いた俺にはチャンス到来。ベルリンメープルのシェフらを借り出して、即席の誕生日パーティーだ。業務自体が何時に終わるか分からなかった [続きを読む]
  • 罠 4
  • クリスマスツリーを間近で眺め、クリスマスマーケットの屋台でドイツフードを堪能し、お土産はサンタクロースのオーナメント。楽しかったなぁ・・・。クリスマスマーケットからの帰り道。空気は凍りそうなほどに冷たくて、吐く息は真っ白。いつもなら、背中を丸めて凍えそうになっている筈なのに、今日はホクホクとした幸せな気持ちで足取りは軽い。隣を歩いているのは大柄なイケメンの男性。その人は、我が社の時期総帥候補との呼 [続きを読む]
  • 罠 3
  • 引き継ぎ業務の最中、牧野は俺の執務室のソファーで資料の整理をしていた。秘書室にはこいつのデスクも用意させていたが、1か月ばかりの事だったし、実際仕事が多すぎて、指示を出すにも近くにいた方が便利だったから。大手の取引先への挨拶を済ませれば、残りの関連企業への挨拶周りは基本的に西田の役目となったから、俺はここで牧野と二人きりの時間が増えた。「牧野、この資料は・・・」「企画のマイヤーさんですね。」「おっ [続きを読む]
  • 罠 2
  • 俺はドイツでの社内改革を終え、年始には日本へ異動となり、支社長として道明寺ホールディングス日本支社を任されることになった。日本は、ビジネスに関して、古臭く厄介な繋がりを重視する国だ。だがその日本で成果を上げることは、俺のキャリアに繋がるし、その後にも大きな影響を与えるだろう。だから、俺にとって、日本支社を任されるということは、かなり大きな意味を持つ。この日本支社への異動を、久しぶりに会った両親から [続きを読む]
  • こんばんは〜。
  • こんばんは〜。Happyendingです。恋のスパイス、最後まで応援ありがとうございました。もう、最後はグダグダでしたねぇ・・すみませんっ。そして番外編を希望して下さった方もいらして、嬉しかったです。ありがとうございます!ちゃんと考えて書こうとしていたんですよ!ハイ!それなのに、いきなり変なお話を始めてごめんなさいっ!いやいや、ここ数日、内容を忘れないうちに番外編を・・と思っていたのですが、あんまりビビッと [続きを読む]
  • 罠 1
  • 支社長・・すみません・・。ごめんなさい。でも、これが支社長のためなんです。そして、道明寺グループのためなんです。そう信じているのに、私の心の端っこで、自分は間違っているのかも知れないというシグナルが鳴る。この罪を犯せば、支社長に軽蔑され、嫌われて、もう二度と私に微笑んではくれなくなる。これは、支社長の逆鱗に触れること・・。だけど、これが楓社長の命令。背くことはできない。でも、こうすれば、支社長だっ [続きを読む]
  • 恋のスパイス 44 (完)
  • 「ただいま。」「おかえり。」___チュッ邸に帰ると、玄関にはつくしが待っている。こうして帰宅後すぐにキスをするのは、もう俺たちの習慣だ。新婚当初は恥ずかしいとか照れまくっていたつくしだが、今では少し背伸びをしてキスを受け入れる程だ。「葵は?起きてねぇ・・よな?」「あは・・うん。残念でした。明日の朝、抱っこしてあげて?」「おう。」つくしの肩を抱いて、俺たちの部屋へ戻っていく。どんなに忙しくても、この [続きを読む]
  • 恋のスパイス 43
  • 司の誕生日に結婚式をしたいと言ったのは私。道明寺財閥75周年パーティーは相当な規模になるし、招待客の接待だけで日が暮れる訳だから、同日に結婚式を挙げるには無理があった。それなら、彼の誕生日に結婚式がいいなって思ったの。司が生まれたその日にご両親に感謝するとともに、これから続く私たち永遠の愛を約束したかった。結婚式には社長と総帥、椿お姉さんと旦那様と子供たち、私のパパとママ、そして弟の進、幼なじみの優 [続きを読む]
  • 恋のスパイス 42
  • 11月22日に俺たちは入籍した。その日から、二人で正式にマンション暮らしを始めた。初めは邸で暮らすと言っていたつくしだったが、俺が反対した。邸にいると、執事やメイドやらがやたらと出入りしやがるから、慣れないつくしは気を使うだろうと思ったからだ。それに俺は、新婚の今だけでも、誰にも邪魔されない二人きりの生活がしたかった。そう考えたのに、入籍の翌日には、姉ちゃんがロスから飛んできてつくしを拉致。ショッピン [続きを読む]
  • 恋のスパイス 41
  • 「随分派手にやったみたいね。」クスクスと笑っているのは楓社長。「カリフォルニアワインを全部買い占めてきたか、良くやったな。」なーんて、頓珍漢なことを言ってるのは、この日初めてお目にかかる道明寺財閥総帥。「・・んだよ。初めから認めてるなら、そう言えよ。」そして、拗ねてるのは専務・・じゃなくて、司だ。「あら?あの頃は、あなたの片思いだったのではなくて?母親として、協力したつもりだったのだけど?」「・・ [続きを読む]
  • 恋のスパイス 40
  • 【ロスの夜 後編】正面の鏡に欲情にかられた己が映る。その腕の中には、俺が心から愛する女。好きで好きで、欲しくて欲しくて堪らねぇ。そこらのガキがプレゼントを強請るように、俺は牧野に飢えている。自分の欲を視覚で捉え、その姿が滑稽で、自分の浅ましさに自嘲しそうになった時、「うん・・いいよ・・・きて。」鏡越しに見つめ合う俺たち。俺に抱き留められながら、目の前の化粧台に手をついた牧野が、俺に向かって微笑んだ [続きを読む]
  • 独り言です。
  • こんばんは〜。Happyendingです。いつもたくさんの応援を頂き、ありがとうございます!『ロスの夜 後編』はですねぇ・・・先ほど書いていたら、しっかりR(といっても、私の書く程度ですよ?)になりそうなので、今夜(目標0時)にアップしようと思います。今朝は5時にアップしちゃったのに今更ですが・・・(;^_^A)公開コメントを下さった★様(一応伏字・・ww)、また非公開でも、ロスへの立ち寄りを希望して下さった皆様、後 [続きを読む]
  • 恋のスパイス 39
  • 【ロスの夜 前編】リムジンで到着したのは、ロサンゼルスメープル。当然スイートルームを抑えている。正面玄関に車を着けて、時計を見ればまだ21時だ。「腹減ってるか?」「ううん。さっき滋さんと結構食べちゃった。」「そういや、食ってたな。」俺がアスハルと今後の業務提携構想についてアバウトながらも話し込んでいた時、牧野は滋と意気投合して、会場内の食事を片っ端から食べていたようだ。腹いっぱいなら、直接部屋でもい [続きを読む]
  • 恋のスパイス 38
  • 「つくしったらぁ、可愛いんだからっ。私が、司を奪っちゃうと思ったの?」声の方向を見れば、滋さんがアスハル氏の腕をとってバカ笑いしてる。なっ・・・何で?私の頭の中は真っ白。ワインが回っているのもあるし、この状況がよく分からないし。「うっせぇぞ、滋。お前は、そいつとさっさと消えろ。」なんて、ちゃっかり日本語で牽制してる専務。専務が、私のことをギュウギュウ抱きしめるから、だんだん冷静になって、この状況が [続きを読む]
  • 恋のスパイス 37
  • 「ドウミョウジ、あなたとは一度話をしたいと思っていました。」「私もです。」アスハルが持つ原油の輸入ルート。道明寺は高度な原油の精製技術を持つ。その精度の高い石油は化学薬品から一般製品に至るまで幅広い需要がある。現在は、原油に代わるエネルギー開発に力を注いでいるものの、まだまだ原油のもたらす利益は大きい。「オオカワハラとは共同の油田を持っています。しかし、我々は精製ルートに弱い。」「技術協力が必要で [続きを読む]
  • 恋のスパイス 36
  • びっくりしたーっ。専務にキスとかされているうちに、いつの間にか目の前には、アスハル氏と大河原滋さん。私たち4人が向き合う形で、英語で挨拶を交わす。緊張している暇もなかった。滋さんは、専務のことを『司』って呼んでいた。話を聞いているうちに、二人はアメリカの大学時代の同級生だということが分かったけど。「司はね〜、モテモテのくせに、どんな女の子にも興味を示さなかったんだよね〜。」とか、「あ、でも一回私達 [続きを読む]
  • 恋のスパイス 35
  • 英国のマナーハウスを真似たイングリッシュガーデン。この時期に咲くバラの花はピンク色でとても綺麗だった。アンティークな内装が素敵なパーティールーム。高い天井から釣り下がる、豪華なシャンデリア。まるで夢のような世界。パーティーと言えば、メープルのホールしか経験が無かった。こんなに素敵な場所だなんて、ドキドキだよ。私は一度大きく深呼吸をした。周囲には、着飾った紳士・淑女たち。こんなところに鈴木さんと来る [続きを読む]
  • 恋のスパイス 34
  • あの日から、私は専務のマンションに潜伏中。こんなことでいいのだろうかと思うけど、気が付けばマンションに連れ込まれているというか・・・。マンションのキッチンがとても素敵でついついワクワクして、買い物に行きたいと言ったら、夜に専務が付き合ってくれた。マンハッタンには高級グルメスーパーがいくつかあって、かなり遅い時間まで開いている。久しぶりのスーパーに心が躍っちゃう。量り売りのお野菜とか、チーズとか。ワ [続きを読む]
  • 恋のスパイス 33
  • 「あ・・んっ・・」「気持ちイイ?」「わっ・・かんないよ・・ひゃっ・・・」「俺はすげっ、気持ちイイ。」初めての時よりは幾分冷静になれる。そして、こいつを気持ちよくさせようと必死な俺。じゃないと満足できねぇだろ?俺は自称尽くす男だし?愛する女の為なら、何だってしてやりてぇ。自分だけじゃなくて、こいつと一緒にイキてぇんだ。今日はきちんと避妊もしてる。だから俺もじっくり攻めてやる。「あっ・・やだっ・・・せ [続きを読む]
  • 恋のスパイス 32
  • 彼女なしでは生きられねぇ・・・そう思っているのに・・・「なぁ、西田。お前、ババァから何か言われてるか?」「何かとは?」「いや、何もねぇけど・・・。」牧野との旅行から帰り、とりあえずの日常に戻った。俺たちは恋人同士になって、いわゆるラブラブ・・っていう状況のはずだ。しかも、二人の間では結婚の約束もしている。というのに・・・カナダからの帰りのジェットの中、牧野の言葉に唖然とした。「あのね・・内緒にした [続きを読む]
  • 恋のスパイス 31
  • 夢か?そう思っちまうぐらいに、現実とは思えない時間だった。牧野が俺のことを好きで、俺に身を預けてくれた。今、夢だと言われても、頷けちまうぐらい信じられないことが起きた。あの鈍感牧野が・・だ。まさか、起きたら忘れてた・・とかいうオチじゃねーよな。バスの中、こいつが不安そうにしているのが分かったから、自分なりに気持ちを伝えた。幸せにするから、だから俺に全て任せて欲しい。結婚するという言葉も、子供が出来 [続きを読む]
  • 恋のスパイス 30
  • 「・・・う・・ん・・。」「起こしたか?」え・・?専務の声・・・なんで?そーっと目を開ければ、部屋の明かりが眩しい。あれ?どうしたんだっけ?うっ・・えっ?目の前に専務のドアップ。そして、ちょっと視線をずらすと、専務が全裸なのが分かる。パチパチと瞬きを繰り返して、やっと思い出した。そうだ、私・・・初めて・・・。うっ・・わぁ・・!!はっと自分の姿を確認すると、私も素肌を晒していて、明かりが煌々と灯ってい [続きを読む]