pop1280 さん プロフィール

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pop1280さん: 明るい部屋:映画についての覚書
ハンドル名pop1280 さん
ブログタイトル明るい部屋:映画についての覚書
ブログURLhttps://pop1280.hatenablog.com/
サイト紹介文映画をめぐる覚書。ハリウッドB級映画、マージナルな映画作家たち…。あなたの知らない映画のすべて。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供80回 / 365日(平均1.5回/週) - 参加 2016/08/29 22:03

pop1280 さんのブログ記事

  • 『地の塩』『青春物語』『地の果てを行く』
  • ハーバード・J・バイバーマン『地の塩』(Salt of the Earth, 1953) ★★マーク・ロブソン『青春物語』(Peyton Place, 1957) ★?ジュリアン・デュヴィヴィエ『地の果てを行く』(La bandera, 1935) ★?マーク・ロブソン『青春物語』は、アメリカではファミリー・メロドラマの名作として非常に有名なのだが、日本ではあまり知られていない。田園の四季を映し出す冒頭のシークエンスを始め、時折挿入される風景ショットにはハッとさ [続きを読む]
  • ウィリアム・ディターレ『ラブレター』
  • ウィリアム・ディターレ『ラブレター』(Love Letters, 1944) ★★★一般にはそこまで評価が高い作品ではない。星の数にはわたしの個人的な思い入れが多分に入っている。なぜだかうまく説明できないのだが、わたしはこの映画がとても好きなのだ。「ラブレター」というタイトルは非常にロマンチックであるが、映画の内容はそこから想像されるものとはいささかかけ離れている。フランスでの公開タイトル「嘘の重さ」(Le poid d'un men [続きを読む]
  • フィル・カールソン『ギャングを狙う男』
  • フィル・カールソン『ギャングを狙う男』(99 River Street) ★★★ ボクシングの試合のシーンから始まる映画は少なくない。これもそんな映画の一つだ。リングの上で二人のボクサーが激しいパンチの応酬をしあっている。パンチが入るたびに興奮してまくしたてる実況アナウンサー。やがて、一方のボクサーが片目を負傷し、闘いは終わる。ここまで、てっきりこれは、今まさに行われている試合を映し出した場面だと思って見てい [続きを読む]
  • イングマール・ベルイマン『愛のさすらい』
  • イングマール・ベルイマン『愛のさすらい』(The Touch, 1971) ★★ アントニオーニに寄せたような邦題よりも原題の「ザ・タッチ」 のほうが馴染みがある。一度も見る機会がなく長らく気になっていたベルイマン作品のひとつ。『狼の時刻』や『恥』のように今まで抱いてきたベルイマンのイメージを改めさせてくれるような作品をちょっと期待していたのだが、そういう意味ではいささかがっかりする内容だった。ただ、その一方 [続きを読む]
  • リカルド・フレーダ『神秘の騎士』
  • リカルド・フレーダ『神秘の騎士』 (Il cavaliere misterioso, 1948) ★★★ 18世紀のイタリアを舞台にジャコモ・カサノヴァが活躍する冒険活劇。『Don Cesare di Bazan』(42)、『Aquila nera』(46) につづいてリカルド・フレーダが撮ったコスチューム・プレイの傑作だ。蓮實重彦も某ベストテンのなかにこの作品を忍び込ませている。カサノヴァを演じるのはデビュー間もないヴィットリオ・ガスマン。この映画が7本目の出演 [続きを読む]
  • ロバート・シオドマク『ハリー叔父さんの悪夢』
  • ロバート・シオドマク『ハリー叔父さんの悪夢』 (The Strange Affair of Uncle Harry, 1945) ★★?ヒッチコックの『疑惑の影』のようなスモールタウンを舞台にした犯罪ものと一応は言うことができるだろう。しばしばフィルム・ノワールにも分類される作品である。しかし、シオドマクがこの前後に撮った『幻の女』 (44)、『らせん階段』 (45)、『暗い鏡』 (46)、『殺人者』 (46) などと並べて見るならこの作品はいささか異 [続きを読む]
  • 猫と映画と寺山修司
  • 今まで作っていなかったのが不思議なくらいだが、新しく「猫」のカテゴリーを設けることにした。いよいよ猫学を極めることを決意したからである。というのは嘘で、長い記事ばかり書いているとあまり更新できないから、ちょっとした小ネタを挟んでゆくことで、更新の間隔をできるだけ開けないようにする、そんな試みの一環としてである。まあ、小ネタなのでそんなに大したことは書いていない。気楽に読んでいただければと思う。さて [続きを読む]
  • フセヴォロド・プドフキン『脱走者』
  • フセヴォロド・プドフキン『脱走者』(Dezertir, 33) ★★『A Simple Casse』でトーキーを試みたものの果たせずに終わったプドフキンは、この『脱走者』で初のトーキー映画に成功する。「脱走者」というタイトルからつい戦争映画を想像してしまうかもしれないが、そうではく、工場のストライキを描いた映画である。むしろ「離脱者」くらいのタイトルが適当であろう。労働者運動からの離脱という意味だ。映画の舞台となるのはロシア [続きを読む]