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2016/09/06

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  • 共通テスト2024倫理を解説・分析する ー結局、哲学ってなんなの?やる意味あるの?ー

    政経につづき、今回は倫理です。この2科目は共通テストで傾向の差がはっきり出ています。最初にそのことを確認しましょう。 18歳成人・公共の影響 22年4月から18歳成人となりましたが、これと合わせる形で導入された「公共」の影響は無視できません。 つまり、

  • 共通テスト2024政治経済を解説・分析する ー政経を通して見える5つの傾向ー

    今年も共通テストの時期になりました。プレテスト+過去の共通テストからいえる政経の5つの傾向は、 読解力ベースで文章量が多い 初見の図表も慌てず丁寧に読み解くこと(ただし時間配分) 思考力よりも揺るぎない基礎知識が重要(=差が付くのは知識問題) 「コアとなる概念知識」の確実な習得で守備範囲が広がる 「具体的なシチュエーション」、時事的要素ふまえたインプットを というものです。 そして、結論から言うと、今回もこの5傾向に従った出題といってよいでしょう。 共通テストになってからは、科目を問わず読解量が多い、です。初日の1科目目という緊張がピークの状況もあり、気づけば時間いっぱいだったという受験生もい…

  • 共通テスト2023倫理を解説・分析する ー親ガチャを問う?時事的な出題も!ー

    政経につづき、今回は倫理です。この2科目は共通テストで傾向の差がはっきり出ている科目です。最初にそのことを確認しましょう。 2023 政経・現社 記事はこちら! www.yacchaesensei.com 「倫政」は独自問題なし=倫理と政経の記事にその内容を吸収します。 ※現社も数日中に掲載予定! 政経と倫理の大きな違いは? 共通テスト2023「政経」の分析を踏まえ、教員としては、

  • 共通テスト2023政治経済を解説・分析する ーなぜ今この知識が問われるのか?ー

    今年も共通テストの時期になりました。プレテスト+過去2回の共通テストからいえる政経の特徴は、 プレテスト 高校生の学習活動など身近な状況を題材にする形式 とはいえ差がつくのは知識問題 2021 読解力ベースで文章量が多い 初見の図表も慌てず丁寧に読み解く 思考力よりも揺るぎない基礎知識が重要 時事的要素ふまえたインプットを 2022 「具体的なシチュエーション」が重要 「コアとなる概念知識」の確実な習得が必要 とある程度形が固まってきました。 共通テストになってからは、科目を問わず読解量が多い、です。初日の1科目目という緊張がピークの状況もあり、気づけば時間いっぱいだったという受験生もいるよう…

  • 予定調和の「やらされ探究」になっていませんか?ー探究学習に投げかけたい3つの問いー

    久々の更新。探究に対するモヤモヤを形にしておきます。 まず、私はここ数年勤務校で探究学習を担当しています。 様々な機会を頂戴し、学校における探究学習の事例も、外部協力者を交えた探究も、相当数を見てきたと思います。素晴らしい事例から多くを学びました。 そして、コロナ禍で変化を迫られながらも、今も継続的に探究に関われています。タフですが大きな経験をさせてもらっています。 また、大学院でも理論的・実践的に(学校種を問わず)探究学習を見つめなおす機会を得たことで、「良い探究」を成立させるための視点が確立してきたように感じています。 もちろん、以下に記す視点は、今後も変化する部分が多々あるかと想像してい…

  • 情報共有が叫ばれるこの時代に「あえて知らない」こと 〜手のかかる生徒・保護者にどう向き合うか〜

    ちょっと思うことがあったので記しておこう。タイトルは単純化しているのでご容赦を。 気になる生徒の情報 このご時世だから、紙だろうとデータだろうと、基本的に学校でもあらゆる情報を共有している。 そして、リアルな話ではあるが、多少なりとも「気になる生徒」や「気になる保護者」の情報は教員間で共有する必要はある。

  • 共通テスト2022現代社会をしっかりめに解説・分析する ー18歳成人+公共への移行が前面に!ー

    政経編、倫理編に続き現社です。政経と倫理の出題は対照的にも思えましたが、現社はどうだったでしょうか。 政経・倫理 の記事はこちら! 「倫政」は独自問題がないので、この2記事にその内容を吸収しています。 www.yacchaesensei.com www.yacchaesensei.com いくつか踏まえたい前提もありますが、長くなるのでまずは問題を順にみていきましょう。教員目線と受験生目線を交えて、以下「現代社会」における興味深い出題に触れていきます。問題は毎日新聞から。

  • 共通テスト2022倫理をしっかりめに解説・分析する ー政経との明らかな違いは?ガッカリした出題も?ー

    政経編につづき、今回は倫理編。この2科目は共通テストで傾向の差がはっきり出ている科目です。最初にそのことを確認しましょう。 「2022 政経」の記事はこちら! www.yacchaesensei.com 「倫政」は独自問題なし=倫理と政経の記事にその内容を吸収します。 政経と倫理の出題の違いは? 共通テスト2022「政経」の分析を踏まえ、教員としては、

  • 共通テスト2022政治・経済をしっかりめに解説・分析する ー授業づくりのヒントが満載ー

    今年も共通テストの時期になりました。センター試験から解説記事はupしているのでなるべく続けたいですね。 さて、プレテスト+昨年度の初めての共通テストからいえる政経の特徴は、 高校生の学習活動など身近な状況を題材にする形式 とはいえ差がつくのは知識問題 読解力ベースで文章量が多い 初見の図表も慌てず丁寧に読み解く 思考力よりも揺るぎない基礎知識が重要 時事的要素に配慮したインプットの工夫を www.yacchaesensei.com という点でした。 そして何より去年解いた一番の感想は「政経は難しい!」ということでした。 時間内にあれだけの処理を精度高く、1日目・最初の科目という最大の緊張状態で…

  • 2021年に読んだおすすめ本5冊(教育系)+積読本を添えて

    年末年始に突入です。皆さん本当にお疲れ様でした。 今年も色々ありましたが、2021年に読んだオススメ本と、積読本も合わせて紹介します。社会科学編はいったん横において、ひとまず教育関係のものに特化します。 ①『探究する学びをつくる』 ②『人はなぜ集団になると怠けるのか』 ③『独学大全』 ④『ペーパーレス時代の紙の価値を知る ~読み書きメディアの認知科学』 ⑤『知ってるつもり~「問題発見力」を高める「知識システム」の作り方』 紹介しそびれた6冊目 読みかけ・積読シリーズ 「新評論」シリーズ おわりに

  • 中高生に引用を指導するときに工夫していること ~引用がメディアリテラシーを育てる?~

    ご無沙汰の更新です。自分でフラグを立ててしまったので、自分が引用について指導しているtipsをまとめておきます。 中高生の引用教育(言い方雑)の要を言語化したけど、長くなるしブログに書くかな…最近全く書けていない!引用は「全ての情報は再構築されている」というメディアリテラシーの根本を経験知として教える機会!という整理ができたのも一つ収穫。メディアリテラシーってそういうことの積み重ね。— やっちゃえ|Blended Learning (@Yacchaee) 2021年8月14日 前提として、勤務している高校では大学に進学する生徒がほとんどです。 以下の内容は中高生向けだと思いますが、場合によって…

  • 無料で使えるおすすめの席替え・グループ分けツール!~どれくらいの頻度で席替えすべき?~

    ゴールデンウィーク明けに、クラスで初めての席替えを行うケースは多いでしょう。 年間でも結構な回数になるであろう席替え、簡単に出来たらいいですよね。 非常に便利なツールを教えて頂いたので紹介します。 席替えメーカー! 実際の画面 改善していただきたい点は… グループ分けツール 席替え、どれくらいの頻度でする? 席が嫌で学校に行きたくない 流動性を高める

  • 共通テスト「公共」のサンプル問題を解いて感じたこと 〜2025年によく備えるために何が必要か?〜

    2025年から始まる「公共」の共通テストサンプル問題が出ましたね。 www.yomiuri.co.jp 問題等の一覧はこちらからどうぞ。 www.dnc.ac.jp 出題の「ねらい」が公開されているのが大きいですよね。 指導要領との対応も明記されているのが特徴です。公共はA~Cの大きく分けて3つの項目立てで構成されている科目です。 A項目「公共の扉」 B項目「自立した主体としてよりよい社会の形成に参画する私たち」 はセンター試験→共通テストの流れを踏襲するのは想定できますが、 C項目「持続可能な社会づくりの主体となる私たち」 でどのような出題が見られるか、個人的には注目していました。 ※プレテ…

  • 2021共通テストから学ぶ「教科の見方・考え方を生かす」とは? ー第1・第2日程の公民科目問題から「見方・考え方」に迫るー

    共通テストの問題がヒントをくれた気がしています。 政経・倫理・現代社会の公民3科目についてプレテスト(試行調査)、第1・第2日程の問題を解いたことで「見方・考え方」をいかに授業で扱うか、その考え方を少し整理できた気がします。 あくまで暫定解ですが、考えたことを記事にしておきます。 原典・判決文を読ませる意味 なぜ原典や判決文などを出題するのか? 見方・考え方を生かした出題の例 つかみたい構図 指導要領解説の文言が身近に さらに出題例! 奈須先生もこう言っている おわりに 原典・判決文を読ませる意味 プレテストでも最高裁判例の判決文を読ませ、並び替えをさせて法的思考を丁寧に辿る問題が出ていました…

  • 2021共通テスト現代社会をしっかりめに解説・分析する ー「〇〇」問題が公民3科目すべてで出題!新設「公共」をみすえた問題も!

    毎年やっているセンター試験公民科目のゆる解説、今年から共通テストなのでしっかりめの解説です。今回は現代社会編。 政経・倫理 の記事はこちら! www.yacchaesensei.com www.yacchaesensei.com プレテストの傾向・政経・倫理の分析を踏まえると、 高校生の学習活動など身近な状況を題材にする形式 読解力ベースで文章量が多い(倫理は読解力過多?) 初見の図表も慌てず丁寧に読み解く 思考力よりも揺るぎない基礎知識が重要 時事的要素に配慮したインプットの工夫が必要(特に政経) という特徴が出ています。 www.yacchaesensei.com これに加えて、コロナ禍の…

  • 2021共通テスト倫理をしっかりめに解説・分析する ー読解力・思考力はどれくらい問われた?資料・時事問題が増加?ー

    毎年やっているセンター試験公民科目のゆる解説、今年から共通テストなのでしっかりめの解説です。今回は倫理編。 「政経」の記事はこちら! www.yacchaesensei.com プレテストの傾向・政経の分析を踏まえると、 高校生の学習活動など身近な状況を題材にする形式 読解力ベースで文章量が多い 初見の図表も慌てず丁寧に読み解く 思考力よりも揺るぎない基礎知識が重要 時事的要素に配慮したインプットの工夫を という特徴が出ています。 www.yacchaesensei.com これに加えて、コロナ禍の社会情勢を含めた出題はどうなったでしょうか。 早速、大問1から解きながら、受験生目線も交えて解説…

  • 2021共通テスト政治経済をしっかりめに解説・分析する ー読解力・思考力はどれくらい問われた?時事的な出題が増加?ー

    毎年やっているセンター試験公民科目のゆる解説、今年から共通テストなのでしっかりめの解説です。 プレテストの傾向を踏まえると、 読解力を必要とする出題 高校生の学習活動など身近な状況を題材にする形式 とはいえ差がつくのは知識問題 でした。www.yacchaesensei.com これに加えて、コロナ禍の社会情勢を含めた出題はどうなったでしょうか。 早速、大問1から解きながら、受験生目線も交えて解説していきます。問題は読売新聞から。 初の共通テストで出題形式など変わったため、記事も長くなりますが、問題が面白いのでお付き合いを! 出題形式は変わっている 最初の2問は受験生殺し… 全く知らない場合、…

  • 【書評】藤原さと『「探究」する学びをつくる』②ー良いPBLのために…教師が果たす役割と行うべき習慣とは?ー

    書評(読んで考えたことを書き残す)記事、第2弾です。 第1弾はこちら↓www.yacchaesensei.com ということでこの記事は第2章以降〜第3章の前半についてのまとめです。※以下の引用部分の太字・色は記事筆者によるものです。 第2章 プロジェクトベースの学びとは何か なぜ探究が生まれたのか? 探究を支える学習「観」 不安定な状況から始まる 教師が行う5つの習慣 教師に示されるガイドライン プロジェクトにおける9つの要素 おわりに 「探究」する学びをつくる 作者:藤原 さと 発売日: 2020/12/04 メディア: Kindle版 第2章 プロジェクトベースの学びとは何か

  • 【書評】藤原さと『「探究」する学びをつくる』①ー日本の学校教育に足りないのは、理念?ー

    どう表現しても言葉足らずになる、素晴らしい書籍でしたので紹介します。 色々な「探究する学び」 を追及し、非常に参考になる記事をいつも発してくださる藤原さんが、(あえて)ハイ・テック・ハイに特化する形で探究本を書く、わけですからね。しっかり中身の詰まった1冊でした。 読んだ後の実感 あえて、同じ結果となるように 公正のための学校を「つくる」 日本における公立校の特色とは 意味があり、美しい学び 教員に求められる協働性 第1章が黙示すること おわりに 「探究」する学びをつくる 作者:藤原 さと 発売日: 2020/12/04 メディア: Kindle版 読んだ後の実感

  • 2020年に読んだオススメ本・2021年にかけて読む本

    圧倒的に長く感じた2学期も終わり、なんとか年末年始に突入です。皆さん本当にお疲れ様でした。 今年は大学院や執筆含め新しいことが舞い込み、その中でコロナ禍のオンライン対応を進めていく怒涛の1年でした。読書冊数自体は減ったかもしれません。 が、その分専門書や論文を読む機会が増え、オンラインでの学びの機会にも恵まれたかな…そして紙の書籍の素晴らしさを再び強く認識した年でした。 ということで、2020年に読んだオススメ本と、積ん読になっている本も合わせて紹介します。 ①『ブレンディッド・ラーニングの衝撃』 ②『問いのデザイン』 ③『聖なるズー』 ④『女性のいない民主主義』 ⑤『居るのはつらいよ』 ⑥『…

  • いつでもどこでも学べる時代に学校はどんな役割を果たすのか? ーコロナが生徒の科目選択に与える影響ー

    来年度の科目選択を本格的に考える時期を迎えた生徒たち。 色々な迷いを日々聞かせてくれますが、生徒の会話からとても考えさせられたことがありました。 どの授業を取るか? 取らなくても学べる 課外活動はオンライン化が加速 自分の思考を反省する むしろ言うべきことは 学校の役割とは? おわりに

  • 教員が行くのか、生徒が来るのか 〜授業のための「教室移動」の変化と意味〜

    たまにはコラム的な記事を。2学期が始まり1ヶ月。 コロナで大きく変わったことの1つが授業のための移動です。 小さなことですが、大きな変化が生まれている気がします。

  • UNICEF『子供の幸福度レポート』から分かること 〜精神的な幸福度を高めるために必要なことは?〜

    UNICEFから先日出されたレポートカード16こと、"Worlds of Influence Understanding What Shapes Child Well-being in Rich Countries"の全文に目を通しました。気になることをまとめておきます。 精神的幸福度が最下位の国は? 精神的な幸福度に影響する要素 子供が「選べる」環境をつくる ボディイメージと生活満足度 日々の言葉遣い、刷り込まれる行動 スクリーンタイムと幸福度 学校のプレッシャー? 大人も子供も"人間"なので 報道や参考になったソース データのない社会・ニッポン おわりに 精神的幸福度が最下位の国は?

  • 2020夏に読んだ本・読んでいる本・これから読む本リスト

    今年の夏はことさらに短い上に大学院の課題もこなしつつ、仕事もしつつ、なんというか休んだ感が全然ないのは私だけでしょうか… 積ん読が増えて行く一方ですが、皆さんの本リストが大変参考になるので、最近読んでいるもの、積んだままになっているものから、オススメしたいものをまとめておきます。

  • 【書評】『教師の勝算』学習科学の知見が詰まった良書! 〜あなたの学習観を再形成し、教育格差を問い直す〜

    再読して改めていい本だと感じたので広く読まれることを願ってます! 再読。装丁と邦題がアレですが、やっぱりいい本。認知科学の9原理に基づき教育を設計する知恵が得られる。原著は2009年だけど、5年後でも通用する大量のデータに基づいた原理だと著者が宣言するように、古さを感じない。主体的対話的で深い学びを支える良質な学習科学本の1つ。https://t.co/Xdwa1YFFZb pic.twitter.com/KbovrMDKVr— やっちゃえ@Blended Learning (@Yacchaee) 2020年7月25日 ざっくりいうと… 本書の核となるコンセプト 学習科学を扱わない「教職」 系…

  • ICTを活用してレポート課題をつくる・評価するときに大切なこと① 〜学習者目線を意識して〜

    オンラインから学校再開へ。怒涛の1ヶ月でした。ようやく今学期の終わりが見えてきました…。 書きたいことは色々ありますが、5月頭に課していたレポート課題とそのフィードバックについて。 オンライン授業期間に告知した課題のため、フルオンラインでも学習を進められるようにICTを活用してきました。 色々な問題点がありましたが、3つほどの打開策を紹介します。 問題1:紙の書籍にアクセスできない! 打開策1:自宅で閲覧できる資料を増やす オンライン大学院を経験して 実際に有効に使われたか? 問題点2:どんな作品を目指せばいいかわからない 打開策2の1:アンカー作品を掲載する 打開策2の2:FAQを掲載する …

  • ブレンディッド・ラーニングを実現するためのコツ・考え方をまとめてみた ー教員の思考を促す問いと合わせてー

    構想→実装→運用まできたブレンディッド・ラーニング(BL)に基づく授業。実際に運用して気づいたこと、作る側のコツをまとめておきます。 www.yacchaesensei.com www.yacchaesensei.com

  • 教科を問わず!学校でブレンディッド・ラーニングを実装する ー反転授業とステーション・ローテーションを使い分けるー

    はじめに いずれは全学登校を視野に準備せねばなりません。(中長期で学校をオンライン併用にする議論もあるだろうけど一旦置いておく) ここまで様々な試行錯誤をして来て、場に戻るわけですが、オンライン期間の投資をコロナを「しのぐ」ためのものとして終わらせるのはもったいないですよね。 そこで、withコロナの教育を考える際に、一気に仕組みを変えることはできないけど、オンラインの良いところを取り入れつつ、場・対面の良さも生かすにはどうしたら良いか?という問いに答えてくれるのがブレンティッド・ラーニング(BL)だと思います。 今日はその実装の結果報告と、今後のプランについてまとめます。

  • 学校再開後のブレンディッド・ラーニングを構想する ー多人数の授業をいかに運営するか?ー

    6月の段階的な学校再開に向けて動き出しています。 クラス単位の比較的人数の多い授業をいかに安全に、かつ学びの質を高めて展開するか、という問いを突きつけられているわけですが、そのヒントが満載の1冊がこれ。

  • Google Jamboardを使ってオンラインでの協働を促そう! 〜Classroomとも相性◎の便利ツール〜

    オンライン授業を初めておよそ1.5ヶ月。ある程度経験値もたまり、なんとか軌道に乗ってきたものの、今度は学校再開を見据えて動き出しています。 色々と書きたいことはありますが、学校再開後は多くの活動が「オンラインで行うか?」という検討の俎上にさらされるはず。 そのときに使えるであろうツールとしてGoogle Jamboard、通称「ジャムボード」の可能性を感じています。 Google Jamboardとは?

  • Spatial Chatでオンライン職員室のススメ② 〜ZoomやRemoに足りない、偶発的な「わちゃわちゃ」の場づくりを試してみた〜

    オンライン職員室の必要性を感じて試行錯誤を続けています。 なぜオンライン職員室をひらくのか? 生徒たちの現状 学校のゆるやかな関係性 救世主になるか?Spatial Chat 細かいけれど大切? よかった点 きになる点 教員目線で感じたこと おまけ なぜオンライン職員室をひらくのか? 経緯についてはこちらの記事をぜひご覧ください。本記事はその続編でもあります。

  • オンライン職員室のススメ〜授業以外での生徒とのコミュニケーションの場に困っていませんか?〜

    オンラインでの学校再開から約2週間。 遡って、突然の休校要請があった2月下旬からここまで2ヶ月。 色々ありましたが、Zoom・Google Classroom等を使い、なんとか教育活動を継続できるように組織として、個人として動いてきました。 この記事は、授業にとどまらず、学校の教員として何ができるか?を考えるための備忘録です。 デザインは、できる 余白は、なくなる 偶発的な営みの減少 オンライン授業も大切だけど… オンライン職員室について オンライン職員室の改善すべき点 新しいツールを試そうか おわりに おまけ

  • 【保存版】Google Classroomの使い方を教員目線でわかりやすく解説!〜授業の効果を高める実践紹介〜

    Google Classroomの具体的な機能についてまとめます。この記事を読めば、生徒のオンライン授業と学習をデザインしやすくなると思います。 4つのタブと3つの機能! タブ1:「ストリーム」 タブ2:「授業」 使いこなしたい4機能! 機能⑴:「課題」☆重要☆ 機能⑴補足:「テスト付きの課題」 機能⑵:「質問」☆重要☆ 機能⑶:「資料」 タブ3:「メンバー」 タブ4:「採点」 おわりに Classroom関連のおすすめ記事 クラスを作成した後からの解説です。 4つのタブと3つの機能! 作成したクラスを表示すると、下のような画面(一部を切り取っています)になるはずです。 クラスを表示するとこの…

  • オンライン授業で失われるものに光を当てていますか?〜なくなる「余白」をどう生み出すか〜

    今週のお題「オンライン」 ということで本校のオンライン対応、Zoom対応は色々こちらに書き連ねています。 www.yacchaesensei.com その中でも、今考えていることをざっとまとめておきます。

  • 【書評】本田由紀『教育は何を評価してきたのか』ー言葉に無自覚な教育改革が新たな問題を生み出している!?ー

    流行のさらっと読める新書、とは行かないかもしれない。 でも、日本の教育で語られる言葉に、特有の「内実」があること。データと引用を豊富に用いてその「内実」を示し、今の"教育改革"がむしろ多くの問題を生み出している可能性を示唆する1冊でした。 教育は何を評価してきたのか (岩波新書 新赤版 1829) 作者:本田 由紀 発売日: 2020/03/21 メディア: 新書

  • 高校生とZoom授業/座談会!手順や感想まとめ ~教員:生徒の割合がカギ!~

    コロナによる休校が決まってまもなく1ヶ月。生徒たちの様子も気になっているのと、Zoomによる学びを試してみたかったので、同僚とZoom授業(座談会)を2度実施しました。 同じく試行錯誤されている先生方のお力になれれば幸いです(3月末〜4月上旬にかけて断続的に追記中。記事末尾に追記していきます) 開催に至るまでの手順 これが今思えば大きかったのですが、

  • 【まとめ】中高生向けおすすめオンラインコンテンツ18選! ー2020コロナ休校を乗り越えようー

    Twitterでもまとめた内容ですが、一言コメントを添え、アップデート情報をまとめておきたいと思います。 ご利用にあたってですが、Webなどのサービスは個人情報取得など、利用規約やプライバシーポリシーを熟読し、保護者と相談の上でご利用ください。 特に未成年だけで使用する場合には注意が必要です。知らず知らずに個人情報を求められていることもあるので… ①Inspire High https://inspirehigh.com 13~19歳限定のオンラインコミュニティ。地方の意欲ある学生がこういうロールモデルにアクセスするハードルが本当に下がっていて嬉しい限り。10年前とは隔世の感。 ②ネットレ h…

  • 授業とはどのようなものであるべきか?ー学校の役割についての覚書ー

    よい授業ってどんな授業でしょうか? こういう記事が一番素が出る気がしますが、かつては(下のTwitterのヘッダにあるように)授業=「場の価値の最大化」と言っていました。 授業とは? 今もその考えは根底からは変わっていませんが、「場」って何だろう?「場の価値」ってどう決まるんだろう?という疑問もあるわけです。 結論としては、場を作るのは一人ひとりの生徒であり、年間なら年間で、形成的評価を続けて一人ひとりを見取っていくことを教員がないがしろにしてはいけない、授業でそれを放棄しては見るべきものが見えない、と思う(棚あげ)ようになりました。 雑記ですがそこに至るまでの道のりを書いてみます。 ①確かな…

  • 子どものスマホ依存に悩む保護者・教員がすべきことは?ー熱心な親ほど陥りやすいジレンマー

    スマホ依存について。 結論を先に言っておくと、 「スマホ依存の子供のいる家庭に本当に必要なのは、スマホ断捨離術ではなく家庭での会話だ(orスマホよりはPCを!)」 ということになるでしょうか。 動画は1.〇〇倍速? 学校に助けを求める 指導と管理の会話になりがち 本当の原因は? 教員目線で考えると 高校段階になると 特効薬はない、、が 1人1台ノートPCを おわりに

  • 学校で大切にしたいことを見つけたー授業「デザイン」の落とし穴から見えた景色ー

    1月から3月の学校はちょっと好きかもしれない。 生徒に少しの余裕がある ちょっと余裕があるのです(まだこの時期は)。 試験前やプロジェクトの大詰めになってくると疲弊して本当に自転車操業の生徒も増える中で、新しい年は一旦リセットされることも多いですよね。 概論であって例外は必ずありますが、

  • 政経担当教員がセンター政治経済2020をゆるく解説するー今年の政経は世相を反映する思いが強め?ー

    センター2020公民科目のゆる解説第2弾*1です。第1弾は倫理でした。 www.yacchaesensei.com さて早速大問1から解きながら解説していきます。 大問1「平等」リード文が良い! テストの誤答の作り方 消費者問題・労働問題 問題8は基礎的な良問 日本の難民受け入れを問う 2020年!憲法改正要件! 外国人の人権 沖縄・辺野古住民投票 SDGsはここにも 難問登場! 増加?「3つ」の正誤問題 自国第一主義のなかで 公共はこういう出題が増えそう 大衆民主主義を問うてきた! ナチスの正確な理解も 最後は憲法ドボン問題! おわりに 大問1「平等」リード文が良い! 小論の演習に使えそうな…

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