yukemuriのブログ さん プロフィール

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yukemuriのブログさん: yukemuriのブログ
ハンドル名yukemuriのブログ さん
ブログタイトルyukemuriのブログ
ブログURLhttps://yukemuri.muragon.com/
サイト紹介文コント(掌編小説), いろはカルタに纏わる思い、人情の機微に触れる江戸川柳色は匂へ、趣味の5・7・5
自由文玄冬期に入って、遊行ライフを執筆と読書で過ごしています。俳句108句、掌編小説108本を推敲編集して整理を終わりたいと思っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供300回 / 365日(平均5.8回/週) - 参加 2016/09/11 16:08

yukemuriのブログ さんのブログ記事

  • 江戸を見れば 104  柳沢吉保 大老となる
  •  1706年宝永3年丙戌(ひのえいぬ) 幕府は相も変わらず財政の窮迫を救うために元禄銀の銀の含有量を50パーセントとして新銀貨を鋳造・発行した。  通貨は膨張して実質低下となり物価は騰貴するもそれを抑制する政策は打てなかった。諸物価引き下げ令を出し、暴利の豆腐屋まで処罰する一方、相も変わらず生類憐みの令に違反するものを厳しく処罰した。   生類憐みの令において多くの保護規定が出されたのは、犬に関す [続きを読む]
  • コント 78  カフエ・ダンチョネ 教員採用一次試験
  •  登場人物 ◆語り手(男) ◆大木 進(72歳年金生活) ◆鈴木陽一(進の親友カフエのマスター) ◆三浦信江(三浦夫妻の末娘22歳)   M(コーヒールンバ) FI FO 語り手 「平成20年6月21日土曜日、梅雨が空けて夏の日差しの中に映る風景は湯け   むりの中であります。    県教育界を舞台にした教員採用試験にかかわる贈収賄事件の全容が明るみに出て一   週間、一か月後に迫った今年の教員採 [続きを読む]
  • 江戸を見れば 103  伊勢お陰参り大流行
  •  1705年宝永2年乙酉(きのととり) 幕府は1月に禁裏御料に1万石を増献して、3万石とした。  参考=禁裏御料(きんりごりょう)は皇室の所有地の総称。禁裏とはみだりにその中に入るのを禁ずる意味で、宮中、皇室、御所、禁中のこと。  これは将軍綱吉の皇室尊崇の表れで、文治主義の反映である。  7月には柳沢吉保の引退にあたっての三事(城中出入時の門番らの下座と在所諸大名からの呈書と贈り物の廃止)を決め [続きを読む]
  • コント 77  カフエ・ダンチョネ  誘 惑
  • 「今でも私は信じられないんだよ。」 「先生、ごめんなさい。自分でもどうしてこうなったのか分からないんです。」 「学生時代からずっと君を見守っていた。真面目で、がんばり屋で、明るく正義感の強い自慢の生徒だった。そのままの君が教師になって君の成長を一番の楽しみにしていた。」 「ごめんなさい。不正なお金を受け取ったのは生まれて初めてなんです。」 「私も責任を感じている。君を教育委員会の指導主事に推薦した [続きを読む]
  • こんと76   カフエ・ダンチョネ  作  藤 正吾
  •  登場人物 ◆語り手(男) ◆大木 進(72歳年金生活) ◆鈴木陽一(進の親友カフエのマスター) ◆藤田香代(町の花屋65歳、59歳の時に主人を亡くす) ◆三浦 光(客56歳55歳でリタイヤIT企業の元課長) ◆三浦俊子(客 三浦光の妻57歳) 語り手 平成20年6月15日(日曜日)の午前、梅雨の晴れ間に窓から眺める風景は湯    けむりの中であります。 M 鶴田浩二のダンチョネ節 BG FO 語 [続きを読む]
  • 教育の基本 38  トップダウン & ボトムアップ
  •  大分県が誇るキヤノン株式会社の会長、御手洗冨士夫氏が社長時代に発言した言葉が強く私の心に残る。 「トップの任務は知恵を出し、目標を決め、戦略を立て、そして先頭に立って結果を出すことだ。」 「実行段階では現場からの意見をくみ上げて、自分の意見をチェックし、修正するのは当然のこと。」 「部下に知恵を借りるのなら、その部下が上に立った方がいい。」 「上に行くほど私的な生活はなくなる。嫌ならおりろ、とい [続きを読む]
  • 江戸を見れば 102  武士に対する刑罰が緩和
  •  1704年元禄176年甲申(きのえさる) 綱吉の文治政治の象徴ともいうべき湯島の聖堂が前年の大火によって類焼したのを再建し11月に落成、遷座式が催された。  文治主義(ぶんちしゅぎ)の具体化として、武士に対する刑罰の内容が緩和された。半面、幕臣や役職の綱紀の弛緩が現れ始めた。  参考=武士の刑罰例、閉門・逼塞(ひっそく)・遠慮は武士や僧侶に対する監禁刑。自宅での謹慎で閉門が一番に重かった。門や窓 [続きを読む]
  • つぶやき 113    李下に冠、瓜田に履か
  • 『御大切の身の上を御存じなれば何故夜夜中(よるよなか)女一人の処へおいでなされました、あなた様が御自分に疵をお付けなさる様なものでございます、貴方だッて男女七歳にして席を同じゅうせず、瓜田に履を容れず、李下に冠を正さず位の事は弁(わき)まえておりましょう。』 (三遊亭圓朝『怪談牡丹灯籠』)より  参考=李(すもも)の下で冠をかぶり直すために手を上げると、すももを盗ろうとしているような誤解を与え、瓜 [続きを読む]
  • 江戸川柳 色は匂へ  「ぬ」の3 抜身 4 濡れの幕
  • 抜身の中へ飛込むは湯番也     湯屋での喧嘩はつい笑っちゃうね。  抜身=抜いた刀。転じていわゆるふりちん。 義朝はぬき身をさげてうち死し   侍や暴力団員の抜き身は命がけ。 4 濡れの幕   ぬれの幕=濡れは情事の意。歌舞伎で男女の痴態を演じる場面。 ぬれの幕などで仲人返事させ    仲人の作戦。にくいね。 ぬれの幕下女のび上り叱られる   夢中になってしまったわ。 元禄前句附 15 (前句) [続きを読む]
  • つぶやき 112  祝日を勝手に動かすご都合主義
  •  このご都合主義が、日本の政治の姿を国民に示している。  国民の祝日を政治主導で勝手に動かされると精神的に安定感を欠く。祝日だけではなく、あらゆることが誰かのご都合で勝手に動かされているのではと思ってしまう。 一度決めた国民の祝日は「取り消さない限り」誰かの都合で勝手に動かしてはいけない。これぐらいのことはと思うかもしれないが、そこが「一事が万事」である。  日本国憲法まで誰かのご都合で動かしてい [続きを読む]
  • 江戸を見れば 101  大石ら46人、切腹
  •  1703年元禄16年癸未(みずのとひつじ) 大石ら46人は2月4日に武士の礼をもって切腹させられた。その家族も縁坐によって処罰され吉良家の一族もそれぞれ処分された。  縁坐=犯罪人の親類縁者が連帯責任を取らされること。  切腹した46人には19人の男子がいたが15歳以上の者は4人で、4月27日に大島に遠島になった。それ以下のものはみな出家となった。  3年後の宝永3年に許されて帰ったが、ひとりだ [続きを読む]
  • つぶやき 111  バランスが崩れた現代を
  •  古代インドには、人生を4っつに分ける思想がある。 学生期(がくしょうき)=世間に生きるすべを学び、体をきたえ、きたるべき社会生活のためにそなえる青少年の時期である。 家住期(かじゅうき)=大人になって職業につき、結婚して一家をかまえる。子供を産み、育てる。 林住期(りんじゅうき)=職業や、家庭や、世間のつきあいなどのくびきから自由になって、じっくりと己の人生をふり返ってみる時期。 遊行期(ゆぎょ [続きを読む]
  • つぶやき 109   六 病 息 災
  •  久しぶりに2歳年上の先輩にスーパーマーケットで出会った。  学生時代から、就職をしても何かと面倒を見てもらった。  先輩はいつも笑顔でユーモアたっぷりの厳しい助言をし、その時その時のチャンスを先輩の権限で後押しをしてくれた。  現職最後の後押しは進路指導のレポートで全国大会の県代表に推薦してくれた。  先輩は現職中に心臓にペースメーカーを埋め込みながら自分の職責を全うされた。その後、多くの病を抱 [続きを読む]
  • つぶやき 108   蜘 蛛 の 糸
  •  証人喚問をラジオで聞きながら、随分と以前に読んだ芥川龍之介の蜘蛛の糸の一場面を思い出した。 「或日の事でございます。お釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。・・・すると地獄の底に、犍陀多と言ふ男が一人、外の罪人と一しょに蠢いてゐる姿が、御眼に止まりました。・・・」  頭のない尻尾がなりふり構わず蜘蛛の糸にしがみついて地獄からの脱出を図ろうとしている姿に見えて [続きを読む]
  • つぶやき 107   平成ダンチョネ節
  • 訴追 訴追で   喚問くぐり   日本の誇りをネ  潰します     ダンチョネ 佐川さんが    日本の政治   世界の人がネ 見ています    ダンチョネ さすが東大    佐川さんは   嘘も方便ネ お釈迦になる   ダンチョネ 日本の忖度    アメリカ様よ  拉致の問題ネ 無関心      ダンチョネ  民主主義も憲法も死んだ。これからの日本国家はどの道を進むのか。 風呂に入ってダンチョ [続きを読む]
  • 江戸川柳 色は匂へ  「ち」の3 地女(ぢおんな)4 乳
  • 地女にびれつくむす子高がしれ   大胆に金を使えよ。色道を極めれ。 参考 地女=素人女、地ものともいう。びれつく=色気を出す。でれでれする。 「ち」の4 乳 かりた子に乳(ち)さがされてちぢむなり  かあさんじゃない。姉さんだよ。くすぐっ                      たあ。 乳の黒み夫に見せて旅立たせ      分かりましたか。了解。 いい縮み嫁の乳首がすいて見へ     大胆な嫁だ [続きを読む]
  • 江戸を見れば 100   赤穂浪士討ち入り事件
  •  1702年元禄15年壬午(みずのえうま) 将軍 綱吉、時の権力者、老中上座の柳沢吉保。日本国の人心は乱れに乱れていた。  大坂の男伊達五人男処刑。旗本某偽印で町人から借金を斬罪。犬を殺した馬喰、切腹。勤務なしの京町奉行某を罷免、賭博犯を処罰、旗本3人斬首、18人を遠流。農民と商人38人を処罰。  そのような社会状況の中、12月15日の早暁4時ごろ、赤穂藩元家老大石良雄ら旧藩士47人は江戸本所松坂 [続きを読む]
  • 江戸を見れば 99  「遺恨、覚えたるか。」武士の面目
  •  1701年元禄14年辛巳(かのとみ) 柳沢吉保(よしやす)(保明)独り舞台の権力者となる。  綱吉は12月26日に柳沢保明の屋敷に出向き、松平の家号と綱吉の名の一字「吉」を与え、徳川家の一族に準ずると面令した。  保明の父安忠は将軍家光に数十年にわたり奉公し、保明(吉保)も20歳代から奉公し、儒学の弟子として人臣の模範として綱吉に奉公した。前例のない側用人から老中上座に異例の栄達をした。  今も [続きを読む]
  • 江戸を見れば 98 将軍綱吉の「易経」講義終了
  •  1700年元禄13年庚辰(かのえたつ) 将軍綱吉が自ら講義した「易経」が11月21日をもって終了した。  1693年、元禄6年4月20日に開講して8年、240回の講座であった。  聴講者は門跡(もんぜき、宮門跡、摂家門跡、准門跡)三家、大名、旗本や僧侶、社人、山伏、保明ら側用人の家人などであった。  参 考 門跡=一門の法跡の意。祖師の法統を継承し、一門を統領する寺、また、その僧侶。皇  子・貴 [続きを読む]
  • 江戸を見れば 97  金融緩和と物価上昇
  •  1699年元禄12年己卯(つちのとう) 幕府の無策な政策と金の含有量を減らした悪貨の流通で、通貨は膨張して物価の急激な高騰を招き人民の生活は非常な不安と困窮に襲われた。  それに対して幕府は倹約令を以て対応したのでますます不安定な社会状況となっていった。  大和郡山や江戸の大火、肥前の津波、津軽暴風、肥後・豊後の洪水と日本列島は自然災害で、「捨て子」の再々禁止令を出さなければならないほど人民は生 [続きを読む]
  • 江戸川柳 色は匂へ  「と」の3 湯治 4 富
  • 一チ弐もく湯治がえりはつよく成り   退屈は碁を強くする。 湯治場で何にも知らぬ残念さ      勝負事・芸・博打、知らないよ。 湯治から帰ってわるい芸がふえ     花札も強くなったぜ。 「と」の4 富 一の富どこかの者が取りは取り    誰かが取っているはずだからなあ。  参考=一の富は寺社で行う富突と称する富くじの第一の当たり。富札は壱歩で、百両富・千両富などがある。政治が大衆一般を動かす手 [続きを読む]
  • つぶやき 106  忖度と日本語の文末決定性
  •  日本語の文末決定性に国民性が強く影響されているような気がする。  最後の最後まで「ハイ」か「イイエ」か分からない構造がついつい上司の顔色を見ながら決定する瞬間に「忖度」の力が働くようである。  「この問題に関して、大臣が責任を取って辞任する必要が・・・。」  「ある」のか「ない」のか最後の2字まで結論は分からない。  最初に明確に結論を述べる習慣を学校教育の中で育てなければならない。  先ず、結 [続きを読む]
  • 教育の基本 37  嘘つかない。責任を取る。
  •  2018年3月16日(金)の日経コラム「春秋」より  『昭和20年(1945年)8月。終戦を前にした霞が関の官庁街で、建物の庭先から煙が上がった。資料や文書を焼却せよとの指示が政府から出たためだ。・・・』  春秋の冒頭の文章である。  今話題になっている森友学園の問題と結びついてその問題の深さに驚き、信用されない政府の先行きや国の在り方に危機感をつのらせた。  書き換え、改ざん、廃棄は、昔から権 [続きを読む]