リバーリバイバル研究所 さん プロフィール

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リバーリバイバル研究所さん: リバーリバイバル研究所
ハンドル名リバーリバイバル研究所 さん
ブログタイトルリバーリバイバル研究所
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/niimuray
サイト紹介文川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供21回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2016/09/17 21:34

リバーリバイバル研究所 さんのブログ記事

  • 川に生きる 世界の河川事情 公表発売中!
  • 内容紹介(アマゾンより) 中日新聞・東京新聞で好評連載(2015年4月~18年5月)されたコラム「川に生きる」を書籍化。さまざまな生き物がすむ川から見た、自然と人間との関係を鋭い筆致で描きます。西日本豪雨災害などから、川と人との共存が注目されている今、世界の河川をめぐってきた著者が、長良川をはじめ、世界や日本の河川で何が起きているかを紹介します。 書籍化にあたり、長良川・川下り紀行も掲載。カヌーイスト・野田知 [続きを読む]
  • 第81回 「出会い」が守った川 秘境西ヶ洞の想いを石木川へ伝えたい。
  • 都会と現地(田舎!)の「出会い」によって守られた板取川の支川「西ヶ洞」。ダム建設翻弄される石木川の生活を記録した映画「ほたるの川のまもりびと」が初夏には全国各地で上映されます。ダムに消えようとしてる川が、あらたな「出会い」によって守られますよう。そう願って最終項としました。ご精読ありがとうございました。「出会い」が守った川各地の川を訪ねる。ダムが計画されている川は選んで行くようにしている。これ [続きを読む]
  • 第80回 河口堰と津波 南海トラフ大震災の後に!
  • 世界最大規模のオランダの河口堰がいよいよ開門されるという。ハーリングフリート河口堰はライン川に建設された長さ5キロの巨大な構造物だ。1971年から閉じられたが、底質の悪化などの環境問題からオランダ政府は2000年にゲートを開ける決定をした。その翌年、長良川漁協は組合長以下役員数名が、視察のため現地を訪ね、私も同行した。当初は05年から開ける予定だったが、計画は三度変更され、今年から部分的に開放することになっ [続きを読む]
  • 第79回 ウナギと河口堰
  •  シラスウナギ漁が歴史的な不漁だ。その原因について考えてみた。日本そして東アジアからのウナギのすむ川が無くなってきているのでは無いのか?その原因は、いろいろあるだろうが、日本の研究者は、なぜか、そもそも、シラスウナギが川を遡上しているか否か?その議論をしないのだ。ということで、問題作を提示します。 今期のシラスウナギ漁は「歴史的な不漁」だという。2013年に過去最低を記録して当時は大きな騒ぎにな [続きを読む]
  • 第78回 追加された魚道 せせらぎ魚道 長良川河口堰
  • 工事が開始された後の長良川河口堰。川を知る魚類学者の証言から追加で設置された「せせらぎ魚道」が大きく機能することになった。もし「せせらぎ魚道」がなかったなら、長良川河口堰の影響はさらに大きくなっただろう。水野信彦先生についてです。後付けの魚道「早瀬式の、中流域の早瀬に似せたような魚道をあそこに設置するのが一番いいんじゃないかというふうに思うんです。」 1991年11月25日、第122回国会、参議院環境特別委 [続きを読む]
  • 第77回 まぼろしの大マス
  • 1987年。長良川河口堰が建設が始まる前の年のことだ。環境コンサルタントとしての初めての仕事として長良川の生物レポートを作製した。KSTという60年代の報告書を評価し、新たな調査を提案し、実施計画まで作成したが、翌年調査計画は破棄され、河口堰の建設が始まった。私と長良川との出会いでもあった。川をいつも見ていたというわけではない。私は20代の後半まではもっぱら海辺にいた。1987年春の事、知人からある依頼があっ [続きを読む]
  • 第76回 砂の行方  ダムは砂を溜める装置
  • ダムは水を溜めるだけでない。ダムは川の持つ働きの中で重要な土砂を運び、国土を形成する機能を損なうこともある。当たり前のように川原には土砂があると思われるかも知れないけれど、土砂は長い年月をへて、川がが造り、運んだモノなんだ。  今月20日。荒瀬ダムの撤去工事が完了する。荒瀬ダムは球磨川水系に1955年完成した熊本県最古の発電ダム。高さ25mという規模としてはダム撤去、日本初となる。私は撤去が始まって4年経 [続きを読む]
  • 第74回 淵の名は! 奄美沖縄とアイヌには独自の川の呼び方がある。
  • 日本中どこでも川の部品の名前は、「瀬」とかあ「淵」で共通している。おかしいと思っていたことがあった。奄美に通うようになって、奄美や沖縄には違う呼び名があることを知りました。そこで、ボクは二風谷にアイヌ民俗研究家を訪ねたのでした。 淵の名は!  南の島というと、美しい海とサンゴ礁を思い浮かべるかもしれないけれど、奄美大島など、日本の南西諸島を流れる川の素晴らしさはもっと知られても良いと思う。  森に始 [続きを読む]
  • 第73回 「世界自然遺産」候補地だが、危機遺産が妥当かも!
  •  「世界自然遺産」候補地となって奄美群島は国立公園に「昇格」されることとなった。しかし、土木開発主体の有り様は何も変わらず、自衛隊基地、巨大旅客ターミナル建設など、あらたな開発が始まろうとしている。本来なら、「危機遺産」登録を求めたいくらいだ。 奄美大島は森と川の島だ。沖縄本島、佐渡島についで大きな島で、面積は沖縄本島の約6割、島の南部、湯湾岳は標高694mと奄美沖縄でもっとも高い。同様な緯度にある [続きを読む]
  • 第72回 リュウキュウアユフォーラム 
  • 奄美大島で行われた「はじめての自然系」フォーラムの開催について書いています。その後、リュウキュウアユ関連の集まりは沖縄でも、また、鹿児島市、名瀬市(奄美)での行われました。それぞれ、北部ダム工事事務所(国)、日本魚類学会、鹿児島県、が主催者となりました。特定の生物の保護をめぐってそれぞれの組織が、公開の発表会を開いたのは余り前例はありません。その先駆けとなったのが「リュウキュウアユフォーラム」でし [続きを読む]
  • 第71回 南の島のアユ リュウキュウアユとの出会い
  • 南の島のアユ 南の島に生きるアユがいる。鹿児島県奄美大島の川には本州、四国九州などとは異なる亜種、リュウキュウアユがすんでいる。リュウキュウアユは1970年代の後半までは、沖縄本島北部の河川でも見られたが、川は荒廃し絶滅した。 1987年夏。広島大学の練習船「豊潮丸」の航海実習に便乗して、初めて奄美大島を訪ねた。当時の三代目豊島丸は320総トン。中型の遠洋漁船くらいのトン数だった。広島の宇品港を出港、瀬戸内 [続きを読む]
  • 第70回 海に向かう魚!シラメは海に行けないのでは無いのか?
  • 長良川では銀化アマゴのことをシラメという。そのシラメが海には行ってサツキマスとのなるのだが、河口堰が障害となって海に行けなくなっている可能性がある。我ら、サツキマス研究会の調査。魚に麻酔をかけて、超小型の電波発信器を背中に付ける.右は昨年事故で亡くなった柴田勇治さん。左はニイムラ。 小型電波発信器を付けたシラメ(銀化アマゴ) 発信器は天然ゴムで縫い付けてます。二週間ほどで切れて脱落します。海の [続きを読む]
  • 第69回 川の恵みとり戻す(下) 川の匠
  • 伝統的河川工法を川の生態系回復の手法として利用しようという試み。竹蛇籠や聖牛(水制)の指導にあったのは、(株)原小組 原廣太郎さん。青竹を割り、編んだ竹蛇籠は、直径45cmで長さ10mほど、どこにも開いた部分はない。用意された石には籠の網目よりも大きな物もあったが、どうやって中に入れるのか。指導した(株)原小組、原廣太郎(77)さんが網目に石を投げ入れると竹はしなり、網目が広がって、大きな石もすっぽりと [続きを読む]
  • 第68回 川の恵みを取り戻す(上) 京の川の恵みを活かす会
  • 京の川の恵みを活かす会の活動と伝統的河川工法の紹介です。二回連続の一回目。「京の川の恵みを活かす会」 京都市民、漁協、行政などからなるネットワークだ。代表は竹門康弘(59)さん京大防災研究所に所属する河川生態の研究者だ。活かす会を立ち上げた2011年、鴨川に天然アユを遡上させたい「仮設魚道」を設置する、というので見にいった。鴨川は淀川の支流桂川に合流する。合流点の上流に落差の大きな龍門堰があった。 活 [続きを読む]
  • 第67回 繋ぐ命  アユの産卵を見る会 27回目を終えて。
  • 27回目となったアユの産卵を見る会。今年も皆さんのおかげで大盛況のもと無事行うことができました。ボクたちがなぜ、アユの産卵にこだわり続けているのか?そのことを書いておきたかった。 撮影者 久津輪雅さん繋ぐ命今年27回目となる「アユの産卵を見る会」。アユが産卵する瞬間を「生」で観察してきた。会場は長良川、金華山の麓。そこからは道路を隔て、岐阜小学校が見える。今回、生徒40名余が初の参加となった。ま [続きを読む]
  • 第66回 落ち鮎の季節 瀬張り網漁 長良川
  • 長良川で行われている瀬張り網漁。現在の形にしたのは河渡橋下流を漁場とする山中茂さんたちのグループだ。雨の後、長良川添いに下って「落ち鮎漁」を見にいった。流れの早い瀬に人々が立ち、竿を振るっている。「果実のよく熟して樹から墜ちるのをアエルといい」と民俗学の祖柳田国男の著作「海上の道」にある。アエルはアユ、アユルなどと同じように使われたというから、秋に成熟して産卵のため川を下る魚を、アユとしたのはそ [続きを読む]
  • 第27回 アユの産卵を見る会 11月4日 午後4時から行います。
  • 28年前より長良川でアユの産卵観察会を行ってきました。本年も長良川河畔で27回目となる産卵場造成と産卵観察会を行います。〇目的・生き物としての“アユ” アユを「水産資源」としてだけではなく、生物として捉えることが目的でした。・定点観測としてアユの産卵を観察する。  観察を続けることで見えてくることがあります。 産卵する時期が遅れる アユが小さくなるなどの変化を観察しています。 〇方法・アユの産卵場を [続きを読む]
  • 第65回 激流の果て ラフティング世界選手権 日本女子の戦い!
  • 世界ラフテイング選手権2017 日本チームの戦い。地元吉野川を拠点とする女性チーム「ザ リバー フェイス」は総合優勝を飾った。最後のレースが終わった彼女たちの傍らで、ボクは感動していました。水辺からラフトボートを持ち上げ、運搬トラックの傍らまで運んだ。激流に耐えるため、パンパンに空気を入れたボートのバルブを押す。渓谷にシュッという鋭い音が響く。その時、彼女たちから嗚咽が漏れた。褐色の乙女達の長い戦い [続きを読む]
  • 第64回 激流下り世界大会 世界ラフテイング選手権 日本吉野川 2017
  • ボクたちがやっとの思いで、ゴールしたダウンリバー(長距離競技)、しがみついているのがやっとのような激流を、加速して追い抜いていったのは南米チリのチームだった。競技人口の中心はヨーロッパや南米。それらの国々に伍して,日本から世界制覇をするチームが現れるとは、思いもよらなかった。二四年間のトルコでのこと。見たこともない激流が渦巻いていた。「とにかく、振り落とされないで、ゴールまでたどり着こう」一九 [続きを読む]
  • 第63回 幻の干潟  河口堰上流にヤマトシジミを定着させたい。
  • 大水には全開される長良川河口堰。上流の大水が河口に到着するまでの時間を利用して、河口堰の上流にヤマトシジミの幼生を遡上させることはできないだろうか。大水の時現れる「幻の干潟」をみての提案です。年に二、三回、現れる干潟がある。大水が出ると、全てのゲートが開けられる長良川河口堰、その上流に幻の干潟がある。河口堰は、大水に備えて河道を掘り下げるために造られた。掘り下げると、海水が上流に上りやすくな [続きを読む]
  • 第62回  旅人の選んだ川 柴田勇治さんへ
  • 人には、様々な出会いがある。ボクが長良川と係わりを持つきっかけは柴田さんとの出会いだった。漠然と、河口堰建設の問題に向かい合おうと思って長良川を訪ねたときに、もし、柴田さんと出会わなければ、果たして、反対運動をはじめていたかどうか?と思う。昨年亡くなる前にお会いする機会が合ったのだが…。あの時、見かけた車を追いかけておけば、といまも悔やんでいます。旅人の選んだ川訪ね先のあてもなく長良川に向かった。 [続きを読む]
  • 第61回 開いている河口堰 長良川河口堰は雨の後開く!
  •  大雨の予報に、長良川の水位が気にかかる。近づく雨雲の広がりをネットで見て、この雲がどれほどの雨を降らせるのかと考える。  旧東海道、墨俣(岐阜県大垣市)付近の長良川には水位の自動観測点があり、十分ごとの値をスマートフォンなどで確認できる。普段はマイナス二・八?くらい、氾濫危険水位は七・七?。水位がゼロ?を越えると、長良川を流れる水の量は毎秒八百?、長良川河口堰(ぜき)のゲートが開くのだ。  流量 [続きを読む]
  • 第61回 川上り駅伝大会 四万十源流で21年前からやってるよ。
  • 四万十川源流で21回目となる「川上り駅伝」。長良川とか、鴨川のような都市河川でやってみたいなぁ。賛同者募集中!名称は考えています。「すぷらっしゅRAN]参加資格が振るっている「ころんでも泣かない人・少しでも泳げる人」。愛媛県北宇和郡鬼北町で開催されている「広見川上り駅伝大会」は今年で21回目、八月最初の日曜日に開催される。 四国に住む友人から、川をかけ上る駅伝をやっている場所があると聞いて見に行った。 [続きを読む]