天沢 さん プロフィール

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天沢さん: もんすぅん
ハンドル名天沢 さん
ブログタイトルもんすぅん
ブログURLhttp://karide.blog90.fc2.com/
サイト紹介文ジャンルを問わず官能小説や下ネタなどを書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供20回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2016/10/02 16:53

天沢 さんのブログ記事

  • 生と(以下略)が30話に到達しました。
  • もう、と言うべきか、やっと、と言うべきか。恐らくは後者かなと。一話目を投稿したのが、去年の3月で、30話までの総文字数は大よそ9万文字。9万と言えば大きな数字にも思えるが、向こうのブログに投稿したものや、データ販売を行っている文章などの、自分が今までに書いた文章の総文字数を考えると大したものでもない気もする。と、いったことをついつい考えてしまうのが師走マジックです。付け加えると、今僕が、終わり良け [続きを読む]
  • 生と死、精と子#30
  •  放課後。 俺は一度アパートへと戻り、私服に着替えてから山村さんの家へと向かった。 霧衣と桃子ちゃんは何だかんだと言いながら上手くやっているようだ。 桃子ちゃんの部屋に少し顔を出した時には、占いの話で盛り上がっているようだった。* 山村さんの家へ訪れるのは、これで二度目だ。 立派ではあるが、それは周囲の家屋や俺の実家と比べての話であり、特別に変わった特徴がある訳ではないので、単なる思い込みではある [続きを読む]
  • 生と死、精と子#29
  • 「どういう意味だ?」「どうって、一つしかないだろ。お前はあの幼馴染をどう思っているんだ?」「……良いおっぱいだ。おっぱいは良いものだ。オカズになる」 まだ調子が狂ったままらしい。 おっぱいばかりに意識が向かってしまう。いや、本質から目を逸らしている自覚はある。これまでになく可愛く感じてしまった雲子に対して、正面から当たることを避けているのだ。本人を前にしている訳でもないのにも関わらず。「何故オカズ [続きを読む]
  • 生と死、精と子#28
  •  学校が始まるまでの時間、俺は床にごろごろと転がりながら、霧衣の無駄話に付き合うことにした。 寝直すことも考えたが、霧衣の奴は桃子ちゃんの部屋に帰るつもりがないらしく、無視して眠るには存在感があり過ぎるためだ。「ほー」だの「へー」だのと適当に相槌を打っていれば満足らしいので、まあ良しとする。* 学校への道程を三人で歩く。三人とは、俺、桃子ちゃん、そして霧衣だ。「平然としているが、何のつもりだ?」  [続きを読む]
  • 生と死、精と子#27
  •  翌朝。俺は霧衣に揺さぶられて目を覚ました。 眠気覚ましも兼ねて軽く身支度を整える。 霧衣はと言えば、寝起きっぽさを全く感じさせない姿だ。 学校が始まるにはまだまだ時間がある。 昨日は何だかんだと慌しく、ゆっくりと話をする時間を取れなかったからな。 霧衣も同じ事を考えていたのだろう。事情を話す為に朝早くから俺の部屋にやって来た。「それで? 一体何がどうなっているんだ」「……天国に送られた時の記憶は [続きを読む]
  • 生と死、精と子#26
  • 「そんなもん駄目に決まってるだろ!」 間髪入れずの即却下だ。 もちろんここで引き下がる訳にはいかない。 俺の肩には男の夢が掛かっているのだ。「さては桃子ちゃん、何か変なことでも考えてるんじゃないか?」 それはお前の方だろうが! と、自分でもつっこみを入れたくなるような発言だが、これには一見しただけでは理解できないであろう真意があるのだ。 あえて自分の欲望をさらけ出すことで先手を取り、会話の主導権を [続きを読む]
  • 生と死、精と子#25
  •  気まずい。さすがの俺とて、少しは負い目を感じずにはいられない。 桃子ちゃんの部屋のリビングで正座している俺は、彼女と目を合わせることが出来ない。 桃子ちゃんが言う事はどこまでも真っ当だ。「人の大事なマントを無茶苦茶にした挙句、こんな時間に見ず知らずの女を連れ込んで来るとはな。随分好き放題やってくれるじゃないか」 怒るのも無理はないだろう。 ……とは言え、原因の半分は俺ではなく霧衣にある。 その霧 [続きを読む]
  • 久しぶりに
  •  久しぶりに一ヶ月の間に二度の更新に成功したよ。「天沢お前……死ぬのか……!?」と、不吉な言葉が頭を過ぎりますが、大丈夫です。 今月はまだいける気がする。 [続きを読む]
  • 生と死、精と子#24
  •  ふー、と深く息を漏らして額を手の甲で拭う。 一つ仕事を終わらせたような心地だった。「……これで満足だろう、霧衣」 声を掛けて見たが反応は無い。マントやらジャージに憑依するような、あやふやな存在だ。居るのか居ないのか分からない。まあ良い。俺もさっさと帰るとするか。 歩き始めてから、ふと思い出す。そもそも桃子ちゃんに会いに行ったのは、仕事の有無を確認する為だ。その目的は果たせていない。 俺は少しだけ [続きを読む]
  • 生と死、精と子#23
  •  意図は分からないが、霧衣の指示に従うことにした。それは良いが……。「おい、今のはなんなんだ、何をした?」 桃子ちゃんに思いっ切り目撃されている。彼女に本当のことを告げずに納得して貰うには、何を語れば良いのか。見なかったことにしてくれ、などと言ったところで退く訳がない。俺が彼女の立場なら絶対に食い下がる。 脱ぐか? いや、裸の安売りはするまい。 ならば、お茶目な冗句で誤魔化すしかない。「窓から落ち [続きを読む]
  • 阻止
  • とりあえず広告を消そうかと思い、記事入力の画面を開いたはいいものの、何を書いたら良いのやらといった具合です。一体何年引き伸ばせば気が済むのかと叱られそうですが、まあ、自分のペースで書き続けるしかないよね。 [続きを読む]
  • 生と死、精と子#22
  •  ぼふっ、と音が鳴る。俺の身体を柔らかな何かが受け止めていた。 真っ黒な布?「お前という奴は……そこいらの畜生にも劣る学習能力だな!」 俺を包む黒い布は、重力を無視してゆっくりと降下していく。 畜生にも劣ると罵る声はどこから聞こえているのか分からない。「誰だか知らないが、助けて貰った礼は言おう。しかしだな、この俺に向かって学習能力が足りないとは何たる侮辱か。一度見たエロ動画ではどうやっても抜けない [続きを読む]
  • 生と死、精と子#21
  •  午後の授業が始まる中で、俺は妄想もままならない程に強烈な眠気に襲われていた。 恐らくは昼に食べたオムアンコが原因だろう。まあ、あれだけの糖分を一気に腹に収めたのだから無理もない。 そんなことを考えたのを最後に、俺の意識は途切れていた。 覚醒する直前、俺は何か柔らかいものを一心不乱に揉み揉みしていた……気がする。 要するに、何だかんだ言いつつも雲子にイヤラシイことをする夢を見ていたのだろう。 なん [続きを読む]
  • 生と死、精と子#20
  •  すっかり機嫌を損ねてしまった桃子ちゃんのもとに居ても仕方ないので、俺は昼食を取るために、学食へと向かうことにした。 バイトに関するところは、放課後までに話を付けておいてくれるとのことなので、彼女に任せることにした。 もう数歩で食堂というところで、その扉が勢い良く開いた。 思わず「うおっ」と声を上げて仰け反っていると、食堂から一人の少女が肩を怒らせて現れた。雲子だ。「大輔! ちょうど良い所に来たわ [続きを読む]
  • 生と死、精と子#19
  •  山村さんへの返事はとりあえず保留しておくことにした。 まずは桃子ちゃんを介して、由宇さんに仕事の有無を確認しなければならない。その後は霧衣に会って自宅の様子も確かめておきたい。制服を取りに帰るつもりはないが、状況によっては帰宅せざるを得ない場合もあるだろう。両親はともかく、瑛に何かあっては困るのだ。 ……。 単なる兄心であり、下心がある訳では無いぞ。 無論、瑛に対しては妹の域を越えた可愛さを感じ [続きを読む]
  • 生と死、精と子#18
  •  益垣が去ってから少しして、教室に人が増えてきた頃だ。見知ったはずだが、何度見ても同級生どころか、同じ世界の住人とは思えぬぐらいに整った容姿の持ち主が、ゆったりとした動きで近付いてきた。 俺の知っている人間で、そんな見た目をしているのは、山村さんしかいない。 彼女は容貌をそのまま音に変換したような美声で言った。「おはよう、高宮くん。昨日は……どうもありがとう」 そう述べた声音の後半がやや掠れていた [続きを読む]
  • 生と死、精と子#17
  •  桃子ちゃんと並んで学校へと歩く。 こうしていると幼馴染が出来たようだ。 ……ん? いや、俺にはもともと幼馴染がいるのか。現在もそいつから借りたジャージを着ているのだ。 幼馴染はヒロインの王道だと言えるが、実際にそうした関係の相手が居ても、何かしらの出来事がなければそうそう意識しないものだろう。それこそ、うっかり忘れてしまってもおかしくないぐらいに。 などと考えていたからか、校門前で彼女と出くわし [続きを読む]
  • 生と死、精と子#16
  •  食事だけでなく、入浴、就寝……就寝前の性欲処理。その三つにも付き合うと申し出たのだが、にべもなく断られたので自室へと戻った。 桃子ちゃんの部屋と造りは同じなのだが、家具ないので酷くがらんとした雰囲気だ。 ふと今朝の出来事が頭を過ぎった。 一目で金目の物がないと分かるだろうし、そもそもカーテンすら付けておらず、人が住んでいるか否かも分からないのに、良く空巣に入ろうと思ったものだ。その上、俺の服を奪 [続きを読む]
  • 生と死、精と子#15
  •  飢えて死ぬのは困るんだよ。 俺ほどの男になれば死後の世界でハーレムを築くことなど容易いのだが、男地獄でそんなもんを築いたところで何の意味もないのだ。 ちゅーを貰わねばならんのだ。ちゅーを。 死という語からの連想で、改めて自分の置かれている状況を認識する。 ご飯を食べさせてくれるというのは、半分くらい惚れられていると言っても良いのでは……駄目か。「……そういえばお前」「ん?」「その服はどうしたんだ [続きを読む]
  • 生と死、精と子#14
  •  魔が差すことは誰にだって起こり得る、だとか、犯した罪とペロリィヌが大切だという感情は分けて考えるべきだ、などなど。 あれこれ口にしながら山村さんを落ち着かせようと必死だ。 台詞こそ年長者ぶっているものの、こうした状況に不慣れであるのは誰にでも見抜けるほどだ。 仕方ない。俺も手助けをするか……。 俺は山村さんに近付き、肩を叩いて努めて優しい声を出して、こう伝えた。「俺は今の話、今晩のオカズにするぜ [続きを読む]
  • 生と死、精と子#13
  •  俺が頷いたのを認めて、由宇さんが山村さんへと向き直った。彼女に習って視線を向ける。 俺達のやり取りに対してか、山村さんは苦笑いを浮かべていた。彼女がそのままの表情で言った。「高宮くんの奇行には慣れていますから」「そうか……。覚悟の上であったのなら、誘いを断る訳にはいかないな」 覚悟って……俺を家に上げるのは、そんなに大層な事なのだろうか。まあ、下着が干してあったらつい手を伸ばしてしまったり、山村 [続きを読む]
  • 生と死、精と子#12
  •  程なくして駆けつけた由宇さんが俺とペロリィヌを見やって呟いた。「まさか本当に見つけ出してしまうとは……」「俺の溢れ出る魅力の成せる技だぜ」「……まさか、その犬耳に引き寄せられて現れたとでも言うのか?」「そのまさかだと思うぞ。俺がこれを付けてぷらぷらしているところへ駆け寄って来たからな。他に考えられる原因も無いし……」「にわかには信じられんが、まあ良い。依頼が解決したことには変わりないからな」 そ [続きを読む]
  • 生と死、精と子#12(前半)
  •  程なくして駆けつけた由宇さんが俺とペロリィヌを見やって呟いた。「まさか本当に見つけ出してしまうとは……」「俺の溢れ出る魅力の成せる技だぜ」「……まさか、その犬耳に引き寄せられて現れたとでも言うのか?」「そのまさかだと思うぞ。俺がこれを付けてぷらぷらしているところへ駆け寄って来たからな。他に考えられる原因も無いし……」「にわかには信じられんが、まあ良い。依頼が解決したことには変わりないからな」 そ [続きを読む]
  • 11話目(後半)
  •  その場でじっと目を凝らす。遠目には分かりづらいが、白い何かはとんでもない勢いでこちらに近付いて来ていた。 やがてそれが犬だと分かる。ひょっとしてペロリィヌか? 俺は由宇さんから預かった写真を見やる。何だか似ている気がしないでもない。 果たして――と俺は顔を上げて、小さく悲鳴を上げた。 こちらへ向かって来る犬は凄まじい形相を浮かべていた。 獲物を追う猛獣の顔だ。 獲物と言っても、それは食い物と見な [続きを読む]
  • 11話目(前編)
  •  外へと繰り出した俺達は、しばらく二人で彷徨った後、二手に分かれた。 依頼者曰く、大人しい犬との事だが、俺達は飼い主ではない。それゆえ素直に従ってくれるとは限らない。やや力技で捕獲する必要が出るかも知れない。それに際して人手が足りないと困る、という事で由宇さんから通信装置を貰った。 それは小さなスイッチで、探している犬が見つかったら押すように告げられている。ふふっ、独自の装置とは……探偵らしくなっ [続きを読む]