ここトト さん プロフィール

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ここトトさん: 理系男子のボクと奥さんの不妊治療のこと
ハンドル名ここトト さん
ブログタイトル理系男子のボクと奥さんの不妊治療のこと
ブログURLhttp://cocototo1978.com/
サイト紹介文不妊治療、不育症、流産、40週緊急帝王切開での死産。いろんなことを経験したボクたち夫婦のはなし
自由文このブログは不妊症、体外受精、3度の流産と不育症診断、そしてようやく授かった娘の臨月の死産など、たくさんのことを経験したボク達夫婦の5年間にわたる、そして今なお続く不妊・不育治療の記録を男目線、夫目線からまとめたものです。不妊・不育、流産・死産後の心のケアとたたかう旦那さま、奥さまにボク達の経験が少しでもお力になれればと思います。いっしょにがんばりましょう。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供176回 / 365日(平均3.4回/週) - 参加 2016/10/11 22:49

ここトト さんのブログ記事

  • ゆうさまへ
  • 11/23, 17時ごろメールいただいた「ゆう」さま 受信許可の関係か、メールの返信ができないのですが、いただいたメッセージは夫婦で大切に拝読しております。きっとおっしゃる通りあっという間に時間が過ぎていくのだと思いますが、いろんなことを忘れずに大切に過ごしていきたいと思います。あたたかいお言葉ありがとうございました。 ここトト ランキング参加してます。 いいね!と思ったら 応援の をお願いします。 最 [続きを読む]
  • 『虹のこども』最終回 そのあとにおこったこと
  • 生後5日目、べべには5000〜1万人に1人という先天性の病気が見つかり、搬送先の大学病院で緊急手術を受けます。 真夜中の手術待合室で、ボクは思いました。 あぁ、まだ終わりじゃないのか。 不妊や不育に悩む人に、妊娠・出産はゴールじゃないなんて意地悪なことをいう人がいる。 そんなわけない。不妊に悩む人にとって、妊娠はゴールだ。流産・死産におびえる人にとって、出産はゴールだ。ただそのゴールを迎えたからと言って、 [続きを読む]
  • 22.虹と雨
  • 朝、クローゼットの前で少し悩む。こんな日は、いったい何を着て行ったらいいんだろう?初めて自分の息子と対面する日に。まさかスーツというわけにもいくまい。結局、一番お気に入りのシャツを着ていくことにした。 病院に着くと、奥さんは手術用の服に着替えて、最後の点滴を受けていた。よく眠れたみたいで、思ったよりずっとリラックスした様子。いろんな人たちの励ましのお陰だろうな。 なじみの助産師さんが病室に迎えに来 [続きを読む]
  • 泣きたい時にきく音楽#22 宇多田ヒカル / 真夏の通り雨
  • 木々が芽吹く 月日巡る変わらない気持ちを伝えたい自由になる自由がある立ち尽くす 見送りびとの影思い出たちがふいに私を乱暴に掴んで離さない愛してます 尚も深く降り止まぬ 真夏の通り雨 最初聞いたときは、叶わなかった恋の歌だと思っていて、でもあの子を見送るしかできなかった自分に、なぜかとても響く歌で、この歌が恋の歌ではなくて、お母さんのことを歌った歌だと知ったのは、少し後のことでした。 この歌は、も [続きを読む]
  • 21.いつものように
  • いつも通りに仕事を終え、いつものコンビニでお弁当を買って、いつも通り奥さんと病室でご飯をたべる。いつもと違うのはその日が、その最後の日だということでした。 37週1日。帝王切開の前日。 たくさんのスタッフさん、先生たち、すでに他科に移っていた研修医の先生まで声をかけに来てくれました。 いよいよですね。たのしみですね。ここまで、よくがんばってこられましたね。 たくさんの気遣いに、ボクたちの不安も和らいで [続きを読む]
  • 20.ヘパリン最後の日
  • プロテインS欠乏症のために1日2回、毎日自己注射していたヘパリンは、主治医の先生の指示で36週でストップすることになりました。妊娠が分かった4週目から始めたから、合計は400本以上。ココの時と合わせると全部で1000本近く!注射したことになる。 不安とか悲しさではない、単純な肉体的苦痛。一度耐えても、半日後にはまた必ずやってくる痛み。大変なストレスだったと思う。それを一度も嫌がったりせずに受け続けてくれていた [続きを読む]
  • 19.家族なんだから
  • 奥さんが入院している産科病棟では、パパママ以外は赤ちゃんに触ることはできないことになっていました。だから新生児室の前には、ガラス越しに生まれたての我が孫を見つめるおじいちゃんおばあちゃんの姿がいつもありました。 それを見ると、ボクはある後悔を思い出して少し胸が痛くなる。どうしてあの時、母が来るのを断ってしまったんだろう? ココが産まれたあの日、ボクは実家の母親に電話して、ココに起こったことを報告し [続きを読む]
  • 18.誕生日
  • 不妊クリニックの最後の日に聞いたべべの出産予定日。驚くべきことにその日は、亡くなったお義父さんの命日でした。理系男子のボクとて、さすがにこれは運命的なものを感じる。もしや生まれ変わり?とはいえ今回は計画帝王切開になることが決まっていたので、残念ながら40週0日のその日が来る前にべべは誕生日を迎えることになりそう。 主治医の先生の話では37週に入ったら早々に出してあげましょう、とのこと。ヒリヒリ、ヒヤヒ [続きを読む]
  • 17.破水!?
  • 入院から3週間以上がたち、奥さんは妊娠32週を迎えます。1週越えるごとに、先生や助産師さんも一緒になって喜んでくれました。入院後は出血や体調変化もほとんどなく安定した状態が続いていて、ボクも奥さんもだんだんとこの生活に慣れてきていた。そんなある日のことでした。 いつものように仕事を片付けて病院へ行き、面会の手続きをしようとしている時に、ナースステーションにいた助産師さんから聞きました。 「ここ村さん、 [続きを読む]
  • 16.MRI
  • 奥さんの妊娠が分かったとき、一番心配されていたのは前回の帝王切開のことでした。緊急での切開だったため普通より子宮の傷口が大きく、その部分が弱くなっている可能性があった。そこに胎盤がくっついていたり子宮壁が薄くなったりしていると、ベベが大きくなった時に子宮破裂などの大事に至る恐れがある。30週に入るころ、それを調べるために奥さんはMRIの検査を受けることになりました。 身体の中を調べる検査と言えばレント [続きを読む]
  • 15.甘い匂い
  • 「ねぇ、ココはどんな匂いがしたのかな?」ベッドに横になりながら、奥さんが言いました。「赤ちゃんの匂いだろうね。おっぱいと、ベビーパウダーの匂い」「赤ちゃんの匂いの香水ってないのかな?枕もとでその匂いがしたら、ココを近くに感じられると思うの」 きっとボクが思っているよりずっと寂しいんだろう。病室は4人部屋で他のベッドにも患者さんはいたけど、ほとんど会話はない。忙しそうな先生や助産師さんに、なかなか心 [続きを読む]
  • 14.入院生活
  • 切迫早産で緊急入院した奥さん。「切迫早産」なんて聞くと、今すぐにでも出てきてしまいそう!な状態なのかと思いきや、そこまで切迫しているわけでもないらしく、とりあえず貼り止めの点滴を打ちながら安静、安静、また安静。NST(ノンストレステスト)が1日1回。心音確認が1日2回。エコー検査が週2回。もし何か異変が起こったときも、今なら最速で気づいて処置してもらえる。この状態が奥さんにとってもべべにとっても一番安全 [続きを読む]
  • 13.切迫早産
  • 28週に入ったころ、奥さんのおなかの張りが前より頻回になっていました。ヨガのせいかな?動きすぎかな?もうちょっと様子見て、続くようだったら病院行こうかな…なんて言っていたある日の夜。 「あっ!」 トイレに入った奥さんの大きな声。ナプキンには少量ながら鮮血。電話して、すぐに病院に向かいました。 検査のために案内されたのは、ココが産まれた産科病棟の、あの陣痛室でした。隣にはココと奥さんが陣痛に耐えていた、あ [続きを読む]
  • 12.ココの部屋
  • ココがまだお腹にいるとき、ボクたちは「ジーナ式」という育児方法にとても興味を持っていました。「ジーナ式」というのはジーナ・フォードというイギリスの女性が提案した方法。普通はお腹がすいたらミルクを飲ませる、眠そうなら寝かせる、と赤ちゃんのリズムに合わせて世話するわけだけど、「ジーナ式」は赤ちゃんの生活スケジュールやミルクの量を、とても厳密に管理してリズムを作ってやる方法らしい。そんなの結構個人差の [続きを読む]
  • 11.それでも怖い
  • 毎日のヘパリン注射、軽いマタニティーヨガや散歩、たっぷり寝る、ストレスを溜めない。理想的に順調なマタニティーライフを送る奥さんのおなかはどんどん大きくなり、ついに妊娠7か月を迎えました。ポコポコとした胎動、ドクンドクンと力強い心音。べべは元気でいることを毎日ボクたちに教えてくれていました。きっともう大丈夫。先生もものすごく慎重に診てくれているし、今度はきっとうまくいくはず。 それでも…怖い。 ココが [続きを読む]
  • 祝!1周年。
  • 「理系男子のボクと奥さんの不妊治療のこと」をご覧いただき、ありがとうございます。この度、当サイトは開設1周年を迎えることができました。この1年で170以上の記事を投稿し、9万人以上の方がサイトをご訪問くださいました。 開設当初は現在のようなサイト形態とは違いシーサーブログというブログサービスを使っていて、タイトルも「理系男子のボクと文系女子の奥さんの不妊治療のこと」でした(この頃をご存知の方は相当レアだ [続きを読む]
  • 10.必殺!4次元超音波
  • 妊娠中の夫婦にとってエコー写真というのは、姿の見えない我が子との大切なつながりの一つ。奥さんが健診でもらってきてくれたエコー写真を、いつもボクたちはすぐに写真店でデジタルプリントしてもらい、ちゃんとファイルして何度も何度も眺めていました。 でもこのエコー写真、わが子の写真だと思うからかわいく見えるけども、客観的に見ればなかなかにグロテスクなもの。要するに身体をどこかの断面で切って中を覗き込んでるよ [続きを読む]
  • 09.4人家族
  • 20週目に入るころ、ボクたちは久しぶりに不妊クリニックを訪れました。卒業の日には会うことができなかった、あの不妊カウンセラーさんに会うためでした。 奥さんのおなかはすっかり妊婦らしくなってきていたので、無遠慮にクリニックに入ることはできない。奥さんはいかにもマタニティーウェアではない、ブカブカのワンピースを選んで、おなかの前に大きなバッグを抱えて、鏡の前でおなかが目立たないことを何度も確認していまし [続きを読む]
  • 08.漢(おとこ)
  • 異性の子どもは「小さな恋人」みたいだと言う人がいます。 一緒にいたい。触れていたい。笑ってほしい。頼りにしてほしい。世界で一番好きな男が、ボクであって欲しい。 ボクがココに思うことのほとんどすべては、なるほど、大好きな恋人に対して思うことと似ているかもしれない。では同性の子どもの場合はどうなんだろうか? 18週目の健診でわかった。やっぱりベベは男の子だった。 男の子か。うむ。男の子か。 ココが女の子だ [続きを読む]
  • いないという存在感
  • <いない>という喪失感は、「<いない>という存在感とともに生きている」のかもと思えることがあります。そして、「いない」からこそ、「いつでも自分の中にいる、ずっと一緒に生きている」と思えることがあります。— NICUサポートプロジェクト (@nicu_fight_25) July 1, 2017 <いない>という存在感。わぁ、いい言葉だなぁ。それはボクの中にある空洞を、とても的確に言い当てている言葉かもしれない。 あの子が亡くな [続きを読む]
  • 07.フラッシュバック
  • 奥さんの妊婦健診の日。ボクは運よく休みが取れたので健診に付き添い、その帰りにココが産まれた産科病棟にあいさつに行くことにしました。 健診の結果は順調、異状なし。晴れ晴れとした気持ちのなか、ボクたちは病棟へつながるエレベータに乗りました。エレベータのドアが開くと、横手に待合室が見えました。あの時、緊急帝王切開になった奥さんとココを、ボクが一人で待っていた待合室。 驚くほど、鮮やかなフラッシュバックで [続きを読む]
  • 06.巨大怪獣べべ
  • たくさんの人に見守られながら順調に育っていくおなかの子を、ボクたちは「ベベ」と呼ぶようになりました。 まぁさすがにまだだよね〜と言いながら、10週ごろから再び使い始めた心音計。しかし翌週にはべべは元気な心音を聞かせてくれるようになりました。 「トクトクトクトク」 多くの人にとっては、おなかに宿った子どもが順調に育つなんてごく当たり前のことだろうけど、それを確認させてくれるこの愛しい心音が、ボクたちには [続きを読む]
  • だいすけお兄さん
  • 「だいすけお兄さん」って人、ご存知ですか?ちょっと前までカリスマ的人気を誇ったNHK「おかあさんといっしょ」の歌のお兄さん。9年に渡って大人気歌のお兄さんとして君臨し、番組卒業のときには多くのお母さんたち(子供たちではなく)が「だいすけロス」に陥ったんだとか。写真を見ても、そんなに取り立ててイケメンなわけでもない。子供のいないアラフォー理系男子のボクが見ると、なぜこの人がそんなにも支持されたのかちょ [続きを読む]