ここトト さん プロフィール

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ここトトさん: 理系男子のボクと奥さんの不妊治療のこと
ハンドル名ここトト さん
ブログタイトル理系男子のボクと奥さんの不妊治療のこと
ブログURLhttp://cocototo1978.com/
サイト紹介文不妊治療、不育症、流産、緊急帝王切開の末の死産、そしてレインボーベビー。夫の立場から書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供87回 / 365日(平均1.7回/週) - 参加 2016/10/11 22:49

ここトト さんのブログ記事

  • キャンドル
  • Amazonで買ったLEDキャンドルがとても優秀だ。安いし、少しの電池で長持ちするし、光が揺らめく感じもとてもいい。すりガラスのカバーで覆われていて光源が見えないから、一見すると本物のキャンドルに見えなくも... [続きを読む]
  • 実家の母から連絡があった。先日ココの夢を見たそうだ。ココはニコニコとしながら、とても気持ちよさそうに眠っていたらしい。昼間にココのモッコウバラの剪定をしていたせいかしらね?なんて言っていた。 ... [続きを読む]
  • お仏壇
  • ココのお骨は、今でもお仏壇(お仏壇といってもモダンでおしゃれなやつだ)に入れてリビングに置いてある。いずれはお墓に、とは思うのだけど、今ひとつ踏ん切りが付かなくて、心からそうしたくなるまでは手元に置いておくつもりにしている。 弟のべべは、このあいだからすっかりずり這いをマスターして家中を動き回るようになった。そして時々お仏壇の前に来て、じっとそれを見つめてからまたずり這いを始める。 そのお仏壇は、 [続きを読む]
  • モッコウバラ
  • 離れて実家に住む母は園芸が趣味で、いつも花壇にはたくさんの花が咲いていた。 嘘みたいな話だけれど、ココがなくなった時(真冬の1月下旬のことだ)、その花壇のモッコウバラが一輪だけ咲いたらしい。季節外れに一輪だけ咲いたバラ。ココが会いに来てくれたと思ったと、母は話していた。 モッコウバラの花言葉は「幼い頃の幸せな時間」。なんだかできすぎている。 GWに久しぶりに実家に帰ったら、そのモッコウバラは盛大に咲い [続きを読む]
  • 天使ママのみなさまへ(再掲)
  • 天使ママのみなさまへ5月13日。今日は「母の日」です。みなさんの日です。家事サボってよし!欲しいものポチしてよし!プレモル飲んでよし!そして今日はいつもより、あなたの天使とたくさんお話ししましょう。遠すぎて聞こえないかもしれないけど、きっとこう言ってくれてるはずです。ママ。がんばってうんでくれてありがとう。いっぱい泣いてくれてありがとう。ママのこと、いちばんだいすきだよ。我が家も今日 [続きを読む]
  • 悲嘆の反応
  • ものの本によれば、大切な人と死別した後に訪れる「悲嘆の反応」には、思慕、疎外感、うつ的不調、適応対処の努力という4つのプロセスがあって、平均すると4年半ほどでその反応が治まるんだそうだ。 4年半というのは長いようでもあり、短いようでもあり、なんとも妥当な数値であるような気もする。もっとも、4年半目のある日にパタリと治まるわけではなく、少しずつその反応を感じる頻度が減っていって、そのうちほとんど感じなく [続きを読む]
  • 替え歌
  • 童謡、ポップス、CMソング。耳に残った歌があると、その歌詞の中にココの名前を入れて替え歌にすることは、すっかりボクの癖になっている。 本当に無意識にやってしまうから、そのうち誰かに聞かれてしまって恥ずかしい思いをすることもあるかもしれない。 それでもそんなことを続けてしまうのは、やっぱり今でも、ココの名前をいつも呼んでいたいからなのです。 ココ、ココ。会いたいよ。 ランキング参加してます。 いいね!と [続きを読む]
  • ケーキ屋さん
  • うちの近くにケーキ屋がある。パティシエのオジサンはなんとも不愛想な人だけど、そこのケーキは美味しくて、派手で華やかなのがいい。大ぶりのフルーツ。カラフルなデコレーション。きっと小さな子どもがみたら大喜びするだろう。 今でも毎月のココの誕生日には、そこでケーキを買って帰る。ココの手を引いてそのケーキ屋に連れて行って、「今日は誕生日だから、好きなのを選んでいいよ。ココが全部食べていいよ」と言ってやると [続きを読む]
  • 悲しみの比較
  • 悲しみの比較なんてするべきじゃないことはわかっているけど、それでも子どもを亡くした悲しみは特別だと思う。 子どもがいなくなった自分のことだけが悲しいんじゃない。 きっとあの子にだって、 好きなおもちゃや、好きなおやつや、好きな音楽や、好きな洋服や、好きな風景があったはずだ。 好きな人だって、いつかきっとできていたはずだ。 あの子の命は、そんな幸せを何一つ知らないまま終わってしまった。それが、とても悲し [続きを読む]
  • 思い出を手放す
  • ココが亡くなってからいろんな人にいただいたお花を、奧さんはドライフラワーにしてずっと残していた。たくさんの小瓶に詰まったいろんな色、いろんな香りの花たち。先日ボクたちはそれを、ココの桜*の根元に撒いた。 ココの思い出としてずっと残していたものを手放すことには、もちろんそれなりの寂しさがあるけれど、見方によっては前を向いて進むことであり、気持ちの整理や区切りをつけたこととも言えるかもしれない。 でもボ [続きを読む]
  • ルーティン
  • 仕事で聞いた企業コンサルタントの人の話。 組織として個人として、より良い能力を身につけようと思ったら、良い行いを習慣化するといい。習慣は習練となり、習性になる。そのためにはまず、どんな事でもいいから意識的に習慣化していくことが大切だ。自分なりのルーティンを作ること。チェックシートを作って、そのルーティンがちゃんと実行できたかチェックしていくといい。 なるほどと思って、ためしにやってみることにした。 [続きを読む]
  • 手術の日のこと3
  • 夜の病院の廊下は人気もなく、緑色の非常灯だけがやたらと目についた。べべが入っていった手術室と、ボクたちが案内された待合室には煌々と明かりがついているのに、それを隔てる廊下が真っ暗なのがなんだか落ち着かなかった。 静かで、少し寒い待合室で奥さんと二人、いろんなことを考えた。 なにが悪かったんだろう。どこが悪かったんだろう。どうしてべべなんだろう。どうしてまた、ボクたちなんだろう…。 感情の波は意外と大 [続きを読む]
  • 手術の日のこと2
  • 普通のものより頑丈で重々しい作りの保育器(ドクターカー用のものらしい)に移されて、べべは病室を出て行った。生後5日の子どもがこの状況を理解できているとはとても思えないけど、病室を出るときのべべは確かに、じっとボクたちを見ていた。とてもとても、不安そうな目をしていた。 ボクたちも外出許可をとって、その後を追うことにした。病院を出るときに、あの助産師さんが渡してくれたのは駐車場のサービス券。それが病院 [続きを読む]
  • 手術の日のこと
  • べべの手術の日のことを書こうと思う。 計画帝王切開で産まれたべべは標準よりは少し小さかったけど、元気に動き、元気に泣き、元気にミルクを飲んでいた。出産直前の、あのヒリヒリするような緊張や不安も日増しに緩んでいっていた。 生後5日目。奥さんの術後の回復が順調なら、そろそろ退院が見えてくるはずだったその日。退院後はしばらく実家で過ごす予定だった奥さんとべべのために、ボクはその日ひとりで実家にベビーベッド [続きを読む]
  • リラックス
  • 職場でのある日のプレゼン大会のこと。PCを使った長いプレゼンをするときは、聴衆をリラックスさせるために時々全く関係ない画像を挟んだりすることがある。大概は目の保養になるようなきれいな景色の画像だとか、最近行った旅行先の写真だとかを挟んだりするのだけど、その若い後輩の選んだ画像は、まだ小さな自分の子どもの写真だった。 別に悪いことじゃない。彼は自分の子どもの写真が、長いプレゼンを聴くのに疲れた聴衆をリ [続きを読む]
  • お宮参り
  • 少し前のことなのだけど、家族で近くの写真館に、べべのお宮参りの写真を撮りに行った。母からの提案で、ココの写真も一緒に持っていくことにした。 ボクの家族、奥さんの家族の撮影が終わって、ボクたち夫婦とべべの3人で、と撮影室に呼ばれたとき、ボクはカバンからおずおずとココの写真を取り出して一緒に持って入った。ボクが持つ産まれたての赤ちゃんの写真を不思議そうに見る係の人に、咄嗟になんと説明したらいいのかわか [続きを読む]
  • ダウン症の彼
  • 通勤電車で時々見かける男性。歳はよくわからないのだけど、いつもオシャレな服装で(チェックのハンチングが特にいい)気分よさそうにイヤホンで音楽を聴いておられる。お顔から察するにその方はおそらく、ダウン症の方だろうと思う。 混んでいる車内では座らずにスミに立っているし、座っているときも誰の邪魔になるようなことも、迷惑になるようなこともなさらない。少なくともこの電車の中という公共で、この方の存在で困って [続きを読む]
  • 人生で一番悲しい日
  • 人生で一番悲しい日を挙げるとするなら、それはココが亡くなった日ではなく、ココと最後のお別れをした、あのお葬式の日だったと思う。 ココが産まれて亡くなった日は、目まぐるしく変わっていく出来事や感情をただ傍観し、受け入れるしかなかった。ボクの意思は関係なかった。 でもあのお葬式の日は、ほかならぬボクが決めた日だ。ボク自身があの日をココと別れる日と決め、いくつかの手続きをして、そして最後の最後、ココのお [続きを読む]
  • 代理母
  • 「代理母」に関しては不勉強であまりよくわからない。不妊治療の一つの(というかかなり発展的な)オプションであるとは知っているけど、技術的・制度的・倫理的にどのような問題があり、それが合理的に解決できるものなのかどうかまでは知らない。 それでもあの芸能人ご夫婦がテレビのインタビューに答える様子を観て、産まれてきた赤ちゃんを抱く柔らかな写真を見て、ボクは泣きながら鼻をすすりながら「よかったなぁ、よかった [続きを読む]
  • 選択のパラドックス
  • ときどき都市部に出張に出かけることがあって、そのときはホテルを自分で予約するのだけど、大概はなかなか決まらなくて困ってしまう。まずはホテルを探すためのインターネットサイトを決める。目的地のすぐ近くのホテルなんて高くてまず泊まれないからそこから1駅2駅離れた駅近で…なんて探し出すと今度は似たような条件のホテルがわんさか出てくる。似たような名前、似たような料金、似たような部屋の広さ。似たようなものなの [続きを読む]
  • いつもそばに
  • 抱っこしたりベッドに寝かせたりしていると、べべはふいに何もない空中の一点をじっと見つめて、時にはニヤリと笑いだしたりすることもある。 まぁどんな赤ちゃんにでもあることなのかもしれないけど、 ボクたちは きっとそこにはココがいてボクたちには見えないけどココがいてべべに話しかけたり、変顔をして笑わせたりしてくれているんだろうと思っている。 おたんじょうびおめでとうココ。 いつもそばにいてくれて、ありがと [続きを読む]
  • センター試験
  • 先週の土日、朝の電車には参考書を持ったたくさんの学生さんが乗っていた。どうもその日は大学入試センター試験の日だったらしい。ボクの住む地方ではセンターの日は、なぜか異常に寒くなることが多い。その日もとても寒かった。そして学生さんたちを見ながら、自分の大学入試の時のこと(もう20年くらい前のはなしだけど)を思い出していた。 ボクには子どものときから目指していた職業があって、そのためにはそこそこ偏差値の高 [続きを読む]
  • カメラ
  • 一眼レフカメラが好きだ。重いし、かさばるし、人前に持ち出すのがなんだかこっぱずかしい代物ではあるけど、スマホで撮る写真に比べると数段ドラマチックというか、印象的に写る気がする。 とはいえ別にカメラが趣味なわけではなく、持っているのもかなり前の世代の入門用機種を一台だけだし、オプションパーツだって何も買い足してない。でもずっと機械まかせの全自動モードでわしゃわしゃと撮っていくばかりだったのが、最近勉 [続きを読む]
  • ぽっちゃりさん
  • ココのお葬式を取り仕切ってくれたのは、まだ若い住職さんだった。20代前半だろうか。すこしぽっちゃりした丸刈りの住職さん。お葬式の仕切りもまだそんなに慣れていない様子だったけど、一生懸命、誠実にやってくれた。その後もお参りするボクたちを見つけると、いつも気さくに話しかけてくれていた。 年末、ココのお地蔵に正月の飾りつけをしてやろうとお寺を訪ねた時、その住職さんからもうすぐお寺を去ることを聞かされた。そ [続きを読む]