pinplot さん プロフィール

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pinplotさん: 何や感や
ハンドル名pinplot さん
ブログタイトル何や感や
ブログURLhttp://pinplot.hatenadiary.com/
サイト紹介文映画や海外ドラマの感想、ライフハックネタなどの雑記。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供32回 / 365日(平均0.6回/週) - 参加 2016/10/16 18:53

pinplot さんのブログ記事

  • 『13の理由』構成の妙と人物描写の巧み
  •  ネットフリックスで配信中のドラマシリーズ『13の理由』。シーズン2の公開が予定されている本作であるが、このシリーズの魅力は、視聴者の善悪の判断や人物れの評価を揺さぶり続ける構成のうまさにあると思う。 まず、シリーズ序盤では自殺したハンナについて、彼女の被害者意識の強さを強調するように描かれている。すなわち、彼女が自殺してしまったのは、彼女自身の弱さも一因なのではないか、と被害者へも非難の矛先を向 [続きを読む]
  • 映画『羊の木』どこまでいっても他人は他人(ネタバレ感想)
  • 映画『羊の木』 | 2018年2月3日(土)全国ロードショー かつて殺人を犯した者たちと信頼関係を築くことができるのか、異質な他者を受け入れることができるのかを問う作品。以下はネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意ください。 様々な理由で殺人の罪を犯した六人の元受刑者たち。罪に対する向き合い方も多種多様であり、「殺人犯」「元受刑者」などのカテゴリーで人を括ることの無意味さ・虚しさであることがわかります [続きを読む]
  • 『アズミハルコは行方不明』ただただ古臭い - 作品の感想
  •  女性の解放をテーマとした作品。男性による抑圧や、男性への依存からの脱却を主として、既存の価値観から自由になった女性の姿を表現している。 主人公のアズミハルコは職場や家庭環境などから男性からの抑圧を感じつつ、それを内面化することで男性に依存するようになってしまった人として描かれている。彼女の成長と彼女を取り巻く人間模様から、自立した女性像を提示している。作品の肝であるテーマはしつこいほどに表現され [続きを読む]
  • 『はじめての構造主義』感想
  •  構造主義の入門書。レヴィ・ストロースと彼の著作を中心的な題材として、構造主義に対する大まかなイメージがつかめるようになっている。中学生にも理解できるような内容をめざしたとあったが、このレベルだとかなり賢い中学生じゃないと厳しいのではないかと思われた(構造主義の本を手に取る中学生という時点でフィルタリングされているが)。特に親族関係の話などは非常にややこしく、途中で挫折してもおかしくないのではない [続きを読む]
  • 『幼年期の終わり』進歩の先にあるものは
  • 幼年期の終り作者: アーサー C クラーク,福島正実出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/12/21メディア: Kindle版購入: 3人 : 125回この商品を含むブログ (20件) を見るストーリー(ネタバレ) 圧倒的な科学力を持った異星人(オーバーロード)が地球にやってくる話。彼らは地球を侵略するわけでもなく、何かを要求するわけでもなく、ただ地球の管理者・裁定者として存在するのみである。彼らはやがて人類にテク [続きを読む]
  • 映画『モールス』感想 - 吸血鬼と人間の共生
  • モールス (字幕版)発売日: 2013/11/26メディア: Amazonビデオこの商品を含むブログを見る ちょっとグロめの吸血鬼のお話。人間が寝ている間にちょこっと血液をいただくような紳士的なやつではなく、肉ごと貪り喰らう残酷な不老の存在として描かれています。 吸血鬼役の少女(実はババア)を演じるのは、『キック・アス』シリーズなどで有名なクロエ・モレッツ。真冬のニューメキシコを舞台に、残酷かつ美しい少年少女(バ [続きを読む]
  • 映画『オーバー・フェンス』感想
  • オーバー・フェンス発売日: 2017/05/24メディア: Amazonビデオこの商品を含むブログを見る オダギリジョー・蒼井優主演。これといった目標もないまま、怠惰に職業訓練校に通い続ける男と、情緒不安定なキャバクラ嬢の恋物語。 舞台は北海道函館市。観光都市としての評判は高いですが、まあやはり田舎なんですよね。作品内で描かれる職業訓練校も、田舎特有の空虚感というか、自分はここから抜け出せない、あるいは抜け出し [続きを読む]
  • 映画『新感染』を観ての感想
  •  新幹線の車内に閉じ込められた状況でゾンビに襲われるというのは絶望的にも思える。しかし、ゾンビの習性をはっきりとルール化することで、主人公たちに突破口を与えているという点が興味深い。 普通の人間と同程度に動けるゾンビ集団に大した工夫もなく立ち向かっていったり、一時離ればなれになるのを拒否することで集団全体を危険に晒すなど少々強引なシーンもみられるが、全体的には登場人物の行動に一貫性と合理性がある映 [続きを読む]
  • 『ベター・コール・ソウル』シーズン3第9話「転落」ネタバレと感想
  •  薬のすり替えに成功したナチョはヘクターが早く発作で倒れるのを待ちますが、それより先に父親の会社にヘクターが乗り込んでくる可能性が高いという状況に陥ってしまう。ナチョは父親に対し、自分が未だヘクターの下で働いていることを告白し、彼から運び屋の仕事を依頼されても反抗しないように頼みます。 一方ジミーは、老人養護施設のサンド・パイパーのクライアントに接触し、その案件がクローズした場合の自身の報酬が [続きを読む]
  • 『ベター・コール・ソウル』シーズン3第9話「転落」ネタバレと感想
  •  薬のすり替えに成功したナチョはヘクターが早く発作で倒れるのを待ちますが、それより先に父親の会社にヘクターが乗り込んでくる可能性が高いという状況に陥ってしまう。ナチョは父親に対し、自分が未だヘクターの下で働いていることを告白し、彼から運び屋の仕事を依頼されても反抗しないように頼みます。 一方ジミーは、老人養護施設のサンド・パイパーのクライアントに接触し、その案件がクローズした場合の自身の報酬が [続きを読む]
  • 『ベター・コール・ソウル』シーズン3第8話「転倒」ネタバレと感想
  •  弁護士としての収入が無くなってしまったことにより、行き詰まるジミー。奉仕活動の監督者を口八丁で騙したり、CM制作費の支払いを渋る楽器屋のオーナーから、事故を演出し高価な楽器をせしめるなど、かつて「滑りのジミー」と呼ばれていたころに再び近づいていく。弁護士として経験を積んだことにより、むしろその手口は巧妙化し、法を侵さない範囲で相手を騙すようになっている様子。 キムに引け目を感じたくないがために何と [続きを読む]
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  •  弁護士としての収入が無くなってしまったことにより、行き詰まるジミー。奉仕活動の監督者を口八丁で騙したり、CM制作費の支払いを渋る楽器屋のオーナーから、事故を演出し高価な楽器をせしめるなど、かつて「滑りのジミー」と呼ばれていたころに再び近づいていく。弁護士として経験を積んだことにより、むしろその手口は巧妙化し、法を侵さない範囲で相手を騙すようになっている様子。 キムに引け目を感じたくないがために何と [続きを読む]
  • 映画『美しい星』謎だらけの複雑な作品 - 感想(ネタバレあり)
  •  当たらない気象予報士として有名な父。大学卒業後、フリーターとして冴えない日々を送る兄。大学内で孤立し、自分の美しさを持て余す妹。自己肯定が難しい彼らが、現実逃避の手段として利用したのが、自分が宇宙人だという設定でした。 本作は自らを水星人だやれ金星人だと語り、自らも地球で暮らす当事者であることを忘れている彼らを表現することで、上から目線で環境や世界が抱えている問題について語ることに対し、警鐘を鳴 [続きを読む]
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