NIKKEIラジオで評判の詩人、心機一転の詩集です。
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メルヘン に、新作 「こわい夜の子守歌」追加しました。 季節に、「山里の秋」追加しました。
ラジオNikkei 、私の書いたポエムでお馴染みの詩人、心機一転の 詩集です。 更新 奈良の詩 追加しました。 4/5
早春のうら小道 修二会すぎ 大仏殿のうら小道 古い土かベ、時代を語る 御衣黄は まだまだ咲かぬ、転害門 池の向こうにおかっぱ桜 店一つ にぎわい一つ、無い道を 歩く私は、天平の人 奈良町行けば 狭い路地 突き当たりには、 小さな鳥居 角を曲がれば 古い寺 振り向けば 身代わ…
おばあちゃんの背中 遠い記憶の、その中に 安らぎくれた人がいる きもの姿と、割烹着 誰よりも、あやして、くれた人 ずっと、一緒にいたかった あの日 おばあちゃんの背中で、 揺られてスヤスヤ 寝ていた私 遠い記憶のその中に 安らぎくれた人がいる 下駄の響きと子守唄 誰よりも、ぬくもりくれた人 ずっと、歌って欲しかった あの日 おばあ…
もしも、あなたが もしもあなたが ほほえんでくれたなら その日はきっとほっかほか そう、あの日から ずっと私は、夢の中 もしもあなたが 声かけて、くれたなら 次に会う日は、ドッキドキ そう、あの日から ずっと私は、夢の中 待ち焦がれて 1 かすかな、木の葉のささやき…
こわい夜の子守歌 強い風の 吹く夜は 早く布団にはいりましょう あれは 迷子になった風の子が 母さん探して 泣いているのよ 強い風の吹く夜は 耳をふさいで 眠りましょう あれは いたずら過ぎた 風の子が もう、しませんって 泣いているのよ おひさま 仲良し2人の帰り道…
小さな手 生まれて間もない、小さな手 私の指を しっかりと つかみながら 目を見つめる その小さな手が 私を 頼ってくれた だから私は、少しずつ 少しずつ母になった 生まれて間もない、小さな手 私の指をしっかりと つかみながら お乳を飲む その小さな手が 私を 認めてくれた だから私は、少しずつ 少しずつ、母になった …
山里の秋 山里の 木々の枝先 色づいて その健気さに ああ、ありがとう この山も 人の都合で 変えられて 言いたいことも あっただろうに もみじ見に 人がもうすぐ やってくる 性懲りもなく 車にのって 無責任 春に咲き誇る、あの花は 実はとっても、無責任 こんなに人を、浮かれさ…
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