額入れ完成感謝です。母に見せたい梅の油絵。
清らかな梅の花を6号油絵に描いています。
母が小学生の頃に詠んだ梅の和歌が実家に残っていました。昭和七年の肉筆ペン字です。
梅の樹を支える鉢を探していました。やっと李朝時代の典雅な模様が見つかり、描き初めています。母に報告したのですが、発熱中で気にかかります。
6号油絵の地塗りができたところです。 寒さに負けず咲く花のように生きる。 これは、実家で見つけた母の小六の作文に書いてあったことばです。
この母の眼差しを描くために私は生まれてきたと感じます。 介護病棟に移って1年5カ月、目を覚ましてくれるだけでも嬉しいです。 いよいよ明日東京に向けて搬入です。
黄色いパジャマを母に贈ろうと考えています。 今まで淡い桃色のパジャマが多かったけれど、 油絵に描いてみたら、似合うことが分かりました。 搬入直前、ラストスパートです。
母の手は、晴れ着を1日で縫い上げるほど猛スピードで裁縫仕事をこなしていました。 今は、寝たきりだから指一本ずつ私に握られるままです。 頭をマッサージすると左指だけグッと動かしてくれます。 手を描くのは、顔の何倍も時間がかかります。難しいけれどやりがいがあると感じます。
10号キャンバスを地塗りしています。天気予報を確認して、まだ見ぬ風景画の空や樹々を思い描くのでとても楽しい時間です。画題は『待雨』だけれど、天気予報が変わることも予想しています。
デッサンの基本を学び、光の美しさを感じて 100号油絵に生かします。
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