ころた さん プロフィール

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ころたさん: バスフィッシングを科学する
ハンドル名ころた さん
ブログタイトルバスフィッシングを科学する
ブログURLhttp://longislandclub.blog.fc2.com/
サイト紹介文バスの生態や湖沼をめぐる事象を、科学文献から解き明かします。バスの動き,ベイトの生態,水流と植生
自由文・競馬は血統の研究から入る。
・車はスペック重視、メカ重視だ。
・家電の衝動買いはしない。
そんなあなたなら分かるはず。
そう、バスフィッシングは頭脳のスポーツなのです。釣りは湖に立った時に始まるんじゃない。書斎で地図や天気図、去年の気象を調査する段階で始まっている。魚が釣れてから後付けしたような理論は理論じゃない。そこに魚がいるのは「必然」だからだ。その「必然」を科学の目で見つけよう。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供23回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2016/11/04 19:00

ころた さんのブログ記事

  • 32.真夏のベジテーション攻略法は大間違いだった!
  • ラムサール条約湿地・片野鴨池の溶存酸素量の経時変化と水生植物の関係       ※1 田尻ほか,伊豆沼内沼研究報告8号,pp23-34(2014)真夏のバス釣りは太陽との闘い。バスもバサーもお日様から逃れようと必死だ。そんな時、頼りになるのがべジテーション。でもマツモだろうがオニビシだろうが同じという訳ではなさそうだ。本文献をじっくり読んでみよう。田尻らは、 ラムサール条約登録湿地である石川県加賀市の片野鴨池にお [続きを読む]
  • 続、バスの記憶は遺伝する
  • 「仮説:バスの記憶は遺伝する">仮説:バスの記憶は遺伝する」で適当な事をぶち上げたが、もう少し真面目に考えようと思う。1.記憶は遺伝するのか?大真面目に言う。記憶が遺伝することはある。蝶は誰に教わらなくても花においしい蜜があることを知っている。ツバメは教わらなくても冬は南に行けば暖かい事を知っている。ブルック・シールズとクリストファー・アトキンズは二人きりの青い珊瑚礁で××な事を△△すれば赤ちゃんが [続きを読む]
  • 31.バスは何を元に行動しているのか?
  • 前回の「30.琵琶湖のバスの行動パターンを追跡する">30.琵琶湖のバスの行動パターンを追跡する」では、・バスは朝に岸に近付いていき、夕方に定置網周辺に帰ってくること。・バスは岸と平行なラインをクルーズしていること。・東北風が強く水温が急激に下がった時には岸に向かって移動していること。が分かった。ではなぜ彼らはそのような行動を取っているのか。「なぜ」と言うよりも「どのようにして」その場所に向かうこと [続きを読む]
  • 30.琵琶湖のバスの行動パターンを追跡する
  • Habitat Utilization of Largemouth Bass around a Set Net (Mitsunaga et.al., Fisheries Engineering, Vol.41 No.3 2005)より「夏のバスは流れを好む。」「秋のバスはベイトを追って動き回る。」「冬のバスは深場でじっと動かない。」 云々・・・バスの行動を巡って喧々諤々だ。バスが釣れたから?魚が見えたから?魚の生態を考えて?etcetc... 実は誰も実際に見ちゃいない。だったらバスの行動を直接的に追跡すればよい。今 [続きを読む]
  • 仮説:バスの記憶は遺伝する
  • バスが釣れなくなってきている。お前がヘタなんだろうって?そんな事は分かっている。分かっているが、そうではない。50年もバスを釣っている俺が言うんだから、間違いはない。バスは確実に釣れなくなってきているのだ。「ルアーフィッシング黎明期 その8 : バスフィッシングの変遷">ルアーフィッシング黎明期 その8 : バスフィッシングの変遷」でも書いたが、1990年代に突然釣れなくなったのには理由があった。釣り人が増え [続きを読む]
  • 釣られるのはバス? 人間?
  • 「春限定カラーが新発売! ツートーンカラーがバスを誘う!」「逃げ惑うベイトの動きがバイトを呼ぶ。」「ボリュームあるシェイプが魚にアピール。」ショップには「新製品ルアーのキャッチコピーが並ぶ。確かに従来品とは少し違うカラーやフォルムで、我々バサーの購買欲を掻き立てる。ひょいと商品棚の上のモニターを見れば、バスビデオでバスプロ達がはやし立てる。「さすが〇〇の新作クランク。この動きが今のバスに効果的なん [続きを読む]
  • 29.関西空港護岸域のスズキの移動と回遊
  • 「超音波バイオテレメトリーを用いたスズキの移動と回遊の記録」    (平岡ら,水産学会誌 69(6),910-916(2003) )今回の論文もなかなか興味深い。バスではない、シーバスだ。関西空港周辺で採集したスズキに小型発信機を取り付け、放流後の回遊をトレースしたのだ。スパイ映画でお馴染のシーンが既に海の中で行われていたのだ。スズキは食餌や産卵のためにいつどこへ行くのか。そこに何等かのパターンがあるのか。ならばどこ [続きを読む]
  • 目的別文献索引
  • これまで読み解いた科学文献を、知りたい項目ごとに関連付けて整理してみた。(1) バスの生態を知りたいバスの視聴覚、産卵と成長、行動と性質等々。敵を知れば百戦危うからず、だな。1.魚類の視角に関する研究2.魚類の色彩感覚について6. 魚の視力について まずはバスの「目」について。世のバス用ルアーになぜ黄色からグリーンのものが多いのか。水深と濁りによりルアーの選択はどうすべきか。科学的理由が解き明かされる。 [続きを読む]
  • 28.プリスポーニングの傾向と対策
  • さあ春だ!(と言いつつ今日は大雪の春分)こんな日こそ過去の文献を見直して、来るべきシーズンの戦略を練ろうではないか。という事で今回はアーカイブ見直し編。過去に紹介した文献から、この季節に参考になるものを再確認しよう。アンダーラインの文言を すればリンク先の文献に繋がる。まずは「10. 琵琶湖南湖の早春の水流と水温">10. 琵琶湖南湖の早春の水流と水温」。早春の琵琶湖の水温と水質からプリスポーンの [続きを読む]
  • 完全なるバックラッシュ対策 〜 後編
  • 「完全なるバックラッシュ対策 〜 前編">完全なるバックラッシュ対策 〜 前編」でベイトキャスティングリールの現在のブレーキシステムの根源的誤りを指摘した。現在の遠心ブレーキや電磁ブレーキでは、キャスト時のルアー飛翔が最高地点に到達して速度が最小になった後、加速していくスラーに対して過度なブレーキを掛けることで飛距離を大きくロスしてしまうのだ。図3に横軸に距離を取ってルアーの軌跡と、ブレーキ力を表し [続きを読む]
  • 完全なるバックラッシュ対策 〜 前編
  • 「バックラッシュはなぜ起こる?」で思わせぶりな書き方をしてから早や1年。再び世に問おう。「ベイトリールのバックラッシュを完全に防ぐためには、どうすればよいか?」ベイトリールの最大の弱点はキャストミスした時に発生するのだが、まずは普通にキャストしてもブレーキフリーにしておくと発生してしまうバックラッシュについて解析していく。それはルアーの飛翔軌跡を追って飛行速度を求めれば、自ずと理解できる。そんなに [続きを読む]
  • ブラックバス、食えんのか!
  • Catch & Eat を志す今年のコロタ。本当に食えるの?と言う方にご紹介。まずはレストラン。有名なのは芦ノ湖の「おおば」と琵琶湖の「にほのうみ」。湖尻にある「おおば">おおば」はかなり昔(30年以上)からバス定食を出していた。ブラックバスや ギルをフライにした定食。言われなければ普通の白身魚のフライだと思う。ただお値段が高めなんだよねぇ。ワカサギ定食より高い。材料費はタダ同然だと思うのだが、調理に手間が掛か [続きを読む]
  • 在来種保護、釣り団体はどう考えている?
  • 「在来種保護のためにバサーができること">在来種保護のためにバサーができること」から引き続きのテーマである。釣り団体のスタンスを探ってみよう。これがまあ、ボンクラの集まりとしか思えない。まずはおなじみJB:日本バスプロ協会。NBC:日本バスクラブも同じ穴の狢。日本のバスフィッシングを統括する団体の長が創立以来30年以上も変わっていないという事自体が、団体の有り様としては極めて異常なのだが、そのスタンス [続きを読む]
  • 在来種保護のためにバサーができること
  • バスブログなのに、バスブログサイトなのに敢えて書く。「我々バサーは日本在来種保護のために何をなすべきか?」前回投稿した「27. 釣りと駆除事業から考える琵琶湖の外来魚問題">27. 釣りと駆除事業から考える琵琶湖の外来魚問題」に引き続き考えてみたい。日本の各地でモロコやタナゴが減少したのは、外来種が原因の全てではない事は、「19.霞が浦北浦における過去20年間の水産有用資源減少要因 に関する考察 - 2">1 [続きを読む]
  • 27. 釣りと駆除事業から考える琵琶湖の外来魚問題
  •   (山内(兵庫六甲農業協同組合)ら;水資源環境研究 Vol.26,1 2013 pp1〜6) 前回の琵琶湖における釣り有料化の議論に引き続き、再び琵琶湖における外来魚問題について考える。山内らは滋賀県の琵琶湖レ ジャー利用適正化条例施行から10年を経過した2012年に、外来魚駆除事業の実態を再確認すると共に、地域住民、バスアングラーへの聞き取り調査を実施し、琵琶湖における外来魚問題について考察した。 滋賀県は、外来魚対策と [続きを読む]
  • 琵琶湖のバス釣り有料化?
  • 西の方が喧しい。11月15日付け毎日新聞によると、「滋賀県知事が琵琶湖の外来魚釣りの有料化">滋賀県知事が琵琶湖の外来魚釣りの有料化」の検討を開始するという。[宮本和宏守山市長が「釣り客はゴミも出すなど琵琶湖に負荷をかけており料金を取るべきだ」と提案し、三日月滋賀県知事が答えた。 ]と記されている。行政は相変わらずステレオタイプの物の見方しかしないなぁ、と感心してしまうが、きちんと考えてみよう。まず釣りの [続きを読む]
  • 26.琵琶湖北湖における外来魚ブルーギルの繁殖生態
  • (中尾ら(滋賀県立大学);魚類学雑誌,53(1):55-62)ブラックバスのネストを見たことのある人も多いと思う。私自身は大阪の野池で何回も目撃した。それは50cmほどの浅瀬に直径50〜60cmほどの円を描いて、1,2mおきに点在していた。小さな野池だったのでそれ程多くはない数であったが、時にはバスが1匹、ある時は2匹が張り付いていた。そんな個人的な思い出レベルの話ではこのHPに相応しくないので、文献調査を行った結果の一つが「 [続きを読む]
  • 25.北浦の水層構造の数値解析
  • (北澤(東京大学),小松(茨城県霞ケ浦環境科学センター);生産研究速報60巻1号,2008) 秋が深まって来た。我々、湖を主戦場とするバサーにとっては、盛夏の高水温から回復したバス達が盛んにベイトを追ういい季節になって来た。しかし並行して、いやな季節も近づいてくる。それはFall Turn Over。表層部の水温低下と共に湖の上下水層が入れ替わるアレである。日本最大の湖:琵琶湖のFall Turn Overについては、「3.琵琶湖におけ [続きを読む]
  • あっちのドックは釣れるが、こっちのドックは釣れない、のは何故か?
  •  ホームグラウンドである北浦・常陸利根川水系には多数のドックが存在して、バスのポイントになっている。しかし、いつ行ってもほぼバスを掛けることのできるドックと、何回行っても釣れないドックがある。その差は何なのか? 考察してみよう。( と言うか、単独釣行の時には「釣れない、バスがいない」と思われるドックにはハナから行かないが) 例えば常陸利根川下流域の某ドック。ドック自体には何の変哲もないドックだが、 [続きを読む]
  • 真夏の利根水系 実釣編:その2
  •  午前中を小見川閘門で過ごした後は、「真夏の利根水系 戦略を練る」で練った戦略通り、横利根閘門に向かった。しかしもう1点のポイントである[水田から抜かれた水を嫌ったバス]については、横利根までの道すがらチェックしていこう。水田からのインレットが近く、そこを嫌ったバス潜んでいるスポットは? 利根川沿いに上流に向かう途中で、いい処を見つけた。与田浦だ。3つある与田浦の湖の真ん中、十二橋の近い湖の奥に連な [続きを読む]
  • 真夏の利根水系 実釣編:その1
  •  さて曇天の利根水系、午前11時という釣りを舐めた時間に到着したのは計画通りの小見川閘門。お盆の土曜日だと言うのに釣り人は少ない。メジャーなスポットではないという事ね。大いに結構。いつもにようにまずは状況見分。気温25℃、曇天、北西からの弱風。水温 24.5℃、下がったな。少しマッディだが悪い水色ではない。そして想定通り閘門の利根川側は常陸利根川より水位が高い。4〜50cmくらいか。先行者は常陸利根の上流側に2 [続きを読む]
  • 真夏の利根水系 戦略を練る
  •  よし、釣りに行くぞ。今回も利根水系だ。決行は8月12日。お盆休み突入後の土曜は、釣り人の減った利根でも人でごった返すことだろう。ではいつものように戦略を立てよう。 今週はよく雨が降った。気温も低めだ。これはバス釣りには良い兆候だ。ポイントは月曜の台風による大雨だな。その後もシトシト程度とは言え雨模様の秘が続き、川の水量は一気に増えただろう。下流にある常陸川水門、利根川河口堰はこのところ通常運用。す [続きを読む]
  • ルアーフィッシング黎明期 その7 : 村田基 VS 田辺哲男
  •  さて「あの頃のバスプロ」について少し思い出そう。釣り雑誌にルアーの記事が載るようになり、バスについての情報が少しずつ世に出てくる。日本初のバスプロは吉田幸二というのは有名な話。1984年のことだ。しかし実は彼が日本初ではなかった。先駆者がいたのだ、アメリカに。ヒロ内藤">ヒロ内藤である。ヒロ内藤がアメリカのB.A.S.S.に初参加したのは1983年、そのとき俺はアメリカにいた。仕事で約1年間、LA南部のHuntington [続きを読む]