まーこ さん プロフィール

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まーこさん: 黄水晶の夢〜まーこの二次小説ファイル〜
ハンドル名まーこ さん
ブログタイトル黄水晶の夢〜まーこの二次小説ファイル〜
ブログURLhttp://colleen8666.blog.fc2.com/
サイト紹介文『花より男子』(ジフとジャンディ)(類とつくし)や「韓国ドラマ」の二次小説を書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供121回 / 365日(平均2.3回/週) - 参加 2016/11/17 20:24

まーこ さんのブログ記事

  • Live to tell 74
  • 俺の気持ちを表したかのような詩。その詩が書かれた詩集に俺はウェディングフォトコンテストの写真を挟んでいる。写真を眺めながら首元のネックレスを弄った。それは祖母と母の形見の指輪をチェーンに通したもの。ふと横に目をやると、ジャンディが隣の椅子でうたた寝をしている。風邪を引いてしまわないよう起こそうとして手を伸ばし、それが幻だと知る。そんな自分に呆れかえってリモコンに手を伸ばしテレビをつけた。画面の中で [続きを読む]
  • Live to tell 73
  • 「ハラボジ」「ジャンディ、よく来てくれた」「そんなに私に会いたかったんですか?」「こいつめ、自惚れるな。来たついでにジフを連れ出してくれ。デカい図体でくっついていられると息が詰まる」元気になったハラボジは相変わらずの口の悪さで、でもそれでかえって安心させられる。それが嬉しくてジャンディと目配せを交わした。「早く出て行かんか。外は暖かい春だぞ。いい若者が何をしとるんだ。早くせんか」ジャンディを促して [続きを読む]
  • Live to tell 72
  • 釣りの帰りにハラボジから緒に来てくれと言われ、スアム文化財団本部にやって来た。スタッフが玄関ホールのドアを開け俺達を迎え入れる。ご苦労と労いの言葉を掛けながらハラボジは館内に入った。「財団を作って力を注いで来た。多くの人が助けてくれたしな」ジャンディと俺を連れたハラボジは上機嫌だ。「ジャンディ、中を見て回ろう」「はい」財団内を案内しながら色々な事を話すハラボジ。きっとジャンディも自分の孫のように思 [続きを読む]
  • Live to tell 71
  • ジャンディが加わりハラボジとの3人の穏やかな日々を過ごしている。良く晴れた休日、中庭の縁側でジャンディが鏡を睨めっこをしながらハサミを手に格闘している。どうやら髪を切りたいようだ。驚かさないようにそっと前を横切り家に入ろうとしたところで、イテテと小さな悲鳴が聞こえる。見かねて「俺がやってやろうか?」つい声を掛けていた。遠慮する彼女は俺の“明日から学校に行けなくなりそうだけど”の一言に降参した。ケー [続きを読む]
  • Live to tell 70
  • 自分たちの破談で合弁事業をやめないでくれというハ・ジェギョンの望みは叶わず、JKグループと神話グループの間には暗雲が立ち込めていた。その怒りが収まらない“鉄の女”ジュンピョの母親はジュンピョを自宅に軟禁し、使用人として働いていたジャンディを追い出した。ジャンディが使用人として働くことになったのも元はと言えばジュンピョの母親がジャンディの屋根部屋があったビルを解体し、住居を奪ったせいだったのだが。そん [続きを読む]
  • Live to tell 69
  • ジュンピョから視線を逸らしたままのジャンディをジェギョンのSPが迎えに来た。「ジェギョンお嬢様がジャンディ様をお連れするようにと」踵を返し彼女は先に立って部屋を出て行く。残された俺達に重苦しい空気だけが残った。時間が来て俺達はチャペルへと入り着席する。ジュンピョは前に立ち新婦の入場を待つ。ジャンディの友人がフラワーガールを務めジェギョンと父親を先導しているが、そこに介添え人であるはずのジャンディの姿 [続きを読む]
  • Live to tell 68
  • プールサイドにジュンピョは立っていた。俺はジュンピョの顔を見ず横に立つ。「ジフ…」「話せよ…」「お前は俺にとっては兄弟だ。過去においても…これからも…」「……」「時々考えた。お前がいなかったら俺はどうなるか…」「まさか…俺に助けてくれなんて言わないよな」ジュンピョが真っ直ぐ俺に向き直り「俺を殴ってくれ」「何?」「本気だ。お前に殴って欲しい」「ジュンピョ」覚悟を決めたジュンピョの表情を見て、俺はジュ [続きを読む]
  • Live to tell 67
  • ジュンピョの結婚式の為、俺達は済州島へ向かっていた。俺の前の席に座るジャンディの様子が気がかりだった。ソウルから空輸してきたそれぞれの愛車を駆って空港からホテルに向かう。イジョンはジャンディの親友を乗せ、ウビンは一人で、そして俺はジャンディを乗せて走る。ソウルよりもずっと南に位置しているから良く晴れた済州島の光は暖かくて俺達は愛車をオープンにして走った。島のあちこちに咲く菜の花が春を告げている。ホ [続きを読む]
  • Live to tell 66
  • ジュンピョとJKグループのハ・ジェギョンの結婚式の招待状が届いていた。ジュンピョとジャンディの事が気にかかりながら、どうすることもできなかった。ハラボジとのわだかまりが解け、ぎこちないながらも祖父と孫としての日々を取り戻しつつあったある日、俺はハラボジに呼び出された。毎日同じ家で顔を合わせているのに態々何の用が有るのだろうと訝しみながらも、俺は約束の場所へと向かった。約束の場所にまだハラボジの姿は無 [続きを読む]
  • Live to tell 65
  • 部屋を出ると同じように出かけようとするハラボジと出くわしてしまった。お互いかける言葉を見つけられず気まずい空気が流れる。と、「おはようございます」パタパタと駆け込んできたジャンディの明るい声が響く。「朝から…」「何の用だ?」俺の怪訝な声にハラボジの助かったと言わんばかりの声が被る。「一緒に出勤しようと思って」嬉しそうにハラボジの手を取り、俺の袖を掴んで「3人だから車で行きましょ」「やれやれ…」言葉 [続きを読む]
  • Live to tell 64
  • ある日の夜、俺を呼ぶジャンディの声に裏庭の入口へと向かった。キャリーバッグを転がしながら入って来たジャンディ。「急に何の用?」真っ直ぐに俺を見つめて手にした鞄をドンッと床に置く。「それは?」「引っ越しの荷物。余ってる部屋ありますか?」悪びれることなく笑顔で聞く彼女に呆気にとられながら、空き部屋を指差す。ニンマリと笑った彼女は庭に向けて大きな声で呼びかけた。「早く来てください。早くー」俺に向けて「ち [続きを読む]
  • Live to tell 63
  • 「どうしてここに…?」ウビンの声にジュンピョの母親が口を開く。「あなた達に会うなんて、自分の目を疑うわ」皮肉を込めて俺は言ってみる。「ジュンピョはここにいませんよ」「息子の行動ぐらい知っているわ」彼女は次々とジャンディに侮蔑の言葉を吐きかける。「男を誘惑することには何より長けているのね」ジュンピョの母親の聞き捨てならないその言葉にイジョンとウビンが声を上げた。「カン会長」「違います」だが二人の声な [続きを読む]
  • Live to tell 62
  • …誰かが……大切な誰かが…俺の頬に優しく触れている気配を感じた……夢を…見ているんだろうか…離れて行かないで欲しくて、俺はその手を必死で握りしめていた。この手…俺が欲しかった温もり……安心する…朝の光が差し込む部屋の中。目覚めた俺は自分のベッドにいることに気付いた。周囲をゆっくりと見回すとベッドサイドに洗面器が置かれていて、昨夜の記憶が夢でなかったことを悟る。雨に濡れたままだった洋服を着替えダイニ [続きを読む]
  • Live to tell 61
  • 陽も暮れ、ジャンディを診療所に送ってきた。「今日もお世話になりっぱなし…」「今日は俺も絵をもらった」「中でお茶でもぞうぞ。緑茶だけど」俺の逡巡を見て取った彼女。「ハラボジ…院長先生はもう帰宅したから…」彼女の気遣いが解りすぎる程解って、それ以上断る術を持たなかった俺は、軽く笑って頷いた。すぐにお茶を淹れるから待っていてと、ジャンディがキッチンへと入って行く後姿を見送って、俺は診療所の中をゆっくりと [続きを読む]
  • Live to tell 60
  • 美術館の窓際に置かれたテーブルに腰掛けて外を眺めていると、近づいてくるジャンディの姿が見えて、自分の顏が綻ぶのを感じる。美術館の入り口まで来た彼女は『本日、休館』と書かれた看板を見て溜息を吐き、踵を返して立ち去ろうとしている。そんな彼女に俺は中からドアを開け「こっちだよ」と声を掛けた。不思議そうな表情の彼女を中に招き入れる。『マティス展』はスアム文化財団所有の美術館で開催されていた。休館日の今日な [続きを読む]
  • Live to tell 59
  • 俺はジャンディを連れてお寺に向かった。静に風が流れ込む本堂で二人並んで礼拝する。無心に…本堂を出て祈願瓦を書く。俺は『クム・ジャンディ 合格祈願』ジャンディの手元を見ると『ユン・ジフ いつまでも幸せを』それから境内の手水所で聖水をひしゃくに汲んでジャンディに差し出した。「飲むと願いが叶うよ」そう言って自分も別のひしゃくで二人並んで飲んでいた。僧侶がやって来たことに気付いたジャンディがひしゃくに水を [続きを読む]
  • Live to tell 58
  • 「私…どこかに行きたいな…」俺は自分に出来る事をした。彼女をバイクに乗せて走った。川のほとりでバイクを降りて夕日を眺めながら彼女に話しかけた。「前世はカワウソだな」「私が?」「似てるよ。真面目で、そそっかしくて、可愛くて…水の中が大好き」話していてつい笑いが漏れる。彼女も笑いながら「どうせなら人魚姫とかにしてほしいな…」「それはダメ。愛に敗れて泡になるなんて…悲しすぎる…」黙ってしまったジャンディ [続きを読む]
  • Live to tell 57
  • 仕事が終わり掃除道具を片づけに行ったジャンディを待っていた。けれどなかなか戻って来ない。嫌な予感がしてポケットから電話を出してジャンディに掛けて見る。かすかに聞こえる着信音…その音を頼りに歩を進めた先に…ジャンディが倒れていた。急いで彼女を背負い自宅に連れ帰り自分のベッドに寝かせる。「過労と栄養失調だ。休めば治る」彼女を診察した医者の言葉に「どうも」と頭を下げる。医者を見送り彼女が眠るベッドに腰掛 [続きを読む]
  • Live to tell 56
  • ジュンピョ達と4人で学園内を歩いているとジャンディの姿が見えた。あれ以来、彼女を避けるように知らぬ顔で通り過ぎるジュンピョに俺たちも何も言わず通り過ぎる。それでも俺だけは彼女が気になって振り返った。ちょうど電話がかかって来て話している。聞こえてきた端々から相手はジャンディの家族からで家で何かが起こったようだった。そしてジャンディが慌てて自転車に乗りかえって行く姿を見送った。*あの日、診療所でハラボジ [続きを読む]
  • Live to tell 55
  • 『ユン医院』あの看板を見て何故気付かなかったんだろう。まさか今頃になってあそこでハラボジ(お祖父さん)に会うとは思っていなかった。やりきれない思いを抱えきれなくなった俺は久しぶりに父母の墓に向かった。小高い丘の上で並んで眠る両親の墓に白菊の花束を捧げ、俺は独り言のように話し始めた。「ハラボジ(おじい様)…まだ俺を憎んでる…?」視線の先の墓碑をじっと眺めながらつぶやいた。墓碑には両親の名が刻まれてい [続きを読む]
  • Live to tell 54
  • 久しぶりに揃って学園に行くと、ジュンピョの婚約者とジャンディの姿が見えた。彼女はジャンディとジュンピョの事は何も知らないようだ。「ジュンピョ、ピンチだな。相手が本気となると…しかも相手はJKグループだ。結婚は時間の問題だな…」ジュンピョの婚約について話すウビンとイジョン。俺は二人のプライドを擽り、ジュンピョの婚約者の気持ちを引き離すべくけしかけた。「おまえらの出番だろ?F4の“ドン・ファン”と“カサノ [続きを読む]
  • Live to tell 53
  • マカオから帰ったジャンディは抜け殻のようだった。そんな彼女がある朝、かつての生き生きとした表情を取り戻していた。その姿に俺までもが笑顔になった。何があったか知りたくて聞いてみた。彼女は新しい夢を見つけたと嬉しそうに語った。“医者”それが彼女の新たな夢。俺は彼女を応援すると約束した。*帰国したジュンピョの誕生パーティーの招待状が届いた。イジョンがジャンディの友人にジャンディを連れてくるよう話したとい [続きを読む]
  • Live to tell 52
  • 二人でエアポートリムジンを待っていると、ジュリアード音楽院の友人のミンが声を掛けてきた。家に来いと言うミンにもう帰るからと断ったが、ミンはジャンディを口説き落として一日だけ俺たちの滞在を取り付けた。一日伸びた滞在でマカオの街をジャンディを連れて歩いた。途中でエッグタルトを買った後ジャンディが財布を無くしたことに気付き、俺も財布が無いことに気付いた。ふと思いついた俺は、残りのエッグタルトを手にストリ [続きを読む]
  • Live to tell 51
  • 待ち合わせ場所に佇むジャンディに声を掛け近づく俺達の様子に「ジュンピョは…?何かあったの…?」本当に他人の気持ちには人一倍聡いよな、ジャンディは。イジョンはジュンピョに対する怒りが未だ治まらず不機嫌な表情のまま。一方のウビンはジュンピョを取り巻く環境の激変を理由に庇っている。俺はというと、黙ったまま無表情を貫いていた。「…会いたくないって…?」ジャンディの漏らした言葉にイジョンもウビンも驚きを隠さ [続きを読む]