まーこ さん プロフィール

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まーこさん: 黄水晶の夢〜まーこの二次小説ファイル〜
ハンドル名まーこ さん
ブログタイトル黄水晶の夢〜まーこの二次小説ファイル〜
ブログURLhttp://colleen8666.blog.fc2.com/
サイト紹介文『花より男子』(ジフとジャンディ)(類とつくし)や「韓国ドラマ」の二次小説を書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供119回 / 365日(平均2.3回/週) - 参加 2016/11/17 20:24

まーこ さんのブログ記事

  • Live to tell 24
  • ジュンピョ達の居る港に着いた頃には陽も落ちてあたりは暗くなっていた。俺達が車を降りると3人がソヒョンとハグをして挨拶する。俺は離れたところに立つジャンディに気が付いた。するとジュンピョが彼女のところへ行きちょっかいをかけている。ジュンピョが背を向けたところで彼女の叫び声が聞こえてきた。「どこだか知らないけど、行かないわよっ!」俺は彼女の顔が見たくなってジュンピョと入れ違いに彼女の前に行ったら、なん [続きを読む]
  • Live to tell 23
  • 学園内に掲示された案内板に『合同修学旅行、ヨーロッパ5か国』の文字空港の出発ロビーで落ち着かないジュンピョとジフ。その2人に「落ち着けよ」と声を掛けるウビンとイジョン。ジュンピョが落ち着かない原因は姿を現さないジャンディ。一方のジフは今日帰国するはずのソヒョンが原因だった。搭乗ゲートへ向かうF3とは別に到着ゲートへと足を向けるジフの目に飛び込んできたのは大きなソヒョンの広告ポスター。ロビーを歩いていた [続きを読む]
  • Live to tell 22
  • その日、自宅へとバイクを駆っていた俺の目に彼女、クム・ジャンディの姿が飛び込んできた。そこはジュンピョの家の前。綺麗に薄化粧をした彼女はなぜか裸足だった。なんとなく状況が想像できてしまった。俺らしくもなくバイクを止め声を掛けていた。「また君か…」極まりが悪そうに裸足の足をもじもじとさせながら「それはこっちノセリフよ」、創部艶九彼女の声が聞こえてしまった。近くの小川にかかる橋の欄干に何とはなしに二人 [続きを読む]
  • Live to tell 21
  • その後も彼女への虐めや嫌がらせは続いていたらしい。そしてある日のこと、ついに彼女が学園内のF4ラウンジへやって来た。とうとう彼女がねを上げ、てっきり降伏してきたと思ったジュンピョは上機嫌になった。「“噂をすれば崖”だな。俺の言った通りだろう?」彼女はどうするつもりなのか、俺はつい彼女を見てしまった。「謝っても遅いぞ」ジュンピョの言葉に怯むこともなく、彼女は言い放った。「お遊びはここまでよ。“警告”“ [続きを読む]
  • Live to tell 20
  • ジュンピョがあの子に赤札を貼った。それが分かったのは俺の憩いの場所である非常階段に彼女が来たからだ。俺がいることに気付かず、彼女は叫び始めた。「降伏? 冗談じゃないわっ! 私を舐めるんじゃないわよっ! 絶対後悔させてやる!私は涙のすいとんを食べて銭湯で泳ぎを覚えたのっ!! 大韓民国の庶民は意地と根性の塊よっ!!」今日も威勢がいいね…「…卵、何個分かな…小麦粉まで勿体ない…罰当たり…勿体ない…ホット [続きを読む]
  • Live to tell 19
  • その日もジャンディとミンジはアイスを手にはしゃぎながら校内を歩いていた。楽しそうにジャンディに向かって話しかけながら後ろ向きに歩いていたミンジは、足を踏み外し転んでしまった。それだけなら良かったが、運悪く通りかかったF4のク・ジュンピョの靴の上にアイスが落ち靴を汚してしまったのだ。磨き上げられた己の靴の上にベチャリとついてアイスに目をやり、次いでその原因の女子生徒を冷ややかに見降ろしたジュンピョは必 [続きを読む]
  • Live to tell 18
  • 思わずジャンディの口をついて言葉が出ていた。「なんてふざけた奴らなの? 周りもどうかしてるわ。なんで黙ってるわけ?」ジャンディの独り言を聞きつけた女子生徒3人が近づいてきた。「ちょっと! 転校生! 何様のつもり?」「誰?」「私達? 自己紹介が遅れたわね。何を隠そう私たちは…ジンジャー!」「サニー!」「ミランダ!」「神話学園の三大美女よ」呆然とジャンディが彼女たちを頭の先からつま先まで見ていると更に [続きを読む]
  • Live to tell 17
  • あの事件以来、クム・ジャンディの周囲は騒がしかった。記者たちに追いかけられる日々が続く中、自宅のクリーニング店に帰ると、似つかわしくない黒塗りの車が停まっていた。神話グループ会長の秘書というスーツ姿のその男性は、神話学園に「水泳選手」の特待生として迎えたいというカン会長の意向を伝えに来たという。嫌がるジャンディだったが家族全員に押し切られ、結局神話学園高等部に通う事となる。自分の境遇の変化に戸惑い [続きを読む]
  • Live to tell 16
  • 誰が撮影したのか、女の子に捕まえられたミナが屋上の手すりからぶら下がる画像は、ネットや紙面を賑わした。“勇敢な庶民の女子高生”“特権階級の神話学園でいじめに遭った生徒を、財閥や名門ではなく一般庶民の女子高生が救出した”ネットには一般市民からの書き込みやバッシングが飛び交う。“お金で受験を免れた『神の子』 暇なら勉強すれば?”“神話グループは自爆しろ”“子を持つ親として許せません。神話グループの不買 [続きを読む]
  • Live to tell 15
  • 社会の階級がそのまま映しこまれたような神話学園に通常の学校の平等など通用しない。なのに、時折家柄や親の資産等を学生の身には関係がないと、正義感から平等を唱える人間が現れる。正直俺はどうでも良かったし、ウビンやイジョンも退屈しのぎ以外の意味合いはなかった赤札を、またもやジュンピョが貼った。恐れも知らずジュンピョに意見したその男はイ・ミナ。親が弁護士と言うそいつは正義感に溢れていた事が不幸の始まりだっ [続きを読む]
  • Live to tell 14
  • 数日後、いまではF4の溜り場になっているビルの一室でウビンとイジョンが話していた。「…ジフに取っちゃ、ショックだったんだろうな…?」パーティでの出来事を思い出しイジョンがふと漏らした言葉にウビンが答えた。「…ああ、まあな。殻に閉じこもったジフを外に連れ出したのはソヒョンだ…俺達にはただの幼馴染みでもあいつには違う。ジフにとっちゃあ…ソヒョンは姉であり、母であり…多分…初恋の相手なんだろうな…」「ソヒ [続きを読む]
  • Live to tell 13
  • ソヒョンはこの頃にはモデルとして世間に知られるようになっていた。ソヒョンは誰にも優しかった。だからこそ好かれ、慕われることは解っていたけれど、かつて俺達だけに向けられていたその笑顔は万人のものとなってしまった。そんな状況に俺はイラついていた。一方でソヒョンは仕事が忙しくあまり会えなくなった俺たちの、特にジュンピョの噂を耳にして密かに心を痛めていたようだった。高等部2年を目前にしたミン家の新年祝賀パ [続きを読む]
  • Live to tell 12
  • 高等部1年の夏、俺は例年のように後継者としての英才教育の一環として予定されたサマースクールに行くことになった。この夏の行先はジュリアード。NYの喧騒の中、学院内の敷地に入れば静かな空間があることで辛うじて耐えられた。入校式を終えて、カリキュラムがスタートした。世界各国からやって来た夏の間だけの留学生たち。俺は例によって人との関わりを避けて、講義と練習が済めばさっさと財団所有の高級アパートに帰っていた [続きを読む]
  • Live to tell 11
  • 親友2人に変化があった頃、時を同じくしてジュンピョにも転機が訪れた。ジュンピョの最愛の姉ク・ジュニの結婚。その結婚は当然のようにジュニが望んだものではなく、母親が決めた閨閥結婚。ホテル事業の拡大を狙った“鉄の女”カン・ヒスが米国最大のホテル王との繋がりを求めたもの。その陰でジュニは愛する恋人と引き裂かれた。ジュニに恋人がいたことを知ったジュンピョは、家の為に踏みにじられた姉を思い、自分の無力さに歯 [続きを読む]
  • Live to tell 10
  • 俺達にも詳しい事を語らなかったイジョン。兄のイリョンが家を出た、それが意味するところ…次男であるというわずかばかりの自由を封じられると言う事。そして俺たちも少しだけ知っていたイジョンの両親の事情。イジョンの父親には唯一人愛した女性がいたが、その父、つまりイジョンの祖父の反対で別れさせられ意に染まぬ相手と結婚を余儀なくされたという。自棄となったイジョンの父親はイジョン達が生まれたことで、後継者をつく [続きを読む]
  • Live to tell 9
  • 両親が亡くなってからの俺は、勉強もスポーツもその他の後継者としての諸々についてもただ義務的にこなしていただけだった。何にも関心が持てなかった。だからと言って拒否することさえ煩わしかった。黙って従っていれば周囲は俺に何も言わない、ただそれだけの理由。ソヒョンが喜ぶからヴァイオリンを弾いていた。ソヒョンが安心するから乗馬を続けていた。ソヒョンに関してだけ俺の心が動いた。親友たちはそんな俺の性格を良く解 [続きを読む]
  • Live to tell 8
  • 俺達の中でもジュンピョの家族(特に女性)のインパクトは強烈だった。『鉄の女』と異名をとる母親は勿論のことだが、ジュンピョの姉も強烈を通り越して激烈とも言えた。何しろ唯一人“あの”ジュンピョを抑え込めるのだから…ジュンピョの姉、ク・ジュニ。少し年の離れたジュニ・ヌナ(姉さん)は仕事でほとんど家にいない両親に代わりジュンピョの世話をした。優しく、時に厳しく。誘拐などを警戒して幼い頃から護身術を叩き込ま [続きを読む]
  • Live to tell 7
  • 幼稚舎から小等部に上がるにつれ、いつの間にか俺たちは『F4(Flower 4=花の4人組)』と呼ばれるようになっていた。俺たちの家柄と資産が桁外れだったことと持って生まれた容姿(これについては俺は全く無自覚で人に比べてどうだなんて思ってもいなかったが)の所為で、良くも悪くも周囲からは持て囃され、下心や打算で近づいてくるやつらばかりだった。生徒だけでなくその親達までもがそんな人間ばかりだったから、自然同じ境遇 [続きを読む]
  • Live to tell 6
  • ソヒョンが教えてくれた白馬の名前は『ルイ』。偶然だろうがブルボン王朝の王と同じ名前に、フランスを好むソヒョ文字色ンらしい気がした。「ルイ、僕はジフだよ。ユン・ジフ。これからよろしくね」俺が話しかけながら背を撫でてやるとルイは俺に顔を摺り寄せてきた。この時、俺には人間よりも動物の方が気もちが楽なことを知った。その日はルイとのいわば『顔合わせ』だけで、その後ソヒョンと食事をして家に帰った。ソヒョンから [続きを読む]
  • Live to tell 5
  • ある年のクリスマス。「ジフ、メリークリスマス! ジフにプレゼントがあるの。一緒に来て?」「メリークリスマス、ソヒョン。どこに行くの?」「行けば解るから。さあ、乗って?」ソヒョンの家の車に乗せられ、どこへとも告げず車が走り出した。「僕からもソヒョンにプレゼントがあるんだ。…これ…」そう言いながらソヒョンに包みを差し出すと、本当に嬉しそうに微笑んでくれた。「ありがとう、ジフ、嬉しい。見ても良い?」優し [続きを読む]
  • Live to tell 4
  • あれから使用人は腫れ物を扱うように俺に接するようになった。笑顔の消えた俺を何とかしようと使用人たちが入れ代わり立ち代わり声をかけてくる。「僕、食べたくない」「ジフ坊ちゃま、ちゃんと召し上がられませんとお祖父さまがご心配なさいますよ」「ハラボジは僕が嫌いなんだ…僕の所為でアッパとオンマが死んじゃったから…」「そんな事はございません。お祖父さまはジフ坊ちゃまの事を心配しておいでです」「じゃあ、何故ハラ [続きを読む]
  • 『PSYCHO-PASS』観てみた…
  • いつもご訪問ありがとうございます。私の大好きな花男二次作家様の2周年記念のお話で知った『PSYCHO-PASS(サイコパス)』元来、心理関係のものに興味を引かれやすい体質(?)があり、やはり喰いついてしまいました。いままでこういった深夜アニメは見たことがありませんでしたが、友人に話すと「結構面白いものがあるよ」と言われました。You tubeで検索してるとばっちり引っかかりました。最初に目についた1話・3話・6話と観て [続きを読む]
  • Live to tell 3
  • 両親の葬儀には多くの大人たちに混ざって、俺の親友たちもやって来ていた。一丁前に黒の礼服を着せられて、さすがのあいつらも神妙な面持ちで。でも俺の頭を閉めていたのはハラボジの事で…あれ以来、家に寄りつかなくなったハラボジ…まるで俺を避けるように…俺は心の底からハラボジを求めていた。いつものように抱きしめて、―ジフヤ、大丈夫だ。儂がついているそう言って欲しかった…埋葬を終えて霊園を下って来たとき、前方に [続きを読む]
  • Live to tell 2
  • 俺が5歳の時のあの日、久しぶりに両親と一緒に出掛けていた。いつもは家の運転手の運転する車で出かけていたが、あの日は父が自ら運転する車に俺と母は乗っていた。久しぶりに両親と一緒に過ごせて俺は浮かれていた。自宅へ向かう車の中で俺はふざけて父の目を手で塞ぎに行った。「こら、ジフ。アッパは車を運転してるんだぞ? 危ないじゃないか」「そうよ、ジフ。いい子だからやめなさい」本気で怒るのではなく、穏やかに窘めら [続きを読む]
  • Live to tell 1
  • 父、ユン・ジュンソ、母、ハン・ヨンイン、そして祖父、ユン・ソギョン。俺の唯一無二の家族。その愛情を一身に受けて何の憂いもなく、ただひたすら幸せだったあの頃。祖父は当時大統領と言う公職に就いていた。スアム文化財団を率いる父を母が公私共に支えていた。忙しかったであろうことは今では想像に難くない。けれど俺は寂しいと思う暇もないほど幸せだった。物心ついた頃からの親友である他の3人より、俺はずっと愛情を与え [続きを読む]