chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • ぐるぐるメダマン#28地獄の鬼が迎えに来るゾー

    最終回エンディングテーマにかさなる嵐の雨に身をさらす姿それは。まるで雨の路上を裸足でたちあがりあるきだす女性映画の主人公。

  • 生きる1952黒澤明監督作品

    最高度の濃度密度強度をもつポリティカルフィクション映画。前半はカフカのような変身不条理ロードムービーで無声映画メイクとノワールな表現主義技法が圧倒的。後半は真のポリティカルフィクションみるなら本作の志村喬と日本沈没の丹波哲郎はたまた仮面ライダー第二クールでショッカー支配に喘ぐ日本...

  • すばらしき世界2021

    コロナや戦争とかでai化ディストピア傾向にある昨今の社会は窓口とかで複雑でヒヤヤカな対応をうけがち。昨日もケータイ窓口でそれに遭遇。軽度の瞬間湯沸かし器の自分でも血圧があがる。本作は社会派難病告発映画である。降圧剤にたよっていきるしかない瞬間湯沸かし器高血圧患者。ますますいきづら...

  • 八つ墓村

    おちのびた吸血鬼がゆきだおれた村のはずれで質素にいきのびようとしていたのに村人に当局へうられて虐殺されてしまう。末裔の女吸血鬼が復讐のパートナーとして同胞の吸血鬼男を街でひっかけ色じかけでディストピア村に監禁。まるでカフカの城のよう。そしてベトナムやオキナワの排外差別主義をかんが...

  • あばよダチ公(1974)

    製作国日本。上映時間93分。もしかしたら本作と野獣死すべしのエノケンヤリスギナンセンスドタバタコメディアクション演技は地続きなのかも。共に優作は探偵物語風な軽いメタコメディ演技ではないしジーパンとも違う。ライトでウケの良いテレビ向けじゃない。野獣での自嘲的かつグロテスクな教祖風人...

  • ア・ホーマンス

    ラスト10分のカタルシス。これぞシン仮面ライダーv3。風のようにあらわれ巨大なサングラスを装着して変身する松田優作の姿はまさにライダーマンそのもの。うたれた石橋凌にジャンパーをかぶせるとみせかけ一瞬で改造蘇生手術をほどこす。これもv3にライダーマンがほどこした手術そっくり。奇妙な...

  • 火垂るの墓

    あかい幽霊は黒沢清やニコラスローグでおなじみだし冒頭で荒野へなげすてられるドロップ缶にはいった骨片の謎も今村昌平の復讐するは我にありの遺骨空中静止の謎とかぶる。そして全編が幽霊による回想なところはもろシックスセンスでしかもさきどりだし本作見事なまでに意味深で快調な出だしのスリラー...

  • 仮面ライダーx、第7話、恐怖の天才人間計画

    長坂秀佳脚本回の怪人はホント気色わるい。怪人はただの怪人で改造人間とかの出自があきらかにされはしない。とてもあいまいに濁らされている。指令もゴッド総司令として。怪人が日常の八百屋の店先など。ちょっと街の裏通り曲がり角に出向いたかとおもうと。そこでうける。怪人の人間態も街にすっかり...

  • 仮面ライダーx、第6話、日本列島ズタズタ作戦

    日本の各地に武器をばらまく。もしくは日本のいたるところを兵器工場にしてしまう。それで嘘の情報を流し内乱を誘発する。挑戦人が井戸に毒を投げ込んで回っているとかな作為情報である。ゴッドが直接手をくださなくても日本人が。庶民が。いかに互いの信頼を失い凶暴化しているかがよくわかる。そんな...

  • 第18話そびえ立つ恐怖

    イルーゴ。五類。致死率は低いが感染力が高い。つまり。それは汚染。コロナも今やウイルス汚染と言える。それは人の気分を消沈させる。裏で進行する闇権力。アッシャー家の崩壊の瘴気に相当する。全世界がポーやワイルドの時代気分厭世的世紀末思想に覆われる。さすが怪談新耳袋で触れて以来注目の継田...

  • 走れクルーザー!Xライダー!!

    仮面ライダーx第二話。ずっと前から豆腐屋の笛じゃないが八百屋の笛。で団地の住民は何度も扇動され心はとっくに荒んでいたのではなかろうか。平時でも戦時下のような妬み嫉みの密告暗黒社会が出来上がっていた。だから笛の合図ごときですぐ殺し合う。少年の父も八百屋の正対を知ったので消されたか絶...

  • ロボット刑事、第一話、バドーの殺人セールスマン

    敵はあくまでも科学を悪用する科学犯罪組織という意味でも。動くラボ一人科捜研としての機能も兼ね備えているという意味でも。科捜研の女や怪奇大作戦の面白さにも通じ。という意味ではロボット刑事はマイティジャックにちかい万能エンタで。ものすごい男子ワクワク感。かつその不気味なルックスと真面...

  • ライダー4号は君だ!!

    ライダーマンけっこうザリガーナにやられっぱなしだが。あれは直前に信頼していた首領の裏切りが絶望的にメンタルにきていたため。本来の実力をはっきできなかったからだ。一応変身してはいたが。武器のアームはいっさいつかえていなかった。あれだと人間態でたちむかっているのとおなじだ。また絶望が...

  • デストロン最後の日

    最終回論争のあるv3最終回。ライダーマンはその一派と自力で基地を脱走した。v3とは一派の一人をすくう最中にであった。風のようにあらわれ風のようにきえてこそライダーマン。最期のミサイル自爆は風見のみた悪夢かもしれない。バタル弾被害のptsdかもしれないのだ。結城はいつものように風の...

  • 恐怖は地底より

    地獄の劫罰とはみずからの生前人生最悪のトラウマの瞬間が永遠にリピートすることらしい。で地下にあいた穴の暗闇をのぞきこむとその人なりのもっとも嫌悪する怪物がみえるのか。幻視だけじゃなく幻聴もだったら。今回のアースガロンとの対話もやばいものになって。まさにホラー回だったかも。でも聴覚...

  • 銃声一発! 風見志郎倒る!!

    ある意味ミサイルを操縦する結城丈二よりもこちらの外科手術でのヒロイズム発揮のほうが結城丈二ににあっている。その風貌もどこかブラックジャックににてダークゴシックだし。障害者ヒーロー。さて本題の風見史郎にうちこまれた弾丸だが。これはマイクロチップがエア注射器でうちこまれたとかんがえた...

  • ゲゾラ・ガニメ・カメーバ/決戦!南海の大怪獣

    人の心をよむ宇宙意識が動物に憑依した怪獣。そんなクトゥルフ暗黒宇宙神話のしっかりとしたどすぐろいウラヅケ設定があるため。怪獣のプリチーさがきにならないどころかまさにキモカワさきどりにまでなっている。ゲゾラとガニメのなかのひとが足をいれているホンアシのかわいさよ。

  • ep47待ち伏せデストロン首領

    クセのつよい折田演出がひかる傑作エピソード回。デストロン首領。まるでカルト教団教祖である。はたまた20世紀少年のトモダチか。某教団の集会さえ強烈におもわせるロケーション。誰もがしってる代々木体育館をかしきりだ。プロパガンダプロパガンダ。デーストローンデーストローン。前半の横浜高級...

  • 第45話デストロンのxマスプレゼント

    やっぱり折田演出回はぶっとんでいた。ブラックサンタのあとをおう結城丈二。たどりついたのは路上のマンホール。蓋をあけ地下におりると。なんとこうこうと太陽のあたる場所。シュールな地下世界か。デストロン少年幹部候補生の実戦訓練場。まるでイナズマンfのデスパーシティだ。ライダーマンは身を...

  • 科捜研の女23最後のメッセージ第8話

    前話の評のときもかいたけど。科捜研室内セットに。撮影用の機材をそのまま鑑定用機材にみたてて流用したりと70年代的低予算感が本話ではさらに最高度にいかされていた。ひろいバックヤード倉庫のようなセットに孤独にたたずむマリコ。子供のいないマリコ。不器用な母親のようにしかみえないマリコ。...

  • いくぞブレーザー第12話

    ガラモン操縦器の小型ガラダマはフワフワと不気味にとんでいく。たいして。チルソナイトソードの制御装置であるブレーザーのメダルはそこらじゅうにぶちあたり破壊。あげく壁をぶちぬいて暴走ぎみに爆走した。

  • 墓場から呪いの手

     円谷には東宝変身人間シリーズなる一連がある。本作その系譜とみると俄然おもしろくなる。男を主人公とみれば。ありふれた恐怖劇にすぎない。しかし女の事件簿な哀しき女版変身人間シリーズだとするとどうだろう。犯人の男によって女は腕人間にされてしまった。女としての根拠をことごとくうばいさら...

  • 第7話

    科捜研のセットに撮影用の機材をそのまま流用したり。70年代的低予算感もかなりでてきた。もどってきた。あと今回の話のように。犯罪というより庶民的純愛をとりあげたり。やはり70年代的な雑多なb級z級感がいとおしい。オイルショック期の特撮や刑事ドラマのように。とことん低予算低スペックで...

  • マルサの女2

    実は本作。前作とはかけはなれてて。日本沈没。人間革命。ノストラダムスの大予言。につらなる東宝特撮社会派路線の異形の大政治宗教映画。公開当時はどうしても伊丹映画としてしか認識できなかった。それはしかたないこと。それくらい伊丹十三は時の人だった。そしてそれは天国と地獄が黒澤ブランドつ...

  • 炎上1958大映

    市川崑まだリアルな初期で実録風とさえいえ市川雷蔵現代劇演技初でまだ地なのか素っぽくパンク。文芸映画というより。いわゆる90分枠の娯楽映画のフォーマットでえがかれたフィルムノワールスタイルの怪奇ミステリー。ピカレスクなダークヒーローとしてテロリストをみごとにえんじきっている。その火...

  • 襟裳岬1975日活

    秋吉久美子の歌謡三部作は話題になるが忘れられた山口いずみの歌謡映画。同時にカルト映画としても忘れられている。が。かなりの完成度だしカルト度。よくある複雑奇妙な男女二人の。遺骨を伴っての抒情ロードムービーなのだが。遺骨の生前が。その日常が。その人物像が。余りにも詳細に濃密に描かれる...

  • 第6話サバイバル72時間

    同窓生ではないから震災でなくなった美少女に嫉妬したわけでもない。でも今回の真犯人。マリコをも殺害しようとしているし。美人へのなにかダークなものをかんじる。そこが今回の胸糞ポイント。怪奇大作戦がそうだったように胸糞要素をめいっぱいもりこめるからこその。偏愛の科学犯罪捜査モノ。と確信...

  • 親と子⁠/⁠ウルトラマンブレーザー

    人間態とブレーザーとの意思疎通や境界が曖昧なのはブレーザーの精神年齢がおさないからだろう。今回もテレビの赤ん坊に反応したり親子怪獣に同情したり。たぶんウルトラマンタロウとおなじく人間態との合体の瞬間がブレーザーの精神態の誕生だったのだろう。初戦でのワイルドさはブレーザーが幼体ゆえ...

  • 岬の兄妹(1019)

    真夜中のカーボーイのリメイクとして観た。身体を売る美形とビッコの醜男。本作では妹と兄。最後の兄にかかってきた電話は再びクビの電話だと思う。不吉なラストシーンである。兄が妹を殺そうとする直前に見た足が治る夢だが。本家の砂浜を駆ける夢とオーバーラップする。今度こそ本家同様に家を追い出...

  • 第5話

    宗野賢一監督。前話と二連投だが前話は挨拶がわりで氏の職人技庶民性がでたにとどまっていた。が本作は持前の胸糞オカルトな部分が全開で。たのしい。今回の主人公エクソシストっぽい風貌の心理カウンセラー氏が被害者被疑者両方をプロファイリングするところから俄然もりあがる。といっても被害者の声...

  • ゴーストシャーク(2013)

    どことなく悪魔のいけにえや溶解人間をおもわせるぬるっとしたカメラワークだ。夕陽が印象にのこるのだ。そんなかんじで鮫にのろわれた入江の部落が舞台。因襲の老人と無法の若者がせめぎあう。せめぎあうだけで人物がふかく描写されない無機的即物的な群像ホラー。水のあるところならプールからトイレ...

  • 武蔵野夫人

    ヴェンダース小津の東宝作品がよかったのでゴダール溝口の東宝作品ということで期待してみてみる。撮影はゴジラ浮雲の玉井正夫だ。いわゆる白樺林をセレブが散策するジャンル映画としての高原映画。地平線のむこう東京への爆撃がゴジラチックな特撮。婦女子に配給される青酸カリ。防空壕ほってたらでて...

  • ヒエロニムスの下僕

    ヒエロニムスの下僕。ウルトラqダークファンタジー。ずばり本作筆者的に下水道映画の大傑作とさせていただく。男がハンカチを液化されたさい。手の平の一部も液化されたのか。いたそうだった。ヒエロニムスマシーンの作動音はまるで排水口がたてるあのゴボゴボいう不快音そのもので下水道映画マニアと...

  • オトノホシ

    ガラモンは名前ではない。ガラダマに積まれたモンスターだからガラダマモンスターその略。ガラダマの飛来は侵略ではない。原子炉そのものの不法投棄である。セミ人間は清掃局員もしくは演歌ずきなダンプの運ちゃんつまり底辺労働者。廃棄場に派遣されガラモンを誘導。エイリアンのゴミ運搬宇宙船員って...

  • 007ゴールドフィンガー

    スパイ映画と探偵映画のちがいはどんなところだろうか。事件へのとっかかり。か。探偵映画はあやしい美人の依頼人が事務所をおとずれ。スパイ映画はハイテクなツールで連絡がはいり探偵映画のようにむこうからではなくこちらから秘密基地めいた場所を訪問しこうるさい上司から詳細をきく。ところから物...

  • フェイクプラスティックプラネット(⁠2019⁠)

    実は死んでいた系ジャンル。ディストピア奇妙な界隈の場末のネカフェには女の幽霊がいる。幽霊だから自分がいきているのかしんでいるのかわからない。こんな設定だとやりようによっては幽霊が自分の死因をさぐる幽霊探偵。クローンかサイボーグか異形の自分をうんだ組織をつきとめ復讐するSFアクショ...

  • ゾンビの誕生ナイトオブザリビングデッド1968

    正に仁義なき戦いのような集団抗争劇。立て籠った家はまるで都市のように広い。広く感じる。こういうパノラマ表現がロメロはホントうまい。恐怖と謎に満ちた二階。二界か。女の独り暮らし。だったのか。ノーマンベイツの母親か。そして地下室の地下グループのその唐突な見事な登場の仕方など続猿の惑星...

  • 第3話

    テキストマイニングならぬ音声マイニング。よくあるシリアルキラーのプロファイリング物だけど。深めたら傑作になりそうな脚本。起こる全ての通り魔事件が一人の犯行ではなくて一件毎に違う犯人がのネットを駆使しての模倣犯。そんな事態を考えてしまった。今や時代はサイコパスを超えた胸糞さで。もは...

  • 第2話

    廃墟化したビルの高層階その屋上のペントハウス。犯人と疑われた被害者の叔父。勘当されて。野鳥探偵を開業。ペントハウスはその探偵事務所か。カッコイイじゃないか。傷天してるじゃないか。廃墟ビルの高層エリアは。野鳥も集まって来るし。ワケアリ女も集まって来る。しかし。ところで。それにしても...

  • 2023初回2時間スペシャル

    櫻井武晴脚本 兼﨑涼介監督。強盗闇バイト実行犯の若者二人が良い。移民スラムのような地区に住む大男は偶然の殺人犯に堕す。闇バイトを渡り歩いていたのか痩せた方の男。あんなに饒舌だったのに今じゃ別人のように負のオーラ濃く。挙げ句の果てが爆死。二人のアイダに人間的交流は皆無。真犯人は殆ど...

  • 2022最終回

     今シリーズ科捜研の女2022とあるように実体はリメイクだったのでは。何十年かたってが普通だが元の作品から連続してつくられたリメイクとかんがえたい。すると二台目マリコが現実的にあり得る。代を台としたのは実は都市伝説でマリコは科学捜査アンドロイドかも疑惑。それをつくったのが古久沢。...

  • 第8話

    今期2022の科捜研オフィスはパーティションでくぎっただけの別棟建屋っぽくてひろくかんじる。それを舞台演劇っぽくいかしてワンカットながまわしがさえている。いかにも低予算映画っぽいところそれがなにより個人的に気にいっている。おかげでマリコの心象風景な推理シーンにも発展し。前衛的な印...

  • 第7話

     容疑者いや目撃者は馬。馬に訊けば解るのだが。馬は喋れない。よって馬の記憶を辿る事になる。この人外の者の心理が主観となる面白さ。

  • らごんさま

     ないものねだりかもしれないが舞台は開発都市にしないで中央に巨大な水たまりののこる夢の島のような埋め立て地にしてほしかった。ひとりたちのかないで掘っ立て小屋にいすわっている老婆。怪獣使いと少年のようにしてほしかった。工事入植組は昭和でおなじみのプレハブ長屋。天岩戸とかださないで町...

  • 犯罪予想システム

     科捜研の女2022。第6話。ラテ欄用サブタイトル犯罪予想システム。最新犯罪予測システムvs刑事の勘。ゲスト松下由樹。aiによる犯罪予測システムによって闇落ち傾向の人間を大量に抽出し近親者や本人に将来を悲観させ。でも大丈夫。貴方には教祖様が就いておられるから。とばかりにカルトへと...

  • 天才科学者VSサル

    もはやレギュラー陣の方がサブである。男はつらいよもそれだからよかった。金八の収束が今一だったのは常に主人公がメインだったから。ただし一生徒が主人公だったパート2はのぞく。メインはその回毎のゲストの方で良い。前回はそのゲストが本当に主人公として主人公していた。新レギュラー準レギュラ...

  • 人体白骨化20日法

    科捜研の女2022第四話。地方都市の漁港のちいさな町が舞台。底辺での屈折した青春群像。スタインベックの小説のような水びたしの鬱な時代と環境。だから。主人公のサイコパスな骨マニア少年化も自然。オタク少女との恋。少女の家庭。これだけで今風の胸糞映画がとれそう。犯行手段もいかにもツイン...

  • 完全密室殺人実験

     科捜研の女2022第三話。もうすこし学部内の人間関係がほりさげられてれば企業ミステリーとしてみれたとおもう。ブローカーも悪徳探偵のようにからんでたし。ショッカー首領のような粛清学部長がいい。ほとんどマリコは解説者状態。でもそれでいい。毎回ゲスト主人公の犯罪科学者列伝でいい。

  • ペコロスの母に会いに行く

    原爆にあったうえに苦界にきえるという永遠の幼馴染みを捜索する ミステリー。の部分に一番やられた。 そんなミステリーが100年にもせまるその土地のミステリーとし てしっかり成立するにはやはり原爆という。 エガコウニモエガキキレナイ。 ホントウニソレハアッタコトナノダロウカ。な。 ギ...

  • ドライブマイカー

      家族を不気味な謎の感染症でうしなった主人公。公共交通機関も信用ならないディストピア。もはや安全な場所はなく古い愛車にひきこもる主人公。広島。北海道。無国籍。文明と心の廃墟を訪ねる旅。二十四時間の情事。ラスト。主人公の形見の車に異国の仲間となった証の犬をのせはしる再生した女ドラ...

  • AIで蘇った悪魔

    科捜研の女2022第二話を観た。確かに怪奇大作戦化していた。実験的な映像や時にダークな迄のクールさ。そればかりではない。犯人と言うか科学者の人間造形。今回はaiと言う視覚的にも異形のモンスターと言うか超兵器で世に復讐。とても怪奇大作戦的だ。出来れば身体が無い設定なのでシアン発生装...

  • 自戒

     ここ。サボらないで。毎日。少しづつでも充実。更新しようとは思う。が。イカに。ただいま。すこしづつラベル。カテゴリーの追加。充実をおこなっております。なにとぞ。よろしくおねがいいたします。

  • アーカイブ

     ヤフーボックスもアップ不可のダウンロードアーカイブになってしまったが懇意にしてた小説投稿サイトが投稿コメント不可の閲覧のみのアーカイブになって実質終了していた。

  • 聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア

    学会で登壇もするような名外科医の父親。ゆがんだ父性を反映していびつな一家だ。そんな父親がショッピングモールからひろってきたホモ相手はダミアンっぽい下世話な少年だった。長女の同級生を騙ったり医者志望と嘯いたり父親はすっかりペースにのまれ職場や郊外の屋敷にまでいりびたられる。医者と患...

  • サイコ2

     中盤。人間というより建物が主役。20年の薄汚れた劣化が効果を深めている。それらがしっかりと再利用されレベッカなどのようなゴシックロマンス映画として立派に成立している。こんなロマンチックな感じは前作には微塵もなく面喰らうくらい新鮮。それどころかモーテルと母屋が繋がっているような錯...

  • 昆虫大戦争

     これはsfではない。本作を観ればコロナで荒れた世界だから戦争が起きた訳じゃなかったとわかる。冷戦体制の復活マイクロ核の氾濫モラル低下など。それらが原因して。何かを予感したのか。辺境のウイルス。本作では昆虫。が本能的に反応して人間界に溢れだした。にすぎない。ある種の免疫反応。まる...

  • 六月の蛇

      これは塚本版の生きる。雪が雨に置き換わっているが。変態でもカメラを突き詰めれば人助けが出来る事を教える。お互い引きこもりで潔癖症の仮面夫婦がいかにもな金持ちで。生きるの役人のような。官僚主義に染まりまくった卑屈人種。こんな人種がディストピアを形成する。余談だがイヤホンがロータ...

  • 白線秘密地帯

      特に天知茂が印象的。ドキュメンタルな作風に全く相応しくない人生直滑降な人格破綻崩壊っぷりでdvの果ての唐突なピストル自殺。もうこうなるとホラー映画のモンスターだ。ラスボスが住む旧赤線街そのゴシック城が集積したかのような怪奇な雰囲気と住人の存在感。その相乗効果。

  • KOTOKO

      苛烈なブルース映画。南部から出てきて都会の川沿いのスラムで生きるシングルマザーの狂気と孤独。ビリーホリデイの歌うサマータイムの歌詞そのものの世界を今風に当地風に翻案。神の歌ゴスペルではない悪魔の歌ブルース。歌うは黒魔術の女王ブードゥークイーン。彼女には一人の人間が天使と悪魔二...

  • こおろぎ

     あのカトリーヌドヌーヴとデヴィッドボウイのハンガーみたいな吸血鬼映画。天草四郎の五島のように伊豆にも隠れキリシタンがらみの吸血鬼伝説があったことをにおわせるあたりたるや新東宝女吸血鬼や呪いの館血を吸う薔薇のような。大日本吸血鬼映画を誇示して好印象。

  • 劇場版

     全体的にしぶめの京都をおしだしたロケ地のうつくしさが印象的。クライマックス超マニアック。一転しホラー全開。そう怪奇大作戦。保存液をあびてマリコの眼が充血。これは呪いの壺。洗脳されおびきだされふらつく廊下。これは京都買います。なんといっても怪奇大作戦な夜道と小早川家の秋ばりのワー...

  • ゴジラvsビオランテ

    沢口靖子の魂が小高恵美とビオランテに分割転生。高嶋政伸の防衛隊員とともに悪のゴジラと毎回バトル。変則的設定だがウルトラマンそのもの。vsシリーズどころかミレニアルシリーズにもつながるテイスト。どうりで人気作なわけだ。vsミレニアル。いやいや。科捜研の女にもつながる。まさにレジェンド作。

  • デジタル舞子殺人事件

     舞妓もアンドロイド化。古都はもはやディストピア。仮面ライダーゼロワンヒューマギアが暴走し悪の管理化におちてマギアとされたように何者かがデジタル舞子システムを暴走させ殺人計画をしこむ。

  • 犯人オーディション

     犯人が元アイドルで。売れなくなって引退中に引きこもりになって母親にdv。で車椅子沙汰。それを隠しての芸能界復帰の為のオーディション合宿。ドラマにしてはかなり鬱なdv回想シーンだった。胸糞な犯人像。せっかくイケメンぞろいならもっとblっぽさとか少女漫画っぽさとか欲しかった。干し芋...

  • マリコvs鑑定王子

     ふるさと納税というデスゲームにまきこまれた三人の若者たちの悲劇。地方出身者の悲哀がえがかれている。地方への国家予算はかぎられた税金そこに人気投票型のシステムを導入することで国は枠のうばいあいとしてしまった。それはあたかも近未来ディストピア国家のよう。ミステリー解決の鍵は長スパン...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ニヤマトシオさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ニヤマトシオさん
ブログタイトル
日用映画劇場
フォロー
日用映画劇場

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用