Der Korrepetitor さん プロフィール

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Der Korrepetitorさん: Der Korrepetitor
ハンドル名Der Korrepetitor さん
ブログタイトルDer Korrepetitor
ブログURLhttps://korrepetitor.muragon.com/
サイト紹介文オペラ指揮者&コレペティトア・宮嶋秀郎がコレペティについて語るブログ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供76回 / 365日(平均1.5回/週) - 参加 2016/11/20 20:56

Der Korrepetitor さんのブログ記事

  • ジャンル崩壊
  • 厳密には崩壊というより変更なのかもしれないが…。 日本でオペラを歌ってる方々は、ほぼ全員、とにかく演技がした。歌いたい=音楽をしたいという方には基本であった記憶がない。稀にいなくはないが、その少数派は影の存在になってるか、実力がないとされるか、はみ出しもの=分かってないそされてしまっている。クラシック音楽の声楽というジャンルに属するオペラ、総合芸術とは言えそれは結果論でありまずは音楽そのものなわけ [続きを読む]
  • 連絡=信頼関係
  • 少々ビジネス的な話にもなるかもしれないが…。連絡を取る、取り合える、などは仕事からプレイベートに至るまで、信頼関係そのものである。音楽仲間の間では特に強いかもしれないが、世界的に見てもビジネスシーンにおいてこれは必要不可欠なことである。 近頃の日本には、この連絡を取る、取り合う、これらが著しく欠けてきているように思われる。例えば誘いやオファー等の連絡をしたとする。近頃多いのは、興味がない、自分に関 [続きを読む]
  • 計算してはいけない
  • 物事を計算する。元々は数学ではあるが、元来日本人はこの計算するということが好きで得意。しかし音楽家をはじめとした芸術家は気をつけねばならない。特に音楽だが、どういうわけか日本では音楽=数学という考え方が充満している。これは日本独特のもので、ヨーロッパでもしそれを言ったら音大生にすら笑われるというレベルの大間違いである。 音楽とは感覚的精神的でかつ自然なものであり、数学的にも幾何学的にも考えたりやる [続きを読む]
  • なぜ気づけないのか?
  • 最近色々と聞くことである。日本のオペラが気持ち悪いと。理由は、取ってつけたような変な演技、本来音楽であるオペラの強制芝居化、などなど。オペラファンではない音楽ファン、音楽ファンではない方々、とにかく広い範囲で聞く。要するに、数少ないオペラファン以外全員ということになるであろう。 日本のオペラ関係者は、これらと真逆にオペラの強制芝居化まっしぐらである。自分の知る限り、日本でオペラに携わってる方で、あ [続きを読む]
  • 聴衆の為
  • 聴衆の為に、お客様の為に、よく聞く言葉である。それゆに、色々な演奏団体が色々なコンセプトを考え実施しているわけである。それにより色々な考え方ややり方が出て来るのは当然である。しかし、忘れてはならないことがある。演奏家は何より演奏で表現し聴衆を満足させねばばらず、それ以外の考え方ややり方はその後の問題であり、何より演奏そのものをどうするかが聴衆の為になるということである。聴衆はやはり演奏者には演奏の [続きを読む]
  • 日本語発音
  • そもそも外国語を日本語で書くことには限界があり、外国語の専門家=発音を分かっている人ほど日本語(カタカナ)で書きたがらないものである。自分も例外なくそうである。カタカタにすると明らかに違た音になり誤解も生じる。可能な限り正確に表記したつもりでも、日本人の日本語発音とは外国語と同じになることはない。これは世界中どこだも誰でもそうであるが、特にアルファベットを使っていない我々はさらに問題になる部分であ [続きを読む]
  • 日本語→外国語
  • かつて声楽科時代に師事した今は亡き師匠、音楽をすると言うことを実践で以って教えてくれた最初の師匠であった。その基礎があるからこそ今がある。しかし、その師匠の教えで足りない部分があった。 師匠は特に定年後常々言っていたのだが、日本人はまず日本語で理解して日本語で考えるから日本語で表現することを徹底的に、と。確かに皆最初は母国語でそうするのは当然である。しかし、我々西洋音楽を扱う者としては、話はこの後 [続きを読む]
  • ピアノを弾くことが大事ではない
  • この題名、かつて留学時代にコレペティの師匠が言われていた言葉です! どういうことかと言うと、コレペティとは歌手に対して何をするか、どうするかであり、その作業そのものが大事、ピアノを弾くことが決して大事なわけではなく、ピアノはあくまでうまく利用して行う、そういう意味である。 日本ではコレペティトア=ピアニストと考えられている(すでに思い込まれているかそういう設定にされてしまっているかもしれないが)た [続きを読む]
  • 古巣
  • かつて4年間の留学生活を送った古巣グラーツへ来ております!基本バカンスです(笑)まあ仕事の準備等はやってますが。色々あってここに来ることになりました。 指揮とコレペティをひたすら学び続けたこの街、すでに友人はほとんどいなくなり知り合いもわずかに残る程度ですが、しかししばらくいると色々と記憶が蘇って来ます。いい意味で原点に返るような。反面、当時の辛かったことなども思い出しますが、それもそれでいい復習 [続きを読む]
  • コレペティマスタークラス終了
  • 5日前のことですが、直後に渡欧等がありまして…。 KPBオペラ・リートマスタークラス2018、要はコレペティマスタークラス、無事終了しました!付き合いの長い学友との初めてのダブル講師でのマスタークラス、実は学生時代からの目標で、ようやく実現できたものでした。受講生は皆熱心で理解があり、今回は本当にメンバーに恵まれたと思います。 コレペティとはまだまだ日本では浸透していないどころか、間違った理解や誤 [続きを読む]
  • 出版
  • この度、自費出版ではありますが、”コレペティトア〜訓練と実践”が出ました! このブログで説明して来たコレペティトアについて、オペラの現実、オペラ指揮やディクションについて、などをさらに丁寧に深くまとめてみたつもりです。主にこれからコレペティトアを目指し真剣に学び実践していきたい方を対象にした内容になっておりますが、もちろんオペラに興味ある方々にとってもおもしろいネタがあります。 Amazonからご [続きを読む]
  • 発音記号
  • 最近何人かのコレペティとしていて、改めて考えさせられたことがある。ディクションの際、発音記号を筆頭に辞書等の出典を何より頼りにする歌手がいる。しかし、そういう方々はほぼ例外なく発音が間違っているかそれなりの問題がある。一見真面目に発音を気にしているように思えるようでいて、実は一番発音に問題ある人種というわけである。これにはいくつかの要因がある。 まず単純に。発音記号とはその単語の読み方を記す共通の [続きを読む]
  • 一目瞭然
  • 最近ドイツの某劇場歌手2名に対してコレペティをする機会があった。いずれも若手歌手で、経験値こそそこまでではないが、しかしこれからが楽しみな優秀な人材であった。彼らと一瞬ではあったかもしれないが、コレペティという形で音楽をすることができ、自分にとっても刺激のあるいい経験になった。 ところで、今に始まった問題ではないが、こんな時にいつも思うことがある。いや、改めて考えさせられると言った方がいいであろう [続きを読む]
  • 指揮の基礎技術
  • まじめなタイトルだが、大して高度な内容ではない。今数回にわたって初心者に指揮のレッスンをしているが、当然最初歩の基礎ということになり。自分が指揮レッスンをする時、最初の何回かは基本的な振り方を教える。とは言っても、自分には指揮法=メソードはない。日本の指揮教育は半世紀ぐらい前から、桐朋の斎藤指揮法か芸大のものか、だった。自分はそういうのではないが、かつて留学時代のとあるやり方にて教えている。 簡単 [続きを読む]
  • 日本化について
  • 外から入って来たものは大抵は日本化している、というよりさせられている。スポーツも芸術も、日本人の好みと特徴に合わせそうなっている。これにはいい部分もあるが、悪い部分もある。特に我々の西洋音楽は西洋の伝統と歴史なので、日本化させると全く違ったものになってしまう。たとえばスポーツなどは時代と共に傾向が変わるところがあるため、その時々で自分達はどうするかというのが必要だが、しかし西洋音楽は昔のものであり [続きを読む]
  • 最終告知
  • 聴講生募集、締め切り5日前です。日本では恐らく初めてかもしれない、本物のコレペティトアによる本格的な時間です。日本ではまだまだ誤解や間違えの多いジャンル、本場の本来の姿をお伝え致します! [続きを読む]
  • 湿気
  • 只今東京にやや長く滞在中ですが、梅雨真っただ中で湿気がすごい。なかなか過ごしにくく大変です。そしてここ数日は今後の準備(練習)で落ち着きがありませんでした。 ところで、この湿気というのは日本ないし東アジア独特なものでもありますが、ヨーロッパはそれが少ない。それはそそのまま音に影響し、そして当然音楽も変わって来ます。いつも思うことですが、夏にヨーロッパ→日本に飛ぶと、日本について飛行機から降りるとい [続きを読む]
  • 責任
  • 来月都内にてコレペティのマスタークラスを、同じくコレペティトアの友人と共に行う。ちょうど1ヶ月を切ったところで、その友人ともぼちぼちテンションが上がり始めているところである。日本ではまだまだ正しい理解がされていないジャンルであり、それをあえてマスタークラスという形で行う、これにはかなりの責任を感じる。 まだ知られていないことを伝える場合、良くも悪くも第1人者的になって来るわけである。極端な話、2通 [続きを読む]
  • まず最初に認識すべきこと
  • かなり初期にここにも書いたことだが、コレペティトアとは指揮者であり、コーチ又はトレーナー、音楽助手=アシスタント、すなわち裏方である。ゆえに、ピアニストではない。学科的には指揮科かコレペティツィオン科出身者であり、ピアノ科出身者ではない。後に勉強し直して対応できるピアノ科出身者もいるが、根本的にやり方もやっていることも違うわけである。コレペティトアを目指す場合、まず最初に認識すべきことである。 と [続きを読む]
  • 日本オペラ界の勘違い
  • 日本のオペラ歌手陣は一部の例外を省いて皆とにかく演技をしたがる。明らかにまずは自分がやりたいというわけだが、それだけならば個人の好みなので個人の勝手で済む。しかし問題はその次である。彼らは皆、演技することがお客さんの為だと思っているところがある。確かに数少ない日本のオペラファンはそれをいいと思ってるわけなのでその範囲内であれば正論かもしれない。しかし、日本のオペラファンは滅法少ない。同じクラシック [続きを読む]
  • 苦悩
  • 自分は指揮者ではあるが、それ以前にオペラ人と思ってやっている。しかし指揮者であることには間違えない。元々はオペラが中心ではあるものの、決してオペラしかやらないというわけではなく、シンフォニー等もやるつもりで、機会あるごとにやって来ている。指揮者とは、オペラとシンフォニーの両車輪があって大成すると歴史的に言われているが、当然自分もそれを目指しやって来ている。とは言え、指揮者にとってはまずは何よりもオ [続きを読む]
  • 代官山オペラ/オープニング→初シーズン
  • 去る6月9日、主宰する代官山オペラのオープニングコンサートが無事終了しました!まずはいい仲間、いい会場、温かい聴衆に恵まれいいスタートを切れたことに感謝致します。そして、以下の通り間もなく初シーズンが始まります。 日本には沢山のオペラ団体があり、そのほぼ全団体が舞台上演を行っております。そこで代官山オペラでは、代官山というこじんまりしたお洒落な雰囲気を生かし、あえて音楽のみでやって行きます!オペラ [続きを読む]
  • 演奏会形式オペラ
  • 世界各地で近頃結構頻繁に行われているオペラの演奏形態である。オーケストラがシンフォニーコンサートと並べてオペラを演奏する時、劇場がオペラ上演の合間にたまに挟む時、などなど。オペラ上演よりかは舞台設備もなくシンプルなため日本では不完全な見方が多いが、これはこれでヨーロッパでは充分演奏会としてもオペラとしても成立している。なぜなら結局のところ、オペラとは演奏する方も、聴く方も、音楽を中心に考えているか [続きを読む]
  • 人種差別
  • ヨーロッパのEU後進国の地方都市へ行くと、未だに日本人がオペラをやってることを知らない人種が意外に多く存在している。そんなところのそんな人に履歴書を見せると、「これは嘘だろ」と言われることもある。確かに日本のオペラは残念ながら世界的にはかなりレベルが低く、しかもオペラを音楽ではなく芝居としてやっているたけ全く違う者になっているので、ある意味馬鹿にされて当然な部分はある。しかし、例えば履歴書のそれ、 [続きを読む]