Der Korrepetitor さん プロフィール

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Der Korrepetitorさん: Der Korrepetitor
ハンドル名Der Korrepetitor さん
ブログタイトルDer Korrepetitor
ブログURLhttps://korrepetitor.muragon.com/
サイト紹介文オペラ指揮者&コレペティトア・宮嶋秀郎がコレペティについて語るブログ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供88回 / 365日(平均1.7回/週) - 参加 2016/11/20 20:56

Der Korrepetitor さんのブログ記事

  • 責任
  • 来月都内にてコレペティのマスタークラスを、同じくコレペティトアの友人と共に行う。ちょうど1ヶ月を切ったところで、その友人ともぼちぼちテンションが上がり始めているところである。日本ではまだまだ正しい理解がされていないジャンルであり、それをあえてマスタークラスという形で行う、これにはかなりの責任を感じる。 まだ知られていないことを伝える場合、良くも悪くも第1人者的になって来るわけである。極端な話、2通 [続きを読む]
  • まず最初に認識すべきこと
  • かなり初期にここにも書いたことだが、コレペティトアとは指揮者であり、コーチ又はトレーナー、音楽助手=アシスタント、すなわち裏方である。ゆえに、ピアニストではない。学科的には指揮科かコレペティツィオン科出身者であり、ピアノ科出身者ではない。後に勉強し直して対応できるピアノ科出身者もいるが、根本的にやり方もやっていることも違うわけである。コレペティトアを目指す場合、まず最初に認識すべきことである。 と [続きを読む]
  • 日本オペラ界の勘違い
  • 日本のオペラ歌手陣は一部の例外を省いて皆とにかく演技をしたがる。明らかにまずは自分がやりたいというわけだが、それだけならば個人の好みなので個人の勝手で済む。しかし問題はその次である。彼らは皆、演技することがお客さんの為だと思っているところがある。確かに数少ない日本のオペラファンはそれをいいと思ってるわけなのでその範囲内であれば正論かもしれない。しかし、日本のオペラファンは滅法少ない。同じクラシック [続きを読む]
  • 苦悩
  • 自分は指揮者ではあるが、それ以前にオペラ人と思ってやっている。しかし指揮者であることには間違えない。元々はオペラが中心ではあるものの、決してオペラしかやらないというわけではなく、シンフォニー等もやるつもりで、機会あるごとにやって来ている。指揮者とは、オペラとシンフォニーの両車輪があって大成すると歴史的に言われているが、当然自分もそれを目指しやって来ている。とは言え、指揮者にとってはまずは何よりもオ [続きを読む]
  • 代官山オペラ/オープニング→初シーズン
  • 去る6月9日、主宰する代官山オペラのオープニングコンサートが無事終了しました!まずはいい仲間、いい会場、温かい聴衆に恵まれいいスタートを切れたことに感謝致します。そして、以下の通り間もなく初シーズンが始まります。 日本には沢山のオペラ団体があり、そのほぼ全団体が舞台上演を行っております。そこで代官山オペラでは、代官山というこじんまりしたお洒落な雰囲気を生かし、あえて音楽のみでやって行きます!オペラ [続きを読む]
  • 演奏会形式オペラ
  • 世界各地で近頃結構頻繁に行われているオペラの演奏形態である。オーケストラがシンフォニーコンサートと並べてオペラを演奏する時、劇場がオペラ上演の合間にたまに挟む時、などなど。オペラ上演よりかは舞台設備もなくシンプルなため日本では不完全な見方が多いが、これはこれでヨーロッパでは充分演奏会としてもオペラとしても成立している。なぜなら結局のところ、オペラとは演奏する方も、聴く方も、音楽を中心に考えているか [続きを読む]
  • 人種差別
  • ヨーロッパのEU後進国の地方都市へ行くと、未だに日本人がオペラをやってることを知らない人種が意外に多く存在している。そんなところのそんな人に履歴書を見せると、「これは嘘だろ」と言われることもある。確かに日本のオペラは残念ながら世界的にはかなりレベルが低く、しかもオペラを音楽ではなく芝居としてやっているたけ全く違う者になっているので、ある意味馬鹿にされて当然な部分はある。しかし、例えば履歴書のそれ、 [続きを読む]
  • 真実とは
  • クラシック界は謎な世界である。それはその場所と時代の社会が反映している。クラシック界独特のキャラクターはあれど、所詮人間のやることである。コンクールという裏ビジネス、演奏家採用にまつわる裏ルートと人種差別、人間界ではある意味仕方ないことではあるが、大抵の場合この現実に直面する。 例えば日本、型にはまることが一番正しく人の道とされて来ていて、そこにはまる者が評価され出生する。それでいて、年齢が行けば [続きを読む]
  • 再会コレペティ
  • 先日、オーストリアに留学した正にその時に出会った当時高卒間もないソプラノ、12年ぶりに再会しました!というのも、コレペティ依頼を受けたからでした。出会った当時は自分も指揮科受験で、後に無事指揮科へ入り、さらにコレペティ科へも入り、オペラ指揮者&コレペティトアとなれたわけだが、元々声楽出身の自分としては彼女のようにこれから声楽で頑張ろうと言う者へは特に思い入れが強くなるというわけで…。 結局その後接 [続きを読む]
  • 挑戦
  • プレイヤーと指揮者の間には永遠平行線な部分がある。これは社員と管理職、リーダーとその他大勢と同じである。良いバランスが一番理想だが、しかしそれを極めるのはかなり難しい。 具体的に、自分の専門職であるオペラ指揮に関して例を上げる。歌手と指揮者との間のことであるが、ここにも永遠平行線な部分がある。歌手とはどちらかと言うと感覚的で精神的要素が多い。指揮者は理論的で機械的な傾向が多い。さらに言うならば、歌 [続きを読む]
  • 謎な現実
  • 何度も書いていることだが、日本のオペラは演技重視、オペラを芝居化させることに全てを費やしている。そしてそれゆえにか、音大という演奏家育成教育機関にいながら、声楽科にてオペラ歌手という演奏家育成目的に課程にいながら、多くの人が演技に走り、中には演出家を目指す者がいる。ここまではこの流れからすると必然であり、確かに声楽科から演出家が誕生するのは必要なことである。しかし、ではなぜ声楽科やオペラを学ぶ者の [続きを読む]
  • 宣伝!古巣へ帰るw
  • KPB第8回定期公演≪創立5周年記念≫のJ.シュトラウス”こうもり”です!以下の通り演奏会形式・原語上演・ナレーション付きにてやります。 近年チェコと日本でのA.ドヴォジャーク”ルサルカ”を振るなどした影響もあり、チェコ物振りというイメージが広まりつつありますが、元々はオーストリア・グラーツに留学し、結局のところオーストリアでの時間が一番長く、そして慣れ親しんでおります。ゆえに、チェコ物と思って頂 [続きを読む]
  • 宣伝!そして練習中♪
  • 来月、以下の通り演奏会がります。旗揚げ公演です。とりあえずは気楽にガラコンサートです。今回は専属ピアニストが都合悪いので自分が主宰として司会のみならず伴奏もします。只今練習中、色々な曲があっておもしろいです。ある意味、純粋にオペラを楽しむという感じで初心に返れるような内容です。色々楽しみです!チケットありますので、ご興味持って頂けた方は是非お気軽にご連絡下さい♪ [続きを読む]
  • 危機
  • 関西にいる友人からしばらく前に聞いた話である。関西にあるオペラ団体、大小合わせるとそれなりの数ある。近頃の傾向として、表向きには予算削減が理由らしいが、音楽練習をカット=全くやらずに、いきなり立稽古から始めることがあるとのこと。これにはびっくりした!全くオペラではなくなっている…。 これも最近ある別の情報だが、某オペラ団体がオペラの練習を開始し、わずか3回で音楽を仕上げて…とのことらしい。これも前 [続きを読む]
  • 指揮レッスン
  • 今日は指揮の個人レッスンをしました!弦楽合奏を指導することになったヴァイオリン弾きの方ですが、指揮は全くの初心者、必要と感じ訪れました。ゆえに全くの最初からです。こういうレッスンは内容的には極めて簡単な最初歩レベルですが、しかし最初はだれでも難しく、そして最重要とも言えます。早い話が、ここでしっかりやっておけば後々楽で強いというわけです。この最初歩を意外といい加減にしてしまっている人、もしくはその [続きを読む]
  • オペラ人として
  • いつもコレペティに関することやオペラ界に対する意見等をメインに書いているが、たまには自分についても書いて見ることにする。 自分はオペラ指揮者&コレペティトアである。職業は?と聞かれると、迷わず”オペラ指揮者”と答える。あるいはもう少し説明できるならば、コレペティトアとも言うし、伴奏者と付け加えることもある。以前は”指揮者”と答えていたが、今ははっきりと”オペラ指揮者”と答える。 自分は確かに”指揮 [続きを読む]
  • コレペティの留学〜実践編
  • コレペティ科で数年学ぶと、当然その後の進路と言うことになって来る。正確には学生生活の半ばか後半にはすでに考え始めねばならないが、そもそもコレペティ科を目指す時点で誰でもある程度の目的はあると思う。現地人ならともかく、わざわざ日本から行くともなるとそれなりの明確な目的があるだろうし、むしろないといけない。ない人はここまで自らわざわざ苦労する必要はない。 では、コレペティトアとはどういう就職があるのか [続きを読む]
  • コレペティの留学〜留学生活編
  • コレペティ科に入学!とりあえずはめでたくて、当然本場で本格的に学べるわけなので、ず尚に喜んでいいところである。入試までもすでに日本では経験できない過酷な時間を過ごしてきたことであろう、まずは少し優越感に浸るのもいいであろう。しかし、大変なのはここからである。コレペティないし指揮の修行とは想像絶する過酷なもので、いよいよ本場での本当の生活が始まるのである。 まず日本の音大と比べて課題数も授業数も全て [続きを読む]
  • コレペティの留学〜入試編
  • 入試は当然願書を出すところから始まる。今ではシステム等が変わっていると思うが、自分の時代は冬〜春(2月〜4月)に願書を出し、春〜夏(5月〜6月)に入試と言うのがドイツ語圏では主流だった。今では秋以降に願書を出し翌2月に入試、秋に入学というのが増えてきているようだ。いずれにせよ大学や地域による違いがあるので、少なくとも1〜2年前から興味のある大学やその地域のスケジュールを調べておく必要がある。願書自 [続きを読む]
  • コレペティの留学〜準備編(ヨーロッパ)
  • 日本でできるだけのことをやったら、いよいよヨーロッパへ行き本格的な入試準備である。何より大切なのは、コレペティの練習、入試課題等の準備、語学学校である。 まず語学学校だが、かつては(未だに?)何もせずいきなり入って行く日本人が多かった。しかし今の時代それでは通用しない。ドイツの音大は入試の時点でかなりの語学レベルを求めており、オーストリアは入試の時点での課題こそないものの、入学後一定の期間内に語学 [続きを読む]
  • コレペティの留学〜準備編(日本)
  • 近頃日本でもようやくコレペティに興味を持ち、本格的に学ぼうとするものが少しずつではあるが増えてきております。自分もそういう人たちに何人かで会いました。しかし、日本では本格的に学べる環境がありません。学科が存在しないし、まず指導者がほぼ皆無。間違った自称者はいるでしょうが、本物を伝えられる人も場所も基本的にありません。となると、本物の”コレペティトア”になりたい方、その訓練がしたい方はヨーロッパへ留 [続きを読む]
  • コレペティのマスタークラス
  • 以下の通り、コレペティのマスタークラスを行います! 留学時代の学友を迎えて一緒に対談と公開レッスンを行います。我々はいずれも元声楽科出身でコレペティトア、同じ時期に共に学び活動する大切な仲間です。今の我々にできる限りをお伝えしたいと思います。本場で学び経験した本場のオペラ、リート、コレペティ等を少しでも多くの方々に知って頂ければ幸いです。 公開レッスンは声楽家とコレペティトア(伴奏ピアニストも可) [続きを読む]
  • 悲しいかな現実
  • 最近とある記事を見た。演技について書かれているものだが、その内容は芝居もオペラも演技によって表現されるべき的なものである。恐らくこの文章は、今の日本では悪くない方なものなのかもしれないが、しかし正解ではなかった。演技とは何か、その部分に関しては大筋当たっていると思うが、オペラの演技に関しては残念ながら外れている。 と言うのも、この文章ではオペラは舞台作品=芝居ととらえられてるからである。確かにオペ [続きを読む]
  • 何ができるか
  • 近年日本でもコレペティという言葉が知られてきているが、未だに正しい理解はほぼない、というより間違って理解されたり変えられてしまったりしていることが多い。しかしながら、コレペティに興味を持ち、中には本格的に学びたいという者は出てきている。とは言え日本には未だ本物を本格的に学べる環境も機会もない。 自分もこれまでに何人かまじめにコレペティと向き合おうとする者に出会った。実際に教えたり協力したりもしてい [続きを読む]
  • 本当は見直すべき部分
  • 日本でもたまにオペラに関する講演やセミナーが行われることがある。しかし残念というかよく分からないのが、その全てが舞台や演出目線のものであり、音楽目線のものを少なくとも自分は見たことがない。確かにオペラは舞台作品であるが、それ以前に音楽作品である。オペラのそういった会が開かれること自体はいいことなのだが、音楽というオペラの最重要部分を省いてすっ飛ばして舞台や演出面だけを見ているのでは永遠にオペラには [続きを読む]