ホリビト さん プロフィール

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ホリビトさん: 思いをかたちにする ホリビト
ハンドル名ホリビト さん
ブログタイトル思いをかたちにする ホリビト
ブログURLhttps://horibito.com/blog/
サイト紹介文教室で生徒さんに教えてきた仏像彫刻、小物・創作彫刻の技術や心得、日々の探求について書き記していきます
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供14回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2016/11/21 12:13

ホリビト さんのブログ記事

  • 習得過程を意識して冷静になる
  • 習得過程の4段階木彫に限らず、基礎技術は以下の4段階で習得していくと考えています。1. やり方について知らない↓2. やり方を知っているができない↓3. 意識しながらであればできる↓4. 意識しなくてもできる順目で彫れるか?、刃先がぶれなく彫れているか?薬研彫りができるか?などについて、それぞれどの段階にあるかあてはめて考えていくと分かりやすいと思います。教室あるあるできる気がしない【1、2の段階】対処法・・ [続きを読む]
  • 吉野山の春
  • 奈良・吉野山(よしのやま)には、古来より御神木(ごしんぼく)として桜が植え続けられ、シロヤマザクラを中心にその数約3万本で日本一を誇ります。標高順に「下千本(しもせんぼん)」「中千本(なかせんぼん)」「上千本(かみせんぼん)」「奥千本(おくせんぼん」と呼ばれる四つの区域に分かれており、下→中→上→奥千本の順番に4月上旬から一か月ほど見頃を長く例年なら楽しめます。今日は4/9。上千本気温10℃ほどで時折り [続きを読む]
  • W家体験
  • 春分の日、午後からW家四人そろっての木彫体験。ご夫婦と小学生の男の子二人という珍しいパターン。W家4人お母さんと長男はそれぞれできのこに挑戦。小学校の授業で版画をしているので彫ることに抵抗はなさそうでしたが、立体であるきのこに始めは苦戦。何回も手を切りながらでしたが、後半にはコツを少しずつつかんでいきました。完成した後も「楽しかった」「またやりたい」と連発し、木彫に親しんでくれたようで何か私がほめ殺 [続きを読む]
  • W家体験
  • 春分の日、午後からW家四人そろっての木彫体験。ご夫婦と小学生の男の子二人という珍しいパターン。W家4人お母さんと長男はそれぞれがきのこに挑戦。小学校の授業で版画をしているので彫ることに抵抗はなさそうでしたが、立体であるきのこに始めは苦戦。何回も手を切りながらでしたが、後半にはコツを少しずつつかんでいました。完成した後も「楽しかった」「またやりたい」と連発し、木彫に親しんでくれたようで私が何かほめ殺さ [続きを読む]
  • 2018年 新年のご挨拶
  • パグ兵衛(左)とパグ蔵(右:高さ7.5cm)明けましておめでとうございます。昨年も木彫を通じてたくさんのことを学びました。教室では生徒さんが困難に遭遇したとき、私にできることは何かと深く考え、精神、技術、身体についてより理解を深めることができました。制作の注文主様からは私が普段取り組まないテーマを頂き、新たな視点で制作を取り組むことができました。これらの経験は皆さまとのご縁があったらこそできたことです。あら [続きを読む]
  • 基礎の上達イメージ
  • 過去に木彫の基礎を身につけるために上達しながら彫る大切さについていくつか記事を書いてきました。これは少しでも納得のいくものをご自身の力で彫れるようになってほしいと願ってのことです。・上達しながら彫る(2015年7月)・身体の変化(2015年7月)・身体の変化2(2015年7月)・目標を持つ大切さ、危うさ(2015年9月)少しずつでも一歩一歩地道に歩んでいる方は問題ありません。ただ、上達を大切しない方がたまにいらっしゃ [続きを読む]
  • 文様の彫り方 その5 〜檜垣(ひがき)、組亀甲(くみきっこう)〜
  • 「檜垣(ひがき)」と「組亀甲(くみきっこう)」の彫り方を説明していきます。檜垣と組亀甲の木彫り1.檜垣の彫り方檜(ひのき)やその他の板材を互い違いに組んだものを檜垣(ひがき)または網代(あじろ)といいます。今回はこの檜垣を編まずに彫って表現していきます。まずはいつも通りカーボン紙ではがき大の木に檜垣と組亀甲を写していきます。下絵はここ(檜垣と組亀甲のPDF)よりダウンロードできますのでご利用ください。檜垣と組亀 [続きを読む]
  • 上達して自由になっていく
  • 過去に木彫の基礎を身につけるために上達しながら彫る大切さについていくつか記事を書いてきました。これは少しでも納得のいくものをご自身の力で彫ってほしいと願ってのことです。・上達しながら彫る(2015年7月)・身体の変化(2015年7月)・身体の変化2(2015年7月)・目標を持つ大切さ、危うさ(2015年9月)少しずつでも一歩一歩地道に歩んでいる方は問題ありません。ただ、上達を大切しない方がたまにいらっしゃいます。まる [続きを読む]
  • 火の鳥 鳳凰編 by 手塚治虫
  • 仏師。日本における、仏像などの制作を担当する者に対する名称である。仏師 ? Wikipedia生徒さんに「知っている仏師は?」と聞くと、必ずと言っていいほど「運慶」「快慶」が入ります。中学、高校の教科書にも出てきましたし、最初に覚えた仏師がこの二人である方は多いでしょう。では、「仏師というものを最初に知ったのは?」と聞くと皆さんはどのように答えるだろうか。大概の方は答えられません。私の場合は、「火の鳥 鳳凰編 [続きを読む]
  • 文様の彫り方 その4 〜青海波(せいがいは)、七宝つなぎ〜
  • 「青海波」と「七宝つなぎ」の彫り方を説明していきます。これまでは、三角刀、平刀、キワ刀を多用してきましたが、今回は浅丸が活躍します。青海波と七宝つなぎの木彫り1.青海波の彫り方カーボン紙ではがき大の木に青海波と七宝つなぎを写していきます。下絵はここ(青海波と七宝つなぎのPDF)よりダウンロードできますのでご利用ください。青海波と七宝つなぎを木に写すまずは、下絵における黒線の上あたりを三角刀で線彫りしま [続きを読む]
  • 文様の彫り方 その3 〜麻の葉、紗綾形(さやがた)〜
  • 今回は「麻の葉」と「紗綾形」の彫り方を説明していきます。「紗綾形」は卍(万字)を斜めに崩して連続しているので「卍崩し」「卍つなぎ」と呼ばれることもあります。麻の葉と紗綾形の木彫り少し細かい彫りものですが、文様の彫り方 その1 〜格子(こうし)から鱗(うろこ)〜と文様の彫り方 その2 〜雷紋(らいもん)〜を彫ることができる方であれば問題ないでしょう。1.麻の葉の彫り方カーボン紙ではがき大の木に麻の葉と紗綾形を写 [続きを読む]
  • 文様の彫り方 その2 〜雷紋(らいもん)〜
  • 中国古代の代表的な文様「雷紋」。私はこの文様を見ると学生の頃に近所で食べた中華そばの器を思い出します。ラーメンの器今回は馴染み深い「雷紋」の彫り方を二例説明していきます。雷紋2種盛ちょっとした彫り方の違いで見え方が全然違うところが面白いです。1.中央が高い雷紋まずはカーボン紙ではがき大の木に雷紋を写していきます。下絵はここ(雷紋のPDF)よりダウンロードできますのでご利用ください。雷紋の下絵次に下絵の [続きを読む]
  • 文様の彫り方 その1 〜格子(こうし)から鱗(うろこ)〜
  • 木彫で緻密なレベルの技術を求める場合、はじめに練習として文様を彫るのもよいかもしれません。文様はパターンの連続ですので、正確な線や面などを彫ることができれなければ、整っては見えません。つまり、正確な線や面を彫る技術を身につけるのに打って付けともいえます。文様を彫ることができると、アクセサリーやコースター、家具などにも模様を彫る場合にも応用できますし、やっていて損はないでしょう。それでは、今回から数 [続きを読む]
  • 仙人
  • 木彫教室に入会されて初めてお会いした方や、木彫の注文制作での打ち合わせで初めてお会いした方によく言われることがあります。「もっと仙人みたいな方かと思ってました」と。今日は、そのギャップを埋めるため、文体を仙人のようにして?ブログを書きます。 皆の言う仙人とはどうやら見た目のことだけのようじゃな。辞書で「仙人」と調べてみたのじゃが、これは外見や少し話しただけでは判断できるものでもなかろう。1 俗界を離 [続きを読む]
  • 「とまどい」から「集中」へ
  • 先日、教室でかなりやる気のある生徒さんから次ような質問を受けました。「家で木彫の練習をする場合、①仕事の後に毎日1時間するか、②休日に8時間するか、どっちがいいですか?」話を詳しく聞いていくと、①は仕事の後なので疲れている状態での1時間、②は実際にされているそうなのですがテレビを見ながらの8時間、とのことでした。んー。何かが違う。私の答えは、頻度は問わないので集中した状態での数時間。習い始めた後に感じ [続きを読む]
  • 『夢十夜』第六夜のようにはならないで。
  • 生徒さんの中に本やテレビで以下ような言葉に触れ、感銘を受けたとおっしゃる方がいらっしゃいます。「木、石の中にあらかじめ像が宿っており、彫るということはその出現を手助けするだけ」このような言葉は古くはダビデ像で有名なミケランジェロ(1475年〜1564年)も述べたとされています。ミケランジェロのダビデ像また文学では、ミケランジェロの言葉をヒントに夏目漱石が『夢十夜』(ゆめじゅうや、1908年発表)の第六夜を書い [続きを読む]
  • 研ぎ機の購入に悩む人々
  • 高橋製作所の特殊研磨機趣味で木彫をされている方から彫刻刀用研ぎ機の購入を検討していると相談を受けることがあります。私の教室に通っている生徒さんの相談なら受けるのは当然なのですが、事前に問い合わせもない初見の方が急に来られて相談される場合もあります。さらに困ったことには他の教室に通っている方から相談されることもありました。私の工房は研ぎ機の相談所でも、展示場、代理店でもありません。頼られれば力になり [続きを読む]
  • レリーフの彫り方〜ネコ編〜
  • レリーフは2次元と3次元の中間にあたる表現で独特の難しさがあります。ただ、完全な立体物を制作するほど時間を要しませんので、彫刻刀の使い方や木の順目・逆目を理解するのにもピッタリの彫り物です。手のひらにのったネコのレリーフ今回は写真のネコをレリーフとして彫る方法を紹介します。他の動物も基本的には同じ考え方で彫れると思いますので参考にしてみてください。①彫る動物の写真を用意するまずは写真を用意します。 [続きを読む]
  • 包丁の鞘に龍を彫る
  • 海外から京都へ料理の修行に来られている方に、帰国の際に龍を彫刻した包丁の鞘(ケース)をプレゼントしたいという料理人からご依頼。新しい船出に粋なプレゼント。こちらも力が入ります。彫りを入れるにあたって注意すべきことは鞘の機能性を損なわないこと。鞘は刃先を保護し鋭利に保つともに、刃が周りを傷つけないように安全を確保するためにあります。彫りを入れることによって、この機能を失って意味がありません。厚み数ミリ [続きを読む]
  • 「ホリBot」誕生
  • 前々から少し興味のあった「Bot(ボット)」が無料で作れるサービス「Motion AI」があるということで試してみました。「Bot(ボット)」とは?「Bot」 とは人間に変わって作業を行うプログラムの総称です。このように書くとすごいものを作っていると勘違いされるかもしれません。ハードル下げてください。ホームページのコンシェルジュ「ホリBot」今回作ったBotは、ホームページの内容を案内するためのものです。その名も「ホリBot [続きを読む]
  • 舟形光背(透かし唐草)の彫り方 まとめ
  • これまでに彫り方を紹介した蓮華三重座に舟形光背(透かし唐草)を取り付けると次の写真のようになります。舟形光背(透かし唐草)と蓮華三重座以下、舟形光背(透かし唐草)の彫り方をまとめておきますので目次としてご利用ください( すると説明ページにジャンプします)。舟形に彫る唐草を彫る光脚部、身光部、頭光部を彫る舟形光背(透かし唐草)の彫り方 まとめは大阪・天王寺 木彫制作★木彫教室 ホリビト(仏像彫刻、小物 [続きを読む]
  • 舟形光背(透かし唐草)の彫り方 その3(光脚部、身光部、頭光部を彫る)
  • 周縁部に唐草が彫れましたら、最後に光脚部、身光部、頭光部を彫っていきます。①光脚部を彫る一般的な光脚部こちらは一般的な後脚部です。以前、蓮華座の彫り方で説明したものをレリーフとして表現したものと考えてください。蓮華座を彫るときにきちんと取り組んでいれば難なく彫ることができるでしょう。よく少し違えば全く違うものととらえて、難しく考えすぎる真面目な方がいますが、落ち着いて取り組んでください。今までコツ [続きを読む]
  • 街中で使う無料Wi-Fi
  • 歩いていると年に数回は道に迷っている人から声をかけられます。土地勘のあまりない京都や奈良、滋賀に行ったときも道を聞かれたこともあります。その土地の人のように見えるのか、道を教えてくれそうな優しそうな人に見えるのか、はたまた暇そうな人に見えるのか、他人からどのように見えるのか分からないものです。先日は大江神社で金髪の女性から道を聞かれました。四天王寺に行きたいらしいのですが、無料Wi-Fiが利用できずイ [続きを読む]
  • 舟形光背(透かし唐草)の彫り方 その2(唐草を彫る)
  • 左右対称で厚さも整った舟形の木が用意できましたら、周縁部に透かし唐草を彫っていきます。①下絵を舟形に彫った木に貼るまずは、舟形の木に下絵をのりで貼ります。唐草を左右対称に彫っていきますので、下絵も左右対称になるように貼り付けます。少しでもずれていれば、やり直してください。舟形に彫ったものに下絵を貼る②透かし部分を削り取るドリルや糸鋸などを使い、透かし部分(下絵の黒塗部分)を削り取ります。透かし部分を [続きを読む]
  • 舟形光背(透かし唐草)の彫り方 その1(舟形に彫る)
  • 光背は、仏像の背面を飾っているもので、身体から放たれる光を表現したものです。今回から数回に分けて、透かし唐草をあしらった舟形光背の彫り方を説明していきます。①下絵を描くまずは下絵を描きます。光背および仏像の赤丸のところが重なるように、彫り上げた立像の大きさに合わせて、描いた下絵を拡大または縮小印刷しましょう。舟形光背(透かし唐草)の下絵髪際と頭光が一致するように「頭光部」は仏像の頭の後ろに位置し、「 [続きを読む]