桜部さく さん プロフィール

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桜部さくさん: 時々、だんだん
ハンドル名桜部さく さん
ブログタイトル時々、だんだん
ブログURLhttp://sakusakurabe.blog.fc2.com/
サイト紹介文オリジナルBL小説を載せています。時々R18表現あり。長編がメインです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供131回 / 365日(平均2.5回/週) - 参加 2016/11/24 09:14

桜部さく さんのブログ記事

  • あとがき あいしかた − オメガバース
  •  ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました。 今作はオメガバースを勉強するうちに、義理の親子がアルファとオメガだったら。。。と妄想しはじめて勢いで書いたものでした。 ハピエン&くっつく運命だったというのが自分的必須課題なので、魂の番というのはまさに盛り込むしかない設定です。でも親子という続柄上、番になるのも一苦労。という、オメガバースの義理親子あるある問題(?)は、初めて読んだBL小説 [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 37 (最終話)
  •  翌朝まで、淫らな獣になった気分になるほど何度も交わった。早朝から寝て昼ごろに起きるという、自堕落な日がはじまり、蜜月にも慣れはじめた。 自分たちが本当に魂の番なのか知りたくなって、オメガの専門医を訪れることにした。夕方に予約がとれたので、すこし早くマンションを出て、クリニックとほどちかいカフェに寄ることになった。 都心から若干離れていることもあって、モダンで洒落たカフェは広々としていた。そこに、 [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 36
  •  ベッドを出ても、ずっと一緒にいないと気が済まなかった。身を清めるのも、シャワーブースで抱き合いながら。食事も、玲音が健斗の膝に座ってなければ満足できない。 ソファーに座るのもそうだ。玲音が健斗の脚のあいだに座るか、腰を跨いで向かい合わせに座らなければいけなくて、キスがはじまるといつの間にか身体を繋げている。 番ができたといっても、まだ発情期間だから、玲音が健斗の肌に触れたがるのは自然なことだと思 [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 35
  •  陽が落ちるころに目覚めたとき、視界にあったのは健斗の寝顔。旅行以外で健斗の寝顔を見るのは初めてかもしれない。そんなことを考える余裕があるほど、今は頭の中がすっきりしていた。眠るまでは、発情のせいで目に映るすべてが赤く染まって見えたのに、まるで発情期が終わったみたいだ。 番ができれば、発情が軽度になるというのは聞いたことがある。その現われかと思い、首の付け根に触れると、昨日まではなかった、歪な凹み [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 34 (R-18)
  •  朝食が終わるや否や、発情の波が押し寄せた。座っていられないほど悶えはじめた玲音を、健斗は横抱きにして二人の寝室に連れていった。「あ……、はっ」 まだどこにも触れられていないのに、後孔が濡れる。発情特有の現象が下着を濡らして、不快感に眉を寄せると、健斗がパジャマのズボンごと下着を脱がせた。そして彼自身がまず裸になって、それから玲音のパジャマのシャツを取り去った。 この部屋で、優しいセックスができる [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 33
  •  朝起きると、健斗の姿は寝室になかった。発情期特有の気だるさを感じながらも身体を起こし、クローゼットに入って全身鏡で身体を確認したが、首元に噛み痕がなかった。 番になるために、発情抑制剤を飲まずに行為に及んだのに、噛み痕がないなんておかしい。 発情時の行為は未体験だったから、その威力に踊らされて昨夜の記憶は曖昧だ。だがよくよく振り返ってみると、健斗は首元を噛まないようにしていた気がする。 仕事も休 [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 32 (R-18)
  •  十年近く経験しなかったからか、長いあいだ抑えられていた発情フェロモンが暴れ出したからか、発情初日はまったく記憶が残らないほど、悶え続けることになった。そんな玲音を見て、なんとか助けようとしてくれた健斗だったが、反応抑制剤を服用していても理性が嫌な方向に飛びそうだといって、オメガの専門医を呼んだ。わざと発情抑制剤を服用しなかった旨を伝えると、医師は特効薬を置いていった。発情が過激すぎて奇行に走りそ [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 31
  •  そして秋の発情期が迫ってきた。気持ちを告白してから、一年が経った夜、ダイニングテーブルを挟んで向かいに座った健斗に、玲音は遠慮がちに訊ねた。「今回も、抑制剤を使ったほうがいいかな」 まだ心の準備が整わないなら、そう言ってくれて構わない。そう視線で語りかけると、健斗は数拍のあいだ考えていた。「休暇の都合はつきそうなの?」 抑制剤を使わなければ、発情のせいで約一週間は家から出られなくなる。それを心配 [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 30 (R-18)
  •  寝室も玲音の好みどおりだった。白が基調のベッドリネンによって、床材が映える。 自宅と同じように下着姿でベッドに入り、玲音は健斗の肩に頬を寄せた。「ありがとう、パパ」 おやすみのキスをねだると、健斗が顔を寄せた。唇が重なると思ったら、先に頬を指の背で撫でられて、唇を塞がれた。 シンプルなのに、情熱的に感じられた。思わず唇が開いて、誘われるように健斗がまた唇を重ねた。 食むような口づけが続き、二人と [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 29
  • 「ここは……?」 微笑む健斗に中に通され、新築にしか見えない玄関でサンダルを脱ぐと、見えたのは広々としたLDKだった。 機能性のよさそうな、モダンなキッチンには大きめのアイランドがあって、そこにシンクと輸入物のガスレンジがある。リビングエリアにはコの字型ソファーとシンプル故に洒落たローテーブル。解放感のある全面ガラス張り窓のむこうには、広いバルコニーも見えた。「レオ君は毎年いろんなところに花火を見 [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 28
  •  この日から、玲音の発情期を除いて、週に二、三度同じベッドで寝るようになった。二人で寝るときは、番になれば二人の寝室にするつもりだった部屋を使う。 安眠することが目的の部屋になったから、クラシックな木製のベッドを選び、暖色系のベッドリネンを敷いて、壁紙もクリームオレンジとシンプルにした。 興奮色の赤や、黒や紺といった暗い色、冷たい気持ちになる青を避けたのは、言うまでもなく二人で落ち着いた夜を過ごし [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 27
  •  玲音が孝行をする日だったことを忘れていた健斗が、伝票と共に挟まれてきたホテルのルームキーを見て静止した。 レストランからホテルの部屋までスムーズに移動できるようにと、予約時に支払いを済ませてしまった。恋人の夜を過ごすつもりだったことが知られ、慌てて空いていた手を伸ばしたとき、健斗がカードキーを胸ポケットにしまった。「なにをどうすれば、自分の悪癖が治るのかわからない。だから、レオ君に触れる勇気は、 [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 26
  • 「パパに謝りたかったんだ」 スプーンを置いて玲音を見た健斗は、玲音がなにを謝ろうとしているのか察してか、苦しげに眉を寄せた。「パパは、自分と向き合って、適した相手を選んで、日常のバランスをとってきたのに、僕が無理をさせたせいで自分を責めなきゃいけなくなった。それを謝りたかった」 健斗の顔を見られぬまま、玲音は続けた。「大切に育ててくれたパパは僕の自慢だった。いつも穏やかで、賢くて、かっこよくて。そ [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 25
  •  クリスマスイブがきた。前もってディナーとホテルの予約をしていることは、伝えられないままだった。 健斗はまるで、クリスマスを忘れてしまっているようだ。祝日だった昨日も会計事務所に行って、一人で仕事を片付けて、平日だった今日も事務所に行った。ディナーだけでも二人で行けたらと思うが、年末にきてどこの会社も忙しいから、予約に間に合う時間に帰ってくる保証はない。 玲音は通常終業時間よりも早く職場を出た。勤 [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 24
  •  一人取り残され、困惑しながら、玲音はいたるところが痛む身体を清めた。すると、頬だけでなく尻も腫れていることに気づいた。できるかぎり抵抗しないようにしたつもりだったけれど、身体が竦んだときに叩かれたり握りつぶされそうなほどきつくつかまれたりした。 酔った勢いで不安定な人間を誘ったのは自分だ。その後悔から健斗を責めたくないと思っていたけれど、痛みは否応なしに畏怖を感じさせる。温かいシャワーに打たれて [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 23
  •  目を覚ました玲音は、惨状の爪痕の真ん中で横たわっていた。シーツが乱れ、服は脱いだ場所に転がったまま。サイドボードは斜めに立っていて、その傍には割れたグラスの破片が散らばっていた。 身体を起こそうとすると、全身が異様に痛んだ。四肢には押さえつけられたせいで鬱血痕がいくつも残っていて、何度も張られた頬は熱を持って腫れている。後孔からは裂傷による血液と、健斗の精液が流れ出し、無残な自分に眩暈がした。  [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 22 (R-18)
  •  健斗を探すと、目の前にいたはずなのに、随分離れたところに立っていた。片手を胸の前に掲げ、冷酷な視線で玲音を見下ろしている。 勢いで身体が突き飛ばされるぐらいきつく、頬をぶたれた。口の中に血が広がって、玲音はやっと状況を理解した。酔いは完全に醒めて、健斗の一番暗い闇を叩き起こしたのだと気づく。だが、我を忘れた健斗の前に後悔はなんの役にも立たず、ベッドに引きずり上げられ、破って脱がされた下着を、えづ [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 21
  •  ソファーで寝る者が現れたころ、パーティーはお開きとなった。帰路のタクシーに揺られながら、玲音は予定よりも飲みすぎてしまったことに気づいた。 瀬川と話すのが楽しくて、ついついグラスを傾けていた。瀬川も足元がおぼつかなくなっていた気がするが、今度二人だけで出かけようと言って別れた。 自宅マンションに着き、エントランスを通ると、健斗がエレベーターから降りてきた。「ただいま」「おかえりレオ君。遅かったね [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 20
  • 「なんのつもり?」「番ごっこ」 悪びれず言った武井を睨むと、状況を知った常田が慌てて走ってきた。「飲みすぎだ、武井。今のは嫌がらせ以外のなにものでもないぞ」「そんなに怒るなよ弁護士様」 酔っ払いの特徴的な笑い声をあげた武井は、今度は常田に絡みはじめた。「大丈夫?」 背後から声をかけてきたのは、常田の婚約者、瀬川だった。「うん。今は発情期じゃないし、きつく噛まれたわけじゃないから」「玲音君もオメガだ [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 19
  •  仕事は忙しくても、街のイルミネーションやデコレーションを見ると浮き足立つ季節。毎年の恒例行事となった、インターナショナルスクール時代の友人とのクリスマスパーティーに参加するため、玲音はワイン好きの友人宅を訪れた。「実は、俺たち籍を入れることになって」 主催者であるワイン好きの同級生、常田がそう言って立ち上がった。 昨年のクリスマスパーティーでは、まだ付き合いたてだったカップル。玲音の同級生常田は [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 18
  •  二日後、発情期がはじまった。玲音は発情抑制剤を、健斗は反応抑制剤を服用したまま、発情期が終わるまで一度もセックスをしなかった。 健斗は、玲音の首を絞めたことをどうしても忘れられないらしく、玲音の発情にあてられての行為が怖くて堪らないと言った。ただでさえ、アルファは発情したオメガに対して過激になってしまうのに、非発情期でさえ玲音の両手を拘束しなければならない自分が、なにをしてしまうか想像もできない [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 17
  • 翌朝目を覚ますと、ベッド脇に両膝をついて、不安げな表情で玲音を見つめる健斗の姿があった。そしてサイドボードの上には、バターの載ったトーストと湯気の立つコーヒー。家事が苦手で、玲音が高校を卒業するまでは家政婦を雇わなければならなかった健斗の、精一杯の朝食だった。「レオ君」 機嫌を伺う力のない声に、玲音は笑顔で答えた。「おはよう」 昨夜は身体を清めてもらっているあいだに眠ってしまった。健斗がどんな思い [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 16 (R-18)
  • 「っ……、ぐっ」 大きな手が呼吸を奪おうとする。苦痛に身体が強張り、反動できつく締まった孔を健斗が大きく一突きした。 これが、健斗が恐れていた彼の闇だ。息ができず、意識が薄れていくなか、玲音ははっきりと理解した。 健斗は、玲音の息の根を止めたくて、首を絞めているわけではない。苦しみながらもそれは理解できていた。息苦しさは抵抗した罰であって、行為を止めるためのものではない。 両手が自由だったら、健斗 [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 15(R-18)
  •  ベッドに寝かされ、大きく開いたままの脚を持ち上げられて、遂に一体になれることに肌が上気する。受け入れる体勢をとり、期待と興奮に頬を染める玲音を見下ろす健斗は、支配者の顔をしていた。 前戯だけでも、健斗のアルファを見せつけられた。尻込みをして、躊躇いもした。それなのにこれから起こることに淫らな期待をしている自分はやはり、オメガだ。 直感的にそう納得した玲音の両足首を掴み、健斗が先端を蕾に宛がった。 [続きを読む]
  • あいしかた − オメガバース 14 (R-18)
  •  もうすこし躊躇われると思っていた。義父としての立場を忘れ、行為に没頭する健斗が意外で、同時に愉悦も感じている。 白い肌に赤い痕を残す想い人の姿に寄っていると、胸の突起を吸い上げられて肩が震えた。「あっ……」 声を上げることも抵抗に入るのかと危惧したが、健斗は気に留めることなく桃色の突起を吸い上げては舐めていた。 初めて得た刺激は、甘酸っぱくてくすぐったい。男性の胸も性感帯になると聞いたことがある [続きを読む]