BENGALS さん プロフィール

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BENGALSさん: とらまる王国 番外編
ハンドル名BENGALS さん
ブログタイトルとらまる王国 番外編
ブログURLhttps://wine-dine.ter-terbose.com/vino/
サイト紹介文ワインと、チーズ、趣味としてのその歴史と活用。同じく大好きなシングルモルトも。
自由文あと、趣味としてのクラシック、そしてジャズも追加。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供25回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2016/11/28 00:39

BENGALS さんのブログ記事

  • 最高の貴腐ワインへのこだわり、イケム!(1)
  • イケムには、どこか時間を超越したところがある。歴史といい、その規模といい、品質の秀逸さはいうにおよばず、特筆すべきは、そのおどろくべき長寿。5年、10年、いや少なくとも20年は瓶熟させないと、その秀逸性をみせてはくれない。黄金色に輝くこのワインは、ハチミツや、アプリコットの甘美な香りと、トロリとした甘味が、完璧なまでの優美なハーモニーをかなで、まさに、「自然が生み出した奇跡」といえるほどのものだ。 [続きを読む]
  • これぞまさしく、究極のチーズ? 今夜は、ゼイタクな「ウォッシュ」。
  • 「香りが強いほど、味は良し」というが、はたして? 軟質チーズとしては、熟成期間はやや長め。別名、修道院タイプ。グルメな大人のチーズである。それだからこそ、好き嫌いがはっきりしている。本場・フランス人でさえ、そうなのだ。そして、その原因こそは、匂いにある。チーズの表皮を塩水や、地元のお酒でブラッシングしながら、熟成させる。その回数、時期、それに洗う液体により、そのチーズの個性が決まる。また、ブラッシ [続きを読む]
  • クラガンモア、悠久の時間をかけて!
  • ああウイスキー! 遊びと悪戯の命!詩人の心からの感謝を受けてくれ!  (中村為治訳 「R・バーンズ詩集」岩波文庫)クラガンモア(CRAGGANMORE)      クラガンモア蒸留所は、1869年にバリンダルロッホに設立されて以来、現在に至るまで当時と同じ設備、同じ製法によって製造を続けている。「スペイサイドで最も良質のモルトの1つである」と、評論家マイケル・ジャクソンの採点でも、12年物が90点と、スペイサ [続きを読む]
  • アイラの女王、ボウモア!
  • スコットランド西南、そのアイラ島の南から、島の中央まで切り込んだ深い入り江ロッホ・インダールの中ほどにある。1779年、地元商人デヴィッド・シンプソンが創設。アイラ島最古の蒸溜所は、ボウモア町の小さな港のそばに建つ。金色のパゴダを思わせる、うり二つ塔のキルンがそびえている。それがボウモア(Bowmore)蒸溜所のシンボル、麦芽乾燥塔だ。ボウモアとは、「大きな岩礁」というイミ。ピートにも、長い間に潮風がし [続きを読む]
  • 蘇った、アードベッグ!
  • ああウイスキー! 遊びと悪戯の命!詩人の心からの感謝を受けてくれ!  (中村為治訳 「R.バーンズ詩集」岩波文庫)アイラ・モルトはピート香が強いことでも有名だが、そのなかでもっとも強烈なのが、アードベッグである。蒸留所の建物は大きいが、その生産規模は、小さい。モルトとして出まわるのも、わずか。それでも、バランタインの原酒には欠かせないもので、バランタインの味を決定する「魔法の7柱」の一つと呼ばれて [続きを読む]
  • 今夜は、モッツァレッラでいこう。
  • チーズ大国・2番目は、もちろんイタリア。おそらく、種類だけで言えば、世界一。それに、そのほとんどが、ナチュラル・チーズであることも大きな特徴。古代ローマ時代に、アジアから、ギリシャを経由して伝わり、兵隊の常食でもあったらしい。そのトップ選手は、言わずと知れた『モッツァレッラ』。日本では、イタメシ・ブームにのっかって、ピッツアなんかに欠かせない最もポピュラーなチーズの一つとなった。イタリア版ミルク餅 [続きを読む]
  • ダルジール警視の愛するグレン・グラント
  • グレン・グラント(スペイサイド)――――――――――――――――――――――――――?現代イギリスを代表する本格ミステリー作家の一人、レジナルド・ヒルの人気シリーズに、<アンドルー・ダルジール警視シリーズ>がある。ヨークシャー地方のある警察署に勤める太っちょでわがまま、頑固なダルジール警視が、ひそかに机のなかに隠し持っていたのがグレン・グラントだった。コクのある甘さと、ピートの風味に特徴があって、 [続きを読む]
  • フェルメールも食べたゴーダチーズ! 其の弐。
  • ”北欧のモナリザ”としてあまりにも有名な「真珠の耳飾りの少女」を描いたオランダ・デルフト出身のナゾの天才画家・フェルメール。その「絵画芸術」をはじめ多くの作品の背景に、オランダを中心にした世界地図が描かれているし、描かれていた。かつて世界帝国を築いたオランダ。海洋貿易で莫大な財産を築いたオランダ。フェルメールが生まれた17世紀初頭は絶頂期であった。そして、オランダの輸出品目の重要産目が『ゴーダ(Go [続きを読む]
  • フェルメールも食べたゴーダチーズ! 其の壱。
  • ”北欧のモナリザ”としてあまりにも有名な「真珠の耳飾りの少女」を描いたオランダ・デルフト出身のナゾの天才画家・フェルメール。その「絵画芸術」をはじめ多くの作品の背景に、オランダを中心にした世界地図が描かれている。かつて世界帝国を築いたオランダ。海洋貿易で莫大な財産を築いたオランダ。フェルメールが生まれた17世紀初頭は絶頂期であった。フェルメールの青と知られるウルトラマリンブルーは貴重な鉱石である「 [続きを読む]
  • 神戸・北野町を歩く
  • 時折思い出した頃に、訪ねるお店があった。そのうち、いくつかのお店の初印象はどうだったのかな? と、ちょいと思い出してみた。神戸・北野町を歩く。神戸・北野を歩く、其の壱。また、真っ昼間からやらかしてしまった。まさに、至れり尽くせりのワインのフル・コース。食前酒のシャンパーニュからはじまり、お店ご自慢(?)のブルゴーニュの白と、赤、そしてマールで締めくくり。都合7杯のグラス・ワイン。神戸・北野坂のてっぺ [続きを読む]
  • ラフロイグ(Laphroaig)、アイラの巨人!
  • ああウイスキー! 遊びと悪戯の命!詩人の心からの感謝を受けてくれ!  (中村為治訳 「R.バーンズ詩集」岩波文庫)――――――――――――――――――――――――――?アイラとは関係なしに、有名なモルトである。かつて、「ラ・フ・ロ・エ・イ・グ」と読んで、さぞ物知りのように得意がっていたものだった。そのラフロイグは、昔から味の深みよりも、アルコールと、アイラ特有のピート香が評判でもあった。それも、わ [続きを読む]
  • ポートワインを一杯! (3)
  • 魅惑的なこの甘口ワインは、イギリス貴族のあいだで、長く、英国紳士のたしなみともいえるほど大変親しまれている。甘く、アルコール度も高く、なによりながい余韻を持つ味わいは、食後にチョコレートや、葉巻と楽しみたいワインである。1756年の世界初の原産地呼称法によって、厳しい品質により生み出されたポートワインは、大英帝国の栄華とともに、世界中に紹介され、今日の名声をきづいた。現在では、フランス料理での食前 [続きを読む]
  • ポートワインを一杯(2)! 
  • 19世紀、いまだ女性がビジネスに関わることがなかった時代、ドニャ・アントニア・フェレイラ未亡人は、ドウロ地域に投資し、畑を買い増しするなど見事なまでの経営手腕を発揮し、ブドウ畑の開発と、ポートワインの生産に情熱を注いだことで知られている。ドウロ河を上流にさかのぼっていくと、前後左右いたるところに段々畑がみえるが、そのすべてが急傾斜であり、丘の頂きまで達している。その上、その土壌であるうすく板状に割 [続きを読む]
  • ポートワインを一杯(1)!
  • 「銘醸ポートは、あらゆるワインのなかで、最も偉大な物であろう」と、イギリスの著名な作家で、ワインに造詣の深いアレックス・ウォーが語っていたり、アガサ・クリスティーのミステリなんかでも、よくでてくるポートワイン。「ワインを飲んだ後に、ポートを少し」それとも、「ポートだけを、チビリ、チビリ」とかなんとかで、楽しんでみてはどうだろう。濃厚なチョコレートのように、深いコクのある甘さがなんともたまらない。ア [続きを読む]
  • 王さま、女王さま? <チーズ・白カビ フランス編>
  • 「ワインがつくられない土地はあっても、チーズのつくられない土地はない」とは、よくぞいったもんだ。長期保存を目的としたハード・タイプである”山のチーズ”がメインのスイスとちがって、フランスは山あり谷あり、平地ありと、各々の村ごとにヴァラエティに富んだチーズがつくられているのは、ご存知のとおり。そんなチーズの一つに、白カビ・チーズの王さまと呼ばれる『ブリ・ド・モー』(AOC)がある。直径は、およそ40cm [続きを読む]
  • グレンモーレンジ(glenmorangie)
  • ああウイスキー! 遊びと悪戯の命!詩人の心からの感謝を受けてくれ!  (「R.バーンズ詩集」中村為治訳 岩波文庫)――――――――――――――――――――――――――さて、原料の大麦だが、地元ロス・シャー産の二条大麦だけを使用している。デンプン質が豊富で、タンパク質と窒素の含有量が少ないものが最適とされる。グレンモーレンジはそのスプリングバーディ(春型大麦)を使用している。冬型大麦もあり、春型に比べ [続きを読む]
  • グレンモーレンジ(GLENMORANGIE) 
  • ああウイスキー! 遊びと悪戯の命!詩人の心からの感謝を受けてくれ!  (「R.バーンズ詩集」中村為治訳 岩波文庫)――――――――――――――――――――――――――スコットランド北部の荒れ高地「ハイランド」。美酒の宝庫とも知られるが、ドーノック湾に面した小さな町テインからほど近いところに、その雄であるグレンモーレンジがある。そのまわりには、「大いなる静謐の谷(グレンモーレンジ)」という名前の由来ど [続きを読む]
  • グレンモーレンジ(GLENMORANGIE) 
  • ああウイスキー! 遊びと悪戯の命!詩人の心からの感謝を受けてくれ!  (「R.バーンズ詩集」中村為治訳 岩波文庫)――――――――――――――――――――――――――今夜は、ちょいとワインの世界からはなれてみよう。でも、まるっきりはなれるわけではない。手始めに、といってはナンだが、「グレンモーレンジ30年」のテイスティングを、おごそかにはじめてみよう。そう、今夜はシングルモルト、それも香りと、味わ [続きを読む]
  • 女王が好む英国・ご自慢のチーズ!
  • 言い伝えも、ちょいとごちゃまぜになってはいるが、こんなおハナシから、今夜ははじめてみようかな。「男たちにはチーズは語れない」というくらいその昔、イギリスでのチーズづくりは主婦の大事な仕事であった。そんな1700〜1720年頃のこと。X’masにレスターシャーの農婦が、ひょんなことから出来上っがったブルーチーズを、ある村の「ベル・イン」という旅籠に嫁いだ妹にプレゼントしたというのが、このチーズのはじ [続きを読む]
  • グレンファークラス、スペイサイドの逸品!
  • ああウイスキー! 遊びと悪戯の命!詩人の心からの感謝を受けてくれ!  (中村為治訳 「R.バーンズ詩集」岩波文庫)――――――――――――――――――――――――-「この地域を代表する同種のウィスキーに集まる幅広い人気こそ得てないが、スペイサイドモルトの中で最高級のモルトである」と、マイケル・ジャクソンは、「モルトウィスキー・コンパニオン」のなかで、こう書いている。かなり早くから名声を獲得し、ブレ [続きを読む]
  • ザ・グレンリヴェット、スコッチの父!
  • ああウイスキー! 遊びと悪戯の命!詩人の心からの感謝を受けてくれ!  (中村為治訳 「R.バーンズ詩集」岩波文庫)――――――――――――――――――――――――――?ペルノ・リカールが用意したキャッチフレーズが、「すべてのシングルモルトの父、その歴史がスコッチの歴史」というものだった。アッパー・ドラミン農場に、蒸溜所を創業した密造ウィスキーの職人ジョージ・スミスは、前年23年に施行された物品税法 [続きを読む]
  • タリスカー、スコットランドの最高傑作(2)!
  • ああウイスキー! 遊びと悪戯の命!詩人の心からの感謝を受けてくれ!  (中村為治訳 「R.バーンズ詩集」岩波文庫)――――――――――――――――――――――――――?そのスカイ島唯一、生き残った蒸留所なのだ。それはまた、残念なことに、ほかの蒸留所との関係を築くこともなく、独自の創意に頼らざるを得なかったということも、事実であった。そんな典型的な例が、ポットスチルに見られる。再留釜はごくふつうのも [続きを読む]
  • タリスカー、スコットランドの最高傑作(1)!
  • スコットランドの北西、ヘブリティーズ諸島のうんと先、北海油田に近い神秘の島、スカイ島が誇る唯一の蒸留所であり、「もっとも個性的なモルト」と、マイケル・ジャクソンは、その著書「モルトウィスキー・コンパニオン」に書いた。その爆発的、かつまた複雑な香味の特徴が、愛好家を惹きつけてやまない。こくのあるドライフルーツの甘さに、煙のほこりっぽさ、強いフレーバー、パワフルなテイスト。荒々しい潮の味わいは、スカイ [続きを読む]