jamal さん プロフィール

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jamalさん: せどり氏の散歩道
ハンドル名jamal さん
ブログタイトルせどり氏の散歩道
ブログURLhttps://jamal.exblog.jp/
サイト紹介文本、jazz、映画、落語、音楽等々ディレッタントに楽しむ日々
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供457回 / 365日(平均8.8回/週) - 参加 2016/12/09 04:42

jamal さんのブログ記事

  • 今何ができるか
  •  久しぶりに松岡正剛「連塾 二十五冊の連綿草」をみる。今何ができるか試したもののひとつだ。続けて松岡正剛千夜千冊4巻の動画更にインタビューとタイトルの動画をみる。これは以前にも見たことがあったが、主に「美」についてインタビューを受けながら正剛が答えたものである。その間ルネ・ジラール『世の初めから隠されていたこと』などの紹介を『千夜千冊』第四巻から拾い読みする。 [続きを読む]
  • ジェリー・マリガン”ナイト・ライツ”
  •  ジャズ遍歴などという言葉はどういう了見でいうものか。僕などはあらゆるスタイルのものをそれこそ見境なしに聞き漁ってきたせいで、どこが原点だかわからなくなっている。確かにあるアルバムを聴けば、そうだよねこんなの聴いたな・・・と思うが、それはどの時期も一時のもの。律儀に同じものを聴くという了見がない。それは偏に「興味」「モチベーション」に頼って聴いてきたからだ。確かに寄り道してジャケ買いをした時期もあ [続きを読む]
  • 「隙間読書」再燃
  •  子規四大随筆のうち『墨汁一滴』をまた読みはじめる。子規全集のうちこの巻だけ失念していたのだが、探したら妙なところで見つかった。読書など金輪際と思っていた矢先ではあったが、急に興に乗って読みたくなる。彼の四大随筆は随一で寺田寅彦と並んで愛読していた。装丁といい文字の並び大きさといい、今の僕には相応しい。さて、どの時間に読もうかと暫し考えたが、ピアノの練習の合間に所謂「隙間読書」として読むことにした [続きを読む]
  • 「みるでもなく、聞くでもなく」
  •  「みるでもなく、聞くでもなく」前に書いたが、現在ピアノ三昧で過ごしている。無論弾くのが主だが、レパートリーを広げるためCDなどを聞き漁ってこれはというものをセレクトする作業は含まれるが。以前にもこういうピークがあって、いつ寝たのか定かでないという状態が一定時期続いた。興奮状態から食事も碌にせず、せいぜいコーヒーで眠気を抑え、酒の代わりに水を飲んでいた。 今更威張るわけではないが、僕は立派なアル中だ [続きを読む]
  • またまた再開
  •  今月に入りプラモデルを買ってきたものの、エアブラシを使うつもりで溶剤とMr.Toolを手には入れようとしてヨドバシに注文したのだが、そもそも溶剤を買った時点で洗浄剤を買うのを忘れて、追加注文したのだが溶剤の方が昼間寝ていたために配達ささたことに気づかず、夜になって宅配便の再配達の用紙に気づき、慌ててコールセンターに電話したが用をなさず、翌日ドライバーに直接連絡を入れたところ、翌日の配達ということでそれ [続きを読む]
  • トルストイ『復活』読了
  •   1週間ほど前にトルストイの『復活』上・下を読み終える。 随分前のことに思えるので、記憶は確かではないが、主人公であるネフリュードフとカチューシャと呼ばれるマースルワとの話である。 陪審員に選ばれたネフリュードフが、嘗て売春婦であったカチューシャを裁判席でみつけたのであるが、彼女は徒刑に処せられ刑務所行きとなるのであるが、そもそも仲間に騙されて客として誘惑した男を毒殺する羽目に陥り、徒刑の憂き目 [続きを読む]
  • 最近読了本
  •   最近読み終えた本といえば、トルストイの『アンナ・カレーニナ』全巻とオリヴァー・サックスの『タングステンおじさん』で、それに同じくトルストイの『復活』を読み始めている。 トルストイの 『アンナ・カレーニナ』は全3巻にわたる物語だが、要するに主人公であるアンナが夫オボロンスキー(カレーニン)と離婚し、若き将校ブンスキーとの不倫を経て、結ばれ子供をもなしたということと、オブロンスキーの義妹であるキテ [続きを読む]
  • 小林秀雄の「実生活と思想」を読んで
  •   小林秀雄集の中から「実生活と思想」を読み返してみたのだが、そこにはまず正宗白鳥がトルストイの家出問題について触れている箇所について小林が痛烈に批判している部分がある。 読み進めてみるとまことに馬鹿馬鹿しいことなのだが、白鳥の取り上げ方が的はずれな解釈であって、トルストイの実生活と思想との乖離を思想的重みとして殊更重要でもないことなのに、事々しく論っていることに対して小林は駁論として、正宗氏はト [続きを読む]
  • 我が喫茶店時代 その5Groovy ラグタイム
  •  Groovy 僕がジャズカフェをやっていた頃、開店前に似たような店を下調べする意味で訪れたなかの一軒として、裏参道にある当店を訪れてみた。 マスターは森本さんといいて白髪の気さくな人だった。 奥さんも時々顔をみせていて、夫婦仲がよいという印象だった。 訪れる前に来店してくれて、ホレス・シルバーのケープバーデン・ブルースをかけていたところ、「それJ.J ジョンソンの方ですか?」と聴くので、何故そこに拘るのか [続きを読む]
  • 我が喫茶店時代 その5Groovy ラグタイム
  •  Groovy 僕がジャズカフェをやっていた頃、開店前に似たような店を下調べする意味で訪れたなかの一軒として、裏参道にある当店を訪れてみた。 マスターは森本さんといいて白髪の気さくな人だった。 奥さんも時々顔をみせていて、夫婦仲がよいという印象だった。 訪れる前に来店してくれて、ホレス・シルバーのケープバーデン・ブルースをかけていたところ、「それJ.J ジョンソンの方ですか?」と聴くので、何故そこに拘るのか [続きを読む]
  • 我が喫茶店時代 その4 JAMAICA  BOSSA  B♭
  •   JAMAICA まずは東映地下時代のころから話そう。 東映地下の当店に入るには、仕来りがあった。同じ階には、ポルノ映画をやっている映画館があり、間違ってもそっちには行ってないぞという世間の誤解を避けるために、玉光堂のレコード袋を持って降りなければならないことになっている。 僕が始めてこの店に行ったのは、兄が高校の時で、既に彼は当たり前の顔をして煙草を吸っていた。 一人で入るようになってから、兄と行っ [続きを読む]
  • 我喫茶店時代 その2 ELEVEN&北地蔵
  •  「我喫茶店時代」その2 ELEVEN&北地蔵 ELEVEN言えば、北地蔵とならぶ御用達で双方は姉妹店だ。 忘れもしない当店自慢のウエートレスのこと。 この店は家内とつきあい出した頃に通った店だ。 店内は風通しのよい造りになっていて、外の歩道と一体になったお洒落な店構えだった。 話を戻すと彼のウエートレス嬢なのだが、注文を取りにくるたび、頭のてっぺん声がするのではないかと思うような甲高い声でから「いらしゃいま [続きを読む]
  • 我喫茶店時代 その1 actについて
  •   「我喫茶店時代」(その1 actのこと) 私ごとながら、10年前までやっていたジャズカファをやっているとき、常連のM氏が昔懐かしいactのマスターが店を再開したと聞いて「へー」と思ったことがあった。actといえば、当時でいえば前衛派の部類に入る際物のジャズ喫茶で、僕が通い始めたのは、まだ10代後半頃だった。 父親の転勤による転居で僕と父の二人所帯の時で、市電の行啓通りからすすきのまで足を運んでよく通った [続きを読む]
  • 「我喫茶店時代」に至るまで
  •    僕は今色んなものを削り、新たに何か新しいものを付け加えようとしている。 ふと気がつくと、何故こうすんなりと事が運ぶのかと思うようなことが多々ある。  こんなこともある。 まず部屋の移動もそのひとつ。 今まで使っていた電子ピアノから、従来のアップライトの部屋に主な練習場所にして、必要なものを入れ替えた。 アップライトはやや弦が弛んでいるようで、低音部と高音部の両端に音の歪みを感じた。 鍵盤の高 [続きを読む]
  • 多忙な日
  •  Beethoven Ps.12に初挑戦する。 ベートヴェンのピアノソナタのなかでは、31番に次ぐ超出物と感じた。 主題の変奏部分ばかりではなく、目立たない曲でありながら、見つけた時にこれはいけるぞそ、ピント来た。またその後に至っても素晴らしいものである。  その他でいえば、『アンナ・カレリーナ』は、19章の半ばまで来ていること、松岡正剛の「20冊連綿草」のほぼ全冊をピックアップして、今後の読書計画に付け加えた [続きを読む]
  • Douglas Skyraiderの完成
  •  昨日久々に買ったキットである、ダグラス・スキライダーのことについて書いてみたい。 Skyraider は、第二次世界大戦中に開発が始まったアメリカ海軍の爆撃・雷撃兼用艦上攻撃機。1962年の陸海空軍航空機命名規則統合前の機体名はAD-1〜7だった。第二次世界大戦後半に活躍した、前任のTBF/TBMアベンジャー雷撃機・SB2Cヘルダイバー急降下爆撃機よりも小型軽量であるが、全ての面で前任機を凌駕する汎用攻撃機であった。艦上機が [続きを読む]
  • 三拍子揃って旨くいった日
  •  今日はどういう訳だか、三拍子揃って旨くっているようだ。 今までうまく読み進めようしていたレフ・トルストイの『アンナ・カーニナ』を第1部の11章の手前まで読むことができた。 9章の手前まで来たところで、殆どの登場人物の相関図を作り上げたものの、後が続かず昨日のところはそこでお手上げとなった。8章までのことは省くとするが、9章からは相関図を手掛かりに読み進めると案外すすっと読むことができた。 図書館 [続きを読む]
  • 「他人は自分の似姿」
  •   今朝寝起きに夢を見た。 自分と全く同じ名前のイノッチにそっつくりの菅野という名前であった。 以前通っていた教会の集会に出ようとしていたのだが、お互いに菅野であることに驚いて、ブログの名前を交換し合った。 その場面と、急に酒が飲みたくなったのだが、彼はウーロン茶か何かで済まそうといっていたのだが、一緒にバーのようなところの片隅に座って、僕はOBを飲もうとしていた。 もう一度みることができるのなら見 [続きを読む]
  • 『贋作の怪』
  •   某月某日 浅野某が我が探偵事務所に現れた。要件は人捜しと言うことだったが、その人相、服装を訪ねると、カイゼル髭で茶のマントを羽織った男ということであった。 要件の筋は人捜しではあるのだが、以前夫人が称していた絵画をそのマントの男が隠匿したので、その人物の居所と物件を探し出してほしいととのことだった。 夫人は眼には、涙もたまっていない。声も、平生の通りである。そのうえ、口角には、微笑さへ浮かんで [続きを読む]
  • 芥川龍之介『手巾』
  •  このところ映画を観ていなかった。久々になるが、なかなか一本映画を観るというのがなかなかだったからだ。今回観たのはロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro)主演の「マイ・インターン」(原題: The Intern)で2015年作。これを3日かけて観た。見始めては観、思いついて続きを、やっとのことでラストに辿り着くという具合。それで3日になってしまった。デ・ニーロの相手役はジュールズ・オースティン - アン・ハサウェイ(A [続きを読む]
  • 『消えたページ』
  •   ある離れ小島に建てられた簡素な一軒屋のベランダに椅子とテーブルを出し、潮の臭いのする優しい風が耳元を掠め、夕暮れ近くの水平線が遠くにみえる場所で、テーブルを挟んで気持ちの穏やかになる紅茶を飲みながらこの家の主であるアンが海辺の引き潮のときに拾った様々な貝をテーブルに並べて、それを見つめながら時に貝の表を撫でたりしながら僕に語ってくれている。貝を撫でる手には皺がより幾分ごつごつとして内にそれまで [続きを読む]
  • 『口の効けなくなった男』
  •  アレックス・ワイラー、年齢不詳。罪状「殺人罪」。 彼は自らのストレスによる心的外傷から、罪もない上司Yを殺害しそれを遺棄したかどで捉えられた。 罪状認否によると、ある朝目が醒め家族の名前を呼ぼうとして、口が効かなくなっていることに気づいたとされる。凶器は拳銃。死体遺棄場面には大量の血痕が残り、みるも無残な光景であった。 彼は家族の勧めにより通院をすることになった。医師との筆談による問診の結果上記 [続きを読む]
  • 『抜け落ちた日』
  • 私はベアトリーチェ。イタリアからの移民の黒人女性。職業はなし。以前付き合っていた男性との結婚を親に反対され、紹介された男性と会うことになっていた。彼は富豪の御曹子でバレンタインデーに彼に送ったバラの花を人種が違うという差別をうけたのでうけとって貰えなかった。とてもガッカリしたけど、仕方がない。だから、2月14日という日を忘れたかったので、ある人に頼んで記憶を消して貰うことにしたというわけ。大学病院の [続きを読む]
  • 「時を跨ぐ男」
  •    ペトロヴィッチはナポレオンが没した年に生まれた。当時ロシアはツアーリズムが支配し、農奴解放が待たれていた時期でもある。貧しき者がくびきから解放され、解放と自由を希求していた。そんな時代背景のなかでペトロヴィッチは、社会主義には走らずキリスト教に注目した。当時の社会主義思想はフーリエなどの空想的なものでしかなく、後に革命へと繋がるほどの成熟をしていなかった時期である。自由と解放を希求した人民は [続きを読む]
  • 『帰り道を失った男』
  • 「帰り道を失った男」 男の名は、ガイ・モンテスキューといった。 男は普段からしなくてもいいことは出来るだけ省こうとしていた。 例えば、食べないで過ごせないものかとか、寝ないで済ませる方法はなかとか・・・。 ある朝、いつものようにガレージからお気に入りのポルシェを出して来て出勤しようとしたが、思いとどまってガレージの奥にあった生ゴミを出そうとした。 丁度生ゴミ収集の日だったので、ゴミステーションまで [続きを読む]