財務一郎 さん プロフィール

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財務一郎さん: 財務一郎の「経営をラクにする財務のブログ」
ハンドル名財務一郎 さん
ブログタイトル財務一郎の「経営をラクにする財務のブログ」
ブログURLhttp://zaimuichiro.xsrv.jp/ppc/
サイト紹介文中小企業が儲かるか儲からないかは、ちょっとした経営の考え方の違いです。儲かるための考え方を綴ります
自由文一橋大学経済学部卒業、都市銀行に入行。
29歳で自ら経営に参画できる中小企業に転職。
既存の製造業をベースに、小売り、飲食、サービス業の新規立ち上げに携わりました。
その中で多くの成功、失敗、大失敗を経験。
結果論や机上論ではなく、実践できる考え方や数字の見方を綴っていきたいと思います。
中小企業でもっと財務を強化したいという方の参考になれば嬉しいです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供30回 / 365日(平均0.6回/週) - 参加 2016/12/14 15:49

財務一郎 さんのブログ記事

  • すべて東京が最先端、というわけではない
  • 二十年前は疑いもなく、日本国内の流行やトレンドはすべて東京でつくられる、と思っていました。これから地方で起きることを予測するには、東京を見ておけばよい、東京で起きたことが地方に広がっていくんだからと。しかし、「人口減少」が日本の最重要課題の一つになった頃から、その考えは変わりました。「人口減少」に関して言えば、東京から最も遠くの町が最先端を行っているからです。東京は最後尾です。例えば、首相のお膝元 [続きを読む]
  • 借入金利の引き下げ交渉をスムーズに進めるコツ
  • 銀行に対して借入金利の引き下げ交渉をするとき、スムーズに進めるためのコツがあります。それは、「金利引き下げ」を銀行担当者の「お手柄」に転化することです。金利の引き下げは銀行の収益減少に直結しますから、銀行にとってはイヤな話です。客から「金利を下げて」と頼まれても、「はい、そうですか」と簡単には下げたくありません。銀行担当者にとっても、イヤな話です。客の希望通りに「金利変更稟議」を上申したら、上司か [続きを読む]
  • 銀行から借りれるのは「カネ」だけじゃない
  • 中小企業がもっとも銀行に期待することは、安定的におカネを貸してくれることでしょう。資本が小さい中小企業が大きな事業をしようと思えば、それに必要な資金は銀行から借りるほかありません。そのために財務担当者は、銀行との関係を良好にキープします。ところで、銀行から借りれるものは「カネ」だけではありません。借りて便利なのは、「銀行の権威」です。実際には、財務担当者が社内に何かを頼んだり警告したりするとき、「 [続きを読む]
  • 法人税を、「保険料」と考える
  • 中小企業、特に小企業の社長は、法人税を払いたがりません。決算の2ヵ月前に、今期1千万の利益が出ていると分かると、あわてて節税に頭を巡らせます。税金を払うくらいなら、何かにおカネを遣ってしまおうと。社長がそう考えてしまうのは、「法人税」をただ持って行かれるだけの支払い、リターンのない捨て金と捉えているからでしょう。しかし、そうではありません。法人税にもリターンはあります。法人税を支払うことによる最大の [続きを読む]
  • 「ゴルフツアープロアマ戦騒動」で考える、会社と職人の関係
  • 男子プロゴルフツアーの「プロアマ戦騒動」を引き起こした核心的原因は、片山プロが根っからの「ゴルフ職人」であることではないでしょうか。「職人」というのは、自分の専門分野、専門技術に対するこだわり・思い・プライドがハンパない人のこと。自分の「技術」に関しては、一切妥協することなく完璧を追求する。それだけに、自分の「技術」に対する他人の干渉をひどく嫌います。反面、自分の「技術」以外には、とんと無頓着。愛 [続きを読む]
  • 先進的な機能を、先進的すぎないスタイリングで提供する
  • 先月の英国ヘンリー王子の結婚式で、王子自らブルーのオープンカーを運転されて、パーティー会場に移動していました。そのオープンカーは、「世界で最も美しい車」と評されたジャガーEタイプ。クラシカルで美しいフォルムですが、その中身は完全にEV(電気自動車)化されているとのこと。イギリスの伝統美と、先進のEVの組み合わせが、非常に新鮮で魅力的に映りました。EVと言えば、米国テスラ。創業からわずか15年で、EVの寵児とな [続きを読む]
  • 銀行員はなぜ書類を改ざんするのか
  • シェアハウス関連融資で、スルガ銀行が揺れています。シェアハウスの運営会社「スマートデイズ」が破産、「30年間家賃保証」が不能になり、物件に投資した700人の個人投資家も、破産予備軍状態です。この件で大きく採り上げられているのは、スルガ銀行の行員の重大なコンプライアンス違反。行員による「土地売買価格の水増し」や「借主の資産状況資料の改ざん」といった不正です。このような不正は、当然あってはならないことです [続きを読む]
  • ベトナム人技能実習生のおカネ事情
  • 先月、私たちの会社のベトナム人技能実習生3人が、3年の実習期間を終え帰国しました。(うち2人は実習期間を2年延長するので、1ヶ月後に再来日します)「溶接技能」の習得を目的に来た彼らは、「技術を身につけたい」モチベーションがハンパなく、同世代の日本人よりもずっと早いスピードで上達しました。当初は、基本の「鉄」の溶接だけを習得させる予定だったのですが、その習熟度を見て、2年目から鉄よりも難しい「アルミ」の溶接 [続きを読む]
  • 眼鏡屋社長さんから聞いたタメになる話
  • 「最初に大きく網を投げて、ゆっくりゆっくり引っ張る」これは、関西の中心商店街の一等地に店を構える、老舗眼鏡屋の社長さんから聞いた「マーケティング」の考え方です。(マーケティングを漁に例えて)商売を始めるとき、新しく店をつくるとき、小さく網を投げてはいけない。どこに、どんな魚が、どれだけいるかハッキリ分からない状況では、まずは可能な限り大きく網を投げてみる。そしてゆっくりゆっくり網を引く。そうすると「 [続きを読む]
  • 「何を言ったか」よりも、「誰が言ったか」
  • NHKの番組「奇跡のレッスン」が好きです。サブタイトルは、「世界の最強コーチと子どもたち」ラグビーのエディー・ジョーンズ元日本代表監督や、ロシア新体操ナショナルチームの元コーチなど、サブタイトル通り世界最強のコーチが来日し、日本の子供たちに一週間コーチをします。一週間で子どもたちの表情が変わり、行動が変わり、結果が変わるのを見ると、毎回感動させられます。しかし一方で、気になることもあります。普段その [続きを読む]
  • 既存借入の金利をアップデート!
  • 先日、取引のある地方銀行B行から、他の地方銀行A行の肩代わりをさせてほしいと持ち掛けられました。対象の借入は、私たちの会社で一番大きな一本、10億を超す借入です。特にA行に対して不満はないので、借り替えをする考えはなかったのですが、B行の担当者がとても熱心だったので、とりあえず貸付条件の提案だけはしてもらうことになりました。後日、B行の支店長が来社、提案書をもらいました。ビックリ !今の借入の半分の金利で [続きを読む]
  • ピンとこない、「裁量労働制」
  • 「裁量労働制」の必要性が、今一つピンときません。なぜ経団連は「裁量労働制」に固執するのか。経団連のホームページに、「企画業務型裁量労働制」の必要性が書かれています。要約すると?高度な専門知識や技術をもって、創造的な企画業務を行う労働者は、その業務遂行の方法や時間配分まで本人に任されている?その高度な専門知識や技術を自己研鑽するために、外部の勉強会などに参加することも多く、その時間は業務かプライベー [続きを読む]
  • 「部門別損益計算」では、無理に間接費を割り振らない
  • 部門別もしくは製品別の損益計算書を作るとき悩ましいのは、「間接費」をどう取り扱うか、です。会社の費用は、「直接費」と「間接費」に分けられます。「直接費」は、明確に部門分けできる費用です。例えば原材料費やその部門に所属する社員の人件費など。一方、「間接費」は、複数の部門もしくは全部門にまたがっていて、明確に部門分けが出来ない費用です。例えば本社・本部にかかる費用や、複数の部門が同居する工場の減価償却 [続きを読む]
  • 設備投資計画と「法定耐用年数」
  • 設備や機械に投資をすると、その投資額を「耐用年数」で減価償却することになります。これは商法、法人税法で決められたルールです。商法上の「減価償却」の目的は、「設備の老朽化を、その設備の簿価を減額することで、貸借対照表をより会社の実態に近いものにする」ということでしょう。一方、法人税法上の「減価償却」の目的は、「この耐用年数はよく調査して算出した標準的な年数だから、これより少ない年数で減価償却しちゃダ [続きを読む]
  • 「分かった!」という勘違い
  • これまでに何度、「正しいゴルフスイングがついに分かった!」と思ったことか。ラウンドで絶好調になり、ナイスショットが連発、ベストスコアを大きく更新したとき。練習場で、気まぐれに試した打ち方が、なぜかしっくりきたとき。YouTubeのレッスン動画で、自分の悩みにピッタリ対応する動画に出会ったとき。でも、その「分かった!」を引っさげて意気揚々と臨んだラウンドで、思うような結果が出ることはまずありません。むしろ、 [続きを読む]
  • 「ヒマなときに何をしたか」を評価する
  • 社員を評価するとき大切なことは、「ヒマな時間に何をしたか」をよく見ることです。数年前、東京都内の店舗のオープンに立ち会いました。オープン当日朝、店長から「昨日はみんな夜遅くまですごく頑張ってくれました。すごいスタッフばかりです!」と報告がありました。というのも、運悪く前日都内でゲリラ豪雨があり、周辺の側溝からあふれた水が、新店に流れ込んできたのです。店舗の入口に土嚢的なものを置き、それでも入ってく [続きを読む]
  • すべての人に「サード・フェイス」がある
  • ずいぶん前ですが、テレビで米FBIの元捜査官が日本の未解決事件を捜査する、といった番組を見ました。米国で数々の難事件を解明した敏腕捜査官。その方の話の中で、印象的なワードがありました。「サード・フェイス」です。こんな話でした。どんな人間にも3つの顔がある。ファースト・フェイスは、家での顔 (プライベートの顔)。 セカンド・フェイスは、会社や学校など外での顔 (社会的な顔)。サード・フェイスは、自分自身の中に [続きを読む]
  • 小規模店舗は、「賃料」を広告宣伝費と考える
  • デパ地下やテナントビルで食品店を4、5店経営している知人がいます。彼は以前から、「百貨店の(家賃に相当する)歩率が高くて儲からない」、とボヤいていました。関西トップクラスのデパ地下にある彼の店は、よく流行っているのですが、トップクラスだけに、歩率も一段高いのかも知れません。高い賃料に懲りた知人は、次の出店は駅前のテナントビルを選びました。しかしこれがなかなか思うような売上が取れず、苦戦しています。一時 [続きを読む]
  • トヨタが認める、「マツダ」の強み
  • 日本の自動車メーカーの中で、総合力ではトヨタが断トツであることは、疑う余地もありません。自動車業界にとどまらず、日本の製造業の中心として産業界を牽引する存在であることも間違いありません。その巨人「トヨタ」がここ数年、マツダとの関係を近く、強いものにしてきています。今年10月には、相互に500億円払い込み、株式を持ち合う形で資本提携が実現しました。トヨタはなぜマツダと資本提携したのか。これに至るまでのプ [続きを読む]
  • 新幹線の「台車亀裂トラブル」から学ぶべきこと
  • 新幹線のぞみ号の台車に亀裂が入り、名古屋駅で運行停止するというトラブルがありました。国の運輸安全委員会は、深刻な事故につながりかねない「重大インシデント」に認定しました。台車に亀裂が入った大事故と言えば、1998年ドイツで起きた「エシェデ鉄道事故」ドイツの高速鉄道列車「ICE」が、時速200キロで走行中に脱線、道路橋などに激突して100名以上が亡くなりました。この時の原因が、台車の亀裂でした。運輸安全委員会も [続きを読む]
  • 中小企業の利益の出し方
  • 中小企業と大企業とでは、「利益の出し方」が違います。大企業は、「人・モノ・カネ」の経営資源すべてに十分な投資をして、圧倒的な付加価値を生み出し、それが利益となって残ります。中小企業はそんなマネはできません。「モノ・カネ」が十分に無いからです。というか、「モノ・カネ」が無い会社のことを、「中小企業」と呼ぶのです。では、「人」はどうか。これも新卒採用で言えば圧倒的に大企業に負けてしまいます。給与水準も [続きを読む]
  • 定年65歳、雇用継続70歳を徹底すれば、「社会問題」は相当軽減する ②
  • 日本中の会社が、定年・雇用継続をさらに5年延ばせば、いろんな「社会問題」は相当軽減するでしょう。しかし企業がそれを実行するために、必ずしなければいけないことがあります。それは、「ベテラン社員への社内教育」です。どんな「社内教育」が必要か。パソコン研修ではありません。「ベテラン社員として働くための考え方」の教育です。考え方を、「心得」と言ってもいいかもしれません。ベテラン社員には「素晴らしいところ」 [続きを読む]
  • 銀行取引で今やっておくこと、「連帯保証なし借入」
  • 地方銀行の貸出意欲は依然旺盛です。しかし私たち企業側に特段の資金需要がなければ、要らないお金を借りたくないので、ひたすら銀行の提案を断りつづけることになります。ただ、こういう企業側に資金的余裕があり、借り手優位な状況で、試しておきたいことがあります。それは「代表者の連帯保証」を付けない借入を起こすことです。2013年に日本商工会議所と全国銀行協会が一緒に取り決めた「経営者保証に関するガイドライン」とい [続きを読む]
  • 定年65歳、雇用継続70歳を徹底すれば、「社会問題」は相当軽減する
  • 私たちの会社は今年、定年を60歳から65歳に引き上げました。同時に本人に働く意思があれば、70歳までの雇用を約束しています。本人と会社の折り合いがつけば、70代の雇用もアリです。この就業規則の改定をした最大の理由は、現在雇用延長している60代の社員たちが、今の製造現場で欠かせない戦力だからです。みんな極めて元気です。定年引上げに対する社員たちの反応はどうか。20代の反応はよく見えませんが、40代以上はみな好感し [続きを読む]