梨野礫 さん プロフィール

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梨野礫さん: 冥界旅日記2017
ハンドル名梨野礫 さん
ブログタイトル冥界旅日記2017
ブログURLhttps://meikai2017.exblog.jp/
サイト紹介文まもなく終焉を迎える老人の日記です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供238回 / 365日(平均4.6回/週) - 参加 2016/12/29 14:30

梨野礫 さんのブログ記事

  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・44
  • 2018年6月19日(火) 晴(梅雨の晴れ間)《音声模倣と自発的使用》【要約】 上述の問題は、模倣された音声が子ども自身の自発的で、ある程度その場に適合した(意味的な)談話の形成にどのように寄与していくのかという、言語発達問題の核心につながっている。ここには顕現的な音声模倣とその音声の意味的―自発的な使用との発達的な関係だけでなく、観察学習の場合もふくまれている。 岡本(1961)は... [続きを読む]
  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・43
  • 2018年6月18日(月) 曇《音声模倣と意味》【要約】 ギョーム(Guillaume,1925)は、音声模倣はその音声が子どもにとって意味ないし意味の縁辺を伴っているときだけ生じるのであり、意味からまったく離れた音声の模倣ということはありえないという。レオポルド(Leopold,1939)も、自己の追跡観察を基礎として、模倣される音声は意味の理解できるものに限られていると述べ、ピアジ... [続きを読む]
  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・41
  • 2018年6月11日(月) 雨■音声模倣の機制【要約】 語の形成は、喃語活動にふくまれる音声の自然の固定化によって達成されるとは考えられない。幼児は、必要な語を形成するさいに、新しい音声を習得する必要がおこってくる。さらに、多くの異なる音声を組み合わせて作られてくる反応を習得する必要があるが、これは模倣以外の方法で達成されるとは考えられない。 音声模倣の機制については、大きく分けると... [続きを読む]
  • 五歳女児の「叫び」
  • 2018年6月9日(土) 晴 《ママ、もうパパとママにいわれなくてもしっかりと じぶんからきょうよりか もっともっとあしたはできるようにするから もうおねがいゆるしてゆるしてください おねがいします ほんとうにもうおなじことしません ゆるして》 上の文は、両親に虐待死させられた(殺された)5歳女児の「反省文」である。ママは25歳、パパは33歳、女児が必死で「ゆるして」と叫んでいるのに、こ... [続きを読む]
  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・40
  • 2018年6月4日(月) 晴《連続発達説》【要約】 音声模倣の発達が連続的だとする見解は二つに大別することができる。一つは、音声模倣が出生後きわめて早期から認められるとする見解であり、もう一つはほぼルイスの第3段階から生じるとするものである。 前者に属する連続発達説はピアジェ(Piaget,1945)によって代表される。彼は生後ほぼ2ヶ年間の感覚運動期における模倣の漸次的で連続的な発... [続きを読む]
  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・38
  • 2018年6月2日(土) 曇3 音声模倣【要約】 言語習得がとりわけ音声模倣に依存していることはいうまでもない。言語発達が学習現象であるといわれるおもな理由の一つは、それが音声模倣を経てはじめて達成されるというところにある。 擬音あるいは擬声(オノマトペ)もまた、一種の模倣音声であるが、言語的ではない点で、言語的な模倣音声と区別され、この両者の発達的な連関を調べることは興味がある。... [続きを読む]
  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・37
  • 2018年6月1日(金) 曇《発達的連関についての諸説》 大きく分けると三つの考え方があるようである。 第一は、音声と身振りとの間に連関は認めるが、相互の経験的な因果関係を問題にしない立場である。音声がもともと、人間においては行為を伴い、両者が生得的に密接に結合していることは認めるが、この2種の反応のもたらす結果から経験的に音声の効果がすぐれていることを知るために音声が優位になるとは考... [続きを読む]
  • 萩生田氏発言の《波紋》 
  • 2018年5月31日(木) 曇 東京新聞朝刊(6面)に、《「赤ちゃんはパパよりもママ」「育児を知らない」「時代錯誤」・萩生田氏発言 波紋》という見出しの記事が載っている。 「赤ちゃんはパパよりママなのか−。自民党の萩生田光一幹事長代行(54)が講演で、母親による育児が前提の子育て論を展開し、波紋を広げている」という書き出しである。「萩生田氏の発言要旨」を私なりに要約すると、以下の通りであ... [続きを読む]
  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・36
  • 2018年5月23日(水) 曇■身振りと談話《音声的伝達の利点》【要約】 音声による伝達の基本的特徴はつぎのようである。?聴覚刺激以外の感性刺激は、空間性ないし対象性が比較的大であるが、聴覚刺激はその時系列性ないし線状性のゆえに、事象の記号として、事象とそのものと区別がつけやすい。?聞き手が聴覚刺激源に対してとっている方向にかかわりなく効果が生じる。?聴覚刺激は他の感性刺激と同時... [続きを読む]
  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・35
  • 2018年5月20日(日) 晴■身振りによる伝達の限界 身振りで非現実事象を表示することは可能であるが、音声行動と比較すれば大きな制約がある。そのおもな理由としてつぎの三つをあげることができる。?大部分の身振りは、それが行われる事態に依存して表示の一義性を達成する。?身振りで高度に抽象的な事象を表示することができない。?身振りの単位は言語の単位(語)と同じではなく、談話と等価の単位... [続きを読む]
  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・34
  • 2018年5月15日(火) 晴■自発的身振りの発達《身振りと“内的言語感覚”》【要約】 レベス(Revesz,1956)によれば、音声が“内的言語感覚”の影響を受けるようになるとき、音声言語行動が形成される。これと同様に、身振りもこの要因の関与によって、象徴化を開始するという。それは身振りの形ではあるが、一種の“言語的行動”である。レベスは、音声と身振りとが共通の“言語的”基礎に立っ... [続きを読む]
  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・33
  • 2018年5月7日(月) 雨■絵画的身振り《絵画的身振りの意味》【要約】 他者の身体運動を自己の身体運動で模倣しようとする傾向は0歳10ヶ月〜1歳0ヶ月ごろからみられる。子どもの絵画的身振りはこのような人間行為の模写にはじまるようである。この場合、模写の媒体となる身体部位は、はじめのうちは一定せず、相互交換的にある範囲のものが用いられる。たとえば、足の運動を手や身体全体の運動で模写す... [続きを読む]
  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・32
  • 2018年5月6日(日) 晴■表情【要約】 表情は本来、内的・情動的状態の自然的な表出であり徴候であるが、音声言語行動の未発達な時期には、外的事象の表示手段としてもある程度利用される。聾幼児では、音声的手段をほとんどもつことができないために、表情を表示の手段として用いる傾向が強く、急速に発達する。一般に、聴児が音調によって与える影響の多くが、聾児では表情で伝えられるが、その上に、外的表... [続きを読む]
  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・31
  • 2018年5月5日(土) 晴■提示【要約】 身振りは、その表示方法の上で2種類に分けることができる。一つは、現前場面に依存せずに、対象ないし事象そのものを模写的にあるいは象徴的に絵画化する仕方であり、もう一つは、現前場面に依存する対象ないし事象を指摘する仕方である。後者の典型的な場合として指示行為があるが、これと同種の行為として“提示”がある。 指でさし示すのではなく、物を実際に手に... [続きを読む]
  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・30
  • 2018年5月4日(金) 晴■指示【要約】 対象そのものの絵画化を伴わない象徴的身振りの典型的なものとして、指示行為をあげることができる。単に対象に手を伸ばす動作、あるいは注視と到達行為との協応が開始されるのは0:3〜0:5であり、比較的個人差はない。はっきり指示の徴候が認められるの行為は0:10〜0:11にはじまり、その時期にはかなり個人差がある。しかもそこには到達行為と区別しがたい... [続きを読む]
  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・29
  • 2018年4月29日(日) 曇5 身振り【要約】 身振りの発生はおそらく自然的であって、身振りとして学習されたものではないが、のちに慣用される身振りの観察と模倣行動とを通じて学習され、伝達の手段として意図的に用いられる。この発達的変化のなかで最もいちじるしい面は、その象徴化に認められるべきであろう。 以下、身振りをさまざまな型と機能とに従って分類し、それぞれの発達過程とその伝達能力な... [続きを読む]
  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・28
  • 2018年4月27日(金) 曇《遊び》【要約】 遊びは新しい外的環境に対して、すでに獲得している活動を適用することであり、積極的で自主的な活動である。さらに遊びは、発達の過程のなかで漸次その象徴的特性を現し、それを最も高度に示す行為でもある。人間の精神発達を適応の過程としてみるならば、適応は模倣の調節機能と遊びの同化機能との統合と考えることができる。◎ピアジェの遊びの発達段階論《第... [続きを読む]
  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・27
  • 2018年4月26日(木) 晴《延滞模倣・観察学習》【要約】 人間行動における模倣の実用的価値は、延滞模倣に最もいちじるしくみとめられるが、それはどのような性質のものであろうか。 近年、“代理経験”あるいは“観察学習”として研究されている問題がこれに密接に関連している。これらの用語は、他者の行動を観察するだけで、自分に顕現的に行動することなしに、その行動が学習されるという事実に対して... [続きを読む]
  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・26
  • 2018年4月23日(月) 曇【要約】(ピアジェ・模倣の発達段階論)《第1段階》(0歳0ヶ月〜0歳1ヶ月) “反射を通じての模倣準備期”として特徴づけられる。他児の叫喚によって叫喚が生じるという一見模倣的な傾向は、①他児叫喚によって生じた不快が原因であると解釈するか、②他児叫喚から直接生じた反射反応と解釈するか、のいずれかであるが、いずれにしても刺激の型の模写とはいえず、まったく自動的... [続きを読む]
  • 続・旅に病んで夢は枯野をかけめぐる
  • 2018年4月21日(土) 晴 夜中に目を覚まし、再び眠ろうとしてモーツアルトのCD(「くつろぎとリラクゼーション」)をかけた。夢か現か幻か・・・、私は小学校のクラス会に、いそいそとと出向く。会場には先着が数名いた。その中の一人、「彼女」が私に近づいてプレゼントを手渡す。私は「(今、ここでは)まずいよ」と思いながらも、そのプレゼントを受け取った。誰かが見ていないか、気がかりだったがプレゼン... [続きを読む]
  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・25
  • 2018年4月14日(土) 曇■模倣《ピアジェの模倣の発達段階論》【要約】 一口に“模倣”というが、そこには種々の次元、あるいは型の模倣が考えられる。そのおもなものはつぎの五つであろう。? 即時模倣(直接模倣)と延滞模倣。前者は与えられた手本を即時模倣する場合であり、後者はその間に時間が経過している場合である。? 手本との類似と非類似。手本との類似は基本的条件であるが、その類似が... [続きを読む]
  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・24
  • 2018年4月13日(金) 晴4 模倣と遊び【要約】 ここでは、初期表象機能の最も活発で顕著な現れとしての、模倣と遊びについて考察し、それらが言語発達の過程とどのように関連するかを示唆したいと思う。 模倣と遊びとは同じ時期に発生し、平行して発達変化するものでありながら、ある面で対照的な性格をもっている。ピアジェ(piaget,1945)によると、遊びは模倣が必要としている外的調節(新... [続きを読む]