東北の昔話 さん プロフィール

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東北の昔話さん: 東北の昔話
ハンドル名東北の昔話 さん
ブログタイトル東北の昔話
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/syumi-tekitou
サイト紹介文東北の各地で見かけた昔話を自分流に記録します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供18回 / 220日(平均0.6回/週) - 参加 2017/01/04 20:29

東北の昔話 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • かばねやみ
  • かばねやみ=怠け者個人的に体が病んでるかのように動かない、屍でも病でもないのになまけている。みたいなところからこの言葉になったんじゃないかなーって思います。個人の解釈ですが。あるところに、かばねやみの若い男がいました。仕事もせず、家のこともしない。この男は「あー、飯だけ食って生きていきたい」毎日、神様にそう祈っておりました。そんなある日、男にお告げがありました。『ここから、東にいけば毎日飯だけ食べ [続きを読む]
  • 佐藤家の萩
  • お殿様の話相手として、久内が呼ばれました。久内は幼いころ一緒に遊んだことがあり、それを懐かしく思ったお殿様に話し相手として城に呼ばれたのでした。そして、村に帰るころ「久内、ご苦労であった。何か褒美をやろう。ほしいものはあるか。」「お城の庭の萩を分けていただきたいです。」「そんなものでいいのか?よくがないなぁ。」お殿様は笑って、四つ足の門をたてることも許してくださいました。 [続きを読む]
  • 雨降り地蔵
  • ある山の上に、地蔵があります。昔、寺の坊主が、山の下で、地蔵に見える岩を見つけました。坊主はその地蔵を背負い、一本歯の下駄で山の上に運んだそうです。それからというもの、山火事が起きてその地蔵のところまで燃えると、必ず雨が降り火事が収まるようになりました。雨降り地蔵と呼ばれるようになり、地元の人が地蔵に触ると雨が降るといわれています。 [続きを読む]
  • おばあ様とおしら様
  • 「ひめっこ。ひめっこ。今日はなぁ、隣の人と話をしてなぁ…。」座敷にある、おしら様。一人暮らしのおばあ様は、毎日毎日お供え物をしておりました。珍しい物があれば備え、嬉しいことも悲しいことも何でも話しかけ、ひめっこと呼んでは本当の孫なように可愛がったのです。ある年のこと、作物がほとんど採れず、おばあ様1人の分の食べ物にも困るようになりました。それでもわずかに残ったヒエを、石臼で引こうとしますがおばあ様 [続きを読む]
  • 金山のオソトキ
  • 飯炊き女で、信心深いオソトキという女がいた。ある日、鉱山で大きな牛の形をした金塊がみつかり、山のもの総出で引っ張り出す事になった。あまりに大きかったので、オソトキも坑道に入り作業を行っていたとき「オソトキ、」気のせいだと思ったが「オソトキ!」自分を呼ぶ声が聞こえたため、オソトキは坑道の外に出た。すると、たちまち坑道は落盤してしまったのである。信心深いオソトキを神様が救ったのだ。 [続きを読む]
  • 炭焼きの山のキツネ
  • 「炭焼きしているうちに、暗くなっちまったなぁ。」日が暮れているのに気がついて、慌てて山を降りた。ふと、振り返ると、山の方にチラチラと火が見える。炭焼き小屋が燃えてしまったかと、急いで山を登った。だが、どこも燃えている気配は無い。不思議に思いながら、山を降りると、また山に火が見える。それから何回か登って降りてを繰り返すが、山は何度みても燃えていない。「こりゃ、狐火に騙されたな…。」 [続きを読む]
  • 貝に挟まれたキツネ
  • 暖かいなぁ。キツネが、春の日を浴びながら浜を散歩していると、ちょうど潮が引けてきました。潮が引けて、現れた海底にはギッシリと貝が並んでいます。その中でも、特に大きい貝がクチを大きく開けていました。とってやろうと、キツネが手を入れるとパクッと貝の口が閉まってしまい手が取れません。「イタイッ。イタイッ。」キツネは慌てて、手を抜こうとするがかえってクチは閉まるばかり…。「おいキツネ!お前は浜に来ては、イ [続きを読む]
  • 炭焼き藤太
  • 「そなたの伴侶は、みちのくの山奥で炭焼きをしている藤太という男だ。」とある都のお姫様が、夢でお告げをうけました。お姫様は、周囲のものが反対するのも聞かずに炭焼きの藤太を探しにゆきました。「すみません。人を探しているのですが…。」お姫様は炭で汚れた男に声をかけました。「はい?どなたをお探しで…?」「山奥で炭焼きをしている方なのです。」男は、ドキリとしました。聞かれた男も、炭焼きをしていたからです。で [続きを読む]
  • トラ猫の恩返し
  • どこからか、猫の声が聞こえる。山奥の、お寺の住職が川沿いを歩いていると、どこからか猫の鳴き声が聞こえてきました。近くを探していると、1匹のトラ猫がいたのです。お坊さんはそのトラ猫を気に入り、寺で育てることにしました。それから、最初は小さかったトラ猫は大きくなりました。寺の中を堂々と歩き回り、訪れる地域の人々からもかわいがられるようになりました。そんなある日、トラ猫の姿が見えなくなしました。「トラや [続きを読む]
  • あるお寺の仏像
  • 遠くの寺から、仏像を譲ってもらったが、しばらくすると、ガタガタと震えるようになった。お経を唱えても、おさまることはなく…「仏像はこちらの寺の居心地が悪いのではないか。」と言うことで、近くの寺へ移してみると、不思議と収まったという。 [続きを読む]
  • 地元の本にまとめられていた昔話が、明らかに落語だった。
  • 「〜でそいつは馬のケツの穴をのぞいてたんだとよ!」「ぎゃはははは、なんだいそりゃぁ!」「な、面白いだろう。他にも、いろいろな話があってなぁ。それに、人形劇だとか歌舞伎なんてのも毎日のようにやってるんだよ!」「すごいな、さすがは江戸の町だなぁ。」「もう一回、行きてえなぁ。」明らかに落語の話が、地名や店の名前だけ地元のものに変えられて、あたかもこの地域の昔話のように紹介されている本に出会ったことがあり [続きを読む]
  • 山奥の家
  • 「丸山に、鉄砲ぶちにいってくっから。」丸山には一晩か二晩泊まって、猟に出る。ムササビやウサギなんかが良くとれるから定番の山だ。何匹か獲物をとり、慣れた道を歩いていてふと思い出した。確かこの山は、隣の隣の隣の村に出ることが出来る。この際だ、行ってみよう。しばらく歩いているうちに、夜になってしまった。山小屋も見当たらず、さてどうしようかと歩いていると、明かりが見え山奥に立派な家が建っている。一晩とめて [続きを読む]
  • 『2017年の抱負を教えて!』
  • 今年こそ、やせる!気がつけば、152cmなのに60キロ…。おなかは妊婦さんのように出ているし動いていて肉が邪魔!なんて思うことも増えてきた。そもそも、田舎に住んでいるとぜんぜん歩かない。車と家と職場とお店の間ぐらいしか歩かない。でも都会のほうは、駅に向かうまで歩いたり、階段を登ったり、降りたり、ビルの中にある広いお店の中を歩き回ったり、電車の中で立っているのも今はうらやましい。まあ、でも、ゆったりのんび [続きを読む]
  • 海辺の狼
  • 漁が終わり、家へ向かっている途中で狼を見つけた。飛び掛ってきたら、やり返そう。そう思いながら近づいていくと、どうも様子が変だ。「なんだお前、苦しそうだな。」その様子は、犬や猫が喉や口に骨が刺さったかのようだった。「ははあ、浜からマグロを盗んで喉に引っかかったな?どれ、今とってやるよ。」口に手をつっこみ、とってやった男はだいぶ馬鹿か、豪胆な者だった。それから、男が漁に出ると、狼が見送っている事が多く [続きを読む]
  • 『お正月はどう過ごした?』
  • 年末年始。遠いところに住んでいる親戚が集まり、一緒に過ごす。小学生から高校生のいとこ達ももちろん来る。「ねー、外であそぼうよ!」私が小学生のとき、鬼ごっこやケイドロ、外を探検するだけですごく楽しかった。なんなら、ドロ団子をいかに綺麗に出来るかとか、草をすり潰しながら薬屋さんごっこをするのもそれだけですごく楽しかった。そして、夏や冬におじさん達が帰ってきたら散々遊び倒したのだ。あれから数十年。私は成 [続きを読む]
  • みのげ
  • 気がついたら、家の前にぼろぼろの布を巻いた格好の男が座っていた。「何か用かい?」どこからきたのか、何で家の前にいるのか訪ねても、答えない。ただ座って、静かにしている。男の前には、大きな葉っぱが置いてあるから食べ物が欲しいのだろうと当たりをつけて、食べ物を出すと男はどこかへ行ってしまった。それからも、男はたびたび集落に現れては食べ物を貰っていった。ぼろぼろの身なりではあったが、立派な横笛が背をわれて [続きを読む]
  • お金屋敷の由来
  • 「母さん、青と隣の村まで荷を運んでくるから。夕方には戻ってくると思うけど、留守番よろしくね。」「わかったよ。隣村に行く途中の、あの峠はキツイから気をつけて行ってきなさい。」青は、馬の名前だ。隣村までは朝に出ても、帰るのはどうしても夕方になる。途中に高い山があって、そこを越えなくては行けないからだ。「青。川のそばで休憩しよう。ほら、これを食べて。」昼食は、母が持たせてくれたおにぎりだ。「あんた、自分 [続きを読む]
  • 狐に騙される
  • 「全く!いつまでも帰って来ないで、あの人は何をしてるんだか…。」もう薄暗くなる時間、いつもはとっくに帰っている父さんが帰って来ない。「寛介、迎えに行きなさい。」はあ、そうだとは思ってたけど行きたくない。父さんを迎えにいくには、川沿いを海の方に向かって歩いて行かなくてはいけないけど、この時間は凄く怖い。カラスや鷹が木の上からこちらをじっと見下ろしていたり昼間は気にならない川の流れる音が妙に気になるし [続きを読む]
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