miki2017 さん プロフィール

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miki2017さん: 空木の影 小さな窓に
ハンドル名miki2017 さん
ブログタイトル空木の影 小さな窓に
ブログURLhttp://miki2017.blog.fc2.com/
サイト紹介文ブライスと日常
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供183回 / 365日(平均3.5回/週) - 参加 2017/01/07 22:14

miki2017 さんのブログ記事

  • 撮影会15
  • 月は遠くから眺めると、美しい光のかたまりにみえる。しかし、宇宙から撮影した近景の月の表面は、ひどくいびつで、ゆがんでいる。対象に近づくことによって、ありのままの姿がみえてくる。それは、あなたにとって美しい姿なのか、それとも、見たくなかった姿なのか。 [続きを読む]
  • 撮影会12
  • 石のように何も語らず、ただ生きている。 見えているけれど見えていない、かたち。私は声を発する。しかし、もう人々は姿を消していた。細長い道が、遠くまで続いている。ひっそりと。ところで以前に読んだ本に、こんなことが書かれていた。『「有る」 という文字の「月(つきへん)」は、「肉」を意味する。そして上のつくりは「右」を意味する。つまり、「有」とは「右手に肉をもって、相手に差し出す」という意味である。また [続きを読む]
  • 撮影会11
  • 屋根裏部屋の地面には市松模様の床板が敷かれていた。一つひとつの家具には、作り手の思いが込められているように思え、温かみを感じた。無機質でスタイリッシュな家具がお好きな方には、温かみということがむしろマイナスの要素でしかないと思うけれど、私はやはり古いものが好きだ。最近、高円寺にある洋服屋さんに行って、改めてアンティークのすばらしさを実感した。1900年初頭のフランスの衣類などにみられる繊細なデザイ [続きを読む]
  • 撮影会 十
  • 屋根裏部屋の地面には市松模様の床板が敷かれていた。一つひとつの家具には、作り手の思いが込められているように思え、温かみを感じた。無機質でスタイリッシュな家具がお好きな方には、温かみということがむしろマイナスの要素でしかないと思うけれど、私はやはり古いものが好きだ。最近、高円寺にある洋服屋さんに行って、改めてアンティークのすばらしさを実感した。1900年初頭のフランスの衣類などにみられる繊細なデザイ [続きを読む]
  • 撮影会6
  • 「夜、私たちが夢に見るものは、昼間私たちがなおざりにしたもののあわれな残滓である。夢はしばしば、軽蔑された事実の復讐であり、見棄てられた人々の非難の声である。」「赤い百合」  アナトールフランス 著 [続きを読む]
  • 撮影会4
  • 今回もcottonpearlさんのブライスです。どの子も装いが素敵なので、気になって撮影してしまいました。ドレスに合わせた靴のチョイスも良く、美しい2人です。ベアトリーチェさんは、アンティーク風のブーツも似合いそうですが、ブライスのブーツで細身のものが少ないので、やはりこういった靴の方がよいのかもしれません。レオニダスさんは、ブライスに何を履かせていたのかなと、確認をしたくなりました。amuuさんのカスタムしたブ [続きを読む]
  • まなざし
  • This night,when I have watched the sunplunge though the long, furled banner of clouds into the sea,let the moon shine clear !わたつみの豊旗雲に入日射し今夜の月夜さやけかりこそEnvoy to poem of the three hills by Nakatsu Oe [続きを読む]
  • 「Murder birth」 by Sayaka Murata
  • 「クラスの女子、15人のうち8人が、今までに殺意を持ったことがあるって。この年齢で、半分以上の子が殺意を持っているんだよ。この本にはこんなことが書いてあるよ。人が生まれて初めて殺意を抱くタイミングって、人生に4回あるんだって。1回目は男の子の場合は小学校低学年のころ、女の子の場合は第二次性徴のころで、小学4年生から5年生くらいのとき。2回目は男女ともに14歳から18歳のころ。思春期の不安定さが殺意に [続きを読む]
  • 「Murder birth」 by Sayaka Murata
  • 私は虫よりも手応えのあるカエルやトカゲを捕まえてくるようになった。姉は青白い顔で、カッターナイフで解剖をするようにそれらを切り裂いた。姉は命を殺し続けた。そして、自分が本当に殺人を犯さないよう、必死で殺意にブレーキをかけ続けた。姉にとって殺すことは祈りだった。生きるための祈りだった。姉が生きたいと願うたびに、その白い手で小さな命が壊れた。そのことが、姉をかろうじて正気に保っていた。村田沙耶香  「 [続きを読む]
  • 「Murder birth」 by Sayaka Murata
  • 「これ以上は見ないほうがいいわ。ね? 悪い子でしょう?」私は姉のスケッチブックを、今まで読んだどの絵本よりも綺麗だと思った。それから、姉の秘密は二人の秘密になった。姉の殺人衝動は、今思えばいかにも幼い少女が抱きそうな、白昼夢のように現実味のないものだった。”殺人”を夢想することが唯一、姉の精神を守るライナスの毛布なのだった。村田沙耶香  「殺人出産」 [続きを読む]