T-like さん プロフィール

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T-likeさん: 宝塚的幻想雑記
ハンドル名T-like さん
ブログタイトル宝塚的幻想雑記
ブログURLhttp://tlikefantasy.jugem.jp/
サイト紹介文宝塚歌劇団公演、宝塚市界隈での暮らしのことなど
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供35回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2017/01/08 22:19

T-like さんのブログ記事

  • 泣かせるメサイヤにたくさんの花々たち
  • ミュージカル『MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−』はこんなにも泣かせるお芝居だったのかと思う3回目の観劇でした。これまで以上に客席のあちらこちらから鼻をすする音が聞こえてきました。 リノ、山田右衛門作(柚香 光)が将軍、徳川家綱(聖乃あすか)に天草の乱の記録を残すように命ぜられる場面、あれほど四郎(明日海りお)と対立していたリノが震える声で将軍の命に応えることを伝え、幕府の威信を保つこ [続きを読む]
  • 花組は輝きが増してました
  • 3週間ぶりに観た花組公演は、すでに完成度が高かった内容の熟度が増して、『MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−』の登場人物それぞれの個性が浮き立ち人物の繋がりがより明確になっていました。ショー・スペクタキュラー『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』は野口先生の作品らしい構成に安心し場面ごとに迫力というか個性が強くなって、より魅せられる内容に感じました。 『MESSIAH(メサイア) − [続きを読む]
  • 夏も完成度の高い『WEST SIDE STORY』
  • この夏の大阪公演では冬の東京とは配役が変わって、あの時のような評判どおりの公演を観られるのか心配でしたが、杞憂に終わりました。トニー(真風涼帆)を愛おしく思うマリーア(星風まどか)のあふれんばかり気持ちが後半に向ってどんどん高まり、マリーアの好演がなければラストを迎え感情が高ぶることはありませんでした。アニータ(桜木みなと)のダンスは、居場所を確保しようとするあふれる情熱とその背後にある差別される [続きを読む]
  • 花組の成長と新たな魅力
  • 大作を見事に演じた花組が、今回はどんな公演を観せてくれるか楽しみにしていました。だから、初日の公演を観た方のブログも読まず大劇場へ向かいました。 ミュージカル『MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−』の明日海りおは主役として余裕たっぷりにメリハリの効いた演技と歌でラストまで作品を引っ張っていました。柚香 光の安定の演技に成長を感じられた歌、芝居をしっかり支える瀬戸かずやに悪役としての鳳月 杏の存在感 [続きを読む]
  • 猫のようなネコ
  • ショー『Gato Bonito!!』での望海風斗はパワフルでよく通る歌声と重量感のあるダンスで存在感抜群の猫の親分でしょう。親分と同じように力強い歌声で寄り添いついていく真彩希帆がともにショーをリードします。猫のダンスだけの場面を魅力的にまとめる朝美 絢もいます。舞台では皆が猫になりますが、やさしい歌声としなやかなダンスの彩風咲奈は、猫のようにショーに潜り込んで人の目をひいて、トップコンビの作り出す強い流れのシ [続きを読む]
  • 絶対的な存在のラヴィック
  • ラヴィック(轟 悠)の”あの凱旋門が見えない”というセリフは、このお芝居でグッと心突き刺さるラストであるはずです。同じ原作者の映画「西部戦線異常なし」のラストで感じた同種の無常感をほとんど感じられず幕が下りてしまいました。 戦時中の暗い時代に生きること、愛をきっかけに将来への希望を見出そうとします。周りでは生と死が交差しそれらにも関わるなかで、ラヴィック(轟 悠)に希望がなかなか見出せませ [続きを読む]
  • フランスを感じた「凱旋門」
  • 先週は出張でフランスにいました。帰国してすぐにフランスが舞台のミュージカルを観ることになったのは偶然です。行ったのはブルゴーニュ地方でしたがゆとりのある落ち着いた豊かな街でした。暗い時代のミュージカル『凱旋門』の恋愛は、そんな時代からの逃避ではなく、心の豊かな人々には日常の必須の行為であって、現代フランスにつながる空気を感じることができました。世界観は十分に伝わり、ミュージカル全体に芸術性が高くて [続きを読む]
  • 星組95期の躍動
  • 3回目の観劇でした。前回の観劇から3週間が経過し予想どおり練りこまれ、間の取り方に変化がついていくつかの間にアドリブが盛り込まれ、盛り上がりどころ笑いどころが一層研ぎ澄まされて、さらに楽しむことができました。「Another World」では、紅ゆずるのアドリブが中盤以降冴えまくり、礼真琴のチャキチャキの江戸っ子ぶりが際立っていました。ショー『Killer Rouge』は、舞台の一体感が高まっただけではなくて、客席との一 [続きを読む]
  • ルージュは明日からのエナジー
  • ショー『Killer Rouge』は台湾仕様の舞台セット、『ANOTHER WORLD』の余韻が残る大劇場でどう繋がるのか、そんなことは気にならないくらいぶっ飛ばし感のあるテーマ曲でスタート。目まぐるしく出演者のフォーメーションが移り変わるハイテンポな舞台が展開されて、あの世感は吹き飛び紅(くれない)色のショーが開演しました。トップと2番手がそれぞれの持ち味がバランス良くバリバリ歌って踊って、『ANOTHER WORLD』で垣間見るこ [続きを読む]
  • のびのびとグイグイ攻める星組でした
  • RAKUGO MUSICAL『ANOTHER WORLD』、タカラヅカ・ワンダーステージ『Killer Rouge』の初回の観劇です。 『ANOTHER WORLD』の間が良くてテンポの良いお芝居、『Killer Rouge』のパワフルで激しい歌とダンスを観てしまうと、これまでの2作品があまりにも優等生的な公演だったと感じています。紅ゆずるが紅ゆずるらしくなって、礼 真琴がバリバリと歌って、七海ひろきがハッチャケて、星組の誰もが芝居に歌に個性豊かに輝いていました [続きを読む]
  • カッコいい宙組さん
  • 3回目の観劇を終えて『シトラスの風』のテーマ曲とズッチャズッチャズッチャというリズムが心地よく頭の中を回っています。『天(そら)は赤い河のほとり』でユーリの星風まどかがもう現代に帰らないと言った時に「お前の捨てたすべての代わりに俺がなる」と力強く伝えるカイルの真風涼帆、『シトラスの風』のサンライズの場面での存在感、一方でショーの老いたダンサーMr.Bojanglesの場面での哀愁漂う歌にダンスと、真風涼帆は力 [続きを読む]
  • シトラスの風と宙組の核
  • 宙組のショー『シトラスの風』は一直線に突き進み気持ちの良いものでした。昔のショーを連想するような古さ、ノスタルジーは微塵も感じないショーだったとの印象ですが、一方で昭和の香りがする古いショーだと周りから聞こえてきました。 新トップ真風涼帆の門出にふさわしい”Sunrize”を花組からやってきた芹香斗亜が力強くストレートに歌うところなど、ビジュアルの映える真風涼帆の存在感が際立つように2番手芹香斗 [続きを読む]
  • ポーの一族が終わって
  • 明日海りおの千秋楽の舞台あいさつは言葉数がが少なかったと、数々のブログから伝わってきました。正月から3月下旬までのロングラン公演を毎公演ごとに工夫しながら作り上げた花組トップとして、エドガーとしてやり切った感だけではない様々な思いがあったのだと思います。この作品の舞台から伝わってくるものの大きさや重たさは、これまでに観た作品を上回っていました。原作が有する重厚なテーマと花組の作品への理解と高い演技 [続きを読む]
  • 宙組は変わらずエネルギッシュです
  • 新生宙組の本公演、ミュージカル・オリエント『天(そら)は赤い河のほとり』、ロマンチック・レビュー『シトラスの風−Sunrise−』〜Special Version for 20th Anniversary〜を観てきました。真風涼帆のトップとしての佇まいはとてもナチュラルに、星風まどかとのコンビも何の不安もなく映りました。これまでの宙組ではトップはトップとして輝き、2番手も際立っているように感じていましたが、宙組に移ってきた芹香斗亜もトップ [続きを読む]
  • 暖かい気持ちの帰り道
  • 3回目の月組の『カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』ショー・テント・タカラヅカ『BADDY(バッディ)−悪党(ヤツ)は月からやって来る−』の観劇でした。終演後に周りからいろいろと聞こえてきました。ちゃぴちゃん(愛希れいか)が可愛いくて演技が素晴らしい、れいこさん(月城かなと)が美しい、ありちゃん(暁 千星)のダンスだけでなくさわやかな魅力があふれていた、たま [続きを読む]
  • Baddyは構えず素直に楽しみたい
  • ショー『BADDY(バッディ)−悪党(ヤツ)は月からやって来る−』の感想はまた別の機会にまとめることにして、いよいよ書き始めたのですが頭の中でまとまりません。ショーの展開はシンプルで宝塚のショーの形式は踏襲しているけれど、何というかここからの感想が続いていかないのです。なんだかこれまで観たショーと違うけれどこれってどうなんだろう。楽しいけれど楽しんでよいのだろうか。上田久美子先生の作品なので何かメッセ [続きを読む]
  • 心に刺さる暖かさ
  • かの夏目漱石が "I love you." を最初に日本語訳したときに、Loveに相応しい日本語がなくて『今夜は月が美しいですね』と訳したと、青柳(珠城りょう)が高崎(愛希れいか)に語る場面がありました。この時の背景には美しい満月が出ていていました。このセリフが後の決め言葉となったのは予想どおりでした。しかし、このメンバーで自然に受け止められる芝居が展開されて、これは舞台での芝居作りの巧みさかもしれません。”無理 [続きを読む]
  • 圧倒的なショー、芝居にはほっこり
  • 月組の『カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』ショー・テント・タカラヅカ『BADDY(バッディ)−悪党(ヤツ)は月からやって来る−』を観てきました。お芝居の珠城りょうは地のままというような真面目なサラリーマンを愛希 れいかは売れないバレリーナを変幻自在に演じていました。二人の想像どおりの安定の演技に安心してストーリーに集中できました。バレーをメインにダンスのシ [続きを読む]
  • 美しさが増していた
  • 「ポーの一族」の市民貸切公演が3度目の観劇でした。明日海りおのエドガーはさらに美しくなっていました。容姿と歌の美しさに惹きつけられました。舞台のセットに出演者ひとりひとりが原作の漫画に描かれているとおりの美しさで、宝塚が有する美の技術がふんだんに注ぎ込まれたようでした。 この作品に流れるテーマは哲学のように感じます。愛されない存在だから愛されない者どおし愛で繋がりその愛を生き続ける支えとする。愛さ [続きを読む]
  • 愛希れいかの退団発表に想う
  • そろそろ退団だろうとブログなどに書かれていたので、そうなのか程度に思っていましたが、実際、この発表は心穏やかに受け止めることはできませんでした。 これまで観た中でナンバーワンの娘役トップの退団は本当に残念だと、ヅカダン歴2年の分際で恐れ多いコメントしかできません。「Grand Hotel」のクルージンスカヤは衝撃的でした。落ち目のスターバレリーナの心情が客席まで迫ってきました。「All For One」ではルイ14世の苦悩 [続きを読む]
  • ポーの一族の美しさと陰
  • 1週あけずに2度目の「ポーの一族」の観劇でした。 美術作品の絵画が立体的になったような美しい舞台、それぞれの出演者によって醸し出される色々な美しさが織り交ぜられたお芝居が展開されます。明日海りおのエドガーには強さがあるけれど屈折した悲しさが滲み出る美しさ。華 優希のメリーベルは見た目も健康面も弱々しく消え入りそうななかに存在する美しさ。仙名彩世のシーラの永遠の愛を求めてヒトを捨てた悲しさを押し殺した [続きを読む]
  • 『ポーの一族』の初日
  • 初日を初めて観劇しました。カーテーンコールが4回もあって、最後は花組ポーズで締めていました。観劇されていた『ポーの一族』の作者萩尾望都先生の紹介にあの明日海りおの挨拶と初日にしか味わえない挨拶に雰囲気と何とも貴重な経験ができました。その挨拶で2次元の作品を3次元で表現する重大さに今朝気がついて緊張したと言っていたとおり、芝居が始まってしばらく続く歌にダンスの場面では、どんな芝居か観ているこちらが緊 [続きを読む]
  • 観劇のまとめ2017
  • 2017年の暮れとなり今年の観劇の感想をまとめることにします。 今年は月組、星組そして雪組に新トップの、また星組、雪組そして花組に娘役トップの就任があり、宙組はトップコンビが順に退団しました。新トップコンビが就任して一気に登っていった組や流れが変わりピークアウトした組と、2017年を振り返ると新旧交代とピークという言葉が浮かんできます。このような中で一気にピークに近づいたのは月組ではないでしょうか。お披露 [続きを読む]
  • 語りつくせない本公演でした
  • 3回目の雪組本公演の観劇は2017年最後の宝塚観劇でした。新生雪組の『ひかりふる路』と『SUPER VOYAGER!』については、これまで3本の観劇記録のブログをアップしていますがまだまだ語りたいことがあります。 ポスターの鳥かごとマクシミリアンが意味するところは、自由を求め革命を指導したものの自由にはばたくことができなかったこと表したのではないかということ。印象深いセリフの数々。例えば、希望は未来だ。理想は過去の [続きを読む]
  • 飛躍への期待
  • 雪組の大劇場公演の2回目の観劇でした。 新トップの望海風斗と真彩希帆の歌のうまさが新生雪組の新たな特色となっています。それに加えて特色はまだまだあって、お芝居とショーを見ているとトップの歌以外の魅力に引き込まれてしまいました。それは彩風咲奈のダンス、朝美 絢と彩凪 翔の芝居や歌を支える存在です。 彩風咲奈は『ひかりふる路』の戦場のシーンでのダンスだけではなく、『SUPER VOYAGER!』でのJazzyなアレンジの [続きを読む]