T-like さん プロフィール

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T-likeさん: 宝塚的幻想雑記
ハンドル名T-like さん
ブログタイトル宝塚的幻想雑記
ブログURLhttp://tlikefantasy.jugem.jp/
サイト紹介文宝塚歌劇団公演、宝塚市界隈での暮らしのことなど
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供38回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2017/01/08 22:19

T-like さんのブログ記事

  • もう退団してしまうのか
  • 仙名彩世の退団のニュースを目にしての印象です。しかし、ほかの娘トップの学年を考えれば、94期はもうそろそろなのかもしれません。 娘トップのデビューは昨年、2017年の「邪馬台国の風」でしたが、あまり娘トップの就任感のない静かなスタートでした。 魅力に気づいたのは「ポーの一族」からです。シーラの優しさに愁いを帯びた演技で、この世から消されてしまうシーンに胸が痛みました。 「Messiah」の流雨の洞窟の中の光が差す [続きを読む]
  • エッヂが効いてきた登場人物
  • 宙組大劇場公演の2回目の観劇でした。これまでのところネット上では賛否それぞれ感想が見られますが、今回、初回に感じなかったことがたくさん伝わってきました。 『異人たちのルネサンス』—ダ・ヴィンチが描いた記憶—は、初回の印象として強すぎると思ったロレンツォ(芹香斗亜)の存在感が少し抑えられた代わりにレオナルド・ダ・ヴィンチ(真風涼帆)とジュリアーノ(桜木みなと)の存在感が高まりました。特に物 [続きを読む]
  • ビジュアルのトップに主張する2番手の宙組
  • 和物のショー『白鷺(しらさぎ)の城』から始まった今回の公演、きらびやかでストーリーのあるショーは、陰陽師が主役で理解できず終わってしまうのかと心配したのですが、そこは宝塚のショー、ツボは押さえられています。衣装の美しさや、ストーリーのユニークさ、ダンスや舞踊、映像も織り込むなど楽しむポイントはたくさんありました。 ミュージカル『異人たちのルネサンス』は、主人公のレオナルド・ダビンチ、彼に関係する登 [続きを読む]
  • 観る方も緊張する役替わりは上できでした
  • 5回目の観劇は美弥るりかの休演をうけての配役でした。この状況でこれまでどおりの世界観で”エリザベート”は上演され、宝塚歌劇団の底力、層の厚さを感じざるを得ませんでした。また、私もその一人ですが、お客様の温かさも感じました。パレードので風間柚乃と月城かなとに対して、決して贔屓ではなく、良いものには良い、そういう気持ちの場内割れんばかりの拍手には感激してしまいました。新人公演で演じたルキーニ [続きを読む]
  • 湧き上がる思いの風間ルドルフ
  • やっと風間柚乃のルドルフを観ることができました。実は前回見た時が役替わりBだと思い込んでいたのでやっとという思いがしたのでした。風間ルドルフは、ハプスブルグ家のために立ち上がらないといけない気持ちが内面からジワジワと湧き上がり、ストレートに行動につながっていました。この湧き上がった気持ちが叶わなかった時、気持ちを覆う皇位継承者としての器にヒビが入り、助けを求めたシシィ(愛希れいか)大人だから一人で [続きを読む]
  • まだまだ深化する月組「エリザベート」
  • 3回目の月組エリザベートの観劇の感想です。新人公演を経てその上に役替わりもありました。組全体の熟度がさらに高まったようです。ルドルフ(暁 千星)のハプスブルグ家の存続のためにハンガリーの独立を望む思いの強さはそのままに、ヨーゼフ(美弥るりか)のことも思ってのものと感じられる柔らかさが混じっているようでした。風間柚乃のシュテファンは存在が目立つようになっていました。革命家ではリーダー、エルマー(蓮つ [続きを読む]
  • 深化する月組「エリザベート」
  • 今回で2回目となる月組「エリザベート」の観劇でした。 初回は「エリザベート」という作品の世界観と珠城りょうをはじめとする月組の個性とがコツコツと当たる部分があるように感じましたが、これらが混じり合ってきてまろやかな雰囲気になってきた印象です。 珠城りょうのトートはシシィー(愛希れいか)に対してストレートに愛を抱きながら辛抱強く待っています。最初に会った時に”私を返して”とシシィー(愛希れい [続きを読む]
  • エリザベートとルキーニの出色のパフォーマンス
  • 次の公演があれば絶対に見たいと思っていた「エリザベート」が、宙組から2年、今度は月組の公演を見ることができました。待ちに待った公演のチケットを無事に確保でき観ることができました。超大作の作品の力に負けず期待に十分に応えてくれました。 全体的には、惚れ込むきっかけになった不気味感満載の宙組公演と比べて、全体にくせがなくストレートで切れのある芝居で、エリザベート(愛希れいか)がとても強い人物として表現さ [続きを読む]
  • 異聞の使い方が絶妙な『MESSIAH −異聞・天草四郎−』
  • 松倉勝之(鳳月 杏)の悪さはどれほど滲み出してくるのだろうと思うほどでした。舞台上での首の角度、視線の方向に悪さがにじみ出ています。鳳月 杏がいろいろなインタビューで答えているとおり、島原の乱の史実として松倉は鎮圧後に切腹させらています。10万石の石高の報告も史実のとおりです。広く知られている史実をもとに皆が悪いと認める役柄を悪く見せることが、芝居に厚みを加えています。一方で、松平信綱(水美舞斗)は、幕 [続きを読む]
  • 泣かせるメサイヤにたくさんの花々たち
  • ミュージカル『MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−』はこんなにも泣かせるお芝居だったのかと思う3回目の観劇でした。これまで以上に客席のあちらこちらから鼻をすする音が聞こえてきました。 リノ、山田右衛門作(柚香 光)が将軍、徳川家綱(聖乃あすか)に天草の乱の記録を残すように命ぜられる場面、あれほど四郎(明日海りお)と対立していたリノが震える声で将軍の命に応えることを伝え、幕府の威信を保つこ [続きを読む]
  • 花組は輝きが増してました
  • 3週間ぶりに観た花組公演は、すでに完成度が高かった内容の熟度が増して、『MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−』の登場人物それぞれの個性が浮き立ち人物の繋がりがより明確になっていました。ショー・スペクタキュラー『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』は野口先生の作品らしい構成に安心し場面ごとに迫力というか個性が強くなって、より魅せられる内容に感じました。 『MESSIAH(メサイア) − [続きを読む]
  • 夏も完成度の高い『WEST SIDE STORY』
  • この夏の大阪公演では冬の東京とは配役が変わって、あの時のような評判どおりの公演を観られるのか心配でしたが、杞憂に終わりました。トニー(真風涼帆)を愛おしく思うマリーア(星風まどか)のあふれんばかり気持ちが後半に向ってどんどん高まり、マリーアの好演がなければラストを迎え感情が高ぶることはありませんでした。アニータ(桜木みなと)のダンスは、居場所を確保しようとするあふれる情熱とその背後にある差別される [続きを読む]
  • 花組の成長と新たな魅力
  • 大作を見事に演じた花組が、今回はどんな公演を観せてくれるか楽しみにしていました。だから、初日の公演を観た方のブログも読まず大劇場へ向かいました。 ミュージカル『MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−』の明日海りおは主役として余裕たっぷりにメリハリの効いた演技と歌でラストまで作品を引っ張っていました。柚香 光の安定の演技に成長を感じられた歌、芝居をしっかり支える瀬戸かずやに悪役としての鳳月 杏の存在感 [続きを読む]
  • 猫のようなネコ
  • ショー『Gato Bonito!!』での望海風斗はパワフルでよく通る歌声と重量感のあるダンスで存在感抜群の猫の親分でしょう。親分と同じように力強い歌声で寄り添いついていく真彩希帆がともにショーをリードします。猫のダンスだけの場面を魅力的にまとめる朝美 絢もいます。舞台では皆が猫になりますが、やさしい歌声としなやかなダンスの彩風咲奈は、猫のようにショーに潜り込んで人の目をひいて、トップコンビの作り出す強い流れのシ [続きを読む]
  • 絶対的な存在のラヴィック
  • ラヴィック(轟 悠)の”あの凱旋門が見えない”というセリフは、このお芝居でグッと心突き刺さるラストであるはずです。同じ原作者の映画「西部戦線異常なし」のラストで感じた同種の無常感をほとんど感じられず幕が下りてしまいました。 戦時中の暗い時代に生きること、愛をきっかけに将来への希望を見出そうとします。周りでは生と死が交差しそれらにも関わるなかで、ラヴィック(轟 悠)に希望がなかなか見出せませ [続きを読む]
  • フランスを感じた「凱旋門」
  • 先週は出張でフランスにいました。帰国してすぐにフランスが舞台のミュージカルを観ることになったのは偶然です。行ったのはブルゴーニュ地方でしたがゆとりのある落ち着いた豊かな街でした。暗い時代のミュージカル『凱旋門』の恋愛は、そんな時代からの逃避ではなく、心の豊かな人々には日常の必須の行為であって、現代フランスにつながる空気を感じることができました。世界観は十分に伝わり、ミュージカル全体に芸術性が高くて [続きを読む]
  • 星組95期の躍動
  • 3回目の観劇でした。前回の観劇から3週間が経過し予想どおり練りこまれ、間の取り方に変化がついていくつかの間にアドリブが盛り込まれ、盛り上がりどころ笑いどころが一層研ぎ澄まされて、さらに楽しむことができました。「Another World」では、紅ゆずるのアドリブが中盤以降冴えまくり、礼真琴のチャキチャキの江戸っ子ぶりが際立っていました。ショー『Killer Rouge』は、舞台の一体感が高まっただけではなくて、客席との一 [続きを読む]
  • ルージュは明日からのエナジー
  • ショー『Killer Rouge』は台湾仕様の舞台セット、『ANOTHER WORLD』の余韻が残る大劇場でどう繋がるのか、そんなことは気にならないくらいぶっ飛ばし感のあるテーマ曲でスタート。目まぐるしく出演者のフォーメーションが移り変わるハイテンポな舞台が展開されて、あの世感は吹き飛び紅(くれない)色のショーが開演しました。トップと2番手がそれぞれの持ち味がバランス良くバリバリ歌って踊って、『ANOTHER WORLD』で垣間見るこ [続きを読む]
  • のびのびとグイグイ攻める星組でした
  • RAKUGO MUSICAL『ANOTHER WORLD』、タカラヅカ・ワンダーステージ『Killer Rouge』の初回の観劇です。 『ANOTHER WORLD』の間が良くてテンポの良いお芝居、『Killer Rouge』のパワフルで激しい歌とダンスを観てしまうと、これまでの2作品があまりにも優等生的な公演だったと感じています。紅ゆずるが紅ゆずるらしくなって、礼 真琴がバリバリと歌って、七海ひろきがハッチャケて、星組の誰もが芝居に歌に個性豊かに輝いていました [続きを読む]
  • カッコいい宙組さん
  • 3回目の観劇を終えて『シトラスの風』のテーマ曲とズッチャズッチャズッチャというリズムが心地よく頭の中を回っています。『天(そら)は赤い河のほとり』でユーリの星風まどかがもう現代に帰らないと言った時に「お前の捨てたすべての代わりに俺がなる」と力強く伝えるカイルの真風涼帆、『シトラスの風』のサンライズの場面での存在感、一方でショーの老いたダンサーMr.Bojanglesの場面での哀愁漂う歌にダンスと、真風涼帆は力 [続きを読む]
  • シトラスの風と宙組の核
  • 宙組のショー『シトラスの風』は一直線に突き進み気持ちの良いものでした。昔のショーを連想するような古さ、ノスタルジーは微塵も感じないショーだったとの印象ですが、一方で昭和の香りがする古いショーだと周りから聞こえてきました。 新トップ真風涼帆の門出にふさわしい”Sunrize”を花組からやってきた芹香斗亜が力強くストレートに歌うところなど、ビジュアルの映える真風涼帆の存在感が際立つように2番手芹香斗 [続きを読む]
  • ポーの一族が終わって
  • 明日海りおの千秋楽の舞台あいさつは言葉数がが少なかったと、数々のブログから伝わってきました。正月から3月下旬までのロングラン公演を毎公演ごとに工夫しながら作り上げた花組トップとして、エドガーとしてやり切った感だけではない様々な思いがあったのだと思います。この作品の舞台から伝わってくるものの大きさや重たさは、これまでに観た作品を上回っていました。原作が有する重厚なテーマと花組の作品への理解と高い演技 [続きを読む]
  • 宙組は変わらずエネルギッシュです
  • 新生宙組の本公演、ミュージカル・オリエント『天(そら)は赤い河のほとり』、ロマンチック・レビュー『シトラスの風−Sunrise−』〜Special Version for 20th Anniversary〜を観てきました。真風涼帆のトップとしての佇まいはとてもナチュラルに、星風まどかとのコンビも何の不安もなく映りました。これまでの宙組ではトップはトップとして輝き、2番手も際立っているように感じていましたが、宙組に移ってきた芹香斗亜もトップ [続きを読む]
  • 暖かい気持ちの帰り道
  • 3回目の月組の『カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』ショー・テント・タカラヅカ『BADDY(バッディ)−悪党(ヤツ)は月からやって来る−』の観劇でした。終演後に周りからいろいろと聞こえてきました。ちゃぴちゃん(愛希れいか)が可愛いくて演技が素晴らしい、れいこさん(月城かなと)が美しい、ありちゃん(暁 千星)のダンスだけでなくさわやかな魅力があふれていた、たま [続きを読む]
  • Baddyは構えず素直に楽しみたい
  • ショー『BADDY(バッディ)−悪党(ヤツ)は月からやって来る−』の感想はまた別の機会にまとめることにして、いよいよ書き始めたのですが頭の中でまとまりません。ショーの展開はシンプルで宝塚のショーの形式は踏襲しているけれど、何というかここからの感想が続いていかないのです。なんだかこれまで観たショーと違うけれどこれってどうなんだろう。楽しいけれど楽しんでよいのだろうか。上田久美子先生の作品なので何かメッセ [続きを読む]