ヤイリ さん プロフィール

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ヤイリさん: 名刀、彼の名は『こてつ』
ハンドル名ヤイリ さん
ブログタイトル名刀、彼の名は『こてつ』
ブログURLhttp://nekoneko-kotetu.doorblog.jp/
サイト紹介文ある日、僕は生まれたての子猫を譲り受けた。猫の名は『こてつ』。非常に可愛くない猫である。
自由文ある日、僕は子猫を譲り受けた。猫の名は『こてつ』。爪と牙は血に飢えた日本刀のごとく鋭く、黒と茶の縞模様は悪魔を召喚する魔法陣のように規則正しい幾何学模様をなしている・・・!!!我が家の猫の成長記、他FF14プレイ日記。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供33回 / 307日(平均0.8回/週) - 参加 2017/01/12 23:22

ヤイリ さんのブログ記事

  • 君の心にも万引きGメン
  • 僕には、万引きGメン系のエッチビデオやエッチな本が好きな友人がいる。店長「おいおい奥さん!そのバッグの中に入れたもの出しなさい」奥様「・・・・スッ。」店長「このちくわ、会計すんでませんよね!?」奥様「お願いです!旦那には黙っていてください!」店長「黙っていてほしければ、・・・・わかりますね?」----みたいなところから始まるなんとも心あたたまるストーリーである。友人いわく、店長に感情移入をするというよ [続きを読む]
  • 【小説(ほぼ雑記)】忘れてしまうということ
  • どうしても君に見てほしくて、僕はそれをすくい上げた。両手でそれを優しく包んだ。そのままこぼれ落ちないようにおだんご握りをして、駆けだした。帰り道。雨が降ろうが、風が吹こうか、僕はそれを大事に大事に運んだ。駆け足で、街を横切った。田んぼに挟まれた砂利道を気をつけて走った。君を探した。きょろきょろ見回して、探した。慎重に手で包んで気にしているから、ときどき石ころにつまづいたりした。必死で君を探した。探 [続きを読む]
  • 【雑記】時間という概念は神に等しい
  • 高校生時代、卒業を目前に控えた僕らに担任の先生はこう言った。『人は、平等ではない。しかし、時間は平等に与えられるものである』なんとも普通の言葉である。感動のひとつも沸かない。だいいち、30歳で事故死する人間もいれば、100歳で老衰死する人間もいる中で、はたして与えられた時間は平等だろうか。などと、屁理屈を垂れた思い出がある。100歳まで生きた老婆より、若くして事故死した若者の方が不幸な人生だったか [続きを読む]
  • 【雑記】2017年目標達成率 ほぼ0%
  • こんばんは。ヤイリです。夜がふけてきました。雨もしとしと冷たく降っています。野良猫たちが風邪をひいていなければいいのですが。きっと空には分厚い雨雲が広がっているのでしょう、星も月も、地上に住む僕には見えません。ランタン型の街灯が等間隔で並列し、そこに道があることを示してくれます。僕らはそうやって、先人たちが敷いたレールの上を進むのでしょう。さて、今年も残り2ヶ月をきりました。時は目に見えない早さで [続きを読む]
  • 【短編】恐怖の『あのねノート』【小説】
  • 小学生の頃、『あのねノート』という奇妙な宿題があった。「先生、あのね……」という書き出すことを条件とした日記である。当然、その日記は先生に読まれることを前提に書くものであり、毎日宿題として提出が義務づけられていた。先生、あのね、ハムスターを投げて遊んだよ。先生、あのね、食べられなかったにんじんをポケットに隠したよ。先生、あのね、友達のドラクエの冒険の書を消したよ。まあそんな感じで、今日どんな悪事を [続きを読む]
  • 【小説】さぁ、バスに乗って。①【続きモノ】
  • 盗んだバスで旅に出て、3日目のことだった。僕は陸地に沿って弧を描くようにシーサイドを飛ばしていた。波は穏やかだった。大海原の青は僕の冒険心を優しくなでて震わせた。世界が“こんなに”なる前に、通販サイトで買ったサングラスをくいっと直す。秋の澄んだ空から、暖かみのある斜陽がバスと僕を包む。僕は片手でハンドルを操作しながら、もう片方の手でラジオをつけた。『隕石の落下まで、残り23日5時間30分……』冷た [続きを読む]
  • 踊るガイコツとロバの馬車
  • ロバの馬車に揺られて、夜の荒野を進む。旅の目的地は、ガイコツたちが踊る死者の世界。無愛想な荒野の風が、塵や砂を馬車の木目に打ち付ける。ワラが敷かれた荷台に、僕は眠る。ごわごわした重たい毛布を体に巻いて、丸くなる。ふと頭を起こして空を仰げば、満天の星空が青く光る。何万光年も離れた星の光は、乾いた空気を貫くように荒野を照らす。星座は正しく夜空を飾る。まるで一枚の絵画のごとく、僕はその壮大な景色の一部に [続きを読む]
  • 【短編】壊れた時計はグリーゼとともに【小説】
  • 当時、高校2年生だった僕は、クラスメイト全員が死ねばいいと思っていた。丸坊主にした高校球児がグラウンドで砂煙を立てているのを、僕は校舎3階の理科室の窓から見下ろしていた。夕暮れは目を細めたくなるほどまぶしい。校庭やグラウンドで同級生が青春ドラマを織りなしている。目を細めたくなるほど、まぶしい。理科室は、沈黙がうるさく響いていた。僕はマッチを擦り、アルコールランプに火をともす。黒塗りのテーブルの中央 [続きを読む]
  • 『ラブレター』
  • 拝啓愛しの君へ。このようなかたちで、名もわからぬ君に想いを綴ることを許してほしい。僕には君の名前を知る権利も機会も与えられない。僕は囚われの身で、今も僕のくたびれた足に重い鉄球がつながれている。手首には手錠がかけられていて、鈴の音のごとく無機質な金属音をじゃらりじゃらりと鳴らしている。鍵はない。鍵があっても、僕は逃げないと思う。僕も、おそらく君も、たくさんのつながりやしがらみの中で生き、生かされて [続きを読む]
  • 脱獄の経緯とこれから
  • 日々、目標を立てて日常生活を送っている人は、この世にどれだけいるのだろう。以前までの僕は、とても貧相で暗い目標を自らに架していた。『とにかく一日、命を続けること』僕は昨年まで、いろいろな事情があって体力的にも精神的にもぎりぎりの生活を送っていた。というか、ただ絶望の中を手探りで生きている状態だった。俗にいう20代は思いっきり遊び倒しなさいという元気いっぱいの一般論とは似ても似つかない地獄の生活だっ [続きを読む]
  • 『恋』についての考察
  • 人間はなぜ恋をするのか。あ、これはうちのアホ猫です。恋は本能と理性の合作である。本能とは、男と女が一緒になり、ついては子孫を反映させていくという種の保存を目的としたプログラムが僕らのDNAに埋め込まれていることである。その結果、僕は可愛い女の子を見ると鼻の下をのばす猿に成り下がってしまった。理性とは、夫婦の仕組みのことである。種の保存が原理原則の最終目的であるにもかかわらず、少なくとも我が国の夫婦 [続きを読む]
  • 雪女の恋を花びらにのせて(後編)
  • 雪女が僕の家に居ついて二月(ふたつき)が過ぎた頃だった。暖かな陽気が地面を照らし、溶け残った雪が汗をかいている。若葉が芽吹き、豆粒ほどの花が白紫に道端を飾っている。すっかり雨戸のつららは消え失せ、かわりに屋根からしたたる雪解け水が宝石のように光って落ちた。最初の異変は、片足の欠損だった。僕が用事から帰ってくると、雪女は玄関でうずくまっていた。座り方が不自然だと思ってのぞくと、すでに彼女の左足が溶け [続きを読む]
  • 雪女の恋を花びらに乗せて(前編)
  • 「あなたへの恋心は、前世から枯れることなく咲き続け、私の魂をこの雪へと宿したのです」少女は冷気とともに愛の言葉を吐き出した。――それはしんしんと雪の降る静かな夜だった。僕は囲炉裏(いろり)に覆いかぶさるように暖を取っていた。極寒の闇に音もなく落ちてくるぼたん雪は、あっという間に集落を包み込んで白くした。外に出ることもできぬほどだった。僕は春の陽気と桜を桃色を待ち望みながら、かじかんだ手を火にかざし [続きを読む]
  • 親知らずを抜いて【前編】
  • すべては『じゃがりこ』から始まった。じゃがりこのパッケージには、『これはかたいお菓子なので気を付けて食べてください』とわざわざ書かれている。僕は人の親切心を踏みにじるのが大好きな人間なので、2本のじゃがりこを勢いよく奥歯で噛んだ。それはもう、じゃがりこと僕の奥歯の接触でビッグバンが起こり第二の宇宙が誕生するかのように、はたまた僕の奥歯とじゃがりこが織り成す咀嚼のリズムが、ウィーンのオーストリア顔負 [続きを読む]
  • 【短編】石ころと少女の約束
  • 僕は石ころ。地球の誕生とともに生まれた。人間なんかよりもずっと昔から地球上を闊歩していた偉大な存在なのに。今はどうだろう、さっきからとある少女にずっと蹴り飛ばされている。赤いランドセルを背負った少女は、ご満悦な表情で僕の後を歩いてくる。僕を蹴り飛ばすたびに、白いスカートがふわりと浮く。パンツが見えるぞ、と注意したくても、僕は石ころ、ただ転がることしかできなかった。スタート地点は、小学校の校門。僕が [続きを読む]
  • 言葉に愛される努力を。
  • 自分の心模様を言葉にすることは、なんともパズルな作業である。写真はうちの飼い猫である。気持ちよさそうに眠っている。猫の社会では、どうやら言葉は存在していないようで、にゃーとかぷーとかしか言わない。彼が僕に何を望んで声をあげているのか明確にはわからないが、だいたいの鳴き声が「飯をくれ」と叫んでいることだけは感じ取れる。 さて、言葉を巧みに操れることは、才能だと考えていいと思う。僕には語彙力も文章力も [続きを読む]
  • 【短編】消えゆく少女と猫の物語
  • 終わりの始まりは、光とともに訪れた。黎明の刻、少女は目を覚ます。左腕で体をむくっと起き上がらせようと力を入れるも、肝心の左腕が消えていた。ひじから下が、まるで透明人間のように消えている。それが最初の消失だった。飼い猫が、少女の残った右手をなめていた。次の日の朝、曇天模様の空がカーテンから白く見えていた。目を覚ました彼女は、今度は自分の右足が消えていることに気づいた。なぜか焦りや驚きはなかった。むし [続きを読む]
  • 空飛ぶベッド
  • 僕には小さな頃から憧れているものがある。それは、『空飛ぶベッド』である。あ、写真はうちのあほ猫なのでお気になさらず。さて、空飛ぶベッドについてだが。ドラゴンクエスト6を小学生の頃にプレイしたとき、僕は初めてベッドで空を飛ぶというものを見た。ドラクエ内では... [続きを読む]
  • 【FF14】ステンドグラスの聖光
  • FF14をはじめて、もう3年ほどになる。だんだんと旅ができるエリアが増えて楽しい。写真はグリダニアという森林の街、その東側にカーラインカフェと呼ばれるレストランで撮ったスクショである。オンラインゲームは自宅でできる最高の思い出づくりだと考える。感覚としては、高校時代の部活に似ている。目的はあるのに、達成することよりも道中を楽しむことに重きを置き、だらだらと並んで時を歩む感じ。そんなこんなで旅を続け [続きを読む]
  • 夢の中で待つとしよう。
  • 春眠暁を覚えずという名言ならぬ迷言があるが、暁に目を細めて起床の伸びをする気持ちよさより、僕は布団にくるまってぬくぬくと惰眠をむさぼる気持ちよさの方が数倍うわてだと考える。人間の三大欲求の一つである睡眠欲。睡眠とは、心と体を正常に保つために夢の世界へ旅立つ自分を許すという神の慈悲であると解釈する。惰眠の素晴らしさを身を呈して僕らに伝えるために、こてつくんは今日も堂々と昼寝をする。朝起きてから眠り、 [続きを読む]
  • 猫は人より死に近い存在
  • 夏目漱石の『吾輩は猫である』という小説がある。そこで登場する三毛猫の三毛子は、とても美人なメス猫で、飼い主にとても愛されている。しかし、ある日突然体調を崩し、医者に診てもらうも結局はかえらぬ人(猫)となる。飼い主は三毛子のためにお坊さんを呼び、お経をあげる。戒名までつけられ、立派な見送り方をするのだ。写真は、三毛子のような美人とはかけ離れた雑種道まっしぐらのアホ猫、我が家のこてつ氏である。三毛子が [続きを読む]
  • 地球のダシが出て温泉ができる
  • 僕は温泉をこよなく愛する温泉マイスターだ。写真は、熊本県の黒川温泉郷。今まで制覇した温泉は、ざっと以下の通り。新潟県:瀬浪温泉、月岡温泉、赤岡温泉石川県:加賀温泉山口県:油谷温泉熊本県:扇温泉、黒川温泉大分県:別府温泉、湯布院本当は、小さいころに群馬県の草津温泉や伊香保温泉なども行ったのだが、記憶にさっぱり残っていないのでノーカウントとする。温泉は最高である。あの山奥の村から湯煙がたち、硫黄の匂い [続きを読む]
  • 【FF14】ただそれだけ
  • 現実逃避の手段は人それぞれであり、酒だったり、たばこだったり、ギャンブルだったり。僕の場合は、読書や珈琲や楽器演奏・・・、そしてオンラインゲームである。とりあえず姉がきっかけで始めたFF14に入り浸っている。顔も素性もわからないプレイヤー同士で遊ぶことに奇妙な楽しみがある。今までの人生のほとんどが独りぼっちだった僕にとっては、目的もなく誰かと時間をともにするネットゲームは絶妙な居心地の良さがあった。 [続きを読む]
  • 【短編】ビスケットはどこまでも旅をする
  • 少女は自らの命が残り少ないことを知っていた。少女は命の光を可視できた。そして少女はその光をすくいあげ、別の生き物に分け与えることができた。真冬の夜だった。夕方に振った牡丹雪が空気を洗い、澄んだ冷気が空を流れていた。空っ風は雲を東へ運び、満天の星空がプラネタリウムのように少女と街を包んでいた。街の明かりは点々と広がる。少女は薄着で、震えながら歩いていた。目的地などなかった。胸ポケットにはビスケットが [続きを読む]
  • 手紙をビンに入れて海へ流す
  • 良い国つくろう鎌倉幕府。良い国つくろうキャバクラ幕府。いにしえの文献や建物、調度品や言い伝えを保存する重要性は、誰もが認識している。忌まわしい歴史も、尊い歴史も、どちらも等しく残される。世界は無条件で、歴史を残そうとするものだ。僕のような歴史上の事件と無関係の凡人にとっては、真に歴史として保存されるべきは教科書にあるような事柄ではなく、我が猫こてつの成長記くらいのものである。昔々の出来事は、万人が [続きを読む]