samuraisf さん プロフィール

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samuraisfさん: 霧の港街の静かな日々
ハンドル名samuraisf さん
ブログタイトル霧の港街の静かな日々
ブログURLhttp://samuraibluesf.blogspot.com/
サイト紹介文この物語はサンフランシスコに住む30代後半ゲイが健康優良40歳を目指す愛のロマンである(C)来宮良子
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供46回 / 365日(平均0.9回/週) - 参加 2017/01/13 06:53

samuraisf さんのブログ記事

  • 39℃
  • 日本での休暇中は、とにかくあちこちから「風邪には気をつけなよ〜」「インフルエンザ流行ってるわよ〜」と警告を受けていたので、とにかく身体を冷やさないように、とユニクロのフリースをいつも着ているジャケットの下に重ね、喉を乾燥させぬようにと、ペットボトルの水やお茶で随時水分補給して気をつけていたのだが、こちらに戻ってきたとたんに体調を崩し、悪寒と頭痛にやられ、なんとか週末までもたせたものの、土日はずっと [続きを読む]
  • 東京の空は 今日も高くすんでいる
  • 「やっぱり、日本はいいね」古くからの友と再会し食事をながら、思わず口にしてしまう。人に優しい国。人に優しい人がいっぱいいる国。「えー、そんなに優しくないでしょ、日本なんて」と日本に住む人は言うけれど、そこから離れて住んでいると、日本に帰る度に、日本がどれだけ優しい国か、痛い程感じるのだ。羽田空港で荷物を預けるロッカーがどこも使用中で、大荷物を抱えながら困っていた時に、空港の係員の女性が一緒になって [続きを読む]
  • 青い珊瑚礁
  • 拝啓南の島に来ています。昨日の朝は寒い高野山のお寺で静かに厳かに正月を迎えていたのに、今はこうやって水着一丁になって砂浜に横になって、松田聖子の「青い珊瑚礁」を聴いてるのだから、不思議な気分である。ここボラカイ島は、1月は乾季と聞いていたのに珍しく突然の台風にあたってしまい、飛行機も遅延になったりと、到着するまではどうなることやらと不安だったのだが。到着後も曇り空が続いているけれど、突然青空をみせ [続きを読む]
  • 人生はこうして続いてゆくんだろう 間違っても何度つまずいても
  • 大晦日。向かうは和歌山の高野山だ。去年は、エジプトのナイル川で仲間4人で大騒ぎしながら正月を迎えたが、今年は静かに高野山のお寺さんで正月を迎えようと思い立ったのである。日本仏教の聖地の一つでもある高野山では、修禅の道場でもあるいくつもの寺が宿坊として、一般の参拝客や観光客が宿泊できる場所を提供していて、今回はそれらのお寺のうちの一つにお世話になった。高野山へ向かう途中、奈良の十津川村に立ち寄った。 [続きを読む]
  • やさしさで溢れるように
  • サンフランシスコ国際空港で、搭乗前に酒を一杯引っ掛けながら、この1年を振り返っている。エジプトのナイル川で仲間と年を越し、アメリカに戻ってからは仕事でばたばたしているうちに、気がつけば40を迎えていた。40になっても日々の小さなことで一喜一憂しているのは変わらないが、まだまだ死なずに元気にやれている。(あの台湾人青年の「先輩、40歳で亡くなります!」宣言は、なんだったのかすら?!------------------------- [続きを読む]
  • Call Me By Your Name (君の名前で僕を呼んで)
  • 毎年のことだがこの時期になると、聖子の「恋人がサンタクロース」、中山美穂の「遠い街のどこかで・・・」、辛島美登里の「サイレントイブ」などといった曲ばかりを聴いている、典型的なオカマの自分。それに今年は明菜の「Merry Xmas」や安室奈美恵の「Christmas Wish」といった新譜を加えて、毎朝通勤の地下鉄で密かにひとりホリデー気分を盛り上げている。そんな曲たちをしゃんしゃん言わせながら、"日本に帰る前に家族へのお [続きを読む]
  • 今年の冬も僕には
  • 「今年の年末どうするの? うちらは日本行くよ!」去年の年末にエジプトを一緒に旅した、LAに住むゲイカップルの2人から、LINEメッセージが入った。仕事やら何やらでバタバタしていて、年末の休暇の予定など計画もしていなかった自分だから、「日本いいな〜 温泉とか入りたいよね〜」と曖昧に返事をした。すると、同時に今度は近所に住む日本人アーティストのK哉から「ねぇねぇ、年末年始どこいくの〜? 僕は日本だよ〜!」と、 [続きを読む]
  • 色褪せたいつかのメリークリスマス
  • 残業を終えて家に辿りついたら、着替えるのも面倒でそのままキッチンへ向かい、数日前の残り物の赤ワインをグラスに注いで、椅子に腰掛けた。今年も気がつけば、あっという間に師走を迎え、窓の外のサンフランシスコの街も、あちこちにホリデー気分の電飾たちが輝いている。ふと、もう大分前にこの街を去って日本に帰っていった、H男のことを思いだしていた。格闘技をやって日々身体を鍛えていた彼は、見た目はガタイのよい厳つい [続きを読む]
  • Finally, I can stop dreaming
  • ラスベガスからサンフランシスコへ戻る機内で、ネバダの砂漠帯を窓から見下ろしながら、この一週間を振り返っていた。40歳の誕生日なので、という甘い理由で一週間程休みをもらったものの(有休貯まってんのよっ!)、結局クライアントからメールが矢継ぎ早に入り、なんだかんだでコンピュータに向かって家から仕事をしていたのだが。それでもその合間に、紅葉の中をハイキングしたり、ナパのワイナリーを周ったり、ずっと行ってみ [続きを読む]
  • 無限の中の一度
  • 「みんなで、ラスベガス行こうよ!」アメリカ人のゲイ友達のE子が、皆で酒場で一杯ひっかけているときに、突然思いついたように言い出した。最後にラスベガスに行ったのはもう10年以上前で、それ以来行く機会も行きたい気持ちも特に無かったのだけど、確かに皆で行ったら楽しいかもしれない…。などと思い耽っているうちに、勢いでどんどん話は進んで行き、気がつけばオカマ5人+女子1人の6人で、今ラスベガスに来ている。「 [続きを読む]
  • 飛光
  • 30代が終わるまでにもう1回読んでおこうと思っていた、学生時代から何度も繰り返し読んだ沢木耕太郎氏の「深夜特急」。今朝の出勤中の地下鉄に揺られながら、最後の6巻を読み終えた。(なんとか40になる前に読み終えたわ!)------------------若き日の沢木青年は、ロンドンを目指して、日本から香港に渡り、マレー半島・シンガポール、インドを経由して、シルクロードを通って、トルコ、ギリシャ、南ヨーロッパ、そしてフランスを [続きを読む]
  • 道程
  • 「この週末って、30代最後の週末だね」飲み屋で酒をひっかけていると、アメリカ人のN君がつぶやいた。突然の指摘に、「え、まだ来週もまだぎりぎり30代よ?」と一瞬頭の中のカレンダーが混乱したが、よく考えると来週末はもう40になっているのだった。40になるからといって、最後の週末だのなんなのと、そんなに30代にしがみつくつもりもないつもりだったのだが、そういわれると、なんだか急に焦燥感に駆られる自分である。------- [続きを読む]
  • 卒業
  • 「誕生日に何かもらえるとしたら何が欲しい」とか、「宝くじ当たったら何買いたい」と聞かれても、「なーんもいらない。欲しいものないわ。」などと、つまらない答えをしている自分。20代や30代前半の頃は、どこそこのブランド物のバッグや財布、流行の服のためになけなしの金を費やしていたのだが、ここ数年は、全くと言っていいほどそういったことに興味がなくなってしまったようなのだ。東京で新人サラリーマンやってた20年くら [続きを読む]
  • 写真
  • 「来週、プロフィール用の写真撮影あるから、必ず申し込んで参加してね」と、職場のマーケティング担当からメールが入った。クライアントに提出する提案書や、セミナーでの資料に載せる自分の写真は、もう長いこと古いもの(7、8年前に撮ったやつだわ)を使っていて、若手の同僚に言わせると、こういうのは"詐欺写真”と呼ばれるようなのだ・・・。"確かに当時はもっと痩せてたし、顔もこんなにたるんでなかったけどさぁ!""メンズ [続きを読む]
  • 秋桜
  • 仕事場での繁忙期が終わる直前の夜遅くに仕事をしていると、日本人の同僚からメールが入った。日本の家族に緊急の事態が起こり、急遽明日の便で日本へ帰るという。その時は詳細も分からず、「大丈夫? こちらで出来ることはするので、何でも言ってね」と返事を送ったのだが。数日後、その同僚のお母さんが亡くなったと知らせが入った。前から長く病気をしていたとか、そういった話は聞いてなかったので、突然の知らせだった。お母 [続きを読む]
  • いつも僕らを照らす太陽を この暗闇の中雨に打たれながらずっと待ち続けた
  • 仕事の繁忙期も落ち着き、今日は久々に空が明るいうちに会社を出ることが出来た。家に着き、帰り道のスーパーマーケットで買った安ものの白ワインを開け、夕焼け色の空を眺めながら一息つく。この1ヶ月は、肉体的にも精神的にもしんどかった。仕事場でのミスやストレスな出来事が続いたり、寝不足で体力も落ち、気分的にもすっきりしないもやもやした日々だったのだ。振り返ってみると、毎年この時期は、何となく心身ともに低空飛 [続きを読む]
  • Bridge Over Troubled Water
  • 朝の5時、いつものように尿意で目が覚めた(ジジイ)。寝室からトイレへ向かうと、何だか煙臭い。まさか!?とキッチンへ駆け込むと、火は上がっていない。気のせいかしらん、と思いながらも、ふとベランダの外を見ると、サンフランシスコ湾の向こう側が全く見えない。季節はずれの霧かしらねと独り言ちて、その時はベッドに戻ったのだが、その頃、サンフランシスコの北にある、ワイナリーや美しい自然で知られるナパ、ソノマのエ [続きを読む]
  • Love is all
  • メキシコシティの古い街並みを、革靴で石畳を音を立てながら、スーツにネクタイを締めて歩く。(数年前の映画であった、ジェームスボンドにでもなった気分よ!)独立記念日の祭りの準備で騒がしい大通りを抜けて、細い路地に入り、招待状に書かれた住所にたどり着くと、スーツやドレスで着飾った人々が列をなしているのが見えた。その列の最後尾に並び、新郎と新郎の準備ができるのを待つ。空を見上げると、結婚式にふさわしい、優 [続きを読む]
  • Heaven is a Place on Earth
  • 会社の同僚の知り合いが、先週胃がんで亡くなったという。35歳のアメリカ人で日本を愛し、病気を発症するまでは日本に住んでいた。闘病の痛みや辛さから解放された彼の遺灰は、彼の好きだった日本の富士山の近くに埋葬されるという。そんな話を聞いた直後にFacebookを見ると、今度は、ワシントンDCに住む友達の水球仲間が、重い鬱病にかかり、同じく35歳という若さで自死してしまったと、投稿があった。大学を主席で卒業し、大きな [続きを読む]
  • 深夜特急
  • この夏は、仕事の一プロジェクトが数ヶ月遅れたこともあって、休暇という休暇を取れずに終わろうとしている。「趣味は旅行です!」とか胸を張って言っている割りに、結局大した旅行もできていない自分。せいぜい、会社への行き帰りに、もう何度も繰り返し読んだ沢木耕太郎氏の「深夜特急」を久しぶりに読み返し、世界旅行を夢見ているくらいだ。----------------------------クライアント先からの会社へ戻る帰り道、助手席に座りな [続きを読む]
  • Gattaca (ガタカ)
  • 以前から「遺伝子検査」に興味を持っていた。カリフォルニアにある「23andMe」という会社が、10年くらい前から遺伝子分析のサービスを行っていて、先に受けた友人らがその結果をフェイスブック等に載せていてたのを、よく見ていたのだ。「もうすぐ40だし、自分の祖先や健康を知るのも大事よねぇ」と、最近なにかにつけて、"もうすぐ大台だから"というのを理由にしている自分だが、今回もそんな勢いで、申し込んでみた。オンライン [続きを読む]
  • 大空で抱きしめて
  • LAに住むA子から、仕事中にニュースが転送されて来た。なにかしらん、と仕事がひと段落した頃に読んでみると・・・"こ、これはどういうことなの!?"思わず、えー!?と声に出してしまい、周りの若手スタッフから変な目で見られた自分である。"こりゃ、みんなの意見を聞かなきゃだわ!?" と即座に他のオカマ仲間にこのニュース記事を転送すると、もうみんな大騒ぎである。その記事というのが、これだ。ただのきれいなカラダのい [続きを読む]
  • フレンチランドリー (2)
  • フレンチランドリーに行ったことのある友人達の話を思い出していた。「思いきりお腹空かせて行ったのに、コースが多すぎてデザートまで胃が持たなかった」「隣のテーブルの向かいに座る派手な女性がどこかで見たことあるとおもったら、レディガガだった」「予約のキャンセル待ちをいれたが、どうせダメだろうとナパのワイナリーで飲んだくれてたら、突然3時間後の予約が取れたと連絡が入り、ドレスコードのジャケットを持ち合わせ [続きを読む]