こう さん プロフィール

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こうさん: こう・ストーリーズ
ハンドル名こう さん
ブログタイトルこう・ストーリーズ
ブログURLhttps://kohnakasug.exblog.jp/
サイト紹介文詩を書くのが好き。むかしの日本映画が好き。自然とひとりの暮らしをつづります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供218回 / 365日(平均4.2回/週) - 参加 2017/01/29 19:01

こう さんのブログ記事

  • 仏像を見た
  • ひとはいろんなことを言うのでつい、乗ってしまいなにか、やろうと意気込むがいま、じぶんに一番心地よいこと無理のないことを考えるとやはり、こんな暮らしがいいようである。きょうは仏像を見た久しぶりであるむかしより、こころにぐっと迫るものがある昔は見ても正直いいと思わなかった今は ひとつひとつの表情がわたしのこころにぐぐっと迫ってくるむかしの人々の苦悩、悲しみが伝わってくるのである。それは表情。体つきのた [続きを読む]
  • 久々に映画「息子」を見る
  • 録画しておいた山田洋次監督の「息子」を見た。これは、二十数年前に見てずいぶん感動したものである。今見ても良い映画だと思うが、時代が違うことでだいぶ今とはかけ離れている感じを覚えた。まず第一に、永瀬正敏の恋人となるあの鉄工所に勤めている少女という設定。彼女はろうあ者である。二人の人間が、永瀬に「あの子はあんなにきれいなのに、聞けないししゃべれないのよ」と眉をひそめて言う。それに永瀬は憤るのだが、きっ [続きを読む]
  • 【詩】中間
  • わたしの回りにはもしゃもしゃと訳のわからぬことが 沢山あってわたしは それを糸をたぐるように選り分け たとえば色ごとにくくろうとしているが訳のわからない糸はもつれあったまま。わたしはその真ん中にいるりくつにならないことを感覚で知ろうとしているがじぶんは いやだとかへんだとか気味悪いとかわかることは、そんなことぐらいはてまた いっぽうには感じのよいこと 気持ちのよいこと 速やかなこともたくさんあって [続きを読む]
  • 所用があって・・・
  • 昨日は所用があって宇都宮まで行った。帰り、暗い道を宇都宮駅まで向かおうと歩いていたが、こちらの方角で良いかわからなくなった。先方からコート姿の男の人が歩いて来たので尋ねた。「あ、それは反対です。あちらの大通りを右に真っすぐ行くんです。わたしも駅まで行くんで連れて行ってあげますよ」というようなことを言うと「この道を突っ切っていくと早いんです」と、横断歩道もない道路を突っ切ろうとする。「車が多いんです [続きを読む]
  • 【詩】選択ことば
  • だれかが何かを言うとそれに反応する百千のことばが浮かぶのでその選択に迷う選択は必ず間違うしらっとしたりまずったりたいがい、そうだ。だからいつも口をつぐむのだけれど。なぜ人はうまく会話ができるのだろう思い浮かぶ百千のなかからどうして適切な一言が出るのだろう今日もまたばかなことを言ってしまい空気が止まりとなりの人がなにか、ピシッと一言いった らしいわたしの左耳はあまり聞こえないので わからなかったでも [続きを読む]
  • 【詩】新品の本
  • 本がある新品の本だカバーの端がぴいんと立っている気持ちがよいのでつい まためくってみる楽しそうな内容だ一方自分は疲れ切って水を吸ったするめのよう動かない指一本で 新品の買った本をめくってみる世の中辛いこととこうした ピンとしたまっさらな本とそんな世界があるわたしは どろどろの世界にいてフト 本をめくってみるあたらしい世界である無垢のわたしを誘ってくれる世界であるにほんブログ村 [続きを読む]
  • 雨の日曜
  • 日曜なので、朝、体操の会に行き、帰りいつもの喫茶店でサンドイッチとコーヒー(実においしい)。昨日買った「鎌倉の寺社122を歩く」を読む。著者は実際に寺社を歩いたのである。読者が歩く際に、記憶に残しておくと便利な四つの年号があると言う。1192年 鎌倉幕府成立1199年 源頼朝没1274、1282年 蒙古襲来1333年 鎌倉幕府滅びるである。そのほかにも、京都や奈良と比較した鎌倉の特徴、人口などを著者はわかり易く述べてくれ [続きを読む]
  • 【詩】そんなふう
  • いますごく腹立たしいことがありこのブログに書き綴ったのだがひと息ついて時計をみたらもう11時すぎふっとしずかになって外のとおりをカツカツカツと靴音がして男の人があるいていくそれを聞いたらあ、今日は金曜なんだあたしは たまたま休みだったがこんな夜、どこかで飲み会でもあったかあるいは残業か明らかに男の人の靴音であるそれを聞いたらふっと自分の怒りがばからしくなりあの男の人の方がよほど人生大変であろう、と勝 [続きを読む]
  • 美容院にて
  • きょうは腹が立った。昨日、美容院を予約した。ネットでするときもあるがネットだといつもの人が満杯でこういうとき、直接電話をすると入れてくれたりするので電話をした。そしたらその人が出て、「金曜の5時半ならどうですか」と言うので、遅いなと思ったがまあ、明日は休みだし、と思って予約した。いつも美容院はその人にシャンプー、カットとハーブカラー。それ以外でやってもらったことはない。この6年間ずっとそうだ。もちろ [続きを読む]
  • 【詩】ことり
  • 二階にいると ときどき書くものに夢中になったりしているときふっと下に 父か母がいるような気がするふっと資料に手を伸ばしあ、食事いっしょにしなくちゃとか、あ、階段上ってくるなとか おもって ふっとあ、いないんだ と今さらそれほど ヒトの習性というのは変わらないのだ何十年もそうだったからね今は コトリ、とときどき姪が動く気配がするあまりにちいさくあまりにわたしとかけ離れていたのでつい忘れてしまうことり [続きを読む]
  • 【詩】泥水(でいすい)
  • 今日は あまりに腹が立って何にかというと 自分に腹が立って同時に 自分がかわいそうで昼 食事に出て帰り わざとゆっくり歩いたわたしの今の勤め先は朝は二、三分遅れて来る人もいるのに昼は妙にきっかり正確に皆帰ろうとあせるわたしは舗道で歩を緩めわざとゆっくりもう道にはあまり人もなくべつに周囲の人が憎いわけでもないただ むしょうに腹が立ちどうにでもなったれ、と五分遅れてオフィスに帰った二人、人がいたがこち [続きを読む]
  • 写真の効能
  • 気がせいているときスマホを見ると ちょっとほっとするわたしの撮った六日町の川辺の写真写真だけならあっさりしているが色彩やかなアイコンが並ぶとぴったり。アイコンの後ろを川が流れている向こうに町並みが見えるなにがいいといってこれはわたしが行った町でありわたしが食堂のガラス越しに朝撮った写真でありわたしには そのときの空気も肌寒さもくっきり感じられる、という点である見るたびに行った時の 居た時の すべて [続きを読む]
  • ランプの下で
  • わたしがアメリカにいたときのルームメートはメキシコ人で お父さんが牧師さん一家は敬虔なクリスチャンで彼女はいつも 夜寝る前ベッドに座って聖書を読んでいた長い髪を垂らして。聖書は使い古されふわっと膨らんでいて もう そこら中に線が引かれしおりがはさんであった辛い時 苦しい時 わからない時いつも聖書にあたるのだった彼女の暮らしはバイブルのなか人にけっしてあれこれ言う人ではなかったが世界のすべてが聖書の [続きを読む]
  • 今日の感想
  • 姪がエンエン泣いているまことに、思いがすぐに不安の方に走ってしまうらしいこういうときはどんなアドバイスもほぼ無効である。心理臨床家ならうまくできるだろうかしかし、心理臨床家というのはあやしいもので幾多のこうした人たちに出会ったが理屈や自分の経験やらで有害・無害のアドバイスをくれる。鈍感な人だと、こちらの言うことがほぼ通じない・・・。自分が旧友たちに姪のことを話したときいろんなありがたいアドバイスを [続きを読む]
  • 日曜・今日したこと
  • 三時頃、疲れて一寝入りしようかとフトンに横になった。と、ついでについスマホに手が伸びた。人のブログを見ていたらその会社のブログのランクが高い順にリストがあって、タイトルに惹かれてつい、次々に見てしまったのがある。それは、どこかの主婦の人が、学校のPTAの人たちとの付き合いや夫や夫の家族との付き合い、あるいは近所の人たちのやりとりをほぼ毎日つづっているものであった。読みだすとこれが週刊誌的関心というの [続きを読む]
  • 魚屋のあんちゃん
  • 駅前に魚屋がある。以前は安く沢山買う客用であったが、今は少量ずつ皿盛りもしてあり、なんとつくってくれる。以前はぜったいしていなかったことだ。そこにわたしが中学ぐらいから勤めている男の人がいる。むかしと同じく坊主刈り。他の店員と同じく寒い時でも、ゴムの黒い前掛けをかけて両手を真っ赤にして魚をつかんでいる。おそらく中学を卒業してすぐに入ったのではないかな、わたしが中三ぐらいからいる、ということは。この [続きを読む]
  • グワカモレ、ブリトス
  • 実践ビジネス英語で、ニューヨークのベッドフォード・スタイブスンという地区が昔は黒人、ヒスパニックの住む地域であったが最近はgentrificationというのが進んで、「高級化」しているのだという。アーティストや今風のシックな暮らしを望むビジネスマンが住む地域に変貌しているのだそうだ。デザイナー・カフェなんかもできている。食べ物もそうで、guacamole, burritoなんかも、高級化している、という。というところで、このグ [続きを読む]
  • 「シェルブールの雨傘」ほか
  • 先週は、やはりプレミアムシアターを録画した映画、「シェルブールの雨傘」「デイジー・ミラー」「ニューシネマパラダイス」を見た。まったく別々の映画なので比べようもないのだが、自分としては「シェルブールの雨傘」が良かったかなあ。セリフが全部歌なのは、慣れるまでぴっくり。ストーリーがとても単純なのが好きである。それと、カラフルな傘が置いてある傘屋さんが好き。ギイとジュヌヴィエーヴが別れる晩に一夜を共にする [続きを読む]
  • 本について
  • たった今、図書館に本を予約した。今読みかけなのは、五木寛之の「親鸞」と「老いない体をつくる中国医学入門」なのである。それでスマホの「らじるらじる」の「聴き逃し」で著者のインタビューから知った「物語を忘れた外国語」という本が読みたくて地元の図書館のページで検索したら誰も借りていなかったので、それ、とばかりに予約した。ありがたいものだ。新刊がすぐ借りられる。新聞の書評欄に出たり、テレビで取り上げられた [続きを読む]
  • 「お茶漬けの味」感想
  • 本日、前に録画しておいた小津安二郎の「お茶漬けの味」を見た。見るとやめられないぞ、と思いながら見て、やはり最後まで見てしまった。以前に「いいなー」と思った映画のひとつであったが、二度見るとまた味わいが違ってすごく、いい。ぼうっとしているような旦那(佐分利信)に、いつもきりきりしているような一流社会(?)の奥さま(木暮実千代)。セリフも、「そこまで言うか」というのを言わせる。たとえば、姪にお見合いを強硬に [続きを読む]
  • 楽しい夢
  • むかし こんなふうな暮らし、いいなと思ったことがあったたとえばちいさなダンゴ虫みたいな一人乗りの車乗り回してそれは 郊外。アメリカみたいなところベレー帽かぶり履きやすい靴をはいてプップーとあちこち買い物にでかけたり帰ってくると古いアトリエみたいなところで仕事をする。あるいは北京の胡同古い路地で長い髪すこし前にかかって近所のおばさんおじさんたちの中に入っているけっしておしゃべりする訳でないただ 竹の [続きを読む]
  • 朝霧の壁紙
  • スマホの壁紙を変えたこれまでワンちゃんの顔であった急に 景色になった川が流れているその向こうは土手でその上に平たく何軒もの家が並んでいる家の前には青い車川はすこし濁って波しぶきをたてているわたしが十日町で泊まったホテルの窓から写したものとおく山並みには朝霧がかかっている壁紙の隅にはドキュメントの青いアイコンがひとつだから 車の青と符合しているまるで川の流れが聞こえるようである朝霧が口の中へ流れてく [続きを読む]
  • Sさんと会う
  • きのうは友達と会った前の職場で後輩だった女性であるなかなか気さくで明るく それでいて基盤にあったかさがあって一年にいっぺん会いましょう、ということになって三年目である彼女は既成のやり方にとらわれるのでなくなにをするにでもまるで大工さんのごとく トントンカチカチ自分の手足を使ってする今は仕事を辞め、子供は小学一年生昨年会った時は「近所の幼稚園が満杯で、唯一空いていた遠くのスポーツ幼稚園に子供を入れた [続きを読む]
  • 朝、郵便箱を見ようと玄関を開けたら裏のうちのおばさんが庭でなにか仕事をしていたうつむき加減で ちょっと太ったおばさん顔が翳ってくらい。それを打ち消すような日射し!ヒトも動物なので光からエネルギーをもらうのである郵便箱のふたを開けながらまことに 夜現れたもつれた黒い糸の塊が溶けて消えていく動かなくては。 [続きを読む]