こう さん プロフィール

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こうさん: こう・ストーリーズ
ハンドル名こう さん
ブログタイトルこう・ストーリーズ
ブログURLhttps://kohnakasug.exblog.jp/
サイト紹介文詩を書くのが好き。むかしの日本映画が好き。自然とひとりの暮らしをつづります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供203回 / 365日(平均3.9回/週) - 参加 2017/01/29 19:01

こう さんのブログ記事

  • 安心感
  • いま勤めているところのある場所と東京とは 空気が違う気がしている人に「空気が違う」と言ったらそうだよね、と当たり前の顔をされたがその違いというのは、たとえば東京に出る人と人のあいだに もわっと固い綿菓子のようなものがあっていくら人がいても人と人のあいだは その綿菓子に包まれているので衝突を感じない新宿のような人ごみでも。ところが、今通っている街は港町で 空気も多少きれい風も吹く人も東京よりは密度が [続きを読む]
  • わたしの努力
  • 小さい頃から運動は苦手でも近所の子供たちと駆け回るのは好きだったので、訓練すればどうにかなったかと思うが父母もまったく運動が大切ということも言わなかったのでずうっと体は固かった。自分が練習すれは体は変わるなんて、全く思わなかった。しかし、この二年会の末尾ながら 真向法体操を続けてきて相変わらず皆のようにはいかないが、脚の裏、つまりももや膝の裏辺りが伸びる様になってきて手の先がつま先まで届くようにな [続きを読む]
  • サイクリング・ロード
  • わたしは職場では どうもぎこちなく 固くなってしまう昔の職場であるとき、電話で「ありがとうございます」といいながら頭を下げていたらしいそしたら部下の女の子がくすくすっと笑って なかすぎさん、電話なのに頭下げて おかしいと言ったあーいつでもそうなっちゃうのよねえ、と思ってなんとも思わなかったらそばにいた上司が 「いいんだよ、頭を下げた方が。誠実だってことなんだから」とつっかかるように言った女の子は黙 [続きを読む]
  • 【詩】時 (とき)
  • ある点と ある点の あいだそこは ひかりが差していてわたしはそのあいだをじゅうじつさせようと気分を変えてみるしかしながらまるで特急のごとくひかりの空間は過ぎてしまいぴゅっと ぴゅっとそしてまた、一日がおわるで、それでまたわたしはある点とある点を区切ってひかりを満たし生きてみるがあっというまに時は過ぎいま、二月でしょう、と言っていると窓のそとは 新緑で 小鳥が鳴いているそんな具合アッと言う間にカレン [続きを読む]
  • 美術館の絵
  • 美術館で良い絵、有名な絵を見てもそんなにいいと思わなくて、わたしは自分ながら絵がわからない人間ではないと思うのだがむかしっから、美術館で名画を見ても感動するということがない・・・。中学の頃、ちかくの市の美術館にムンク展を見に行ったときから数々の美術展へ行ったけれども、大体疲れるだけで次々に現れる絵を「はー、見た見た」とか、「いい色あいだ」ぐらいで、真に感動したということがない。人の頭越しに見たり、 [続きを読む]
  • 【詩】Bus Stop
  • まよなかに「バスいまどこ」のアプリをひらく昼間なら、たいてい どこかしら走っている青線と白線のバスの顔どこにもないだけど つらいとき つかれたときわたしは 真夜中にふっと スマホのバス停印を するいつかは きっとわたしのバスが とことこと真夜中 どっかのバス停とバス停のあいだを走っているのに違いないバスをみつめるのは 信号の点滅ばかり道路はほかに車もなくしずかに 知らん顔をしてバスがひとり走 [続きを読む]
  • 「時代おくれ」
  • 河島英五の歌う「時代遅れ」は、数年前、カラオケで知人が歌ったのではじめてその時歌詞をじっくり聞いたものである。その時は、あらまあ、なんと具体的でダイレクトなちょっと恥ずかしくなるような歌詞だこと、こんな言葉が歌詞になるなんて・・・と思った。作詞はご存知かと思うが阿久悠である。で、この頃寝る前にYou Tubeで聞く歌のひとつになったわけだが改めて、河島英五の声はすごいなあと思う。じぶんの思いを、ここまで感 [続きを読む]
  • Oh, ボーカル教室!
  • ボーカル教室で、ある若くきれいな入ったばかりの先生に習ったことがある。ぴかぴか光る長い髪をしていた。二、三回通っただろうか、ともかく、一度も歌を歌わせず、発声練習のさわりをちょっとやっただけでダメダメと言う。三回目だったか、ひとつかふたつ、音を鳴らしただけで鍵盤を両手でバンッとたたきつけ、あなた、精神的なものがあるんじゃないの、医者にでも見てもらったほうがいいんじゃないのたまたま、私が教えることに [続きを読む]
  • 潔く・・・。
  • 朝、仕事に行く前に、ラジオ体操をする。それと寝る前に真向法体操。あと、休みの日はできるだけ隣の駅まで歩くようにする。それが唯一のわたしの運動である。わたしの好きなブログの作者のひとり、ぴーこさん(「ぴーこのあれこれ」)が、電車に乗り、「もし地震が来たらどうしようかとも思うが、これも自分の責任」というようなことをおっしゃっていて、ずいぶん勇気づけられた。わたしも不整脈とか、足が痛いとかアレコレ出てきて [続きを読む]
  • レジのおばさん
  • 30数年前に、アメリカの大学にいたとき、coffee shopで働いていたおばさんのことをふっと思いだした。小さな大学なので、奥に文房具の売店、手前にテーブルが三つぐらい並んでいて、端にレジがあり、わたしはそこでコーヒーとドーナツを買って、窓際のテーブルでよく食べていた。おばさんはレジにいて、パーマをかけ、黒い大きな目をしていて、ちょっとラテン系の感じ。40代だろうか、口が大きく痩せていた。いつも心配そうな表情 [続きを読む]
  • 文を写す
  • 月に一回行っているエッセイ教室は、講師の先生(元編集長)によれば、「レベルが高い」そうで、とくにこの種の教室にはめずらしく、男性が何人かいる。「男のエッセイ」が読めるというのは実に貴重なのだそうだ。たしかに、男性の書くエッセイは女性のと比べると粗削りで、あまり情緒に流れない。流れるにしても、男らしい感情の発露、という感じがする。男性のみならず、女性も、語彙が豊富だし、今までの経験に根差したエッセイで [続きを読む]
  • 本が読めなかったこと。
  • どうもじぶんは、自分に固まってしまい、人と溶け合うことがあまりないので、世界が広がらない、ひととの関係はなかなか どうしようもないので本を読んで少しでも世界を広げようとしている。本を読むことができない、というのが長年の悩みだったが、ある人にそれは、あまりにも自分の世界だけに固執していて、人を受けつけないからです。あなたは、現実の人との関係でも、人を受けつけないのではないですか、というようなことを言 [続きを読む]
  • 映画「ビューティフル・マインド」
  • 今日は久しぶりに図書館に行って、ラジオ講座を聞いていた。いつも土日は窓際の机がおそらく学生らしき若者でいっぱいだが、今日はすいていた。そしたら気持ちがすうっとして、自由にのびのびとスマホを聞けるのっていいな、と思った。さきほどまで、録画した映画「ビューティフルマインド」を見ていた。実在したノーベル賞を受賞した数学者、ジョン・ナッシュの物語。最初はスパイものかと思って見ていた。あるいは、風変わりな天 [続きを読む]
  • いやにならないといいがな。
  • わたしの中国語とつきあいは面白い。はじめて学び始めたのが18の頃。文革が終わって、日中友好が始まったばかりだった。22で学び終わって、なにも身に付かず、就職してからずうっと「中国語なんてきらいだ」と言ってきた。もちろん、なにも使うこともなかった。それが、前の仕事をやめる二、三年前から急に中国に関心を抱き始め、それはまったく根拠がなかった。それは、高校三年の時に中国語を学べる大学に行きたいと、なんとなく [続きを読む]
  • イングリッシュ・ガーデン
  • 本日は横浜イングリッシュガーデンに行った。わたしはお花には詳しくないし、そんなに知らないのだが、ここは入るなり、「わぁっ」と感動してしまった。小さな感動なのであるが。テレビや映画でEnglish Gardenはよく出てくるので、それなりにイメージはあったけれど、実際にそれらしきものの中に入ると、やっぱり英国だ、と思う。まだバラの季節ではなく、バラはつぼみだった。その他の草花がぎっしりと咲き誇っている。この中をそ [続きを読む]
  • ぱたぱたぱた・・・
  • ぱたぱたぱた、と音がする集中していて、ふっと気づくとわたしの背のうしろからぱたぱたぱた・・・あれ、なんだろう、と立って扉をあけるがしいんとしている。で、また椅子にすわるとぱたぱたぱた・・・ちょっと ぞくっとしたうちにひとりでなくてよかったと思った。ぱたぱたぱたという音は真正面の窓の外からするのだ近所のだれかがなにかをしているのかおそるおそるサッシを開けたら外は 雨街灯が道をてらてらと照らしている向 [続きを読む]
  • ぱたぱたぱた・・・
  • ぱたぱたぱた、と音がする集中していて、ふっと気づくとわたしの背のうしろからぱたぱたぱた・・・あれ、なんだろう、と立って扉をあけるがしいんとしている。で、また椅子にすわるとぱたぱたぱた・・・ちょっと ぞくっとしたうちにひとりでなくてよかったと思った。ぱたぱたぱたという音は真正面の窓の外からするのだ近所のだれかがなにかをしているのかおそるおそる冊子を開けたら外は 雨街灯が道をてらてらと照らしている向か [続きを読む]
  • 世間並みのはなし
  • 「どんな仕事をしても人間関係ってついて回るのよ・・・」と言ったのは70代になる、わたしの先輩であるが、そして彼女は二人ペアでする、賄いの仕事をしているのだがまことにそのとおりである。わたしの仕事の仲間のひとり(たぶん50代)が 今までわりと、話しやすい人、でつきあってきたが最近、ひょっとしたことで烈火のごとく怒るので正直参ってしまった。前にもここに書いたけれど、頼まれた翻訳を見てほしいといったので見て、 [続きを読む]
  • 書直し
  • 小説家の角田光代さんは、文学賞を取ったあと、次の作品を書くときに編集者から幾度も幾度も書直しをさせられたのだという。まだ、彼女がオフィスで勤めていた頃で、昼休みに喫茶店でその編集者と会うと、赤を入れた原稿を渡され、ああだこうだと言われ、ほとんど書直し。それが幾度も幾度も続いたという。しまいに、角田さんは書直しが苦どころか、好きになったのだという。そして最後に編集者は、単行本になった彼女の作品を数冊 [続きを読む]
  • 「バターの溶かし方」by Becky
  • Facebookの友達のひとり、Beckyが、どこかのだれかのサイトを紹介していた。ちなみに、わたしはFacebookというのが怖くて、どこかわからず するとこちらの保存してある写真とか、個人情報とかがまちがって送信されそうであまり使っていない。友達も十人である。ともだち、といってもめったに連絡もしない、ともだち。昨年、ふっと、昔いたアメリカの、唯一の友人だったBeckyがどうしているかと、Facebookで探したらめずらし [続きを読む]
  • 眠る前に聞くYou Tube
  • 寝る前にスマホのYou Tubeの「あとで見る」に保存してあるビデオをつけていつの間に寝てしまう・・・というのが 近頃の習慣。いつもの順番で行くと、陳佳という女性の歌う「別送」(「旅愁」の中国語版)↓河島英五の「時代おくれ」↓西田敏行の「もしもピアノが弾けたなら」↓童謡 一寸法師、大黒さま、金太郎、牛若丸ばかにするなかれ。この「キングの童謡集」はとてもいい。子供が精一杯歌っているその声。楽しい音楽。とくに、 [続きを読む]
  • 会話
  • いつも あわてているのでひとと マトモに会話する、というのをようやっと、最近学んだような気がするひとと マトモに会話するのはなんとなく、話してみる→フィーリングを試す相手の言うことを受け止めるひとと認めつつ話すということがおぼろげながらわかってきたこれはたしかに子ども時代楽しく遊んでいただけでは身に付かなかったことかもしれないあわてていては人とマトモな会話ができないなんとなく、フィーリングを投げか [続きを読む]
  • 私は散歩という目的があって・・・
  • 3/25日付の朝日新聞に、認知症の人が歩き回ることは「徘徊」と呼ばれているが、そう呼ばないで、という記事があった。そのサブタイトルが「私は散歩という目的があって出かけた道がわからず怖かったが家に帰らなければと意識していた」とある。これは、認知症の初期と診断されている男性の言葉だそうだ。実に詩的ではないだろうか。こんなことってあるよね。とくに夢の中で。ワタシハ サンポスルツモリデ デカケタ道ガ ワカラズ [続きを読む]
  • 【詩】かげぼうし
  • ときどき 自分の立っているのが淡い楼閣ではないかと思う波が寄せてくればさらさらと崩れてしまういまいるともだちいまいるしごといまいるおうちいま、考えていることちょっとひとつが崩れればがらがらと三年前はそうだったからねそれにすこしずつまるで糊で貼るようにぴたぴたと重ねてきた でもしょせん もろいものまた はぎとられてまた やせたひとりぼっちの。それで 毎日テレビ見てすくないレシピの料理つくってこころの [続きを読む]
  • 「・・・なのだ」
  • 以前に翻訳の学校に通っていた。そこの先生は、何冊もホラー系の訳書を出していて、当時その一冊がベストセラーになって本屋に平積みになっているくらいの名の知れた人だった。授業はきびしく、ほめるときは言葉は短く、静かに、しかしべたほめ。叱るときは、こけおろしだった。先生からほめられた訳文は、今でもすらすら言えるくらいだが、あるとききつい一言を貰った。わたしの文章に「・・・なのだ」が多いと言うのである。そし [続きを読む]