ken さん プロフィール

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kenさん: こころの赴くままに
ハンドル名ken さん
ブログタイトルこころの赴くままに
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/kishiym
サイト紹介文”今日も楽しく、元気で!!”がモットーです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供52回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2017/02/06 17:12

ken さんのブログ記事

  • 弘法大師と出会う(感想)
  •  空海は774年に讃岐国多度郡屏風浦、現:香川県善通寺市で生まれました。 父は郡司・佐伯直田公=さえきのあたいたぎみ、母は阿刀大足の娘あるいは妹で、幼名を真魚=まお、と言いました。 “弘法大師と出会う”(2016年10月 岩波書店刊 川崎 一洋著)を読みました。 弘法大師空海の歴史的事跡、伝説、美術、書、著作、思想などを、多数の写真とともにわかりやすく解説しています。 誕生日は6月15日とされますが、こ [続きを読む]
  • 司馬江漢 「江戸のダ・ヴィンチ」の型破り人生(感想)
  •  今日ではほとんど知られることのない人物の司馬江漢は、江戸時代の絵師、蘭学者で、浮世絵師の鈴木春重は同一人物です。 稀代の変人として知られ、まさしく江戸のダ・ヴィンチとでも呼ぶべき存在でした。 ”司馬江漢 「江戸のダ・ヴィンチ」の型破り人生”(2018年10月 集英社刊 池内 了著)を読みました。 油絵・銅版画の技法を日本で最初に確立し、地動説を我が国で初めて紹介した科学者で、奇行を繰り返しては人 [続きを読む]
  • いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画(感想)
  •  そこに、いちまいの絵があります。 その絵には、さまざまな記憶が刻み込まれています。 画家の思いが込められています。 ”いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画”(2017年6月 集英社刊 原田 マハ著)を読みました。 アート小説の旗手として自身の作家人生に強い影響を与えた絵画、美術史のなかで大きな転換となった絵画、後世の芸術家に影響を与えた革新的な絵画などを厳選して26点を紹介しています。 それ [続きを読む]
  • 河合継之助−近代日本を先取りした改革者(感想)
  •  河井継之助は、戊辰戦争で新政府軍相手に善戦しつつも非業の死を遂げた悲劇の武士として知られていますが、実は、戊辰戦争に至るまでのその人生はほとんど知られていません。 ”河合継之助−近代日本を先取りした改革者”(2018年3月 日本経済新聞社刊 安藤 優一郎著)を読みました。 権力闘争に狂奔する中央政界の動向から距離を置き、あくまでも長岡藩にとどまって富国強兵に邁進し近代日本を先取りした河合継之助の [続きを読む]
  • 鉄道御普請最初より エドモンド・モレル(感想)
  •  明治5年=1872年と言えば日本はまだ開国間もない頃で、鉄道の技術などは皆無だったと言われています。 明治政府はイギリス公使ハリー・パークスの推薦を受け、セイロン島で鉄道敷設の指揮をしていたエドモンド・モレルを日本に招きました。 モレルは初代鉄道兼電信建築師長に就任し、以後、日本の鉄道建設の指揮に当たり、明治5年に日本で初めて新橋?横浜間に鉄道が開業しました。 ”鉄道御普請最初より エドモンド・モレル” [続きを読む]
  • 日本人は、なぜ富士山が好きか(感想)
  • 標高3776.24 mの富士山は、静岡県(富士宮市、裾野市、富士市、御殿場市、駿東郡小山町)と、山梨県(富士吉田市、南都留郡鳴沢村)に跨る活火山です。 奈良・平安時代から江戸時代に至るまで多くの歌や随筆、絵画によって描かれてきた富士山は、いまや日本美の象徴であり日本人の心の山となっています。 ”日本人は、なぜ富士山が好きか”(2012年9月 祥伝社刊 竹谷 靭負著)を読みました。 日本最高峰の独立峰で優美 [続きを読む]
  • ガンより怖い薬剤耐性菌(感想)
  •  人類はいまふたつの医学上の危機に直面しているそうです。 ひとつはペニシリンなどの抗菌薬が効かない薬剤耐性菌が蔓延し死亡者数が増加していることです。 もうひとつは感染症のみならず、アレルギー、ガン、肥満、ぜんそく、自閉症、生活習慣病、潰瘍性大腸炎などの患者数が増えていることです。 ”ガンより怖い薬剤耐性菌”(2018年6月 集英社刊 三瀬勝利/山内一也著)を読みました。 世界中で薬剤耐性菌が蔓延し [続きを読む]
  • 松井 友閑(感想)
  •  松井友閑は織田信長の法体の側近で、舞の師匠を経て家臣となり、堺代官をつとめながら、将軍足利義昭や上杉・伊達・大友ら大名家、本願寺などのほか、逆心家臣との交渉役として活躍しました。 “松井 友閑”(2018年9月 吉川弘文館房刊 竹本 千鶴著)っを読みました。 戦国時代から安土桃山時代の武将で織田信長の信任篤く政権を支え、堺代官、外交交渉役としても活躍した松井友閑の生涯をたどる初の伝記です。 友閑 [続きを読む]
  • ふしぎな県境−歩ける、またげる、愉しめる(感想)
  •  一般的に県境は、川の上だとか、山の稜線に沿って引かれていることが多いです。 ”ふしぎな県境−歩ける、またげる、愉しめる”(2018年5月 中央公論新社刊 西村 まさゆき著)を読みました。 日本各地の複雑怪奇な県境について、なぜ生まれたのか、実際に何があるのか、地元の人は不便ではないのかなど、県境マニアの著者が全国13ヵ所の県境を検証しています。 川の上や山の稜線に境目か実際にあるわけではなく、よく [続きを読む]
  • 走り続ける力(感想)
  •  2007年にiPS細胞=人工多能性幹細胞の作製に成功したと発表してから、11年になりました。 ”走り続ける力”(2018年7月 毎日新聞出版刊 山中 伸弥著)を読みました。 iPS細胞による再生医療の実現に向け、京大iPS細胞研究所を率い、苦闘する日々を紹介し、ノーベル賞科学者の栄光と挫折を語っています。 iPS細胞技術を一日でも早く患者の皆さんのもとへという思いで、京都大iPS細胞研究所のメンバーや、国内外の研究 [続きを読む]
  • 武田勝頼−試される戦国大名の「器量」(感想)
  •  武田勝頼は諏訪勝頼とも言い、戦国時代から安土桃山時代にかけての甲斐国の戦国大名で、甲斐武田家第20代当主です。 ”武田勝頼−試される戦国大名の「器量」”(2017年9月 平凡社刊 丸島 和洋著)を読みました。 生き残りをかけて信頼が問われた乱世に、偉大な父の跡目を継いで武田氏滅亡への道をたどった勝頼の不運の正体を探り、戦国大名の本質を見ようとしています。 勝頼は、通称は四郎で、当初は諏訪氏=高遠諏 [続きを読む]
  • グアテマラを知るための67章(感想)
  •  グアテマラ共和国は太平洋とカリブ海に面した中央アメリカ北部の共和制国家で、北にメキシコ、北東にベリ−ズ、東にホンジュラス、南東にエルサルバドルと国境を接しています。 地形的には、北緯16度で北と南の二地帯に分け、さらに南部を山岳高原地帯と太平洋海岸地帯の二つに分けると、全体としては三地帯に分けられます。 “グアテマラを知るための67章【第2版】”(2018年7月 明石書房刊 桜井 三枝子編著)を読 [続きを読む]
  • オッペケペー節と明治(感想)
  •  明治20年代は大日本帝国憲法が公布され、最初の総選挙が実施され、最初の議会が開かれました。 議会政治の幕開けであり、ほかにもあらゆる面で日本に近代が訪れていました。 そんな時代に広まり、いまとなっては忘れ去られてしまったオッペケペー節は、誰が作り誰が歌い始めたのでしょうか。 ”オッペケペー節と明治”(2018年1月 文藝春樹秋社刊 永嶺 重敏著)を読みました。 カチューシャの唄やゴンドラの唄と並び [続きを読む]
  • 日本のワインで奇跡を起こす(感想)
  •  中央葡萄酒は、1923年に初代・三澤長太郎氏が勝沼に創業したのが始まりです。 1959年に設立されたのが中央葡萄酒株式会社で、三代目にあたる三澤一雄氏が現在の土台を築き、ワインブランド”グレイス”が誕生しました。 ”日本のワインで奇跡を起こす−山梨のブドウ「甲州」が世界の頂点をつかむまで”(2018年7月 ダイヤモンド社刊 三澤茂計/三澤彩奈著)を読みました。 伝統ワイナリーの夢を継ぎ世界屈指のコンクー [続きを読む]
  • 松永久秀と下剋上−室町の身分秩序を覆す(感想)
  •  室町時代において、社会的に身分の低い者が身分の上位の者を実力で倒す下剋上が起こりました。 応仁の乱によって将軍の権威は失墜し、その無力が暴露するに及んで、守護大名の勃興と荘園制の崩壊を招き、実力がすべてを決定する時代が現出したのです。 ”松永久秀と下剋上−室町の身分秩序を覆す”(2018年6月 平凡社刊 天野 忠幸著)を読みました。 室町時代初めに畿内を支配し室町幕府との折衝などで活躍し権勢を振 [続きを読む]
  • 上杉鷹山と米沢(感想)
  •  上杉鷹山は、1751年に高鍋藩江戸藩邸にて秋月種美の次男として生まれ、幼名は直松、直丸、名は治憲と称しました。 1759年に米沢藩主上杉重定との養子内約により、1760年に重定の世子となり上杉家桜田藩邸へ移りました。 “上杉鷹山と米沢”(2016年3月 吉川弘文館刊 小関 悠一郎著)を読みました。 ”なせば成るなさねば成らぬ何事も成らぬは人のなさぬ成りけり”で知られる、名君・上杉鷹山の思想と行動とゆかりの地 [続きを読む]
  • 筑波常次と食物哲学(感想)
  •  筑波常次さんは、1930年に、東京・代々幡町代々木で侯爵の筑波藤麿の長男として、また山階宮菊麿王の孫として生まれました。 ”筑波常次と食物哲学”(2017年10月 社会評論社刊 田中 英男著)を読みました。 身の回りのものをことごとく緑色で揃え、緑の麗人の異名を持っていた農本主義者・筑波常次の講演録と著者との対話録を中心に様々な回想が綴られています。 山階宮菊麿王は、京都山科の門跡寺院・勧修寺を相続 [続きを読む]
  • 植物はなぜ薬を作るのか(感想)
  •  植物は多種多様な有機化合物を生合成しています。 薬用植物の主たる成分は、 デンプン、イヌリン、脂肪油、タンパク質、蝋、粘液、ゴム樹脂、精油、バルサム樹脂、トリテルペン、ステロイド、サポニン、カウチュック、タンニン、リグナン、リグニン、配糖体、アルカロイド、カルシウム塩などです。 ”植物はなぜ薬を作るのか”(2017年2月 文藝春秋社刊 斎藤 和季著)を読みました。 動かないという選択をした植物は [続きを読む]
  • 105歳、死ねないのも困るのよ(感想)
  •  100歳=センテナリアンは日本では”百寿”と書かれ、”ひゃくじゅ”や”ももじゅ”と読まれ、他にも上寿=じょうじゅや紀寿=きじゅという呼び方もあります。 ”105歳、死ねないのも困るのよ”(2017年10月 幻冬舎刊 篠田 桃紅著)を読みました。 ベストセラーとなった『103歳になってわかったこと』『103歳、ひとりで生きる作法』に続く、105歳のエッセイ集です。 2017年9月の厚生労働省の発表では、100歳以上の [続きを読む]
  • 緒方洪庵(感想)
  •  緒方洪庵は備中に生まれ、はじめ大坂、のちに江戸で蘭学を学びました。 武士の子でしたが、虚弱体質のため医師を目指しました。 天然痘治療に貢献し、日本の近代医学の祖といわれています。 “緒方洪庵”(2016年2月 吉川弘文館刊 梅渓 昇著)を読みました。 近代日本の担い手を育てた蘭学者・緒方洪庵について、蘭医学、適塾、門下生などを紹介しています。 1838年に大坂で蘭学塾、適塾あるいは適々塾を開いて、多 [続きを読む]
  • 朝倉氏と戦国一乗谷(感想)
  •  朝倉氏は但馬国朝倉庄を名字の地とする武士で、南北朝時代に越前守護斯波氏に従って但馬から越前に入りました。 鎌倉時代の初期、朝倉氏と朝倉庄の西隣の八木庄を名字とする八木氏は、鎌倉幕府の御家人に列し、但馬国に大きな勢力を持ちました。 両氏は同族で、但馬の名族日下部氏の一族で、八木氏は鎌倉時代を通じて八木庄の地頭として発展しました。 朝倉庄は後に鎌倉幕府中枢の御家人長井氏が地頭となり、朝倉氏はそれに従 [続きを読む]
  • ひとまず、信じない(感想)
  •  1938年10月30日にアメリカのラジオ番組で放送された”宇宙戦争”は、音楽中継の途中に突如として臨時ニュースとして火星人の侵略が報じられました。 そして、多くの聴取者を恐怖させパニックとなりました。 オーソン・ウェルズが、H.G.ウェルズのSF小説”宇宙戦争”をラジオ番組化したものでした。 この作品は虚構と真実があいまいな状況を作り出すのに、まずは成功したと言えます。 ”ひとまず、信じない”2017年11月 [続きを読む]
  • 上杉憲顕−中世武士選書13(感想)
  •  上杉憲顕=のりあきは南北朝時代の武将で、建武政権崩壊後、足利尊氏・直義に従って各地を転戦しました。 ”上杉憲顕−中世武士選書13”(2012年11月 戎光祥出版刊 久保田 順一著)を読みました。 足利直義の忠臣として南北朝の動乱を生き抜き、足利基氏の近臣として初期鎌倉府を牽引して、関東管領上杉氏の礎を築いた名将・上杉憲顕の生涯を紹介しています。 1336年に上野国守護となり、暦応年間以後、高師冬ととも [続きを読む]