ブーバン さん プロフィール

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ブーバンさん: 各々の理
ハンドル名ブーバン さん
ブログタイトル各々の理
ブログURLhttp://enohbohban.blog.fc2.com/
サイト紹介文下手の横好きの恋愛小説ブログです。よろしくお願いいたします。18禁の内容が含まれる場合があります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供262回 / 365日(平均5.0回/週) - 参加 2017/02/09 21:16

ブーバン さんのブログ記事

  • 更新中止のお知らせ
  • 毎度お世話になっております。いつも拝見いただきまして誠にありがとうございます。さて、一年ずっとつづけて参りましたワタクシの小説ブログでしたが、一年間、まるで客足なく、コメントもなくこれ以上続けていても人の目に触れるのはごく少数。書いていて、こんなに寂しいことはありません。残念ながら途中ではございますが、ここで中止という判断にいたしました。しかし、活躍の場を変えるだけで、小説はこのまま継続して参りま [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(30)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第三十話】 重兵衛の嫁残ったのは和頼、日依姫、勘兵衛の三人。「ふふ。勘兵衛。思わぬところで結婚が決まってよかったですね。」「はぁ、もう、そんなことがあったとは露知らず…。」「吾(わし)とヒヨリだけが苦しんだ形じゃ。もう…お前たちは本当に…。ところで、山吉田の方の報告はどうじゃ。」「あ、はい。それぞれの集落に届けて参りました。川千里のはじまで。」「 [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(29)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第二十九話】 お裁き次の日。早朝から恵光院は、下館の椙澤和重、水神が原の奥田吉継、おつる、そして吉岡勘兵衛を呼ぶ。吉継はさっそく側室に呼ばれたのかと思い、一番上等の着物を羽織り、おつるには見事な衣装を着せる。大館に来てみれば、なにやら物々しく薙刀をもった侍女三人が後ろに控え、中央には小さくなっているお館、和頼。その横に、疲れた顔の日依姫。さらに、 [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(28)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第二十八話】 恫喝さて、家に帰った奥田吉継。妻女のいわとおつるを呼ぶ。「これこれ、つるの縁談が決まったぞ?」「まぁ、あなたも知ってらしたんですか?」ポォっと顔の赤くなるおつる。「うん、出世じゃ。信太郎(ノブタロウ・和頼の小姓)よりも出世出来るぞ?」首をかしげるいわ。「はて…確かに勘兵衛どのは和頼さまの側近ではございますが出世というほどでは…。」「 [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(27)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第二十七話】 和頼に側室を薦めるさて、奥田吉継。向かった先は大館ではなく、下館の高田の屋敷。「和重さま。和重さまぁ。」迎え出るは、和頼の乳母のお中。「おやおや、奥田の…どうしました?」「いえいえ、和重さまはおられますか?」「ああ、少々お待ち下さいませ。お義父様。和重様。水神が原の奥田どのがお見えですぞ〜。」ゆっくりと現れる、椙澤和重。奥田吉継、控 [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(26)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第二十六話】 勘兵衛、重兵衛、山吉田へさて、次の日、和頼は軍師の二宮元治を呼んだ。「元治。秋祭りが終わったら、人藤を征伐するぞ。」「存じておりました。」「そちのことだ。もうすでにやっているとは思うが間者を増員して、人藤の内偵をせよ。」「は。増員いたします。」「ふふ。やはりすでに手を打っておったか。」「御意にございます。人藤が領内、そして左藤が領内 [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(25)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第二十五話】 楽しい夕餉そして、急ぎ館に入り、奥の方にひた走る和頼。奥の扉の前で。「おーい。カメ。おカメちゃん。」申し訳程度に開く奥の扉。「遅うございます。すでに締め切り。またのお楽しみを。」ピシャ!扉の前でグズグズ文句をいう和頼。「ちが!仕事だったんですぅ〜。今まで。じゃぁ、なんですか?仕事の途中で戻って来て今日はヒヨリの部屋に参りたいと言えば [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(24)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第二十四話】 お鶴屋敷の中に入り勘兵衛、「おおい。おつる。おるか?」「むふ!」「なにがおかしいんですか?殿。」「あーいやいや。苦しゅうない。気にするな。」「気にするよ。ホントにもう…。」「むふむふ。」家の奥からトントントンと足音がする。「その声はぁ〜。かんべぇ…。あ…。」並みいる侍たちをみて、固まるおつる。「いらっしゃいませ…。」その器量をみて、 [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(23)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第二十三話】 巡察とやっているうちに、チュゥプウチュゥプウと言いながらちょうどよい加減の二羽の山鳩がでてくる。「焼き鳥じゃぁ、焼き鳥じゃぁ。」と、ソワソワしながら待つ和頼。「おう、カツザ、思い出すのぉ…。皆、前髪を下ろす前に…父の小姓だった折り、吾(わし)とコーシチを山に連れてって、弓矢で山鳩をとって焼いてくれたのぉ…。それをこのメンバーで分けて [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(22)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第二十二話】 山吉田の窮状町の中央に馬場がある。そこに行くと、すでに若武者が勢揃いしてる。勝三郎開口一番、「おいおい。誰も下痢してねーの?オレだけ?馬にゆられてたらアンコでちまうよ…。そしたら勘兵衛舐めろよ?」「それが、カツザ殿のご命令なら。」「バカ。冗談だ。ヤメろ。」七人揃って笑い出す。「さて、殿。今日はどちらへ巡察いたしましょう?」「うん、そ [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(21)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第二十一話】 育ての親玄関先までヒヨリが見送ってくれる。二人して馬小屋に。小屋頭の弥平が用意した新しい馬にまたがって駆け出す。「おうおう、こやつもなかなか良い具合じゃわい。」と言って、勝三郎の屋敷に到着。馬留めに馬をつなぐ。慣れた具合に門に入って、「おい!お中!」「はい…。あああ!金剛丸さま!お館様!」和頼の乳(めのと)のお中(なか)だった。彼女 [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(20)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第二十話】 お館を廃す?ドンドンと奥への扉を叩く。「これ!カメ!お館さまがお見えになったぞぉ〜。戸を…開けろ…。」しかし、開かない奥の扉。「あれぇ?おーい。カメ。おカメ。おカメちゃん。お館さま、お目見えにございます。」シーンとしたままの奥。人気(ひとけ)はあるのだが…。「もしもし?カメさん。おカメさん。お館さま、立ちっぱなしですよ?…いや、そうい [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(19)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第十九話】 悪酔いそして、どんどんと女の話しになってくる。「しかし、とうとうケーゴローも親!これじゃぁ、わしもそろそろ、殿と言わねばなりませんなぁ〜。」「元服の時もそういってたよな?」「まま、今回のはホンキ。明日から殿っていうから。」「ま、期待はしません。」クイっと盃をあおる。「ところで…、勝三郎は、子が三人だろ?」「全員、将来の武士でござる。」 [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(18)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第十八話】 後輩教育「うまいなぁ…芳醇だなぁ…。」「数馬はホントに酒好きだな。」「館の酒はやっぱり、ひと味違うもんね。」といって、隣の和頼に酒をつぐ数馬。「蔵が屋敷内にあるもんなぁ…。」「ところでケーゴロー。」「なんだ。勝三郎。」「明日、七人で遊びに行こうぜ。」「マジか!どこ?川?山?」「いや、馬に乗って、領内巡察。」「なんだ…。」「ん?」「それ [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(17)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第十七話】 悪ガキ集結奥を出てヒヨリを連れて、部屋に戻る和頼。横に侍らせ、資晴の前にドカリと座る。「おー。兄上。お方様とは和解なされましたか?」「見ての通りじゃ。ええい。コーシチ。おめでとうと言え。」畏(かしこ)まって、平伏する幸七郎資晴。「お方様、この度はおめでとうございます。」「ふふふ。ありがとう。コーシチロウ。」そこへ、小姓が取り次ぎにくる [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(16)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第十六話】 奥へ侵入正虎の後ろを見れば、戸倉長時(とぐらながとき)、上村忠兵衛(うえむらちゅうべえ)と、純血の正虎派だ。もう、いやな予感しかしない。しかも、今日のこの場には母、恵光院も、高田の爺、和重もいない。一喝してくれる人がいないので、面倒くさい。「いえ…。お怪我の具合はいかがかなと思いまして、参上つかまつった次第にございます。」「左様か。な [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(15)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第十五話】 叔父、正虎バタバタと進むと客を入れる大間に、座っている三人。無視して通り過ぎようとするが、和頼二度見してしまう。叔父の椙澤正虎だ。ここで椙澤正虎の紹介をしておこう。正虎は、和頼の父、先代資和の弟でとてつもない野心家であった。資和が身罷(みまか)る前の戦、「椙澤、高木、高科連合軍と人藤、左藤連合軍の戦い」である。積年の争いに決着をつけん [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(14)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第十四話】 日依、側室を薦める夏…。和頼の部屋。舎弟の資晴と畳に座って小姓の貞信に大うちわで扇がせていた。和頼と資晴は出来るだけ薄着の格好をして、ふすまを全開にしていた。「いいぞ〜。サダ。」「はい。ありがたき仕合せ。」「おい。コーシチ。コーシチロー。」「はい。兄上。」和頼は寝転がりながら、部屋の外の大木を扇子で指す。「あの木の上で騒いでいる不埒者 [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(13)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第十三話】 初夜「なんで言うんだよ…ヒヨリ…。あ〜、今でもドキドキしてる。」「だって、どっちにしろ言わなきゃならないんだよ?明日恵光院さまが寅の刻に部屋にきて、ケイゴがいたらまた雷落ちるよ?」「はは。そりゃそーだ。でも、まぁ、あの程度で済んで良かったのかな?」「ふふ。ホントにそうだね。」一気に軽くなった部屋で楽しく食事をする二人。「あのさぁ、これ [続きを読む]
  • 謹んで新年のお賀びを申し上げます。
  • あけましておめでとうございます。本年も宜しく申し上げます。さて昨年の暮れに、長きにわたりました「俺はあいつだけには勝ちたい」を完結させることができました。皆さんに読んでいただき誠に嬉しい限りです。そこで、中断しておりました時代恋愛もの「吾は其方と共に居たゐ」を再開しております。こちらの方もご愛顧いただければこれ幸いでございます。皆さんの日々のご健勝をお祈り申し上げ、本年のご挨拶といたします。 [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(12)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第十二話】 夕餉攻防戦館に帰って庭を見る二人。四季折々の花が咲くのでなにかしらの花が咲いている。「おー。これなんて見事じゃ。普段、花なんて見ないからなぁ…。」「そーでしょーね。男だもんね。」「ま〜。普段は馬みたり、こっそり勝三郎たちと釣りに行ったり。狩りにいったり…。」「へー。」小声で「コーシチに身代わりになってもらって、そのスキに高木の館に遊び [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(11)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第十一話】 主君と家臣広い道を進んでゆくと、馬小屋が見えて来る。ニワトリがコッココッコと道を避ける。下男たちの子供たちが広い馬場で相撲を取って遊んでいた。和頼の姿が見えたのであろう、小屋頭(こやがしら)の弥平(やへい)がでてきて一同に挨拶をしてきた。「これはこれは。お館さま!」「うむ。これが、吾(わし)の妻の日依姫じゃ。馬を見たいということで連れ [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(10)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第十話】 時重、馬を拝領すそこに、池の鯉がバラバラと逃げてゆく。底の方に沈んでゆく…。「ほっほっほっほ。楽しそうですな。三人とも。」ドキリとする三人。おそるおそる顔を上げる…。眼光鋭い恵光院の顔。無表情な日依姫。かすかに微笑みを浮かべ上品な顔。おそらく、恵光院に指導されたのであろう。「何をそんなに楽しそうにしてたんですえ?」「いえ、勝三…時重(と [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(9)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第九話】 床上げそれから、幾日か経って。さすがの大けがだ。和頼は十数日療養することになった。日依姫は毎日寝所に訪れ献身に看病した。その甲斐あって、ようやく床上げが叶い、資晴とともに、庭の池を見つめていた…。「しっかし、背中に二発、足に一発の棒手裏剣を受けて復活とは兄上も死にぞこないですなぁ。」「バカ。なんちゅうことを…。」「しかし、解せぬのは背中 [続きを読む]
  • 吾は其方と共に居たゐ(8)
  • 吾は其方と共に居たゐ(わしはそなたとともにいたい)【第八話】 輔綱の怒り「名残は…つきましたか?お二人とも。」源四郎が声をかける。突然、バラバラと大雨に変わる。ざわざわと突風で木々がゆれている。いつもの源四郎なら聞こえたのであろう。馬蹄の音が。しかし、この風雨の音で気付かなかった。「がっ??」源四郎の背中に激痛が走る。何が起きたか分からない。見ると、背中に矢が突き刺さっている。左右の二人もいつの間 [続きを読む]