plumeria さん プロフィール

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plumeriaさん: Pas de Quatre
ハンドル名plumeria さん
ブログタイトルPas de Quatre
ブログURLhttp://pasd124.blog.fc2.com/
サイト紹介文花より男子の二次小説サイトになります。特に類と 総二郎が大好きですべてハッピーエンドなります。
自由文読むだけでもの足らず、とうとう自分で書いてしまいました。自己満足の表現不足とは思いますが、楽しんでいただけたらと思います。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供971回 / 365日(平均18.6回/週) - 参加 2017/02/11 19:32

plumeria さんのブログ記事

  • 隣の部屋の彼 (156)
  • ヴァイオリンソナタを弾き終わった頃、自分の身体が凄く熱くなってるのはわかっていた。でも、そのせいなのかむしろ力が入らなくて不思議と指が軽い・・・おかげで何回か音を飛ばしたり外したりしたけど大きな影響は出なかったみたいでホッとした。1番怖かったソナタが終わって、その上こんなに沢山の拍手をもらえて嬉しかった。類にも笑顔がある・・・私のミスに気が付いてるから軽くウィンクなんてして「気にすんな!」って言ってくれ [続きを読む]
  • Stop Motion・62
  • 目が覚めたら西門さんが目の前にいた・・・他に誰もいなくて西門さんだけが心配そうに私の横にいてくれたからすごく嬉しかった。だけど・・・頭がぼーっとしててよく思い出せない。西門さんに電話して声、聞いたっけ?ここで手術するとか話したっけ?ううん・・・話してないよね?・・・それなのになんでここにいるの?聞けばやっぱり私とは話していなかった・・・どうやら電話を折り返したら竹本さんが出て説明したみたいだった。「いつから具合 [続きを読む]
  • 忘れられた約束(7)
  • 夕方近くなっても震えが止まらない牧野は海が見える部屋のカウチに座ってずっと膝の中に顔を埋めていた。身体中にある小さな傷の手当てを済ませて俺も隣に座り、その震えを止めてやりたくて抱き締めてやる。しばらく俺の胸に顔を埋めていたら啜り泣く声が聞こえる・・・その髪を撫でながら小さな肩をまた引き寄せた。「もう大丈夫だから泣き止めよ。それよりも予定より早くここを出ないか?せっかくだからのんびりしようと思ったけど [続きを読む]
  • 隣の部屋の彼 (155)
  • 2人で礼をして定位置についたとき、牧野が少しだけ驚いた顔をした。それは俺の後ろ側・・・何があるんだろうと思って俺も牧野の視線と同じ方を見たけどそこにはカーテン以外の何もなかった。牧野の方を見直したら今度は笑いながら準備をしてる。本番でこんなに大勢の前なのに、牧野のその余裕は何だろうって不思議だった。でもこれが彼女の強さなのかもしれない。あれだけ辛くて苦しかったのに、それを最後には喜びに変えることが出 [続きを読む]
  • Stop Motion・61
  • 夜中なのにナースステーションに無理を言って牧野を特別室に移動させた。「西門」って名前はこんな時には便利がよくて、渋っていた看護師長も最終的には聞き入れてくれて、俺は牧野について特別室に入っていた。時間はもう10時・・・始発で京都に戻らなきゃいけないからそれまではこの部屋で過ごすことにした。看護師が持ってきたのは入院に関する必要書類と誓約書。手術承諾書に身元引受人の書類。「本日は手術当日ですし、私たち [続きを読む]
  • 隣の部屋の彼 (154)
  • 「こちらのお部屋でお待ちでございます」「ありがとう」2階の1番奥の部屋に向かうとそのドアの前で秘書の男性はその場を離れた。俺だけで入れ、と言うことだと理解し、ノックをした後でドアを開けた。そこに牧野はヴァイオリンを抱えたまま何故か窓に向かって立っていて、俺が入ると驚いたような顔をした。「待たせたね。今から俺達の時間だって。迎えに来たよ」「うん、わかった」「気分はどう?落ち着いてる?」「・・・どうかな [続きを読む]
  • Stop Motion・60
  • 牧野がこいつの部屋に行っただなんて信じられなかった。男の部屋に・・・しかも1度食事に誘われて近寄ってきた男なのに!あの馬鹿・・・また上手く断れなかったのか!「それに俺が部屋を訪れたこと、伝えなかったんだな。ついでに返事を聞こうと思ったのに・・・でも部屋まで来てくれたんだから俺を選んでくれるって事かもな。西門なんて堅苦しくて面倒なだけだし、それがわかったんじゃないのか?」「牧野が何か言ったのか」「別に何も? [続きを読む]
  • 忘れられた約束(6)
  • 理由はわからないけど山の中に置いて行かれた・・・それはどうやら間違いなさそうだった。だから勘で登ってきたと思う方向に歩いて行った。草が多くて足元がわかりにくい。背の低い木もあれば大きな木が鬱蒼としてるし、茶色と緑色しか見えなくて方向感覚がわからなくなる。でも、そんなに高い山でもなかったから下っていけば道に出られるだろうと汗をかきながら草を掻き分けて前に進んだ。何処かで知らない鳥の鳴き声がする・・・何かが [続きを読む]
  • 隣の部屋の彼 (153)
  • パーティーが始まった。今回も関連会社を含めた幹部だけとはいいながら150人近い招待客が顔を揃え、この屋敷の大広間を埋め尽くしていた。そこにローラン会長を先頭に社長夫妻と、少し離れてうちの両親が大きな拍手の中会場入りをする。車椅子を押しているアリスとその横に立つ俺に向かって、各社広報担当者から眩しいほどのフラッシュが浴びせられた。もしかしたらこれが1番の話題なのかと勘違いするほどの騒ぎようだ。そして [続きを読む]
  • Stop Motion・59
  • 「この男性達全員が恋してる特別な人ですわ・・・って、私がお話ししたんです。そしたらそこに写ってる西門さんを指さして・・・この男はって聞いたから茶道の西門流の次期家元ですわって答えました。何故かそこを凄く聞いてくるので気になってました」 ここでエレベーターは6階に着いたが先に桜子の話を聞くことにした。気持ちは焦ったが手術は終わってると言われた・・・病棟に入ったんなら問題なく終わったと言う事だから。ナースステー [続きを読む]
  • 『瞳の中の青空』 〜空色様より頂き物??〜類つく
  • 皆様、こんにちは〜?plumeriaでございます。+゚。*(*´∀`*)*。゚+突然ですが、わたくし先輩にお強請りして・・・なんとっ!またまたお話をいただきましたぁ?今日のお話は『空色の時間』・空色様のお話です〜?書き手になる前に空色様のお話を他の作家様のお部屋で読ませていただいたのですが、その時にすごく可愛らしいお話を書く方だなぁって憧れたんですよね。でも、内気だったので(笑)空色様のお部屋に行くことが出来ず・・・。昨年 [続きを読む]
  • 隣の部屋の彼 (152)
  • 「・・・パーティー、もうすぐ始まっちゃう」時計を見たら2時20分・・・2時半から開始だと言ってたから類達はそろそろ会場に向かうんだろうか。本当に誰も来ない控え室でソワソワしながら待っていたらドアをノックされた。ビクッとしたけど小さな声で「マキノ様・・・」そう聞こえたので急いでドアを開けた。立っていたのはさっきの秘書の男性で、全員が会場に入ったから急いで2階に行くと言われた。「それでは今から裏側の階段から2 [続きを読む]
  • Stop Motion・58
  • <side竹本>「お疲れ様でした。病棟に連絡します」「あぁ、お疲れさん・・・家族への連絡がまだだったな」「はい。患者さんが麻酔から覚めたらナースステーションの方で処理しますから」つくしちゃんの手術は終わった・・・腹膜炎に至ってなかったから体へのダメージがより少ない腹腔鏡下手術で、時間も通常通り80分。傷跡も残りにくいし回復が早い。抜糸がないから4〜5日間で退院可能だろう。時計を見たら西門と話してから2時間・・・ [続きを読む]
  • 忘れられた約束(5)
  • 「・・・これはどういう事ですか?渚沙・・・子供の時の?」家の中に入って見せられたのは渚沙の位牌だった。この島独特の祭壇のようなところに子供の時の渚沙の写真と位牌・・・それは今から10年前の写真なのだと父親が話し始めた。「あれは渚沙が7歳の時の事です。美作の皆さんがここからお帰りになるときに渚沙が付いて行ったと思うんですわ。その時、1年後にまた来ると言われたそうですね」「そうだったかな・・・申し訳ない、覚えては [続きを読む]
  • 隣の部屋の彼 (151)
  • アリスの部屋をノックしたら中から可愛らしい声で返事があり、ドアを開けて入った。そこにはジルベールもいて椅子に座ったアリスは今日も美しく着飾っていた。俺が来るまで2人で・・・なんてことを思わせるほど2人共が赤い顔。それが面白くて噴き出すとジルベールの方が少し彼女から離れていった。「あぁ!ごめん・・・いいよ。俺よりもあなたが近い方がアリスも嬉しいんだから。遠慮しないで隣へどうぞ」「ま、まぁっ!ルイ様ったら! [続きを読む]
  • Stop Motion・57
  • <side竹本>「最近、頻繁に腹痛を訴えてる。その痛みが出たり引いたりを繰り返すのと、その場所から虫垂炎だと思われる。大至急血液検査!画像診断をするから先にそっちに運んでくれ!」「わかりました!」「痛みが酷くて1人では歩行困難だ!もしかしたら腹膜炎を起こしてるかもしれない。どちらにしてもオペ室の準備とスタッフを揃えさせろ!」「第5オペ室が空いてます!そこで準備します!」まさかここまで我慢してるとは思わ [続きを読む]
  • さらば、扇風機 〜扇風機は見た!〜続編
  • 皆様、こんにちは!plumeriaでございます。突然ですが、夏の総類イベントで書きました「扇風機は見た!」の続編をアップいたします。「扇風機は見た!」は総二郎SSにございますので、まだお読みでない方はそちらもどうぞ?巫山戯た内容で申し訳ございませんが、これも暑すぎた夏の産物でございます。お許しくださいませ。゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。ヴィーン ヴィーン ヴィーン・・・「大丈夫か?つくし・・・水 [続きを読む]
  • 隣の部屋の彼 (150)
  • ローラン会長が寄越した車には会長の秘書が同乗していてこれからのことを説明してくれた。「これよりベルサイユに向かいますので、お屋敷に着きましたらハナザワ様は正面で降りて下さい。そのまま入っていただけたらおそらくアリス様のところにご案内があると思います。会長はリサイタルについてはまだどなたにもお話になっていないのでその時間になるまでは内密に・・・とのことでございます」「牧野は?」「マキノ様は申し訳ござい [続きを読む]
  • Stop Motion・56
  • お腹が痛くて踞っていたけど竹本さんの声だけは微かに聞こえた。「23階から救急患者を搬送する!大至急エレベーターのトランクを開けてストレッチャーが入るようにしてくれ!」それが誰に、何の電話なのかわからない・・・私はもう動くことが出来なかったから。どんどん痛みが強くなって汗が流れる。エプロンの裾を握りしめて嫌みを堪えたけどもう限界・・・このまま死んじゃうかと思うぐらい右側のお腹が痛かった。「つくしちゃん、荷 [続きを読む]
  • 忘れられた約束(4)
  • 「ヨウシュヤマゴボウ・・・そんなものを口にしたんですか?」「この症状とあんたから聞いた話だとそうだと思うよ。幸いそこまで酷い症状じゃないから胃の洗浄をして少し休めば回復してくるだろうからしばらく寝かせておきなさい」この島で1番大きな病院で、ドクターに言われた言葉に驚いた。ヨウシュヤマゴボウという植物による中毒らしい。根と種子に毒を持ち、嘔吐や下痢、中神経麻痺、痙攣、呼吸障害・・・心臓麻痺、昏睡そして最悪 [続きを読む]
  • 隣の部屋の彼 (149)
  • 目が覚めたのは2人同時だった。類の腕が私の身体を包んでて、少し顔を上げたらおでこにキスされた。今日の誕生日パーティーはお昼から・・・まだ、急いで起きなくてもいいなんて類は言いながら私を抱き締める。「でも、ちゃんと朝ご飯食べて体調整えなきゃ・・・お腹が空いて力が出なかったら後悔するよ?」「あはは!そんな事考えるの牧野だけだよ。こんな時はお腹空いたかどうかなんて忘れてるよ」「えぇ〜!そうかなぁ・・・ピアノの前 [続きを読む]
  • Stop Motion・55
  • 私の目の前に立ってる竹本さんはニコニコと笑って何故か嬉しそう・・・だけど、私はその笑顔に戸惑ったままドアを持っていた。「えっと・・・何か用ですか?私、今から晩ご飯の支度を・・・」「あぁ、そうだよね。西門くん、いるの?」「西門さん?いいえ、今日はいませんけど?」「そうなんだね。じゃあ・・・頼みがあるんだけど」「頼み?私に?」ここでも爽やかな笑顔・・・何でこの人に彼女がいないんだろうって思うぐらい格好いいのに、なん [続きを読む]
  • 隣の部屋の彼 (148)
  • その日の夕食は類が面白いものを手配してくれていた。勿論日本でもあるけど料理のデリバリー・・・しかもお寿司!ネットでデリバリーサービスを申し込んだら、それに応えてくれるレストランを見つけてくれて自転車で30分以内に運んでくれるらしい。ピザなんかの軽食は勿論、フレンチのフルコースに近い豪華なものまで頼めるし、和食や中華なんかもレストランが受けてくれたら配達可能なんだとか。そのお寿司が届いて中を見たら想像 [続きを読む]
  • Stop Motion・54
  • どうして毎回自分で自分をはぐらかすような言葉を出してしまうのか・・・なんで素直にあいつに伝えられないのかがわからねぇ。演技でならいくらでも甘い言葉が出るのに、同じ甘い言葉を牧野に出しても歯止めを掛けてる自分がいる。こいつを逃がしたくないから・・・いきなり無茶なことをして俺の前からいなくなるのが怖いから?そんな女々しい感情がこの俺の中にあるんだろうか。それを認めたくなくて自分で強がってんのか?考え事をして [続きを読む]
  • 忘れられた約束(3)
  • バスルームを出て私たちは無言でリビングに戻った。何が起きたのかわからないし誰がやったのかもわからないしで神経質な美作さんはずっと機嫌が悪かった。薄気味悪い石は別荘から離れたところに投げ捨てに行って廊下の窓には鍵を掛けた。人なんて入ってこられないし風通しの関係で開けておきたかったけど、1度こんなことがあったら美作さんの警戒レベルはグンと引き上がる。「牧野・・・美作の人間がここに来たらやっぱり嫌だよな」 [続きを読む]