plumeria さん プロフィール

  •  
plumeriaさん: Pas de Quatre
ハンドル名plumeria さん
ブログタイトルPas de Quatre
ブログURLhttp://pasd124.blog.fc2.com/
サイト紹介文花より男子の二次小説サイトになります。特に類と 総二郎が大好きですべてハッピーエンドなります。
自由文読むだけでもの足らず、とうとう自分で書いてしまいました。自己満足の表現不足とは思いますが、楽しんでいただけたらと思います。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供968回 / 365日(平均18.6回/週) - 参加 2017/02/11 19:32

plumeria さんのブログ記事

  • 嘘つきは恋の始まり(15)
  • 「それなら俺の部屋に来る?昨日みたいに」「いいの?邪魔じゃないの?」しゅんとしてた顔が急に上に伸びてきて俺の目の前に・・・「いいよ、おいで」って言うと、俺よりも先に俺の部屋に飛び込んで行った。女の子ってみんなあんな感じ?さっきまでと今が全然違う・・・急にコロコロと変わるものなの?よくわかんないけど俺が彼女の部屋のドアを閉めて自分の部屋に戻った。牧野はソファーに座って俺の方を見て頬を赤くしてた。指を絡ませ [続きを読む]
  • Set in Motion・50
  • 今年の大晦日は西門で過ごした。総二郎は牧野家での最後の大晦日になるかもしれないから実家に戻れって言ったけど、パパとママに言ったら食べるものがギリギリだから帰ってくるなって・・・そんなことは内緒だけど、西門に残ると言えば凄く喜んでた。ちょっと・・・複雑だけど。「大晦日は家元自らが家族に茶を点てる除夜釜ってので始まるんだ。これに参加するのは身内と内弟子の数人だけ。今日の夕方には兄貴も帰ってくるんだってさ。弟 [続きを読む]
  • 嘘つきは恋の始まり (14)
  • 類の家が用意してくれた私の部屋で1人、ポツンと座っていた。確かに可愛らしくてワクワク、ウキウキする部屋。今まで田舎の和室暮らしだったからこんなお姫さまみたいな部屋は初めて・・・しかもたった1日でここまで準備出来るだなんてどんな家なんだろう。この部屋には可愛らしい机もあって、そこにはノートパソコンが置いてあった。「これ、使ってもいいのかしら・・・」開いて電源を入れてみたら画面が表示され、触ってみるともうすぐ [続きを読む]
  • Set in Motion・49
  • 「本日で宗家及び茶道教室の年内の稽古は終了、各支部も仕事納めでございます。お家元と家元夫人、総二郎様は挨拶回りにお出掛けになります。牧野さんは私について本邸のお正月準備に加わっていただきます」12月28日の朝、総二郎と本邸に戻ったら私だけが志乃さんに呼ばれてこう言われた。所謂、大掃除のようなもの?それともおせちの準備?これだけ広いお屋敷のお正月準備だなんてどうしたらいいんだろうって首を捻っていたら、総 [続きを読む]
  • 遠回りして帰ろう(6)
  • 4月になって私は社会人としての生活をスタートさせた。会社は花沢物産や美作商事があるような都心じゃなくて、その反対側・・・ほんの少し寂れた街にある小さな会社だった。その方が良かったから自分でそこを選んだ。もしも花沢物産に近い会社に決まっていたら彼に偶然会うかもしれない。花沢類が大企業の後継者だって今まで以上に感じてしまうかもしれないし、噂話を聞くかもしれない。偶然何処かで綺麗な人を連れてる彼を見てしま [続きを読む]
  • 嘘つきは恋の始まり (13)
  • 「あっ、類、お帰りなさーい!」「・・・ただいま」「ワンワン!」「ワンワンワン!!」俺に気がついた牧野が寝っ転がっていた芝生から起き上がって、2匹はすごい勢いで俺に向かって走ってきた。そう・・・この子達は俺の犬でショコラとクレム。牧野はさっきなんて呼んだ?もう1度奥の芝生を見たら牧野がスカートをパンパンはたきながら立ち上がった。確かに遊んでやってとは言ったけど、まさか1日中庭にいたとか言わないでよね?なん [続きを読む]
  • Set in Motion・48
  • 9時になった・・・そろそろ総二郎が帰ってくる時間だ。急いでツリーのスイッチを入れて、料理を温める。もうテーブルに並べていいものは出して、ワイングラスも2つ。ケーキの仕上げにフルーツを乗せて、スープの湯気がたってきたら火を弱める。すぐに食べられるように支度を進めていたら、9時をほんの少し回ってインターホンが鳴った。自分でもカードキーで開けて入れるのに私がいるときは出迎えて欲しいっていう彼の我儘を聞いて [続きを読む]
  • 嘘つきは恋の始まり (12)
  • 類がお屋敷を出て行ったあと、加代さんに教えてもらって庭の隅にある犬舎に向かった。そこには大きな犬が2匹・・・黒い方がフラットコーテッドレトリーバーで白い方がボルゾイ・・・だよね?そこに近寄ろうとしたら加代さんが飛んで来て慌てて私に「下がるように」と声をかけてきた。「牧野様、いけません!少しお待ち下さいませ。その子達は類様にしか懐いていないので急に近寄るのは危険です!」「でも類はこの子達は大人しいから大丈 [続きを読む]
  • Set in Motion・47
  • 九頭竜会長にも認められてつくしの周辺はガッチリ固めることが出来た。予定通り初釜では内々でのつくしの紹介、そして記者会見の日にちが1月31日と決まった。なんか見覚えのある日付・・・2人で顔をあわせて眉を顰めたが、司はもうアメリカだ。これを聞いて怒鳴り込むこともないだろうと忘れることにした。「初釜って言うのは新年に初めて釜をかけること、その時に行う茶会のことだ。まぁ、茶道の世界では新年会って意味だけど、 [続きを読む]
  • 遠回りして帰ろう(5)
  • 3月の終わり、花沢類のお誕生日がくる。毎年花沢家では盛大にお祝いするからこの日には類と会うことは出来ない・・・それは学生時代から知ってるから気にはしない。でも、これが最後のお誕生日のお祝いになるかもしれないから少しでも一緒にいる時間が欲しかった。プレゼント、なんにしようかな・・・って考えるけど全然思いつかない。なんでも持ってるし、聞いたら毎年何も要らないって言うし・・・。だから去年もおととしも小さなケーキ [続きを読む]
  • 嘘つきは恋の始まり (11)
  • 「いいじゃん、そんなに泣かなくても。何もつけてなかったわけじゃないんだから」「そういう問題じゃないわよっ!だからバスローブなんてイヤだったのよ!」「そんなこと言わなかったじゃん。パジャマが良かったなら今度からパジャマを用意させるよ」「・・・そっちのがいい」朝っぱらから類にクリームイエローのフリル付きブラを披露して、しかもそれを真顔で見られても彼には動揺の色すら感じられず・・・昨日から自分に自信が持てない [続きを読む]
  • Set in Motion・46
  • つくしの両親との顔合わせを済ませ、月代の大伯母様とも上手くやれそうだ。次は後援会の連中につくしを紹介していくという話になり、それは年が明けてからすぐに行われる初釜の時期にする事にした。その時には地方の各支部長や後援会幹部が一同に集まる。つくしの紹介には持って来いだが、その前に後援会の九頭竜会長の了解を得る必要があると親父に言われ、こともあろうか俺の誕生日にそのための茶会を開くことになった。「だから [続きを読む]
  • 嘘つきは恋の始まり (10)
  • シャワーを済ませて、言われた通りにピンク色のバスローブを羽織って部屋に戻った。凄く・・・恥ずかしいんだけど。寝間着みたいに下までないのね。膝丈・・・少し動いたら見えるんじゃないの?類は白いバスローブ・・・それを着てベッドの上に寝転んでパソコンを触っていた。「類・・・お仕事してるの?」「ん?少しだけね。明日の会議資料を・・・」「ふぅん・・・」傍に行って邪魔しちゃいけないと思って、1つしかないソファーに座ってぼんやりし [続きを読む]
  • Set in Motion・45
  • 立礼式ってのは机と椅子を使って茶を喫する方法で、これを屋外で行うと野点という形になる。高齢の客や外国人など正座しにくい人の場合はよく使われるものだ。今日はその中でも亭主は通常通りの畳の座で、客座だけが掘られて座れるようになっている腰掛け式という茶室を使って茶を点てる。つくしの両親には俺が、月代の大叔母様とうちの両親にはつくしが点てることにして皆を茶室に案内した。本来は茶懐石を伴う「茶事」がよかった [続きを読む]
  • 遠回りして帰ろう(4)
  • 3月1日、牧野の英徳大学卒業式。この日は会社を休んでプロムナードが行われる会場に出向いた。別に来て欲しいなんて言われた訳じゃないけど、多分牧野は誰にもパートナーなんて頼まないで、ドレスだって着ないでスーツのままそこに1人でいるだろうから。少し前に聞いたら両親も仕事で東京まで来ないって言ってた。今日みたいな日に牧野はずっと1人なんだろう・・・それだけはさせたくなかった。卒業式が終わってプロム会場の中、 [続きを読む]
  • 嘘つきは恋の始まり (9)
  • 類の部屋に戻ったら、さっきと違うのは女性ものの着替えが置いてあるってこと。それ以外はなにも変わっていなかった。で・・・類と同じベッドで寝ろと?それはいくら私が田舎者でも男性とそ・・・そんなコトするのは本物の彼女だって事ぐらいわかるわよ!目の前のソファーの寝心地を確かめたけど、よく考えたら彼の自室ですもの、長いソファーがあるわけじゃなし。ましてやベッドに早変わりするタイプでもなし!座って寝たことはないけど [続きを読む]
  • Set in Motion・44
  • 桔梗の間・・・控え室とはいえ一般家庭の和室に比べたら極上の部屋。12畳しかないけど広縁があって西門の日本庭園が見えるし、2畳分ほどの幅のある床の間には国宝級の花器と掛け軸・・・天然杢黒檀の座卓にまで陶器のお皿に水を入れてお花を浮かばせてる。パパもママもよくまぁ顔が動くこと・・・隅から隅まで見回して落ち着きがない。これで本当に総二郎のお茶をいただくの?それが想像できなくて私の方がその場に倒れそうだった。いや [続きを読む]
  • 嘘つきは恋の始まり (8)
  • 「あのさ、知ってると思うんだけど、ここ俺の部屋でしょ?誰にも断わらずに着替えるでしょ、普通」「で、でも!女性の前でいきなり脱ぐなんて・・・ひと言言ってくれてもいいじゃない?」「着替えるよーって?そんなの言わないよ。男の着替えなんて隠さなくても問題ないと思うんだけど。牧野のお父さん達、隠れてたの?」「ううん、突然脱いでた・・・いや!家族と他の人は違うし!」この会話の最中も俺の着替えは進んでる。牧野は取り敢 [続きを読む]
  • Set in Motion・43
  • 次の日、午前中は私が立ち上がることも出来なかったからホテルで休んでいて、午後から西門に戻った。その理由も総二郎が馬鹿正直に家元と家元夫人に話していたから恥ずかしいってもんじゃない。「大丈夫?牧野さん・・・大変だったわねぇ」って言われたけど、その『大変』が道明寺の事なのか、夜の事なのかわからなくて返事が出来なかった。ただ、赤い顔を下に向けて頷くだけ・・・総二郎はクスクス笑いながら暢気に出されたお茶を飲んで [続きを読む]
  • 遠回りして帰ろう(3)
  • 2月13日・・・明日のバレンタインのためにチョコブラウニーを作ろうと思ってアパートのキッチンで腕まくりしてた。寒いなんて言ってられない。もしかしたらこれが花沢類に渡せる最後のチョコかもしれないんだから!そう思って奮発していろんな材料を集めた。くるみ、アーモンド、パンプキンシード・・・とうとう金箔まで!ドキドキしながらほんの僅か買っちゃった。スクエア型にシートを敷き込んでバターを塗って、薄力粉と純ココアは [続きを読む]
  • 嘘つきは恋の始まり (7)
  • 「・・・うちに来る?ほら、俺、彼氏だし」 「へ?」 なんでこんな言葉が出たのかわからないけど、行き場がなくて何処かの公園に行くって聞いた後でこの子を車から降ろすなんて出来なかった。何か事情があるんだろうって事はわかったけど、それが自由になりたかったって聞けば尚更だ。自由を求める気持ちは凄くわかる。それにこの子の家族もそのうち探し始めるだろうし、少しの期間なら・・・ってそう思っただけ。「いえ!さっきのは助け [続きを読む]
  • Set in Motion・42
  • 本文中にR表現を含んだ部分がございます。苦手な方はご遠慮下さい。パスをかけておりませんので閲覧は自己責任でお願い致します。*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-*「・・・あれ?ここ・・・総二郎?」目を開けたら大きなベッドの真ん中・・・オレンジ色の照明が所々にあるだけで薄暗かった。私は薄いシーツ1枚を身体に掛けられただけで下着なんて身につけてなくて、今までの事を思い出すのに必死・・・。そうだ、 [続きを読む]
  • 嘘つきは恋の始まり (6)
  • 高校生?って聞いたのがいけなかったんだろうか。凄く嫌そうな顔をされたんだけど。やっぱりここは嘘でも大学生?と聞くべきだったかな・・・だってあまりにも幼かったから子供の家出だと思った。しかも公園に泊まるって成人した大人の女性じゃ考えられないし、子供だからそんな勇気があったんだろう、そう思ったのに次に彼女から出てきた言葉に驚いてしまった。「あの〜、私、実は24歳なんですけど」「・・・えっ?」「そんなに子供っ [続きを読む]
  • Set in Motion・41
  • 本文中にR表現を含んだ部分がございます。苦手な方はご遠慮下さい。パスをかけておりませんので閲覧は自己責任でお願い致します。*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-*部屋の前まで行くとつくしはそこで赤い顔して待っていた。俺がカードキーで部屋を開けると転がるようにして中に入ったけど、すぐにそこで引っ捕まえた。「なんで逃げんだよ・・・どうやったらあんなに司の香りがお前に移ると思う?」「さ、 [続きを読む]
  • 遠回りして帰ろう(2)
  • 「うわぁ!寒い〜!!今日は特に寒くない?」私の大声に温かい格好をした学生達が変な顔して振り返る。あっ、そうか!私の着てるものが安物だからか!って今更のように気がついて慌ててその場から走って逃げた。それは1月の終わり、遅くなった卒論を提出してから大学を出ようとした時だった。いきなり鳴ったスマホに驚いて画面を見たら、類からのメッセージ・・・『今日、半休なんだよね。何処かいかない?』半休・・・午後からお休みな [続きを読む]