plumeria さん プロフィール

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plumeriaさん: Pas de Quatre
ハンドル名plumeria さん
ブログタイトルPas de Quatre
ブログURLhttp://pasd124.blog.fc2.com/
サイト紹介文花より男子の二次小説サイトになります。特に類と 総二郎が大好きですべてハッピーエンドなります。
自由文読むだけでもの足らず、とうとう自分で書いてしまいました。自己満足の表現不足とは思いますが、楽しんでいただけたらと思います。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供868回 / 342日(平均17.8回/週) - 参加 2017/02/11 19:32

plumeria さんのブログ記事

  • 雪の結晶 (6)
  • 「専務・・・そのようなお顔で行くのはおやめ下さいね?前にもお話ししましたが、深い意味合いはございませんから」森本がそう言うけど、気分がいいはずがない。1日の業務が終ってせっかく帰ろうって時間からの取引先との会食・・・しかも孫娘付きだよ?見え見えだろう!花沢がそうじゃなくても、山城の方はその気満々だから日程表に娘の経歴なんて書いてあるんだよ!無視してるけど。「相手の会長も高齢ですし、長い時間の会食ではない [続きを読む]
  • 10月の向日葵 (118)
  • 翌日、随分早くに眼が覚めた。まだ外が薄暗く、朝日なんて昇ってもいない頃だった。正確に言えばほとんど寝ることが出来なかった。茶会への緊張というよりも昨日話したつくしの声が忘れられなくて・・・その声が耳の奥で何度も繰り返し俺の名前を呼ぶからだ。気持ちを切り替えるために少し冷めたいシャワーを浴びて身体を冷ました。今日・・・集中するのは茶会の方だからな。祥兄からもメールは来ていた。<すべて自分にかかっていると思 [続きを読む]
  • 雪の結晶 (5)
  • 居酒屋でのバイトは決まったけど、昼間に遊んでいるわけにもいかない。次の日にはさっそくバイトを探しに行った。朝から夕方までで「さくら」の就業時間、6時に間に合うところ・・・?都合よくそんな働き口があるのかどうか・・・疑問に思いながら近くの職業安定所に行ってみた。私は道明寺に反対されたけど、大学では保育士養成課程を選択していたから保育士の資格を取得していた。 だから保育園とか託児所とか、そういう所でもいいか [続きを読む]
  • 10月の向日葵 (117)
  • 6月に家元から茶会の話を聞かされ、梅雨の時期は稽古に集中した。7月に入ると蒸し暑く小雨が長引き鬱陶しい日が続いた。北海道でも蝦夷梅雨と言って多少じめじめした天気が続くという。そんな中でつくしは蒼と元気に過ごしているだろうかと考えながら茶会の準備を進めていた。「総二郎様、今度の茶会でお使いになる茶花はいかが致しましょう・・・いつものように裏庭からご自分でお採りになりますか?」弟子の1人が茶室の外から聞 [続きを読む]
  • 雪の結晶 (4)
  • アパートが決まったのはいいけど、流石に布団ぐらいは欲しい。テレビなんてものは後でもいいけど雪が降るこの季節・・・。暖房も何もないこの部屋だと凍死してしまうかも・・・。日本にいるってわかっている西門さんの電話番号は知っていたけど、かけることは出来なかった。桜子や優紀・・・何人か友達はいるけど、道明寺とのことを聞かれるのも話すのもまだ辛い。自分の気持ちが落ち着くまでは誰とも連絡を取りたくなかった。「あんた、何 [続きを読む]
  • 10月の向日葵 (116)
  • その茶会は7月の中旬に行われることとなった。普段なら夏の茶会は大掛かりなものは避ける傾向にある。招かれた方が暑さのために茶そのものを楽しむことが難しくなるからだ。しかも午前中に終らせなくてはならない。それなのにこんなに急いで茶会の席を用意したのは家元の焦りのような気がした。長い間守ってきた西門流を自分の代で地に落とすわけにはいかない・・・その気持ちがそうさせるのだと思った。だけど、この後俺はこの人を [続きを読む]
  • カフェラテに浮かべたメッセージ・番外編〜そういちろうの呟き〜・LastStory
  • 死ぬかと思った・・・フジモトってヤツが大暴れするから!!こんなに鬱陶しい男は初めてだ!やたらビクビクしやがって・・・もう少し落ち着いたらどうなんだ!「いい加減俺の腕掴むのやめてくれない?藤本・・・そこ持ってもいいのはつくしだけなんだけど!」「奥様は怒ってないですよ?ねぇ!奥様っ!」「え?あぁ、はい!怒ってませんよ?どうぞ類の腕で良かったら使って下さい!でも・・・そういちろうさんが怒ってるみたいで」よくわかって [続きを読む]
  • 雪の結晶 (3)
  • もうすぐ花沢に着く頃にスマホが鳴った。かけてきたのは・・・総二郎だった。「どうしたの?総二郎・・・俺が今日、日本に着いたってよく知ってるね」『え?お前も帰ってきたのか?それも今日?・・・奇遇だな!』「どういう事?俺もってどういう意味?何が奇遇なのさ」『類・・・知らないのか?牧野が司と別れて日本に戻ってきたらしいぜ?多分それが今日なんだ。たまたま司に電話したらさ、牧野が自分からギブアップして婚約解消して1人で帰 [続きを読む]
  • 10月の向日葵 (115)
  • 「お家元・・・先日の話ですがこの私でよろしければ亭主の件、務めさせていただきます。それまでの間、是非稽古をつけていただきたくお願い申し上げます」家元に来月行われる茶会の亭主を引き受ける事を伝え、直々の稽古を申し入れた。おそらくこれが親父から受ける最後の稽古なるだろう。「随分と西門をご贔屓にして下さっている方々はお前に任せたいと思っている。それまでの間、しっかりと己と向き合いなさい」「承知致しました」 [続きを読む]
  • カフェラテに浮かべたメッセージ・番外編〜そういちろうの呟き〜・12
  • サンルームって場所で目が覚めた・・・はっきり言えば朝日が眩しすぎて寝てられない!出来たらカーテンぐらい付けてほしいものだな!って少しムッとして起きたよ。なんだか沢山の人間の声はするけどここに来る奴はいないみたいだ。だから少し心細くなった。だって今まではすぐ側にツクシがいたからさ・・・声をかけなくても姿が見えるから安心だったんだ。なのにここは声だけして誰も来てくれない・・・やっぱり、部外者って事か?ってしょ [続きを読む]
  • 雪の結晶 (2)
  • 花沢に向かう車の中でさっき空港で見た女性のことを考えていた。やっぱり似てた。背格好もそうだけど、寂しいときの牧野の歩き方だった・・・それを俺が見間違えるはずはない。何かの理由で1人で帰国した?そういう事だってあるよね・・・結婚前に両親に会いに来たとかさ。それなら話さずに別れて正解だったかも。あんたの口から司の名前も、結婚のことも直接聞きたくないから。来てくれるよね・・・なんて、あんたから言われたら俺、断わ [続きを読む]
  • 10月の向日葵 (114)
  • 6月の中頃になったある日の夜、家元から大きな茶会の亭主を務めるようにとの話があった。この半年近く大きな茶会を控えていた西門が、俺が戻ったことで復活したんだと世間に知らしめたいのだろう、招待客も著名人や伝統工芸関係者を含め豪華な顔ぶれだ。もちろん各支部の支部長から大企業の重役、政財界のドンと呼ばれるような名前もあった。これだけの人数を招待ともなれば正式な食礼、茶礼の茶事ではなく、薄茶のみの茶会・・・自 [続きを読む]
  • カフェラテに浮かべたメッセージ・番外編〜そういちろうの呟き〜・11
  • 俺は目の前にいる超怖ぇ顔のハシビロコウ・・・ソウジロウってヤツをジッと見ていた。結論・・・友達にはなれそうにねぇな!顔は慣れればいいかもしれねぇけど、要は性格だ。俺はこんなに動かねぇ怠け者のような鳥とは相性が悪い。昨日まで営業部長として必死に働いてたんだ、当たり前だよな!その時2人の会話が聞こえてきた。「ここが動物園みたいになっちゃうね!毎日が楽しいわ、友達が出来て良かったね、そういちろうさん!」 「な [続きを読む]
  • 雪の結晶 (1)
  • ニューヨークの冬は日本より寒い。特にここは高層マンションの最上階・・・随分長いことここに1人で住んでる。誰とも話さずに・・・誰とも会わずに。一緒に住むはずだった人が帰ってくることがないから。だから毎日窓から外を眺めては溜息をついた。最上階とはいえ、ここにはテラスがあって外に出ることは可能だった。ガーデン仕様の豪華なテラス・・・当然のようにある高い柵に囲まれてはいるけど、下を見ればニューヨークの夜景が一面に [続きを読む]
  • 10月の向日葵 (113)
  • 俺が本邸に戻ってきたことは次の日には後援会や各支部には伝えられた。修行ではないことを知っている後援会役員には深く頭を下げることになり、修行と信じていた人間にはそれなりに留守の詫びを入れた。ただし、修行という言葉は使わない。東京から離れて茶の稽古に励んでいた・・・そういう表現を繰り返した。そして家元とは特に話すこともなく、昔のように茶室で静かに精進する日々を送った。問題を起こした考はやはり謹慎処分とい [続きを読む]
  • カフェラテに浮かべたメッセージ・番外編〜そういちろうの呟き〜・10
  • 「そういちろうさん、ほらよく見てごらん〜!この下は瀬戸内海だよ!長崎に行くときはあの海をフェリーで行ったんだよねー!」「フェリーだったんだ!どおりでわかんなかったんだね・・・どれだけ探しても見つからないって思ってたんだ。フェリーは考えなかったな・・・ホントに心配したんだよ?牧野・・・もう何処にも行かないで・・・」「類・・・あの、パイロットさんがいるから・・・んっ・・・」・・・おい!その前に俺がいるって!パイロットってヤツ [続きを読む]
  • Sister Complex ・番外編〜Troublemaker〜・LastStory
  • 「翔子?・・・翔子、大丈夫?実験中に珍しいね、翔子がぼーっとするなんて」 「えっ?!あぁ、ジェイムズ、ごめんなさい!ど、どこまでやったっけ?」 「あはは!もう第一回は終わったよ。翔子が何処かにトリップしてる間にね!」 こんな事初めてだった。今まで実験中に他のことを考えるなんて・・・私はここのリーダーなのに、ぼーっとして注意を受けるだなんて情けない。あの日、強盗に襲われた時に全身で庇ってくれた誠さん・・・花沢さ [続きを読む]
  • 10月の向日葵 (112)
  • <side類>次の日、SPから連絡が入った。旭川在住の比較的まだ若い医師が金に釣られて名寄のホテルに連れて来られたと。そいつに頼んだのは上野明日香への簡単な施術。強制的に麻酔で眠らせ、ただ背中に2センチ程度の裂創をつけてもらう・・・それを縫合して終り。何をするわけでもない。でも、それだけで十分こいつに恐怖を与えられる。この若い医師は何故そんな事をするんだろうと疑うだろうけど、そこは金で話をつける。この事は一 [続きを読む]
  • カフェラテに浮かべたメッセージ・番外編〜そういちろうの呟き〜・9
  • ツクシたちが「木漏れ日」に行ったのはもう昼前・・・開店準備をマスター1人にさせやがって!「ど、どうしよう!マスター怒らないかな・・・」「その時は俺が怒られてあげるよ。ふあぁ・・・まだ、眠たい・・・」そりゃそうだろうよ!運動のしすぎ!!あれだけ動きゃ朝も起きられないよな。鳥の睡眠妨害したくせに謝りもしねぇで!それなのに実はこいつら、寝坊したうえに朝も一緒にシャワーなんてしてイチャついてたんだ!まぁ、そのシャワー [続きを読む]
  • Sister Complex ・番外編〜Troublemaker〜・6
  • 「い、いいか!動くなよっ!か、金だ、金を出せ!レジから金を出すんだ!」 犯人の少年は女性を離さないままレジ前のカウンターに行ってそう叫んだ。だが事件が起きた時にはここの店員がフロアに誰もおらず、ちょうどみんな厨房に入っていて、全員裏口から逃げたようだ。 日本ではこんな時、客の命が優先って美学があるから店の責任者は名乗り出るところだけど、こっちでは逃げるが勝ち! 誰も戻っては来なかった。 少年はこんな事 [続きを読む]
  • 10月の向日葵 (111)
  • 蒼・・・つくしがいつからこの名前を考えていたのか俺は知らない。もちろん1人で産むだなんて思わなかったから言わなかっただけだろう。いつか言っていた「一郎」とつけなくていいのかと・・・多分、あの頃からつくしは自分の腹の中の子が男だと直感で気付いていたのかもしれない。「蒼・・・いつ頃会えるかな。早いとこ問題を片付けていかねぇとな・・・」つくしとの電話を済ませると、そのまま千春の部屋に行った。ここではまだ婚約者だ、特 [続きを読む]
  • カフェラテに浮かべたメッセージ・番外編〜そういちろうの呟き〜・8
  • ルイが島に来たのはすぐにマスターにもバレた。まぁ、そうだろうな、あれだけ派手に抱き合えば目立つってもんだ。店の中から出てきたマスターはすっげぇ嬉しそうにルイを見てさ、すぐに店を閉めたんだ。儲かってるわけでもないのにホントにお人好しだな!こんなんだから営業部長の俺がいないと困るんだよな。ルイにコーヒーを入れてよく来てくれたって何度も言ってる。こんなに嬉しそうな顔は事故以来見たことがなかったから俺もテ [続きを読む]
  • Sister Complex ・番外編〜Troublemaker〜・5
  • レストランでの食事会が始まった。席は俺の横がもちろん翔子、その反対側にはつくしを挟んで総二郎と花沢・・・ここでも花沢が真ん中に座るって総二郎と言い争っていた。つくしの一言で結局真ん中はつくしになったけど、それが面白くなくて腕組みして総二郎を睨んだ。 どうしてもつくしの隣に男を置きたくないんだと!呆れて何も言えない・・・旦那という名のストーカーとしか思えないんだけど! 隣の翔子はクスクス笑って今日は珍しく物 [続きを読む]
  • 10月の向日葵 (110)
  • 類に電話をかけた。多分つくしと一緒にいるだろうから・・・あいつの事だ、暫く東京に帰る気にはならないだろう。それはそれで気にはなるが、今の状態では1人でも多くの人間につくしを支えてやって欲しかった。電話は数回コールして、類の声が聞こえた。『もしもし、総二郎?』 「あぁ、類・・・悪ぃ。そこにつくし、いるかな』『隣にいるよ。代わるね・・・』隣にいる・・・すぐにつくしの声が俺に届くかと思うと何故かドキドキして電話を持 [続きを読む]