kayao さん プロフィール

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kayaoさん: 空々と漠々
ハンドル名kayao さん
ブログタイトル空々と漠々
ブログURLhttp://kayao99.blog.fc2.com/
サイト紹介文セリフ・文字数多め、片思い高校生のBL。 『ナツノヒカリ』全100話。他
自由文『ナツノヒカリ』全100話。
『〈はじめて〉の話。』23話+6話 完結。
 短編(非BL)1本。
 あります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供104回 / 365日(平均2.0回/週) - 参加 2017/02/16 22:07

kayao さんのブログ記事

  • ナツノヒカリ お礼とあとがきのようなもの。
  • ナツノヒカリ全100話終了しました。最後までお付き合い下さった方、本当にありがとうございました。どこか少しだけでも楽しんで頂けていたなら嬉しいのですが。我ながら拙くてイヤになるのですが、これが今の実力と挫けそうになるのを騙し騙し書き続けました。そういう時、拍手の数やランキングサイトの 数、コメントがとても励みになりました。本当に本当にありがとうございました。それにしても100話。長い。長すぎる。真 [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 100
  • 「真島。真島」あ。オレは緩みそうになる頬を引き締める。「真島ー起きろ〜遅刻すんぞ」オレを呼ぶ声に聞き惚れる。もうちょっと聞いていたい。「信〜起きなさ〜い」遠くで母ちゃんの声もする。「お〜い。起きてんだろ。足、ピクついてんぞ」バレてる。「真島〜」いやいや、逆に起きれねえでしょ。寝たフリ寝たフリ……。ん?気配がしない?呆れて下に行っちゃったとか?と思ったら、耳元でささやかれた。「おはようマコ」うおっ。 [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 99
  • ……課題が終わった。夏休み最終日の明け方に。最後の方はサトナカハイに手伝ってもらって、どうにかこうにか無理矢理のやりで。そのまま寝オチて、目覚めれば午後。お昼もとっくに過ぎていた。「さーこれで自由だぞ真島」中田がオレの肩を叩く。「おう。サンキュー。みなさんのお陰です」「良かったな真島くん。サトナカハイに、特に佐藤によ〜くタカユキするようにな」「ウッス!」「今日、これからどうしよっか?」灰谷が言う。 [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 98
  • 「あ〜もう〜飽きた〜。飽きたよ中田〜」短期集中課題デーも二日目を迎えて、さすがにシンドくなって来た。佐藤の言うとおりだった。飽きた。とにかく字を書くのに飽きた。今日までに終わらせたい、いや、終わらせる、そんな気持ちで昨日、サトナカが帰った後も頑張って、なんとか半分近くは終わったけれど。残り後半分……。コレを今日中にやり切って明日一日空けるのは難しそうだった。つうか、提出日までに間に合うかどうかも怪 [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 97
  • 長渕聞いたりダラダラ話しながら課題やって、休憩つってお菓子食ったり。母ちゃんが作ってくれたミートソース食ってカレー食って、あっという間に一日が終わってしまった。灰谷と二人、帰るという佐藤と中田を玄関先で見送る。「じゃあまた明日な〜」「んじゃな、真島、もうちっと頑張れよ」中田がオレの肩を叩く。「おう。頑張る」「ダーリーン頑張って〜」「あいよダーリン」「灰谷、真島のケツ叩けよ」「お尻ペチペチだ〜」「わ [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 96
  • 「真島〜てめえ〜ぶっ殺ーす」佐藤に首を締められた。「佐藤、ギブ。ギブ。ロープロープ」「オマエ〜課題丸投げしてったろ。確信犯だろー」案の定、朝起きれなくて、灰谷と遅い朝メシを食べていた所にサトナカがやって来た。「いやいや違うって」「違わねえ」「なんだよダーリン。許してくれよ。これからタカユキするからさ」「よし、しろ。メッチャしろ。タカユキしまくれ」「まあ、とりあえず卵焼き食え」オレは佐藤の口に卵焼き [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 95
  • 久しぶりに灰谷と随分長い事、話しこんでしまった。「もう寝ないと明日起きれねえな。真島、オマエ疲れたろ?」「いや、オレは結構ダラダラしてたから」「そっか。オレはもう、ファミレスで課題やんのに頭使って、オマエ探すのにチャリダッシュして。あー」灰谷が布団の上に大の字になった。「ワリぃ」「ワリぃと思うんなら、課題ダッシュな」「ん?ああ」「まあ大体終わってるから、オマエはほぼ写すだけだけど。かなり量あるから [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 94
  • 「真島、ちょっと話さねえ?眠い?」「ううん。何?なんかあんの?」「うちの母ちゃんなんだけどさ」灰谷が布団の上であぐらをかいた。「久子母ちゃん?」「うん。なんか、急に会社辞めて自分で事業始めるとか言い出してさ」「お!いいじゃん。仕事できるんだし。そういう道もあるよな」「ん〜。まあ、それは別にいいんだけどさ……」中々に口が重い。なんだろう。「……それでな。結婚するとか言い出して」「結婚!」これはきちん [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 93
  • 「ふわぁ〜」真島が大きなあくびをした。「眠い?」「あ〜なんか家帰ってきたら途端に眠い。タオルケット〜」「んじゃオレ帰るわ。また明日な」「え?帰んの?」真島は本当に帰っちゃうの?とでも言うようなひどく無防備な顔をした。こんな顔を見るのは長い付き合いで初めてかもしれない。どちらかと言えば、今までは、え〜泊まるのかよ〜って感じだった気がする。まああれも気持ちを隠すため、だったのかも知れない。カワイイ…… [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 92
  • 食事も済んでオレの部屋に灰谷と二人、上がってきた。「あ〜タオルケット〜」オレはベッドに飛びこみタオルケットを抱える。「いや、オレ、タオルケット大好きなんだってわかったわ」「なんだそれ」「こうやって指で挟んでスリスリしながら寝るのが最高」「なんだそりゃライナスか」 「ライナス上等」「お、そうだ真島、このダンボール」灰谷が窓際に置かれた灰谷行きとマジックで書かれたダンボールの側に立って言う。「なんかす [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 91
  • 「ただいま〜」オレは玄関のドアを開けて言った。台所から母ちゃんが走って来た。「おかえり信」当たり前じゃない当たり前、だった。ありがとうをこめてオレは言った。「ただいま」なんだかテレくさかった。「あら、あんた日に焼けたわね」「え〜?日焼け止め塗ってたんだけどな」「ウソ。かなり焼けてるわよ」「そうかな。これ、アイスとプリン。おみやげ」「あら、ありがとう」「こんばんは」灰谷が挨拶した。「いらっしゃい灰谷 [続きを読む]
  • 更新時間間違えてました。
  • 本日9時更新の90話、時間設定ミスして3時過ぎに更新してしまってました。本当にごめんなさい。もう連日書いていて、あちこちイカれているようです。しかも大事な回なのに!!ツライ。辛すぎる。ああ休憩時間が終わる。。。時間合わせて訪ねてくださってる方、本当に本当に申し訳ありません。kayao [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 90
  • ズビーッ。トイレから灰谷が持ってきてくれたトイレットペーパーでオレは鼻をかんだ。「きったねえな〜」「しょうがねえだろうが……」泣きすぎたオレの声は少し枯れていた。オレたちは壁を背にして並んで座っていた。「オマエが……」また涙がこみ上げそうになったのを必死でこらえた。「……ヘンな事、言わすから」「おう」「はぁ〜」「ため息つくな」「つくわ!……つうかなんでわかったんだよ」「あ?」「ここ」「さあな。テレ [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 89
  • 「真島てめえ、オレを走らせやがって」ドアを開けて入って来たのは、汗だくの灰谷だった。「なんで」「あ?」「なんでここってわかった。オレ、誰にも言ってないのに」「呼んだだろ」「は?」「テレパシー飛ばしたろ」「…何言ってんだよ」「灰谷。灰谷。灰谷って呼んだだろ」「つっ……」灰谷の顔を見たら涙がこみ上げた。「アホか!」泣いちゃダメだ。灰谷はオレの隣りにドスリと腰を下ろした。「あ〜疲れた〜。なんか飲み物くれ [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 88
  • 城島さんの部屋のマットレスの上でオレは冷えたアメリカンドッグをかじった。公園のベンチで食べようと思ったけど、なんだか食欲が沸かず。無理やりサンドイッチを水で流しこんで帰って来た。腹はグゥ〜って鳴るんだけど、なんだかね。あそこのアメリカンドッグはウマイけど……。さすがに食べすぎて飽きてきた。置いといてもしょうがないんで惰性で食べる。コンビニのメシ、どうもなあ〜。オムライスもそうだけど、母ちゃんの料理 [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 87
  • 「ただいま〜」コピーの束を抱えて佐藤が帰ってきた。「おう、お疲れ〜」「お疲れ佐藤」「うん」「遅かったな」佐藤がドサリとシートに腰を下ろした。「いやあ、そこのコンビニのコピー機が塞がっててさ。多分オレたちと同じ、課題?で、真島んちの方のコンビニまで行ってきた」「あっちまで?大変だったな」「オレ腹減ったよ〜」中田が首をぐるぐると回しながら言った。「何時間いるオレら」灰谷がスマホで時間を確認する。「あ〜 [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 86
  • ふがっ。オレは目を覚ました。マットレスに大の字だった。背中に当たる本の感触。起き上がってみれば部屋の中はグチャグチャ。本があっちこっちに散乱している。あ〜せっかく自分の部屋を断舎離したのに、またこんな……。あふ〜。あくびをしながら立ち上がって窓の外をのぞけば、もしかしてもう午後?オレはまたこの部屋での定位置のマットレスの上に戻り、壁に寄っかかりあくびをした。あれから……最高な夢を見て起きた後、眠れ [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 85
  • 中田の兄が働く工場の片隅に二台のバイクが並んでいた。ジョーカー。二十年ほど前にホンダが作ったアメリカンタイプのスクーター。マックスシルバーとメタリックブラック。『ホントはベスパとか欲しいけど高いしな。つうかあんまり乗ってる人がいないのが良くね?』原付免許を取った後、中古のバイクを探していた真島が街中で見かけて、カッコイイと言っていたバイクだった。図書館で原付免許の本を手に取った時に灰谷は思った。真 [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 84
  • 腹、減ったな。アメリカンドッグ……。バイト帰りに自転車を走らせていた灰谷は急にアメリカンドッグが食べたくなった。買って帰ればよかった。でもアメリカンドッグはうちの店よりあっちのがウマイんだよな。真島んちの方のコンビニ。行くか。灰谷は方向転換した。ちょっと遠回りになるけれど、ついでに真島が帰ってないか、のぞいてみようとも思った。節子の予想によれば今日辺りには帰ってくるはずだった。真島家の前で自転車を [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 83
  • 幸せな夢だった。今のオレが考えうる、最高に幸せな未来の夢だった。目覚めた後も、何度も反芻して、現実だったらいいのにと乞い願うような。それは朝の風景から始まった。そこはオレの部屋だった。「おい真島、起きろよ、遅刻するぞ」「ん〜」布団をかぶってベッドで眠っていたオレ。灰谷の声が上から降ってくる。「お〜い。オマエ朝イチで会議って言ってたろ」どうやらオレ達はすでに就職しているらしい。薄目を開けて布団の中か [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 82
  • オレは早くも、借りぐらしのマジマッティ暮らしを、ある意味極めつつある……。マットレスの上でソーダ味のアイスをかじりながらオレは思った。まずこの部屋自体が城島さんが借りてくれてるものだろ。ガスは止められてるけど電気は使えるままにしてくれているからエアコンが入っていて快適。で、今座っているマットレス。ベッド用だと思うんだけど。こいつはアパート前で拾って、つうか借りてきたものだし。部屋にはマンガもあって [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 81
  • う〜ん。手強いっていうか、そりゃそうか……。バイト先のコンビニのレジの中で灰谷は腕組みしながら思った。真島の母節子に真島といっしょにバイクに乗りたいから許可が欲しいと話してみた。「ダメ!本当は乗らないほうがいいんだけど、どうしても乗りたいならバイクは高校卒業してから。いくら灰谷くんの頼みでもそれはきけないわ」母節子は言った。「どうしてですか」「バイク事故怖いから。あの子、子供の頃から意外と注意力散 [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 80
  • 「節子さ〜ん。来たわよ〜」「久子さ〜ん。久しぶり〜」「これ、ケーキ。と、ワイン」「キャー。ありがとう〜」真島家の玄関先でキャッキャしている真島の母節子と灰谷の母久子。毎度この女子高生みたいなノリには本当について行けないと灰谷は思った。「あら〜灰谷くんも来てくれたの〜」「この子は顔見せに来ただけよ。ジャマジャマ」「真島に貰ったマンガ、持って帰っていいですか」「どうぞ〜。信まだ帰ってきてないけど部屋入 [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 79
  • 雨宿りしていたコインランドリーを出てから多分、一時間位。やっとたどり着いた海は……オレの頭で思い描いていた海とは……まるっきり違った!ザザーン。海ぃ〜。ままならないオレの心のバカヤロー。と叫べるような(叫ばないけど)海ではまるでなく。こういうの何て言うの?人口の入江?湾?わからん。申し訳程度の砂浜にゴツゴツした人工的な岩場、静かな波がチャプチャプしている……のを柵ごしに見る感じ?いや、こういうんじ [続きを読む]
  • ナツノヒカリ 78
  • 「あ〜何してんだよ」リビングのテーブルで課題をしていた灰谷がトイレに行って戻ってくると、母の久子が帰宅しており、結衣から真島宛に預かっていた小さな紙袋を開いている所だった。「え?あ、ごめん。あたしにじゃないの?」「違うよ。なんで母ちゃんになんだよ」「いやあ、母ちゃんいつもありがとうかなと。テーブルの上に載せとくなんて、このシャイボーイ!と思って」「誰がシャイボーイだよ。するかそんな事」「あ、カワイ [続きを読む]