くり さん プロフィール

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くりさん: アスランの療育日誌
ハンドル名くり さん
ブログタイトルアスランの療育日誌
ブログURLhttp://aslanryoiku.sblo.jp/
サイト紹介文重度自閉症児アスランが小学1年生で言葉が出るまでの療育振り返り。徒然思うこと。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供39回 / 293日(平均0.9回/週) - 参加 2017/02/23 16:27

くり さんのブログ記事

  • アスラン語録「かいだんおりる」
  • こんにちは。くりです。今回もアスラン語です。発語:「かいだんおりる」(8歳から9歳くらい)意味:「帰りたい」名詞+動詞の表現が増えてきた時代です。アスランは初めての場所(部屋)、初めての人がたくさん居る集まりはとても苦手です。それは、今現在でも続いています。そうは言ってもダメ元で「地域の小学校の交流」や「預かりサービスが実施しているお楽しみ会」などに挑戦することもあります。たいていの場合は、30分から1 [続きを読む]
  • アスラン語録「おいえ」
  • こんにちは。くりです。アスラン語、初期のものです。発語:「おいえ」(8歳くらい)意味:「トイレ」7歳になったころに初めての言葉が出ましたが、最初の頃は母音+わずかな子音で単語を紡いでいました。マ行、タ行、ワ行は早かったですが、サ行、ハ行は最後まで難しかったようです。特に滑舌が良くなるための訓練は行いませんでした。言葉や認知の理解が追い付かないのに、言葉だけが流暢になってしまうと、周囲から「本当は分か [続きを読む]
  • アスラン語録「じぶん」
  • こんにちは。くりです。アスランの不思議な日本語も、忘れないうちに記録してみることにしました。発語:「じぶん」(11歳くらい)意味:「自分ではできないのでお手伝いしてほしい」ペットボトルの蓋が自力で開けられない時などに、「自分でできる?」「自分じゃできない?」などと声をかけていたら、「自分」と言えば手伝ってもらえるというように学習してしまった模様。「お願いします」「開けてください」など適切に言える場合 [続きを読む]
  • 障害児育児経験者は優秀な指導員(放課後デイなど)になりうるのでは?
  • こんにちは。くりです。我が家の近隣で、職員の過半数が障害児(者)の保護者である障害児向け事業所がいくつかあります。事業所を利用していた子供が学齢期を過ぎ、卒業した後に保護者が職員になる(卒業前からスカウトしていることも)ケースです。保護者以外でも特別支援級や支援学校の元教員(引退後)だったり、10年20年以上にわたって障害児の成長に関わってきた方々をスカウトしているところもあります。こういう障害児育児 [続きを読む]
  • 放課後デイを浮気したくなる時
  • こんにちは。くりです。普段お世話になっている放課後デイですが、いろいろ思うところあって、もう1か所良い事業所が無いか探しているところです。今は週に複数回利用しているので、相性が良い場所が見つかれば、1日減らして併用したいと思っています。現状のデイに感じている問題は、大きなもので3つあります。①管理者やリーダークラス以外の職員の入れ替わりが激しい。名札をしない職員が多く、名前も分からない。何度か名札着 [続きを読む]
  • カレンダーの理解でパニックが減る「月火水木金土日のうた」
  • こんにちは。くりです。今回はアスランがカレンダーを理解するまでの道のりを書きたいと思います。カレンダーを覚える前のアスランは、夏休みなどの長期休暇が理解できず、3日以上療育センターや学校に行けないことを非常に怒っていました。休暇が終わるまで、毎日毎日朝になるとバスポイントに行くようにアピールしていました。朝起きて、身支度をして、送迎バスに乗り、教室で過ごし、送迎バスで帰り、ママが迎えに来るという一 [続きを読む]
  • 自閉症児でも「役割」は欲しい
  • こんにちは。くりです。マズローの欲求5段階説によれば、人間は「生理的欲求」「安全の欲求」「所属と愛の欲求(社会的欲求)」が満たされると、「承認の欲求(尊厳欲求)」「自己実現の欲求」を求めるようになるそうです。私の考えでは、重度の知的障害や自閉症を持つ子でも、承認の欲求や自己実現の欲求は持っていると信じています。アスランに言葉が出ていない時代であっても、「食う寝る遊ぶ」だけではなく「認めて欲しい」「 [続きを読む]
  • PTA活動のナンセンス 無駄な会議、交通費や文具代がほぼ自腹!
  • 今年も春のPTA役員決めの季節がやってきました。特別支援学校のPTAでも、役員決めは気が重い作業です。PTAというのは民間企業経験者から見ると、ナンセンスなこともたくさんありますね。とある特別支援学校の例を挙げてみます。《PTA活動に関する交通費が自腹》一応、一人あたり年間2000円前後の「活動費」は支給されます。しかし、特別支援学校は広い学区を網羅するので多くの保護者は電車とバスを乗り継ぎます。家と学校を一往復 [続きを読む]
  • 自閉症児の放課後デイサービスの使いすぎの危険性を思う
  • 周囲を見渡すと軽度から最重度のお友達まで、ほぼ全員が放課後デイサービスを利用しています。少ない人で週に1から2回。多い人だと週に5回ほど限度いっぱいまで利用しています。アスランもちらほら利用していますが、最近明確に「行きません」と主張することがあります。放課後デイを嫌がる子って多くないんでしょうか?アスランは自由人なので、インドアに閉じ込められるのは大嫌いです。放課後デイサービス利用の最初の数ヶ月は [続きを読む]
  • 重度知的障害児は歯医者に行けるか?
  • 歯医者って、障害が無い大人だって行くの苦手ですよね?感覚過敏や不安感の強い自閉症や知的障害児にとっては、とてつもない難関だと思います。アスランは歯磨きですら大泣きでしたが、「虫歯を作って歯医者に連れて行くよりはマシ」と覚悟を決めて、それなりにしっかり磨いていたので、乳歯の間はほぼ虫歯無しで乗り切りました。しかし、乳歯が抜け替わるタイミングで歯医者を避けきれない事態が発生しました。そう、奥歯は乳歯で [続きを読む]
  • 言葉が出たが故の悩み
  • 「言葉が出ました。めでたし、めでたし。」では終わらないのが自閉症児育児です。言葉が出ても、自閉症の特質が無くなったわけではありません。言葉が出なかった頃は「ああ、中身は赤ちゃんなのね・・・」という目で見られていたものが、言葉(単語〜二語文)が出てしまうと「言葉がわかるなら親にはちゃんと躾てもらわないと」という目で見られるように「世間の目」が変わります。問題行動(大きな声を出してしまう、突然走り出す [続きを読む]
  • 魔法の近道は無い あるのは日々の積み重ね
  • 数字を覚えてからは、親も自信を持ちました。アスランには「学んで身につける能力がある」のだと、感動しました。1カ所に留まることを知らず、5秒目を離せば迷子になり、新しい変化は大の苦手。それでも、少しずつでも前進できるのだと。その後は、療育センターの課題や私の適当カリキュラムによって、3年の間にいろいろできることが増えました。型はめパズルを特訓(まる、さんかく、しかく)↓ピクチャーパズルを覚える↓ピクチ [続きを読む]
  • 数字の歌で数字を覚える
  • 年少の頃から始めた「家庭教師代わり」ですが、実際は「先生が勉強を教える」というよりは「親子遊び」の延長でアスランに付き合ったという方が近いです。「机に座って、始まりの挨拶をして、先生主体で新しいことにチャレンジする」といった「座学受け身の授業」は、アスランには受け入れられませんでした。色々なことに手を広げても、本人の自信喪失から勉強拒否につながりかねないので、「その時点でできること、興味を持ったこ [続きを読む]
  • もし私が時給数千円の家庭教師だったら
  • お話をアスランの療育(課題)に戻したいと思います。以前の記事では、療育センターのSTやOTの個別セラピーは受けられなかったお話を書きました。療育センター以外の民間幼児向けお教室などは、そもそも部屋に入る前の段階で拒否全開でした。周りには、「お教室」が難しい子でも、個人的な伝手や紹介により療育セラピストを家庭教師に雇っている家もありました。家庭内に先生を呼んで慣れた家の部屋でセラピーを行うスタイルです。 [続きを読む]
  • まるで「お受験」の就学相談
  • 特別支援学校の話題がでたので、ついでにアスランの小学校を決めたときのお話を書きたいと思います。以下、アスランの時の体験談にすぎませんので、地域によってスケジュールや進路判定の厳しさに差がある可能性があります。また、同じ自治体でも数年経過しているので事情が変わっているかもしれません。あくまで一例です。ご自身の住む自治体については、個別に問い合わせをしていただくようお願いします。------------------特別 [続きを読む]
  • 特別支援学校は狭き門
  • 2/27に放映された「結婚したら人生劇変!○○の妻たち」、録画したのをようやく見てみました。多少のつっこみどころはあったものの、自閉症の子育ての大変さや、なかなかテレビ撮影されることのない特別支援学校の様子が紹介され、月曜夜7時というゴールデンタイムに自閉症に対する理解を啓蒙してくれたという意味で、とても意味のある番組だったと思います。さて、この番組を見て小学校の進路問題について「地域差があるな」と思っ [続きを読む]
  • 東田直樹 著『自閉症の僕が跳びはねる理由』を読む
  • アスランの障害を疑い出した2歳児の頃からの数年間は、自閉症関連の本を何十冊も読みました。主に図書館で借りましたが、どうしても読んでおきたいものは何冊か購入もしました。とても勉強になった本、感銘を受けた本、アスランとタイプが違ってあまり参考にならなかった本、考えが合わない本、様々でした。しかし、知識や考え方が偏らないように、障害に関する概論、障害児の保護者の育児体験談、専門家による療育指南書、ABAなど [続きを読む]
  • 障害児向け預かりサービスですら難しい
  • 保護者のレスパイト(息抜き)目的でも使える障害児預かりサービスですが、一応自治体内に公的施設として複数存在しました。1時間当たり300円程度で利用でき、アスランも緊急時に備えて利用登録はしていました。できること、できないこと、好きなこと、嫌いなこと、持病有無、こだわりやパニックを起こした時の対処など、一通り聞かれました。預かり施設はほぼ障害児や障害者だけを預かるのが前提なので、保育園と違って知的障害が [続きを読む]
  • 処方薬でも眠らない
  • 家庭と療育センターの間でやりとりされる連絡帳などで、アスランが寝てくれないことは伝えていました。連日のように(02:00-08:00,15:00-16:00)(21:00-03:00,06:00-08:00)のような睡眠スタイルで、家族が睡眠不足で困っていることは理解してくれました。ノンストップで7時間以上眠ることはほぼありませんでした。寝つきがわるいことよりも、丁度よいはずの時間(夜8時や9時)に寝た場合、深夜に必ず起きてしまうことのほうが困りま [続きを読む]
  • とにかく眠い、寝て欲しい
  • 我が家は諸事情あってアスラン祖父母や親戚からの人的フォローは期待できないので、母親である私が倒れると家庭が回らなくなります。義両親はアスランの障害を優しく受け入れてくれ、短時間ならばお世話もお任せできるくらい信用できますが、新幹線を使って2時間強の距離に住んでいるので、どうしても夫婦でやりくりできない事情や緊急時以外そう簡単には呼べません。私の実の親はアスランの障害が分かってからは疎遠になっていま [続きを読む]
  • 療育センターに私が期待したこと
  • 作業療法(Occupational Therapy)や言語聴覚療法(Speech Therapy)、いわゆるOTやSTですが、アスランは療育センターに通った3年間受ける機会に恵まれませんでした。すでにある程度言葉が出ていて遅れがある子に対するSTや、肢体不自由(麻痺や歩行困難など)の子のOTについては、週に1回から2回程度、通常通園とは別枠で受けられる子もいたようでした。言葉が少しだけ(単語〜二語文程度)出ている子では、担任やドクターに「受 [続きを読む]
  • 所属先に毎日(楽しく)通う
  • 療育センターでは年に何回か、外部の講師の方を招いて勉強会を開催していました。「自閉症の基本」「地域で活用できる障害児向け施設の紹介」といった一般的な知識を得るものから、「将来にむけて何をすべきか」といった、少し先の大人になった時の話を聞けることもありました。そんな勉強会の中で忘れられないのが、「重い障害があったとしても、今住んでいる自治体ではどこかに受け入れ場所(高校卒業後の就労や作業所)はありま [続きを読む]
  • 本人に選ばせる
  • 療育センターでは「おやつ」の時間があり、おやつは「チョコレート1個」または「かっぱえびせん5本」のどちらかを選ばせていました。当時は「おやつの時間があると子供の励みになるんだろうな」と、子供のモチベーションのためかと思ったものですが、徐々に「どちらかを選ばせる」という課題だったことが分かりました。「チョコレート1個」の写真カードと「かっぱえびせん5本」の写真カードの2枚を提示され、どちらかをつかんで選 [続きを読む]