いち さん プロフィール

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いちさん: ゲイなんすっけど、小説書いてみました
ハンドル名いち さん
ブログタイトルゲイなんすっけど、小説書いてみました
ブログURLhttp://gay-novel.blog.jp/
サイト紹介文素人が書くゲイ系小説です。
自由文ゲイ系の小説を書いてみました。素人が書く小説ですし、発表するほどのものでもないのですが。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供99回 / 365日(平均1.9回/週) - 参加 2017/02/25 12:44

いち さんのブログ記事

  • ゴーグルマン(6)
  • 「どうだった、男の味は?」三上はこんなやり取りをもう何百回となく繰り返しているから、社交辞令のようなものだった。けれど、亘行には魂を抜かれたかのようにボーっとなるほど新鮮で、かつてない快楽であった。「良かったです。またヤリたい。」口からそんな言葉が自然と... [続きを読む]
  • ゴーグルマン(5)
  • 小さなビキニにくっきりと自分のモノが浮き上がっているのが分かった。それをずっと形を確かめるかのようになぞっている。そして、ハッと気づいたことがあった。三上は大きなサングラスをしている。俺はゴーグルをこんなのがあると見たっきりでかけていない。そんな心配を余... [続きを読む]
  • ゴーグルマン(4)
  • 「川辺に行こうか。遠目で後ろから放尿シーンを撮るから。」橋の下あたりに移り、久方ぶりに立ちションをした。「OK。撮れたよ。見てみる?」見せてもらったが、後ろ姿だったこともあって特段平気な感じだった。「じゃ、車に戻ろうか。」戻ると、後部座席がフラットになっ... [続きを読む]
  • 雑記帳(2018/05/09)
  • 「ゴーグルマン」をアップし始めています。でも、アクセス数を見ると、「デリバリー」は相変わらずですけれど、「耐えてみろ!」もなかなかアクセスがあるみたいで。唯一の腹打ち小説なんでね。腹打ち小説ってなかなか難しいんだよね。金的と違って、狙う理由ってあんまりな... [続きを読む]
  • ゴーグルマン(3)
  • ちょっと摩るのはまだ早かったかな、と性急すぎた動きをちょっと後悔したが、数時間後に三上の携帯が鳴り、次週の水曜日の同じ時間に会うことになった。同じ喫茶店で待ち合わせることにした。「こんにちは。」「こんにちは。」今日は先週と異なり、ちょっと肌寒いせいもあっ... [続きを読む]
  • ゴーグルマン(2)
  • アイスコーヒーが二つ運ばれてきたが、三上はあっという間に飲み干した。その肉体の持主である亘行は、とある格闘会場でスカウトした。こんな賭けで行われるような試合に出る輩は、中には格闘マニアもいるが、だいたいが何かしら金銭関係で悩みを抱えているケースが殆どだ。... [続きを読む]
  • ゴーグルマン(1)
  • 昼2時半、駅から数分離れたところにある、あまり人気のない喫茶店で待ち合わせた。「こんにちは。はじめまして。」「こんにちは。」三上が先に着き、ソファで待っていた。亘行は、青いハーフパンツに横にストライプの入ったポロシャツを着て現れた。シャツの前ボタンを開け、... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチB(17)
  • 「無理じゃない?」「まだ、まだできる!!!」心配そうな顔をして見るシディークが腹立たしかった。そんな顔ができなくなるくらい徹底的に殴りつけてやりたかったが、全く当てることもできず、即座にリングに這いつくばった。シディークはリングの中央に移動して、「じゃあ、気... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチB(13)
  • ジャナバルは腕が4本あり、指も6本それぞれ生えている。そのせいか、上半身の発育が尋常ではなく、おそらく実来の2倍はあるのではないかというくらいの肩幅で、胸ももの凄く厚く、肩幅もアンバランスに広かった。ただ、腕は上腕の方が太くて、普段はその上腕の方だけ使ってい... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチB(12)
  • 終わった後、ハッとするとすっと鼻血が一筋垂れて、ジーンズを赤く染めていた。そして股間はずっと硬い状態を維持していた。一対一の喧嘩、それも誰にも止められることもないし、ルールに縛られずに強い者が勝つという単純明快なルール。今までずっと意味も分からず、時には... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチB(11)
  • というか、ずっと気にはなっていたが、そのうち一方は片手で股間を握り締めているのか隠そうとしているのか、恥ずかしいのか防御なのかしらないけれど、どうも自分の股間を守ることで必死なようで、手数はどうしても股間を隠していない方が多くなっていった。殴る力も大した... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチB(10)
  • それから、基礎体力に加えて、健がスパーリング相手になった。ただ、なんかこう、束縛感というか物足りなさが拭えなかった。ボクシングというのは如何せん制約が多すぎる。足が使えないし、拳はグローブでコーティングされている。メニューは淡々とこなして日に日に上達して... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチB(8)
  • 実来が選んだのは「格闘」だった。それは、腕っ節に自信があったわけではないが、複数の仲間が選んでいたからだ。そして、皆優しかった。まずはボクシングをやっていた金髪オールバックの5つ上の少年が、基礎から教えてくれた。基礎体力が重要だからとロードワークを延々と行... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチB(7)
  • 好きなこと、この空間にはいろいろな「モノ」がいた。ずっと朝から晩までコンピューターを弄って何やら作っている「モノ」、外国語の勉強を毎日毎日飽きずにしている「モノ」、それぞれが独特だったが、身体障害者が目立って多いのが何よりもびっくりした。腕が2本ともないが... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチB(6)
  • そして、いじめられることがなくなると、今度は不思議なもので張り合いがなくなった。もし、誰かが肩を小突いてきたら、因縁を吹っかけてきたらといつも気を張り詰めていたのだけれど、そんなことがピタッと止まったのだ。そして、そんな毎日に飽き足らなくなり、むしろこっ... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチB(5)
  • ときどき、どうしても寂しくなったときは、ベッドと布団の間に隠してあったそのシールを眺めた。ピンク色のハートに囲まれて笑いかける両親。どっちも会ったことは一度もないし、きっと会うことも永遠にないのだろうが、そのシールを見ると、不思議と寂しさが消えるのだった... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチB(4)
  • しかし、ふとしたことでいじめられることがなくなった。実来がソープランドから施設に移るとき、年齢は分からないがおそらく60くらいは優に超えているおばあさんの現役ソープ嬢が、小さなシールをくれた。プリクラのシールで、おそらく携帯か何かに貼ってあったのだろう、写... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチB(2)
  • 西条実来もその一人だった。中国人留学生と新宿歌舞伎町のとあるソープランドで働く売春婦との間にできた子どもだが、男女関係のいざこざで生後まもなく母親は同業者にナイフで惨殺され、父親は実来が生まれる前に既に帰国して、そのまま行方知れず。本名を隠して働いていた... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチB(1)
  • 世の中には、必ずしも両親に愛されつつ産まれてくる者ばかりとは限らない。何らかの理由で子どもの存在を知られたくない者、経済的理由で育てられない者もいる。そういう子どもは親から離れ、祖母兄弟がいればまだしも、遠い親戚に預けられるとか、子どものいない家庭に養子... [続きを読む]
  • デリバリー(12)
  • そっと抱きかかえられる感じがした。力強い左腕で耕太郎を抱き寄せる。「ここからの夜景、見せたっけ?」首を振ると、達彦は腕を達彦の首に巻くように誘導した。すると、抱きかかえる形で、下はつながったままソファから窓の方に移動した。そしてそのまま歩いて、大きな窓へ... [続きを読む]