sakanauranai24 さん プロフィール

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sakanauranai24さん: 鮎高ゆう
ハンドル名sakanauranai24 さん
ブログタイトル鮎高ゆう
ブログURLhttp://sakanauranai24.blog.fc2.com/
サイト紹介文小説、書いてます >゜)))彡あなたの猫にしてください(駄)投稿中
自由文小説、書いてます >゜)))彡
山奥の洋館で、男はひとりの『猫』を………買った。あなたの猫にしてください(駄)投稿中
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供481回 / 264日(平均12.8回/週) - 参加 2017/02/28 17:33

sakanauranai24 さんのブログ記事

  • N034:アレだ。グラスの中に指輪入れるヤツだろ?
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちらクルスが案内してくれた部屋に入ると───リューシュはミソラをソファに静かに横たえる。「これ使って!」クルスが膝掛けを持ってきてくれる。「悪いな、クルス。助かるよ。」そう言って膝掛けを受け取ると………リューシュはミソラに、その膝掛けをかけた。「えぇっとぉ………貧血の時って、どうしたらいいんだっけ?鉄分補給───って言っても……ミソラち [続きを読む]
  • N033:ステーキよりも、旗の立ったハンバーグが食べたい。
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちらクルスが賑やかに話している様子で───ミソラに食事の乗った皿などを渡している。そんな様子を視界の端に捉えつつ………リューシュは初老の紳士への挨拶を終えた。アカムと共に、ミソラとクルスの許(もと)へと戻りながら───「モーラン中佐もお変わりない。」アカムがそんなセリフを言い───「ご子息が今年成人って───あの小っちゃかった坊っちゃん [続きを読む]
  • N032:肉は中までしっかり焼いてある方が好きなんですけど……
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちらリューシュとアカムが足を止める。「こんにちは〜」2人の目の前には、女の子の様な綺麗な顔をした青年が、立っていた。体型的にも───アカムやリューシュと比べれば、ずいぶんと線が細い。「おぅ、クルス。」「久しぶりだな。」アカムとリューシュがそれぞれ声を掛ける。クルスと呼ばれた青年は、ニコニコと笑顔を見せていた。「あれぇ?」クルスはリューシ [続きを読む]
  • N031:グラスとお皿持ちながら食事するのって、結構難しい。
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちら会場内はガヤガヤと賑わっている。「あんまりかしこまらない立食式のパーティーとは言え───結構な人だな。」リューシュが会場内を見渡しながら言う。「そう言えば今日は、モーラン中佐───今は総監か……も、いらっしゃるらしい。」アカムがリューシュの横を歩きながら言う。「へぇ………珍しいな。」「ご子息がEst(エスト)に入られたそうだからな。挨 [続きを読む]
  • N030:スーツ男子はカッコいい。
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちら「───お、リューシュ。」会場の入り口で、ちょうどアカムに出会う。アカムは蝶ネクタイなどしていて、シックなスーツ姿であった。一方のリューシュも、三つ揃いのスーツなど着ていて───なかなかビシッと決まっている。そして、そのリューシュの後ろには………「ミソラ───だったっけか?」ドレスを着た、ミソラが立っていた。ミソラは、ワンピースタイ [続きを読む]
  • N029:私も同じの持ってるんですぅ→服屋の店員とお揃いなんて嫌だ。
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちら「ドレスは選べたか、仔猫ちゃん?」リューシュがカウンターの前で振り返りながら、ミソラに向かって聞く。「はい。」「ミソラ、なに着ても似合うからさ。迷っちゃったよ。」ミソラだけでなく───ミソラのすぐ後ろにいるナルも、ため息を吐きつつ、そんな風に返事をする。「お前、仔猫ちゃんに変なことしなかっただろうな?」「こちらにサインをお願いします [続きを読む]
  • N028:目くじら………鯨(クジラ)とは、無関係なのね。
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちら「パーティー用ってことは………シャルダラ大使館の、とか?」ルカがポロリとそんな事を言い───「そーなんだよ………。察しがいいな。」リューシュはルカに向かって答え───「先週、ジャンが買いに来たんだよ。そん時に話してたからさ。」リューシュの言葉にルカではなく、今度はナルの方が答える。「じゃ、ミソラ───行こっか!」ナルはパッとミソラの [続きを読む]
  • N027:ウィンナーとソーセージの違いって何だろ?
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちらルカは首から布製のメジャーを掛けて、戸の前にある短い階段を降りてくる。そして───ミソラとリューシュに気が付いた。「いらっしゃい、リューシュさん。それに───ミソラちゃん。」ルカはミソラたちの方へと寄ってくると、軽く微笑んで、そう言った。「えっ?!あれ……?え─────?!」ミソラはキョロキョロと、二人のルカを見比べる。「ルカさんが [続きを読む]
  • N026:海風が………ベタベタする。
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちら休日───海岸沿いの街は、賑わっていた。道には馬車が行き交い、人通りも多い。リューシュの屋敷がある閑静な丘の上の方とは、ずいぶんと様子が違っている。ミソラはそんな街を見回す。その市街地には───少し高級そうな店が、建ち並んでいた。「わーっ!キレイ!」宝石店の前のウィンドウを覗き込みながら、カップルの女の方が、そんな感想を漏らしている [続きを読む]
  • N025:ドレスなんか似合う顔してません。顔の平たい族ですから。
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちら「───と、いう訳で」リューシュは仕事部屋の机につき───応接セットの横に立つミソラを見ながら、言った。「今回は仔猫ちゃんも、一緒に行こうか。」「そうですね。あそこには仕事関係の方も多くいらっしゃいますし。いい機会かもしれません。」ジンはせっせとその辺の書類を片付けながら、言う。「あまり大所帯で行っても仕方ないので───今回わたくし [続きを読む]
  • N024:一度は行ってみたい『オカマバー』!
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちら「オカマバーで撮った………俺の、女装写真。」リューシュは左手で顔を覆う。アカムはその写真を見て、しばし絶句していた。「昔の女でも思い出して………感傷にでも浸ってた方がまだマシだ!ボケっ!」アカムはふいとその写真から顔を背けると、それを机の上に裏返しに戻し、鼻から息を漏らす。「まったく……!『若気の至り』ってヤツか?」「2年前だ……… [続きを読む]
  • N023:殉職はしません。
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちら『誰だろう?』という様に首をひねるミソラに向かって───「オジサンの友人の、アカムだ。」と、リューシュはミソラに向かって言う。ミソラはパッと立ち上がると───「では私は、仕事部屋の方へ先に行ってます。何かあったら呼んでくださいね、おじさま。」そう言って、気を利かせて部屋を出ていく。アカムとすれ違いざま………ミソラはニコッと微笑み、軽 [続きを読む]
  • N022:ボンゴレと言えば、ファミリーでしょう!!
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちら「大丈夫ですか?おじさま。」「うん……あぁ………………」傍らでしゃがみ込み、自分を見上げているミソラに向かって───リューシュは唸(うな)るように返事をする。「ボンゴレのスープです。鉄分も多いですし、二日酔いに効くそうですよ。」そう言って、ニコニコしながら───ミソラはソファテーブルの上に置いてある、スープカップの蓋を開ける。リュー [続きを読む]
  • N021:チャンポンすると酔う!吐く!必ず二日酔いになるっ!
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちら「よぅ。」右手に書類入りの封筒を持ち、スーツの上着を脱いだベスト姿の男が───仕事部屋の入り口に、立っていた。「あ……おはようございます、アカムさん。」机の上の書類など揃えていたジンが顔を上げ、その男に挨拶する。アカムと呼ばれたその男は───リューシュと同じくらいの年代に見えた。ガッシリとした体躯、キリッとした顔立ちのためか、随分と [続きを読む]
  • N020:塩顔系男子………でもラーメンは味噌系が好き!
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちらミソラは廊下から一歩入った給湯スペースで、お茶の用意をしていた。今日はワンピースではなく、白いブラウスに、膝丈のフレアスカートを穿いている。お盆にティーセットを用意していると───「あれ?君って………」後ろから、男の声がする。振り向くとそこには、20代半ばくらいの短髪で、さっぱりとした印象の若い男が立っていた。「そっか。その洋服は君 [続きを読む]
  • N019:日本語しか喋れません。
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちら「お分かりになったと思いますが───ここは自宅兼仕事場になっています。」ジンが中年男が居る部屋へと戻ってくる。その後に続き、ミソラが部屋へと入ってきて………「おっ!」書類から顔を上げた中年男は、ミソラに向かって言う。「仔猫ちゃん、可愛いじゃないか。」ミソラはワンピース姿であった。さっきとは打って変わり、清楚な印象だ。ミソラはそんな中 [続きを読む]
  • N018:ドレミファソラシド♪
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちら「私はここで働いている、ジンと申します。」眼鏡の男は事務的な口調で、女へと言う。「あなた─────お名前は?」「おっ!そー言えば………仔猫ちゃんの名前、まだ聞いてなかったな。」そこでやっと中年男は書類から顔を上げ、若い女のことを見る。若い女も少し顔を上げ、中年男のことを見つめると………「ミソラ………私の名前は『ミソラ』、と申します。 [続きを読む]
  • N017:ポーっポっポ!………鳩じゃない。
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちら眼鏡の男はチラリと女を振り返り、ちょっと軽蔑するような瞳で、女のことを見た。「こんなだらしない格好で、街を歩いて帰って来るなんて………」眼鏡の男は『信じられない』と言った様子で、ため息まじりに言う。「汽車にも乗ったぞ。」中年の男は、書類に目を通しながら言う。「あなたって人は………………」更に呆れて、そう言い捨てかけた所で───眼鏡の [続きを読む]
  • N016:バスローブ、ワイン、猫……昔の金持ち像って、よーわからん。
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちら眼鏡をかけた男は女の顔を見つめた後(のち)───「そのバスローブ………………」柄こそ違うが───若い女が中年の男と同じような着物を着ていることに、気づく。「まさか───」「今日からウチで働いてもらうことになった───仔猫ちゃんだ。」女は先程から遠慮がちに、中年の男の隣に佇んでいた。「お前も助手が欲しいとか言ってたじゃないか。」中年の [続きを読む]
  • N015:七五三に、『着物ドレス』はアリか?ナシか?
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちら男の屋敷は高台にあり───結構、立派なものだった。中に入って出迎えてくれたのは───「リューシュさん!あなたは一体………何を考えているんですか?!」少々神経質そうな、眼鏡をかけた細身の男。「『山奥の売春宿に行って女を買ってくる♪』───って!こんなメモ残して、ふらっと居なくなって!」「あはは。ごめん、ごめん。」中年の男は、その眼鏡を [続きを読む]
  • N014:現実世界で『仔猫ちゃん』とか呼んだら…ドン引き確定。
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちら「おじさま─────!!」ちょうど切符を買い終えた男の許(もと)へ………女が、駆け寄って来る。「………どうしたんだい、お嬢ちゃん?何か、忘れ物か?」そんな女に、男はヘラヘラと笑いかける。女はそんな男を見上げる。走って来たのか………少し、女の息は乱れていた。「おじさま……あの………。私を、一緒に連れて行って貰えませんか?」男は穏やかな [続きを読む]
  • N013:人動改札
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちら混雑する駅舎───男は、切符売りの列に並んでいた。次の次くらいに、自分の番がまわって来る。そんな時………「おじさま!…おじさま!─────」人ごみの後ろの方から………慌てたような、焦るような、女の声が聞こえてくる。人ごみに紛れて、その女の姿は見えなかったが───「ちょっと、お客さん!あんたの番だよ!」切符売りが、窓口の中から、男に声 [続きを読む]
  • N012:給料3ヶ月分の………
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちら女の手の上に置かれた金貨には───四つ葉のクローバーの様な紋章が、描かれていた。「これを───お嬢ちゃんにやろう。」中年の男は、女に向かって、そう言った。「これは、どっかの王国の成婚記念の硬貨らしくてな───」そう言うと、男は女の手の上の、コインを裏返す。コインの裏には───王と妃らしき人物の、絵柄がついていた。「金貨としてだけでも [続きを読む]
  • N011:純金積み立ては………やっぱりコツコツと!!
  • 作品一覧・【猫(駄)】目次『あなたの猫にして下さい』第1話はこちら「もうあの洋館には、2度と近づくなよ。」女は暫し男のことを見つめていたが、小さく頷くと、下を向く。男はそんな女に歩み寄る。女は警戒するように、怯えるように、ビクリとして中年の男の事を見上げた。「手、出せ。」中年の男はそう言うと、着物の袂(たもと)をゴソゴソとまさぐる。男も女も───あの洋館の中で着ていた、変な着物姿のままだった。中年 [続きを読む]