いくさん さん プロフィール

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いくさんさん: 無職は恥だが癖になる
ハンドル名いくさん さん
ブログタイトル無職は恥だが癖になる
ブログURLhttp://shishimong.com
サイト紹介文世界のどこかでユルくいきてます
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供269回 / 365日(平均5.2回/週) - 参加 2017/03/08 11:05

いくさん さんのブログ記事

  • 無職の後ろめたさとカネ
  • 今日最初の香ばしい苦味が口の中に広がる。平日の朝。郊外のカフェで空いている席を確保するのは造作もないことだ。こうしてカフェに行きさえすれば、1杯のコーヒーが注文から僅か数分で出てくる。雨の日も風の日も。これって地味にすごいことだ。この1杯のコーヒーが僕の前の出てくるのに、いったいどれだけの人々が関わっているのだろう。南米や太平洋諸国でコーヒー豆を栽培した人。果肉を取り除き洗って乾燥させた人。国際物 [続きを読む]
  • 社畜の時間、起業家の時間、無職の時間
  • 僕はインド人街に好んで住んでいる。たまに刃傷沙汰とか起こるので、超安全国家シンガポールにおいては危険地帯とされるエリアだ。それでもそんなカオスな雰囲気がなんだか癖になるんだよね。きれいな裏路地もたくさんあるし。そんな街の外れに、僕がかれこれもう4年も通っている八百屋がある。そこはいわばインド人のインド人によるインド人のための店って感じ。客層や店員さんもほとんどがインド系シンガポール人かバングラデシ [続きを読む]
  • もう好きなことだけして生きていくしかない
  • 親が理解してくれない、学校に行きたくない、日本企業で働きたくない、日本に住みたくない…。僕の人生を振り返ると、なんか周りに文句ばかり言っている気がする。きっと親も学校も日本企業も日本社会もみんなマトモで、むしろそれにマトモに適応できなかった自分が落伍者なんだろうな。でもね。一応僕だって社会的期待に応えようと、自分なりにマトモであろうと努力を重ねてきたんだよ。親の期待にこたえなきゃ、浪人も留年もしち [続きを読む]
  • 【ハルアキラ 第1話】労働について
  • ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。ある日の夜、僕らはバーにいた。どうして人は働くんだろうね、ハルが呟いた。仕事を辞めて昼間からビール片手に街をブラブラしていたアキラにはタイムリーな話題だ。そりゃ、食いっぱぐれないように働かなきゃいけないんじゃん?少なくとも僕は飢えないように仕方なく働いているし、もし油田を掘り当てたら二度と労働なんてしないね。何もしないでいるって [続きを読む]
  • 夜毎に天井のシミを見上げて不可逆な孤独を味わう
  • 寝酒は美味い。お気に入りの磁器カップをロックアイスで満たし、そこに日本から密輸したスコッチウィスキーを注ぐ。大量の氷と少量のアルコール。口に含んだ瞬間、強烈なピート香が鼻腔の奥に突き刺さる。ところが2口目からは氷が溶けた分きっちり正確なペースで薄まって、英国領アイラ島秘伝の泥炭層がこのボトルに与えたその個性を確実に受け入れやすくしていく。でもその一方、アルコール度数に反比例して沈んでいた弱い芳香が [続きを読む]
  • 違いに寛容なシンガポールは発達障害の概念が希薄
  • このブログを始めてまだ日が浅いころ、発達障害は多民族国家に移住するとラクかもと書いた。ジッと座っていられなかったり、マルチタスクが出来なかったり、テンションが上がると声がついついデカくなったり、相手の感情を掴みきれず空気を読めない行動をしてしまったり…。僕の場合はその場の空気とか目の前の相手が自分に要求している行動は結構わかるけど、社会規範よりも自分の欲求や反感を優先してしまい衝動的な行動で相手の [続きを読む]
  • 男女の利害が分断され憎悪が凝縮している
  • ここ1年ほど絶賛婚活中のシンガポール男子くん(30)。彼とは毎週テニスをしている仲なんだけど、どうにも出会い戦線に異常アリな感じ(=^・・^;=)独身だと公団住宅を買う時に不利になり、結果実家で一生暮らすことになってしまうシンガポール。両親とあまり上手くいっていない彼みたいな人にとっての「結婚」は、僕のようなお気楽無職野郎には理解できないほど重い意味を持つ。大手のお見合い仲介業者に登録している彼は、その [続きを読む]
  • トラブルに真正面から対処するのはダルい
  • 無職になってから夜のカフェに頻繁に行くようになった。前職は始業が早かったので6時起きを5年も続けていたんだけど、本来夜型の僕が一番活動的になるのは日付を廻ったくらいの深夜なんだよね。幸いシンガポールの都心部には24時間営業していてファミレスみたいに使えるカフェがポツポツと存在する。今夜は疲れて早く寝たんだけど、残念なことに中途半端な時間に目覚めちゃって再入眠出来そうにない。だからパソコンを抱えてま [続きを読む]
  • 恐縮しちゃって良いサービスを楽しめない
  • 日本のコンビニでお釣り受け取る時、レジのおねぇさんが手を軽く添えてくるやつ。あれ。僕はあれがどうしても苦手で、コンビニでは必ずApplePayで払い「レシート要りません!」と言い捨てて足早に退店する。これだけ聞くとひどい潔癖症のようだけど、実は真逆で「うわぁ僕の手はさっきトイレの後洗ってないんでぇぇ汚いですぅぅぅ(=^> <^=)」って感じ。そこは手くらい洗っとけって話なんだけど、それ以外にも僕は「真人間」のク [続きを読む]
  • 21世紀に学校に通うのは時代遅れの宗教だ
  • ここ最近、日本の僕の地元より赤道直下のシンガポールの方が涼しくてヤバい。そんな異常気象にも関わらず、普段どおり野外で部活に勤しんだ子供が熱中症で死んでいるというニュースを読んだ。中には虐待教師が適切な対処を怠った結果として生徒の命が奪われたケースもあり、学校の責任が問われている。炎天下で水分補給を禁止したり、炎天下で野外活動を強制している時点でそもそも狂っている。でもよく考えると教師って頭がイカれ [続きを読む]
  • 会社に時間を売らないと時間がゆっくり進む
  • 夜の9時半。ここはシンガポールの都心から少し離れた24時間営業のカフェ。東京なら中野って感じかな。背の高いオフィスビルもあれど街並みはどこか所帯じみたものがあって、シンガポールがこんなにも発展するずっと前からベッドタウンとして機能してきた貫禄が滲む。そんな郊外都市のカフェで今夜も僕はパソコンを開いた。するとTwitterにこんな投稿が流れてきた。「あと1週間で7月が終わっちゃう」そうか、まだ7月なのか。 [続きを読む]
  • 特化こそが価値な時代、餅は餅屋に任せる
  • ししもんは結構毛深いライオンなんだけど、ヒゲは断然抜く派(=^・・^=)?っていうか不精すぎてヒゲを剃る習慣が昔からない。思春期は親や学校で怒られるまでヒゲを剃らなかったし、社会人になってからは鼻毛ボーボボな上司に3回くらい指摘されたら渋々剃る感じ。しゃくだけど客先に出向く前とかはしゃーない。僕だって日本でそのくらいの協調性は発揮しようと頑張っていたんだ。そこいくとムダ毛の類は根本的に抜いちゃば2周間く [続きを読む]
  • 安易にデパスに頼った顛末
  • 久しぶりにデパスを飲んでしまった。週末はどうにも不安感がMAXで、それでいて大切な予定がどどっと入っていたこともあり、睡眠の質を重視して寝る前にデパスを投入したのだ。0.5mg。インドから個人輸入したジェネリック1錠の半分だ。デパスを完全断薬してから、かれこれ1年ぶりだった。飲んで早速副作用の方が先に来た。背中の肩甲骨の間くらいが火照り、酷い肩こりのような不快感で思わずサロンパスを貼った。この反応は筋肉 [続きを読む]
  • ウツ友は諸刃の剣
  • 僕にはかれこれ6年の付き合いになる「ウツ友」がいる。6年前に僕がシンガポールのホステルで時給400円のアルバイトをしていた時、偶然そこに女友達を連れて一夜の宿を探しに舞い込んできたのが彼だった。第一印象としては奥手で大人しめな女性からも信頼されるような、誠実でカネもある駐在員って感じだったんだけど笑そのホステルはジャランバサールといううらぶれた工場街にあった。国土が狭く不動産が高騰しているシンガポ [続きを読む]
  • 理不尽に耐えるのは美徳じゃなく搾取
  • 文部科学省の役人ともなれば息子を医学部に裏口入学させることができる。年金は老人への貢物なので氷河期世代以降は払った額さえ取り返せないかもしれない。多重下請け構造により何回にもわたり給料がピンハネされ、実際に振り込まれる労働者の給料は受注額の半分にも満たない。さらにそこから国税や住民税が引かれ、しかもその税金は年末恒例の無意味な道路工事に使われて土着クズが経営する土建屋に流れる。前回の記事で、国内に [続きを読む]
  • 理不尽に耐えるのは美徳じゃなく搾取
  • 文部科学省の役人ともなれば息子を医学部に裏口入学させることができる。年金は老人への貢物なので氷河期世代以降は払った額さえ取り返せないかもしれない。多重下請け構造により何回にもわたり給料がピンハネされ、実際に振り込まれる労働者の給料は受注額の半分にも満たない。さらにそこから国税や住民税が引かれ、しかもその税金は年末恒例の無意味な道路工事に使われて土着クズが経営する土建屋に流れる。前回の記事で、国内に [続きを読む]
  • 日本の搾取構造から脱出せよ
  • ホステルで時給400円のバイトをしていた頃からのお友達と会った。彼は以前このブログでネタにした自己肯定感に悩むと中国人男子くんだ。中国四川省の神童としてチヤホヤされて育った彼は、自己肯定感を満たすために他人の称賛に強く依存している。それで大人になっても特別であろうともがき苦しみのた打ち回るうちに、何故か内なる女性性に目覚めて性転換ホルモン注射を始めるというブッ飛んだヤツなんだけど…。最終的にメンが [続きを読む]
  • 労働者が企業を使い捨てにする時代
  • 僕がもう4年以上住んでいるシンガポール・インド人街のシェアハウスには、僕が住み着いたころから同居人の中華系マレーシア人男子くんがいる。彼は僕より3歳年下の弟分って感じなんだけど、これがステレオタイプの几帳面。食器の洗い方、洗濯物の畳み方、廊下のゴミの拾い方などなど、ちょっと病的にパラノイア。その洗ってない食器と洗濯物を公共スペースに放置して廊下にゴミを投げたのは何を隠そう僕なだけに、まいど心苦しい [続きを読む]
  • カネは要らない危険な人たち
  • 無職なので昼間からビール片手に街をブラついていると、実に様々な人たちが声をかけてくる。例えば日本では鼠色のスーツを着た風俗関係のキャッチが多い。ってかアイツラって全国指定の制服を支給されているわけでもないだろうに、なんでどの街でも同じ格好に収束するんだろう。もっとTシャツにスポーツ刈りみたいな爽やか系キャッチとかいれば風俗産業の印象も変わるだろうに。あの無駄に威圧的な風貌のせいで逃している潜在顧客 [続きを読む]
  • 無職のすゝめ
  • いやぁ、幸せだ。早いもので無職になってから10日あまりが経った。発達障害だ鬱だと理由をつけて社会で上手く泳げない僕だけど、シンガポールの米系企業をクビになってそもそも社会で泳ぐ必要がなくなったらブログが書けなくなっちゃった。仕事ダルい労働はクソ。この鉄板ネタが無職になったことにより使えなくなっちゃったんだよね(=^・・^;=)しかももうね、安寧という言葉がピッタリなやんごとなき日々。もはや何の文句もない [続きを読む]
  • 東南アジアの一番高い場所で迎えた夜明け
  • 深夜2時半。ここはマレーシア領ボルネオ島。しかも標高3300mの山小屋である。よしかつ、琴音、そしてワタクシししもんというシンガポールブロガー3人組は、世界遺産キナバル山の中腹で不安そうに天気を伺っていた。漆黒の空からは雨がドバドバ降り続き、1分おきに岩でゴツゴツした山肌が稲光に照らされてあらわになる。続いて腹の底に響く雷鳴…。こんな過酷な状況でこれから4095mの山頂まで登ろうというのだから、い [続きを読む]
  • 条件付きの自己肯定感でいると職を失って病む
  • 無職になって最初の月曜日がやってきた。昨夜はサラリーマンの「後遺症」で軽くサザエさん症候群だった。うわぁ明日はもう月曜日か…という突然の発作のあと、あ!そういえば俺って無職だったわw ウハッw みたいな。ちょっとしたラッキーで少なくともあと2ヶ月はシンガポールに合法的に住めることになり、友達と離れ離れになるのに猶予を与えられた感じ。これでレイオフが決まった当初苦しんだ孤立感が和らいで、今朝はハツラツ [続きを読む]
  • AI自動化時代に「残される」仕事
  • 人はなぜ山に登るのか。そこにビールがあるからだ。 by ししもん.まぁ山小屋のビールってめっちゃ高いんだけどね(=^・・^;=)山のビールは大自然の中で運動をした後に飲むから美味いのは間違いない。でもそれ以上に、その「特別感」がデカい。夜明けとともに歩き始め、何時間もかけて山の奥深くへ分け入る。バランスを取らないと谷底に真っ逆さま、ロープを使わないとたどり着けない難所をクリアし、森林限界を超えるともう人の背よ [続きを読む]