Roots さん プロフィール

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Rootsさん: 水草プロパガンダ
ハンドル名Roots さん
ブログタイトル水草プロパガンダ
ブログURLhttp://roots-aquatic.blogspot.jp/
サイト紹介文水草やその業界についての考察
自由文水草にまつわる様々なことを独自目線で綴るブログです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供19回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2017/03/14 17:26

Roots さんのブログ記事

  • 水草水槽的キャズム〈1〉
  • 以前の水草水槽では底床は主に大磯が使われ、炭酸ガスの添加器具で入手しやすかったのがテトラの低圧ボンベ(拡散筒に貯めておくタイプ)であったため、多くの量を添加するのには手間か工夫が必要でした。その時点でかなりハードルが高く、水草の栽培は比較的マニアックな世界だったと思います。しかしながら水草水槽は以前より難しくなくなりました。なぜかと言うと、昔に比べ良い性能の器具類が簡単に揃えられるようになったこと、 [続きを読む]
  • 不可逆的境界
  • ちょうど8年前にこんな記事を書きました。→水草と園芸に垣根はあるのか私は水草の人でダッチアクアリウム好きなので、この記事の内容にもある通り水草以外の水槽外で育てる植物は装飾だったり気分転換だったりと言うのが出発点です。過程は端折りますが、その後は採集者が持ち帰る中身は水草から陸上植物にシフトし、水草が売れなくなったこともあり、水草が持ち帰られることは殆ど無くなりました。もちろん、私自身アグラオネマ [続きを読む]
  • 重箱の隅
  • 水草のファームと呼ばれるものが海外にはいくつもあります。それらを相対的に見た時に、それぞれ役割なり立ち位置みたいなものがあって、例えば高品質で最先端の水草を提供する、または比較的安価で多くの種類を供給する、などでしょうか。こちら側からすると、それぞれの立ち位置を勝手に想像していて、出来ればそのように行動して頂きたいのですが、なぜかは不明ですが謎のこだわりみたいなものがあります。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 [続きを読む]
  • 逆に長期維持/番外編 水槽から消えるクリプトコリネ
  • かつてはレイアウトの主役であったクリプトコリネの存在が急速に薄れてきたように感じています。現在は主に組織培養カップで販売されています。もちろん、昔ながらのポットでも流通していますが、かつてのようにあちこちのショップで多種のポットを見ることは殆どありません。更に昔は鉛巻やバラ株などがあり、店頭でもバラ株を直植えにして1株単位で販売されていました。特殊な種類ではなく、ウェンティやルーケンス、バランサエ [続きを読む]
  • 逆に長期維持 <4>
  • 前回は長期維持で水槽に個性が出るという話になりました。それが具体的にどういう事なのかを見てみましょう。水草水槽を維持してそれなりに時間が経過するとソイル系の場合は初期のブーストが終わるころに水草の生育に変化が見られます。短期思考の水槽の場合はここでリセットですが、長期維持の場合はここからです。ちなみに大磯などの砂礫系の底床の場合はこの辺りからようやく良くなり始めます。短期のゴール時期=大磯長期のス [続きを読む]
  • 逆に長期維持 <3> 
  • 引き続き長期維持についてです。前回は近年のレイアウトは主に短期思考で作られることが殆どであり、使用する器具や水草も同じようなものであるために、水槽としての性質は似たような状態に収斂したところで終了するとしました。その場合、個性と言うものはレイアウトのみで表現されることになり、問われるセンスは、どのような材質の素材(木や石)をどう組み合わせてどう並べるか、そしてどこにどの水草を配置するか、と言うことに [続きを読む]
  • 逆に長期維持 <2>
  • 引き続き長期維持の話ですが、少し目線を変えます。の冒頭に書きましたアプローチが画一的であるということですが、やはりそれは情報のソースがインターネットであることが多く、検索エンジンが上位に拾い上げるものは同じものであることがあるため、と言う事が一因と思います。また、レイアウトも良いとされるものの出所が1カ所で、専門誌にもそれに倣ったレイアウトばかりが紹介されるため、「水草レイアウト」自体がそう言うも [続きを読む]
  • 逆に長期維持 <1>
  • 水草水槽の楽しみ方は様々だと思います。近年は道具が豊富・安価となり、調達もインターネットを使えばどこからでも可能です。しかしながらそれに反して、アプローチはどこか画一的になっているような気がします。恐らくはインターネットで検索すると上位には同じような情報が常に並んでいます。それを参考にすることによって、大多数の人が同じ情報をお手本にしていることが考えられます。また、前述したように道具が非常に良くな [続きを読む]
  • 当店リリースのアグラオネマ ピクタムの名称とその由来について (改訂版)
  • アグラオネマ ピクタムがアクアシーンに登場して10年ほど経過しました。その間、様々な出来事があり、色んな事が見えてきました。立場上、優先的に入ってくる情報もありますが、またその逆もあるわけで、すべてを見てきたわけではありませんが導き出された答えがあります。と、まぁそれはさて置き(笑)10年ひと昔ではありませんが、そろそろ何周か回ったのかな、と感じるのは、素朴な疑問を投げかけられた時です。これはずっと関わ [続きを読む]
  • 冬は終わらない
  • 2018年の第1四半期が終わりました。とりあえず色々あったのでざっくりと見てみましょう。今年に入ってから関東の有名店が閉店したとのニュースがありました。JCNET 第1報JCNET 追報こちらは以前触れました2016年の情報です。JCNET 第1報JCNET 追報そして先日、再建を断念したようだと言う話が飛び込んで来ました(※公式には未確認)また、今月からガーパイクが特定外来生物としての規制が開始されました。個人的に好きな魚なの [続きを読む]
  • 水草と言う特殊な商品
  • 水草の入荷ルートは様々あります。一般的なところでは、ヨーロッパ、東南アジア、国内の水草ファームからの入荷です。日本国内で流通している多くの水草がこのルートでしょう。私が身を置く特殊な水草界の場合はちょっと違いますね。みなさんご存知の採集業者さんたちが持ち帰る、現地で採集された水草(まぁ今は植物と言った方が良いですが)がメインとなります。プラスアルファで、問屋さんの努力による現地の業者を使った採集品が [続きを読む]
  • welcome back
  • 近年は新たな水草の入荷がめっきり減ってしまいました。特にワイルドの採集物と言うのは皆無といっても過言ではないくらいのレベルです。かつては南米からの未知の水草や個人採集の東南アジア産水草が退屈する間も無く続々と紹介され、その合間にファームの新着もあったりして、選び放題と言う贅沢な時期がありました。現在唯一残っているアクアリウム関係の月刊誌であるAL誌にある新着を紹介するコーナーのアクアフィーチャーでも [続きを読む]
  • 恒例!今年印象に残った水草&植物 2017
  • 早いもので2017年も終わりに近づいています。年々時間が過ぎるのが速くなるような気がしてあまり嬉しくないのですが。。。まぁそんなことはさておき。毎年もういいのかぁ。。。と思いながらも続けてきました。当初は掲示板で軽くやっていたので、もう残っていませんが、ブログに書くようなって今年で10年目。やれやれです、まったく(笑)今年は水草がちょびーっと来たので個人的にはまずまずモチベーションも維持しつつ、水草への気 [続きを読む]
  • 凄いんだよ、水草。
  • 水草業界の凋落が始まってから何年も経過しますが、その転換期を察知出来た部分と、ダッチアクアリウムへの憧れを抱き続けていた部分がタイミングよく重なり合ったこともあり、陸上の植物を取り扱う機会が増えました。園芸と一括りには出来ない多種多様な植物が、当然ながら存在しています。もちろん、私が触れている種類数などたかが知れており、個人的に興味が無い、または取り扱うタイミングを完全に外してしまったもの等も数多 [続きを読む]
  • ノスタルジック プランツ
  • 近年、海外から入荷する水草の殆どがファームものとなっています。主には東南アジアとヨーロッパからの入荷で、それぞれ複数のファームがあるのですがヨーロッパからは殆どがトロピカの入荷で占められていると言う印象があります。もちろん現在もオランダからの入荷もあるのですが、かなり影が薄くなっており、目を引く新作にも乏しく、10年以上も誤った種小名を使い続けている※ような状況があります。※アクアフルールと言うオラ [続きを読む]
    • 関連キーワード
    • アヌビアスコーヒーフォリア
    • アフリカンオテリア
    • カボンバシルバーグリーン
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  • 「ホレマニー」と「ウルグアイエンシス」 Part6 最終回
  • 前回はウルグアイエンシスの知られざる?タイプ違いについて見てみました。1種を見続けるだけでも延々と遊べるということがわかると思います。さて、落としどころもわからなくなってきましたが(笑)最後はホレマニーについてです。ホレマニーと言えばエキノドルスの王様と言っても良いでしょう。エキノドルスの終着点はホレマニーグリーンです。もちろん魅力的なエキノドルスはたくさんあります。しかしながら、やはりその存在は絶 [続きを読む]
  • 背中合わせ
  • 以前に水草業界の大きな変化として組織培養カップの普及について触れました。見ている限り、世間的には割とすんなり受け入れられた印象でした。もちろん以前の記事で解説した通り、メリットものあるのですが、個人的にはある意味収縮の方向への転換点になったのではないかと感じています。組織培養カップの水草は寒天培地に根を張っているため、従来のロックウールに根付いたポットに比べて水草を取り外すのが容易で、植える前の準 [続きを読む]
  • 絶滅水草専門店
  • 近年は水草専門店と言うものをみつけるのが困難になりました。以前は良くも悪くもそこそこあって、なんとなく水草に注力しているショップを巡ることも不可能ではありませんでした。私自身は水草好きなので、たまに「水草で」刺激を受けたいと思い続けているのですが、なかなかそういう機会に恵まれません。ちなみに、私の言う水草専門店と言うのは、水草に特化したショップで、以前にもブログに書きましたが(〜屋って難しい)、情報 [続きを読む]
  • Newラージなんちゃら
  • 水草不遇の時代が何年も続いていますが、そんな中にあって近年、革命的な水草が1種だけ登場しました。初心者からマニアまで、何かにつけて用途があり、栽培は容易で、その性質は使用者の期待を裏切らない。そう、みなさんご存知の「Newラージパールグラス」です。本種の性質に初めて気づいた時は、「これはもしかして凄いのが出たのかもしれない。」と感じました。入荷はもちろんAZ便(アズール便・甲斐さん)です。南米からのダイレ [続きを読む]
  • 「ホレマニー」と「ウルグアイエンシス」 Part5
  • ちょっと間が。。。こういうのは一気に最後まで書き切ってしまわないといけませんね。やり直し的な雰囲気が。。。 と言う訳で。。。個人的にずっと頭の片隅にあるので、今回はウルグアイエンシスを少し掘り下げようと思います。改めてウルグアイエンシスと言えば。。。昔から一般種として知られるエキノドルスだと思います。ファームでも安定的に生産されており、常にどこかで販売されています。他のエキノドルスと比べてそのすっ [続きを読む]
  • EXIT
  • 先日アクアリウム業界に大きなニュースが飛び込んできました。オフィス用品通販最大手のASKULが、同社が手掛ける個人向けネット通販LOHACOにおけるペット関連の商品を強化するためにチャームを完全子会社化しました。手法としては株式の100%取得です。さて、大きなお世話ではあると思いますが、これが何を意味するのかを考えてみたいと思います。アスクル自体は2012年に第三者割当でヤフー傘下になっていて、その後2015年の自社株 [続きを読む]
  • 魔法の言葉
  • 以前より、業界の低迷・矮小化について見ていますが、最近感じることがあるので少し触れてみたいと思います。ここ数年で起こった植物のムーブメントは、今なおその波に乗ろうとする人々によって増幅されており、一昔前では考えられないくらい、いろんな植物を目にする機会が増えました。そこで話題になったのが「ビザールプランツ」と言う言葉です。沸騰ワードでも取り上げられたこの言葉は、植物に多少なりとも興味があったり、イ [続きを読む]
  • 「ホレマニー」と「ウルグアイエンシス」 Part4
  • 今回で4回目となりますが、やはり書き始めるとあれもこれもとなりますね。。。さて、前回までは入荷の歴史と言いますか、今までの流れみたいなものを見てきましたが、今回はそこに付随して、ファームにおける本種の扱われ方と言いますか、どういう形で入荷があったのかを見てみましょう。Part2でも触れましたが、ホレマニーグリーンのメイン?の入荷はオリエンタルアクアリウムの組織培養と思われる小さな株でした。同じ画像ですが [続きを読む]
    • 関連キーワード
    • ウルグアイエンシス
    • ホレマニー
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  • 蜘蛛の糸は見えているのか
  • 以前から当ブログでは、熱帯魚業界、もちろん水草業界の矮小化について指摘してきました。その流れは止まることなく、今もなお進行しています。もちろん、その中でも住人達は生き残らなければならず、その手段を模索し続けているわけです。しかしながら、以前より危惧している水槽の小型化や流通する生体(水草・熱帯魚)とショップの没個性化は更に加速しています。この業界の良くない点と言えるかもしれませんが、売れるものや売り [続きを読む]
  • 「ホレマニー」と「ウルグアイエンシス」 Part3
  • 前回はホレマニーについて、どのような流れで現在に至るのかを駆け足で振り返りました。もちろん、それと並行してウルグアイエンシスの入荷も継続してあるわけですので、ホレマニー同様、そちらもざっと見てみることにしましょう。細長くなるエキノドルスで割と親しみがあるのがこのウルグアイエンシスではないでしょうか。一応黄緑のカテゴリーに入れたくなる色彩ではあるのですが、葉の質感はアマゾンソード等とはまた趣が異なり [続きを読む]