気ままに風の跡 by樋口友治郎 さん プロフィール

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気ままに風の跡 by樋口友治郎さん: 気ままに風の跡 by樋口友治郎
ハンドル名気ままに風の跡 by樋口友治郎 さん
ブログタイトル気ままに風の跡 by樋口友治郎
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/tomozirou-h
サイト紹介文日々は風のごとく吹き抜けてしまうから、そんな風の跡を刻んでいきたい。気ままに綴る詩ブログ。 
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供57回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2017/03/18 11:55

気ままに風の跡 by樋口友治郎 さんのブログ記事

  • さみい
  • さみいね さみいよどうしよ山の色づきも慌て駆け下りて公園の銀杏の黄色が鮮やかでやはり また来るんだな分かってるとはいえさみしいねなんだかね月が輝き星は綺麗だ明日の最低気温は ひとケタだとか放射冷却だね冬の便りも投函された頃だろかそのうち ここらにも届くのだなさみいなさみいよまいったな灯油がねえや [続きを読む]
  • ホンモノ ナニモノ
  • 何をやったってホンモノには敵わないよな突き詰めたモノマネにはプロ根性を 思い知るけどオレのホンモノよいったいお前は何者なんだだれもが敵わぬ部分って なんなんだ誰かの似せごとだけじゃ 終わっちまうぞホンモノになりうるナニモノかがこの体の中で うずくまって待ってんなら誤魔化さずにいくぞオリジナルのまま この声で叫ぶまで腹の底から 聞こえるように聞こえるように一番デカいやつで呼び覚ましてやるんだだれもが敵わ [続きを読む]
  • 季節の変わり目
  • ひどく暑かった一時代 最後の夏が終わった季節が捲られただけでは済まされない変わり目を どことなく感じて台風一過の 眩しい青空を見上げてた光の粒の乱反射を 隠すほどのトンボが泳いでたサンダル履きでコンビニいくのも寒くなってすっかり夜の訪れが早くなって吹き返しの風が 纏わりついて 冷んやりとした虫の音(ね)に囲まれたビニール袋ぶらさげ コンビニ帰り ふと頭をよぎる30年前 オレは10代最後で携帯だとか この世に [続きを読む]
  • いきもの
  • なけなしの有り金はたいて 自由を手にした あの日から一文無しで 明日の余裕なんて全くないけどこうやってでしか生きてけない"いきもの"なのだとつくずく嫌気の差す 苦笑いの毎日さ思うように事が運ばないことだらけで蔑(さげす)まされてるような気になったり苦しみばかりが かぶさってくるのも分かり切ってるのになんでだろな鳥小屋で飼い馴らされ生きても 窒息しそうだから野垂れ死んでも どこまで行けるか知りたかった空 [続きを読む]
  • さいごの道
  • たどり着く道はか細く過酷だだが その道を行くしか手立てがないのなら迷うこともあるまいひとつだけ 教えておくよ今 この道を見送れば同じ道には 二度とめぐり合わない似たような道ならこの先にも いくらでもあるけどねそんなことよりもっと大切なことに気づいたほうがいいよその道のたもとに佇めてることをひとつだけ 知っておきなよあらゆる道はどれでも踏み出して 前に進んでくしかない 間違えちゃって戻るにしても 進 [続きを読む]
  • 雨と虹
  • 立ち上がってく虹が雨上がりの空へと向かう光を捉えて雲間を縫って放物線を描いて伸びていく雨が降らねえと虹は生まれないのだな地上に降り立つ虹が雨上がりの空からそっと光を束ねて雲の隙間から描かれた弧を頼りに舞い降りる虹が生まれたのは雨が降ったせいなんだな雨が上がって虹は生まれ虹を生むために雨は降る [続きを読む]
  • 悲しみという感情
  • 悲しみを感じなくなってしまえば人間は死んだも同じだ別れは次から次と押し迫ってくるけどいちいち強くなれるわけもなく泣きたいだけ 泣いたらいい悲しんで 悲しんで 悲しんだ分目の前に見えた灯り 燈していけりゃ生きてる場所を 指し示しながらそのまま行きゃいいよ信じるのを諦めてしまえば心はひどく疲弊してくだけ悲しみに襲われる毎に武装しちまって    その感受性は麻痺してしまったか 感情は薄まっちまうから信じて  [続きを読む]
  • 秋めいて
  • 空の青さが いつになく真昼の陽射しが 明らかに影の長さとコントラストがふいに 秋めいて雲の形が どことなく風の吹き抜け方が いつからか 稲穂の頭(こうべ)の垂れるのが急に 秋めいて終わったわけじゃないけれど酷く暑かった夏の残り火が燃え果たそうとしてる朝晩の冷気が 突然に月の輝き具合が 妙に星の瞬きと 配置の角度が確かに 秋めいて終わるつもりもないけれど季節の回転扉はゆっくりと動き続けているから夏の立ち去 [続きを読む]
  • 手持ち花火セット
  • どこからか花火の匂いほのかな煙と漂ってちょとした小路を挟んだ 砂利場の向こうから宵闇を照らし出す 閃光とにぎやかに はしゃぐ声そういえば 手持ち花火セット なかなか買ってもらえなくて親戚の兄ちゃん お盆に来るのが待ち遠しくって 思い出す 夏の夜に誰も見てないナイター中継みかん箱みたいなテレビと汗ばんだ 首すじうちわ扇いでうず巻きの灰が ぽとりと落ちた中身は見た目ほどでなくても憧れの眼差しでひとつふたつ入っ [続きを読む]
  • この世に生まれてしまった限り
  • なにも 神さまってのは願いを叶るためにいる訳じゃないんだぜ時と場合によって 必要な未来を用意してくれてあるだけさそれがなんであれその人にとっての役を割り当ててねこの世に生まれてきてしまった限り否が応でも付き纏ってくるのさなにが善だか 悪だか どんな人生であったとしてもただ一つの ただ一度の 命を使い果たすためなにも 神さまってのは試練を与えるためにいる訳じゃないんだぜどこかで 誰かが泣いててもむごい世 [続きを読む]
  • ハードケース
  • 溶ろけ落ちてく夕焼け 古ぼけたギターのハードケースに すくい入れてこの夜を旅する支度でもしようか  真夏の星座を巡る汽車がホームで静かに待ってるから  シンプルなリフを情景に浮かばせて少しぐらい切なくなってさ 夜の正体ってなんなんだろ 別に構わないけど砕け散る瞬間の発光体のスピードで  さそり座とへび座の間を上空へと 滑るように走っていくそのまま アルクトゥルスの天使と子守唄をだから それは たぶん今夜 [続きを読む]
  • 逆走台風
  • おいおい おまわりさん捕まえなくていいのかよ逆走してるぜ危険行為じゃないのかよもはや 誰にも止められねえなこの星がどこへ向かってるんだかもはや 暴走ぎみだぜ逆走台風なんだか 帰り道 分かんなくなっちゃってうろうろしてるぜ迷惑行為じゃないのかよもはや 誰にも把握できねえなこの星がどこへ回帰するんだかもはや 迷走ぎみだぜ徘徊台風もはや 誰にも止められねえなこの星がどこへ向かってるんだかもはや 暴走ぎみだぜ [続きを読む]
  • 牛乳とミルク
  • 暑くって寝苦しい真夜中汗だくになりながら冷蔵庫の中はビール切れちゃって1Lの牛乳パックだけねえ ミルクと牛乳の違いって なんだと思う?たぶん コップに注いだ時 氷を入れるのがミルクで 入れないのが牛乳とか冷たすぎる牛乳は お腹をコワすから噛んでから飲むようにって言われたっけ でも風呂上がりは やっぱり冷たくなくちゃね腰に手をあて 一気に飲み干すよ溶けた氷で薄まったミルクなんか まろやかになったみたいな [続きを読む]
  • 朝の光
  • 小鳥たちのさえずりが朝の光を連れてきた降り続いた雨から開放された安堵と一抹のやり切れなさをよぎらせながらまぶしすぎる朝の光が夏はこれからなのだと思い出させてた [続きを読む]
  • 生き方と強さ
  • そういえば 泣いてばかりさ 生まれてこのかた反逆の坂道でヒザを擦りむいては躓(つまず)いた自分の手を引っ張り上げて逆境の壁ってやつ よじ登ろうとしたりすべては生き方の問題なのさ強さの価値感なんて善し悪しじゃないことぐらい 分かっちゃいるけど腑に落ちないこともあるそれでいいのかい?って ボクを戒めて どんな時でもそうやって ドシャ降りの中やってきたんだぜ正しい判断であったとしても あらゆる許しを得られると [続きを読む]
  • 今年も半分
  • 今年も半分 終わるのですねこの数日 真夏のような日差しが続いて今日は 梅雨らしい雨が降ってます火照ったアスファルトを冷まし鬱蒼と雑草を茂らせ乾いてた土と作物を潤し干上がりそうな生命 そっと湿らせて今年も半分 胸を痛めもしたり 残りの半分 踊らせたりもするのですね気がつけば 昼間は短くなり始めてました雨の降りが一層強まり梅雨明けまでには もう少し 広がる夏空は 今年の終わり滲ませながらほんの僅かな季節  [続きを読む]
  • 身体は未来に向けたまま
  • 手に入れれば なにかしら失う自然の摂理なんて そんなものさ純潔なロックンロールはもう現れにくいとしても胸躍るギターの音色とリフとボロボロの詩集とビール上手いとか下手とかって 二の次だよねハートに届けば それでどうしてだろ 豊かな暮らしが心を作るとは思えない 胡散臭い小洒落たセンスよりたぎる熱情を信じるよ武骨なリズムのスリルとグルーヴとまっすぐな思想とハイボール強めの炭酸が弾けるやつがいいよね刺激的な夢 [続きを読む]
  • 雨を眺めながら
  • 降りしきる雨粒 一つ一つがきっとボクたち一人ひとりだ行き先は 流れるがまま名もない川となって染み込んでく地面を抜けて行きたいとこ 探そうかだけど 戻るとこは みんな一緒いつか その先で 話しをしよう見てきたものを 見せ合って真っ白な雲をつくろうよ降りしきる雨音が 子守唄なら 雨が空に昇る音は 陽炎さ山の奥に生まれ落ちたから海が見てみたいなどこにあるか知らないけど流れに 流れに任せてだけど 戻るとこは みん [続きを読む]
  • たったひとつの太陽
  • 唐突な話しで なんだけど当たり前すぎて 不思議になるんだ太陽って ひとつなんだよな?瓦礫の街の上にあるのも立ち並ぶビルの上にあるのも凪の湖や森の上にあるのもどれも同じ太陽なんだってね見てきたもん 全部ひっくるめてオレらはどうなんだ?おまえにとって 過去とは 未来とはいったい どこまでいくつもりなんだなあ 教えてくれよ創世記前の太古にあったのも空が真っ赤に染まったあの時も原子炉が破裂した日にあったのもど [続きを読む]
  • どうせ転ぶなら
  • 出来ると思ってたことができなくなっていく出来てたはずのこともだんだん おぼつかなくなって汗だくになって 赤っ恥かいて 慰めもされるけどみっともねえからって やらねえほうが よっぽどもったいないからさどうせ転ぶなら 前向きにだれかの心でも奮わすような痛々しくも そんな転びっぷりで一か八かで生きてても七転八倒で歩いてく大きな夢叶わずともいつまでも 夢中でありたくて動けるうちに やっておこうぜやらず嫌いは [続きを読む]
  • 翳る頃
  • なにもかもが一番美しくなるのは全てを見守るように 陽が落ちるからまた明日がこんな日であるように祈らずも 願わなくとも夜が訪れても寂しくないように満天の星空が迎えてくれるだろうそんな今日を 日々過ごせてたなら幸せってやつに 会えるのかもな翳る頃になって 帰り路大きくなった影法師黄昏と溶け込むまでいずれ影は消え失せても 今日は残ってく昨日になって おとといとなって 過去になり粉々になった記憶の砂に埋没しよ [続きを読む]
  • 見えない力
  • よく晴れた日 すべては滞りなく清々しい一日が流れてる気配だだけど見えないとこでは でかい なにか 蠢(うごめ)いてきっと操作されてるんだよな知らぬ間に 終わらせようとしまおうと今に始まったことじゃないんだろうけど踏みにじられてく 眩しい空がなんかちょっとなよく晴れた 少し薄曇りの過ごしやすい のどかな日差しだもしも 雲に隠れていろんなこと 躍起になってもお日さまには 丸見えだよないつの間にやら もみ消そう [続きを読む]
  • 掌の中
  • どこまで行っても掌の中の出来事生き抜いてみせるのも生かされてしまうのもどこまで行っても運命の枠は伸びてくけど握りつぶされまいとどうせ転がされるのなら しなきゃならないことさえ 片付けたらあとは やりたいことをするべきだ流れ流れても流れ流されてまずは この掌の中から這い出してくぜ死んじゃったときがただ一度の枠を越える時だとしても掌の中なんかで 死ねねえぞ [続きを読む]
  • 出勤日和
  • お天道さま ポカポカご陽気で 出勤日和踏み込む アクセル渋滞なしで スイスイスイ寝ても覚めても眠いな世間は祝日 オレは不届き者法に従わぬ 不埒な輩(やから)国民の休日 破っちまったぞいつもにも増して 出勤日和 出勤日和だったから しごとが はかどる気分いいな 出勤日和行楽地は 大賑わいキャンピング ショッピング朝から電話 ちっとも鳴んないな世間は祝日 オレは非国民法に従わぬ 不埒な輩国民の休日に働いちまった [続きを読む]