firenzediary さん プロフィール

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firenzediaryさん: フィレンツェdiary2
ハンドル名firenzediary さん
ブログタイトルフィレンツェdiary2
ブログURLhttp://firenzeart.exblog.jp/
サイト紹介文フィレンツェの専門ガイドとして子育てしながら活動中。イタリアのアートな情報をお届けします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供127回 / 218日(平均4.1回/週) - 参加 2017/03/19 23:17

firenzediary さんのブログ記事

  • 作るものなのか、観るものなのか。
  • 文房具や紙ものが大好きなので、絵葉書や便せんは、”コレクション”と言われるほど、引き出しに詰まっています。それでも、出先で見た事のない面白い物を見つけると、ついつい買ってしまいます。先日買ったのはこれ。(上写真。)絵葉書なのですが、フィレンツェの有名な建造物を3Dで創る事が出来るらしい。自分用に購入し、早速切り始めましたが、絵ハガキ大のため、全てがとても小さい。綺麗に... [続きを読む]
  • レオナルド・ダ・ヴィンチとフィレンツェ
  • レオナルド・ダ・ヴィンチと言う、誰もが知る天才芸術家は、発明家でもあり、エンジニアでもあり、音楽奏者でもあった多才な人です。ただ、発案をしたものを実現する機会がなかったのか、その気もなかったのかわかりませんが、紙の上の発明のみで終わってしまったものも多々あります。それらの発明品を、実際に三次元化して作った博物館が、フィレンツェには2つあります。そのうちの大きな方の博物館へ... [続きを読む]
  • 野原の様な花束
  • 我が家の行きつけの花屋さんが、お隣に空き物件が出たので、プチ引っ越しをしました。広くなった新しいお店を見たかったので入店。そしてクレマチスの花を見つけたので、それを中心に花を選びました。「10月に猫じゃらしって珍しいね」と、店主とお話ししながら、淡い色目の花束を作ってもらいました。本当は、ガツンとインパクトのある鮮やかな鶏頭の花を探していたのですが、それがなかった事と... [続きを読む]
  • 捻る、反る、ジャンボローニャ
  • ミケランジェロに強い影響を受けた彫刻家、ジャンボローニャ。写真は、彼が制作した『ヘラクレスとケンタウルス』。今日改めて観たら、ケンタウルスの上半身がもの凄く捻られていて、驚きました。ヘラクレスがケンタウルスの頭部を、右手でグイッと後ろ側に押さえつけているため、弓の様に体を反らしています。よほど苦しいのでしょう。苦悶に顔を歪めています。後部に並べられた、直立する古代ローマ彫... [続きを読む]
  • 紋章とフィレンツェ
  • 巻き毛の可愛らしい羊が、十字の旗を持つ紋章。これはフィレンツェの大聖堂の中に観る事の出来る商業組合「毛織物組合」の紋です。毛織物組合が、大聖堂の建設及び運営を任されていたため、聖堂内には同じ羊の門が様々な場所を飾っています。最近再び、この様な紋章や家紋が気になり始めたので書籍を探しているのですが、フィレンツェの紋章を扱っている専門書は、どうやら人気がある様で、入荷してはす... [続きを読む]
  • ある時、突然に。
  • サンティッシマ・アヌンツィアータ教会前の広場。この場所には数えきれない程、息子を連れてきた事があります。様々な催しや市場が開催される場所でもありますし、大聖堂から近いこの美しい広場を、わざわざ通って帰途につく事もあります。しかし今まで、17世紀に作られた噴水に注目した事はありませんでした。でも先日は、突然、噴水彫刻の前に立ち止まり、びくともせずに観察を続け、海の怪獣の様な... [続きを読む]
  • フィレンツェの美しさの秘密
  • イタリアの歴史的建造物は、外側だけ美しく飾るのではなく、多くの場合、内側も大変美しく作られています。14世紀に着工し、外壁装飾を含めた完成は15世紀であったジョットの鐘楼も、この通り本当に美しい。上を見上げては、惚れ惚れとしてしまいます。やはり、公共建築を作る人・使う人・施主の美的感覚が優れていたためであろうな、と考えます。街中で彫刻やフレスコ画を観る事が出来たフィレンツ... [続きを読む]
  • レオナルド・ブルーニ展 〜ラウレンツィアーナ図書館〜
  • 今日から、ラウレンツィアーナ図書館で新しい展覧会が始まりました。用事のついでに足を延ばし、観に行きました。レオナルド・ブルーニと言えば、あの「天国の扉」の主題の構想を練った学者としても有名ですし、フィレンツェ民主主義都市国家でも、政治的手腕を発揮した人物として名を残しています。何より、サンタ・クローチェ教会にある彼の美しい墓廟は、ルネサンスとは何かを教えてくれる場所でもあ... [続きを読む]
  • 陶磁器のような肌
  • 16世紀メディチ家君主制の下宮廷画家として活躍したブロンツィーノ。彼が君主の妃エレオノーラ・ディ・トレドのために制作した『ピエタ[または十字架降下]』の一作品目を、ストロッツィ宮殿の展覧会で見る事が出来ます。現在展示中のこの作品は、しかし、フランスのブザンソン美術館の所有です。なぜならば、非常に完成度の高かった本作品は、本来、エレオノーラの個人礼拝堂に飾る予定だったのです... [続きを読む]
  • 国際陶器市でマグカップ
  • ちょっと休憩。新しいマグカップで、カフェ・ラテを飲む事にしました。毎年、新しい事に挑戦できる機会を頂ける事は本当にありがたい事だと思います。大変だけれど、楽しい事はスイスイ頭の中に入ってくるし、今まで知らなかった知識を学ぶ事がまた、楽しいです。ところで先週末は、楽しみにしていた「国際陶器市」に出かけました。注意散漫なので、一年のうちに何かしら割ってしまう為、毎年、陶器市... [続きを読む]
  • 「世にも美しい、カンジャンテ」
  • 現在ストロッツィ宮殿で展覧中のため、期間限定で間近で見る事が可能な、ポントルモの『十字架降下』。通常は、サンタ・フェリチタ教会のカッポーニ家礼拝堂にあります。息絶えたキリストを担ぐ男の背中を見ると、いつも思い出すのは大学の講義です。カンジャンテ(玉虫色技法)の代表的な一例として挙げられた、この背中。鮮やかなピンクをしていて、その影は薄い水色。衝撃的な美しさで、当時はスライ... [続きを読む]
  • フィレンツェの16世紀 〜ストロッツィ宮殿〜
  • 今秋は、展覧会の当たり年なのではないかしら、と展覧会会場、2部屋目を入りながら思いました。前ウフィツィ美術館館長が手掛けた展覧会の第三弾が、ストロッツィ美術館で始まりました。『十字架降下』の部屋には、この様な(上写真)豪華な展示があり、思わず、「おおーっ」と声が出てしまいました。ロッソ・フィオレンティーノ、ポントルモ、ブロンツィーノ、三者による同主題作品。素晴らしいです。... [続きを読む]
  • 秋晴れと鐘楼
  • 昨夜、突風が吹き荒れていたので、週末も悪天候になるのではないかと心配しましたが、朝起きると見事な秋晴れでした。そんな陽気につられて、久しぶりにジョットの鐘楼に登ろう、と大聖堂広場まで出かけました。すると、既に長蛇の列が出来ていたのですが、「折角来たのだから」と並ぶ事にしました。並びながら、普段は通り過ぎてしまう鐘楼のレリーフや彫刻を、じっくり鑑賞しました。いつも大聖... [続きを読む]
  • ポートレイトとモデル
  • ウフィツィ美術館に所蔵されている、ポントルモの『コジモ・デ・メディチ』の肖像画を見ると、いつも思う事は…。「肖像画ってモデルなしでも描けるんだ。」と言う事。何故かと言うと、ポントルモはコジモの生前の姿を知らないのに、この様な肖像画を描けるのだから。参照できる図像資料があれば、本人を知らなくとも肖像画は描けてしまう1つの例です。... [続きを読む]
  • 日本のルネサンス 〜ウフィツィ美術館〜
  • ウフィツィ美術館で、秋の新しい展覧会が始まりました。その名も「日本のルネサンス」展です。室町時代から江戸時代にかけての屏風絵や襖絵の大変貴重な作品を、まとめて見ることの出来る展覧会になっています。日本にいても、この様な作品をじっくりと多数鑑賞できる事は、難しいと思います。会場は、最近完成したばかりの新しい展示空間、マリアベッキ。プロムナードが、”日本風”に竹で飾られていまし... [続きを読む]
  • 柱に描かれたフレスコ画
  • いつも仕事には、半時間前には到着するようにしています。なぜならば、日本の様に”来るはずの乗り物がちゃんと来る”国ではないため、何かがあった時には、自分の足で目的地まで到達できる時間を逆算して、家を出るからです。今日も早い時間につ着いたため、二度のカフェを飲んだ後、サンタ・マリア・マッジョーレ教会を久しぶりに訪れました。聖母マリアと幼児キリストを描いた美しい13世紀の板絵をゆ... [続きを読む]
  • これはまた、大きなものを…。
  • 話には聞いていましたが、実際にシニョリア広場で見て、驚嘆。「どうして、これをここに置こうと、誰が、考えたのか。」と、まず疑問に思ってしまいました。これまでもコンテンポラリーアートは、展覧会開催の折にこの広場を何度も”飾り”、誰もが訪れる空間で作品を披露している訳なのですが…。日本にいた頃は、足繁く通っていた現代アートのギャラリーや展覧会も、フィレンツェへ来てからはその機会が少... [続きを読む]
  • これはまた、大きなものを…。
  • 話には聞いていましたが、実際にシニョリア広場で見て、驚嘆。「どうして、これをここに置こうと、誰が、考えたのか。」と、まず疑問に思ってしまいました。これまでもコンテンポラリーアートは、展覧会開催の折にこの広場を何度も”飾り”、誰もが訪れる空間で作品を披露している訳なのですが…。日本にいた頃は、足繁く通っていた現代アートのギャラリーや展覧会も、フィレンツェへ来てからはその機会が少... [続きを読む]
  • 小さな小さなワイナリー
  • 8月末に収穫が終わったメルロー種の葡萄畑。一直線に真っ直ぐと植えられている、ブドウの木。その果実を一つ一つ手摘みで収穫している小さなワイナリーは、家族で力を合わせてキャンティ・クラッシコを生産しています。トスカーナには本当に沢山のワイナリーがあり、小さなワイナリーの作品(ワイン)は、なかなか街の消費者が手に入れる事が難しいと言う現状があります。それは、生産数が少ない事や... [続きを読む]
  • 野の花
  • 週末にワイナリーへ出かけた帰り道に摘んだ野の花。摘む際にも、芳香漂う草木が多々あり、きっとお料理に使えるハーブも沢山生えているのだろうな、と知識のない事を残念に思いました。茶道のお稽古で習ったばかりの野の花の活け方。”野に自然に咲く花の姿の様に”という事を念頭に置きながら、大事に持ち帰った小花を挿してみました。テーブルに座る度に、活き活きと力強く咲く花の形と色の華麗さに... [続きを読む]
  • 葡萄の房(茎の方)
  • 晴天の土曜日、友人がいる小さなワイナリーを訪れました。キャンティ・クラッシコを作るワイナリーは今、葡萄の収穫を終わり、2017年のワインを造り始めているそうです。「昨日も葡萄の収穫だった」と話す友人は、ワインを作る作業が終わったばかりの場所へ連れって行ってくれました。すると、何とも言えぬ葡萄の良い香りが漂い、足元には葡萄の皮が散乱しています。また、果実と”それ以外”を分別... [続きを読む]
  • ヴェロッキオの『ヒエロニムス』
  • 「この絵は凄いな」、と見る度に思います。顔や首による年齢の皺や、上部を見上げる目の潤いなど、本当に見過ごしてしまうほど小さな作品なのですが、いつもハッとさせられます。このリアリズム表現が、レオナルド・ダ・ヴィンチの恩師のものであると考えると、レオナルドの表現のルーツが辿れると思いますし、彫像制作で名声を高めた芸術家なのですが、彫刻的な立体的な表現の他に明暗表現の知識も習得し... [続きを読む]
  • 寝転がる人たち
  • ヨーロッパの人たちは、よく道端に寝転びます。…と言うと語弊がありますが、”広場”で寝転がる事に抵抗があまりないのかな、と思います。春から夏・秋にかけて(つまり冬以外)、ピッティ宮殿の前にある広場は、この様に寝転がる人たちでいっぱい。公園の芝生の上でしたら理解が出来るのですが、こんな広場に何故、寝転がるのかしらと不思議に思います。でもまあ、気持ち良さそうに皆さんくつろいでい... [続きを読む]
  • 彫刻の顔 N.2
  • (背が低いため)台座に立つ彫刻をこれ以上、上から撮る事は難しかった、デズィデーリオ・ダ・セッティニャーノの『聖ヨハネ』像。本当に大好きな作品で、バルジェッロ美術館へ行く度に、ヨハネの周囲をぐるぐると廻って鑑賞しています。特に優れた幼児・少年像をいくつも制作しているセッティニャーノは聖ヨハネを少年の姿として作り上げています。まだ筋肉の付かない肢体を持ち、毛皮を纏ってまっ... [続きを読む]
  • ペリカン
  • 我が家は、「動物園年間パス」を毎年更新しています。そして、他の人と比べると、恐らくびっくりされる位頻繁に動物園を訪れます。大学生の頃は、上野動物園を西洋美術館鑑賞後に訪れたりはしていましたが、それでも、自分の人生の中で、これ程までに動物を見る時間を持つ事はなかった、と思います。お陰で、今まで興味さえ持たなかった様々な動物を観察する機会に恵まれています。先日の訪問で感動し... [続きを読む]