古山明男 さん プロフィール

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古山明男さん: 人間のこと社会のこと
ハンドル名古山明男 さん
ブログタイトル人間のこと社会のこと
ブログURLhttps://ameblo.jp/afrym/
サイト紹介文私たちは、経済的にも心理的にも奪い合わずに暮らせます。ベーシックインカム、減価マネーのことなど。
自由文人間っていったいどういうもの、社会ってどういうものに、昔から関心がありました。主な関心は、ベーシックインカム、減価マネー、生活中心の経済、子育て、オルタナティブ教育、心身の相関、放射線など
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供15回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2017/03/26 14:59

古山明男 さんのブログ記事

  • クリエイティブであること
  •  クリエイティブであることが言われますが、成功者達が会議を開いても、心理学者達がマニュアルを作っても、クリエイティブなものを引き出すことはできません。  クリエイティブであるということは、冷蔵庫にある材料で料理を一品作るとか、楽しい気持ちをとっさにパントマイムで表して周りの人間を喜ばせるとか、そんなことをいいます。 クリエイティブであることは、自由であることと、自分がいまここに生きている感覚がある [続きを読む]
  • 「置いていきますよ」で育てると
  •  スーパーマーケットで見た光景です。 あるお母さんが3歳くらいの子どもを連れて買い物をしています。子どもが、なにか気になるモノがあって、ついてこない。お母さんが、イライラして、声を荒げている。子どもが泣き出す。お母さんはついに「来ないなら、置いていきますよ!」と言う。でも、子どもは座り込んで泣いてだだをこねる。  お母さんがほんとうに置いていけるはずがありません。養育放棄だし、他人迷惑ですけっき [続きを読む]
  • ベーシック・インカムと生活保護
  •  友人達にベーシック・インカムの話をしていました。「ベーシック・インカムというのは、すべての人に、無条件で、継続的に最低生活費を支給することです。貧困問題が抜本的に解決します」、と。 友人A 「いいけどさあ、どう見ても生活保護費を不正受給しているだろうって人、いるよ。親が元気で援助できるのにさ、そんな人にもあげるの?」友人B 「そうそう。うちの近所の人で、生活保護を受けてて、海外旅行に行ってる人、い [続きを読む]
  • 子どもにまず安心を
  • 人は、安心出来たとき、個性も能力も伸びます。でも、なにかをやらせるために人の安心を脅かすことが世の中にはたくさん行われています。学校教育のほとんどが「できるようにならないと、認めてあげないよ」でできています。経済では「働かないと、食べさせてあげないよ」それで、世の中は、いつも追い立てられている人間だらけになります。そうじゃなくて、子どもは無条件で認めてあげればいいんです。そうすると子どもは、自分 [続きを読む]
  • 人間っていったい
  •  「人間って、いったいどのようにできているのだろう」大学生のころ、痛切に思いました。 自分ほど不可解なものはありませんでした。片思いの女性を、忘れよう忘れようとするほどに、すべてを呑み込む大渦に巻き込まれるように、引き寄せられました。 いつも不安がつきまといます。いったい不安って、なあに。いくら心理学書を読んでも、それに応えてくれるものはありませんでした。 孤独に耐えられずに付き合いたくもない付 [続きを読む]
  • 俳句みたいなものを詠みたくなった
  • ときどき、ゲームにはまります。その心境を代弁してくれた文学作品に接したこともないので、自分で書こうと思いました。 人が怖い世の中が怖いゲームする それなりの忘我の境地、ゲームする ゲームには季語の余地なし部屋の中 やめたならうたた荒涼、またやっている ゲームならレベルも上がる 咳をしてもゲーム 自殺など野蛮なことよ廃人になる いけないとふと思い出すこともある 自責も抜け出す気力もなくなったときの甘美さ 判 [続きを読む]
  • 俳句みたいなものを詠みたくなった
  • ときどき、ゲームにはまります。その心境を代弁してくれた文学作品に接したこともないので、自分で書こうと思いました。 人が怖い世の中が怖いゲームする それなりの忘我の境地、ゲームする ゲームには季語の余地なし部屋の中 やめたならうたた荒涼、またやるしかない ゲームならレベルも上がる 咳をしてもゲーム 自殺など野蛮なことよ廃人になる いけないとふと思い出すこともある 自責も抜け出す気力もなくなったときの甘美さ [続きを読む]
  • なぜ仮想通貨が値上がりしたのか
  •  昨秋から、ビットコインなどの仮想通貨が大きく値を上げました。2015年には3万円くらいだったものが、2017年12月最高値240万円をつけました。現在170万円くらいです。 どうして? それ自体は何の価値もないものが、どうしてそこまで?  17年夏まで、中国がビットコインの最大のお得意さんでした。国内資金が、規制の網をかいくぐって国外に逃げ出すためです。ところが2017年に中国当局がそれを規制しました。中国の仮想通貨 [続きを読む]
  • ベーシックインカムの財源案について
  •  ベーシック・インカムを実現しようとすると、二つの壁が現れる。 一つのは「人々が働かなくなりませんか」というものである。これに対しては、いくつもの社会実験があり、「そんなことはない」という結果が出ている。さらに、オランダ、フィンランドなど先進国での社会実験も進行中であり、その結果が出れば、労働意欲に問題が起こらないことはもっとはっきりするだろう。 もう一つの壁は、財源をどうするかである。これがな [続きを読む]
  • お金が銀行で作られていること(3)
  •  現在の資本主義経済は自転車操業のようなもので、儲かる投資先があるときはうまくいく。でも、経済成長が止まると、お金が生活者に還流しなくなって倒れてしまう。  どうも、危なっかしい。 でも、希望はあるんだ。われわれの生活をまず成り立たせてしまい、生産がそれについてくる『生活本位経済』が可能だ。そもそも経済というのは、生活のためのものではないか。生産は手段に過ぎない。  そのことを、2015年に出した『ベ [続きを読む]
  • お金が銀行で作られていること(2)
  •  銀行って、不思議なところなんだ。 銀行は、たくさんの人たちからお金を預かって、そのお金を企業に貸しているところ。たいていの人はそのように理解している。 それが違うのかい、って思うでしょう。 国は、たくさんの人から税金を集める。集めたお金を社会保障、外交、公共事業などに使っている。それは確実なことだ。 保険会社は、たくさんの人から保険料を集める。集めたお金を、事故に遭ったり病気になった人に保険金 [続きを読む]
  • お金が銀行で作られていること
  •  お金って、いったいなんだろう。興味を持って調べ出すと、次から次へとおもしろいことだらけ。すっかりお金の虜になってしまった。あ、実物のお金のことじゃなくて、お金の研究のことです。実物のお金のほうは、虜になんかされたくない。後を追いかけると、いいように振り回されてしまう。どうせ、向こうから振り向いてくれるわけじゃないし。  お金の作られ方に2種類あることを知ってる? 一つは王様や政府が作って、ものを [続きを読む]
  • 原爆の日に
  •  8月である。暑い。セミがジージーと鳴く。 暑くてセミがジージーと鳴く季節になると、二つの原爆記念日がある。この70年間、日本人は原爆の悲惨を語り継いでいる。毎年死者の鎮魂の行事が行われる。  ほんとうに魂を鎮められる必要があるのは生きている者たちである。生きている者の中に、恨み、怒り、やるせなさがあり、それらが適切にケアされなければ、次の悲劇を生みだしていくからだ。暑さとセミのジージーは、生きて [続きを読む]
  • 教育費無償は正しい
  •  教育費無償案を自民党が言い出し、憲法改正の目玉にすると言っていました。きょうの新聞報道では、教育費無償に対する否定的な論が、自民党内で強くなったそうです。 教育費無償は憲法を改正しなくてもできます。憲法改正とは関係なく、教育費無償政策は真剣に検討すべきです。  教育費無償は、維新の会が主張していたものを自民党が取り込みました。。 何党が言ってもいいです。教育費無償は正しい。経済的理由のために学べ [続きを読む]
  • 経済成長至上主義を止めるために
  •  どうしてわれわれは、果てしない経済成長へと追いやられるのでしょうか。 「人はパンのみにて生くるにあらず」これは、永遠の真理だと思います。でも、「稼ぐためにすべてを犠牲にする生活」を多くの人が余儀なくされています。  資本主義経済は、それなりによくできていると思います。それぞれの人間が、それぞれの利益を考えていると、自然に全体の経済もうまくいくという夢のようなことが、かなりは機能してきたのでした。 [続きを読む]
  • 地域通貨でベーシック・インカム
  •  一昨年に出した拙著「ベーシック・インカムのある暮らし」で、新しい電子マネーを作って、増税なし、福祉切り下げなしでベーシック・インカムをやれる、という案を出しました。しかも、インフレを起こさずにやれると。 そうしましたら、神奈川のほうである地域通貨をやっている方から、「地域通貨でやれますか?」と尋ねられました。「うーん」と考え込んで頭の中でシミュレーションをやってみました。できます。  ベーシック [続きを読む]
  • 教育機会確保法 ただ学校に来させるのではなく
  •   義務教育の建前と現実が、あまりに違っています。それで、不登校の子どもたちや、夜間中学で学ぶ人たちなど、現在の法律では学ぶ機会を提供しきれない人たちのために、新しい法律ができました。 2017年2月に施行された「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」(教育機会確保法)です。  日本の義務教育は、法律の建前上はすべての子どもが法律で定義された「学校」に行くことに [続きを読む]
  • ベーシック・インカムと地方
  •  ベーシック・インカムができたら、人々の生き方がかなり変わるでしょう。 その一つは、地方に住む人が多くなるだろうということです。  なぜ、都会に人が集まるのか。 もちろん、都会には職があるからです。都会なら収入が得やすい。しかし、都会は住居費がかかる。生活費も高い。 都会の文化的魅力に惹かれているなら、都会に住めばいいのですが、職を求めてということだけでしたら、無理して都会に住まなくてもいい [続きを読む]
  • 映画「僕と魔法の言葉たち」とアニメの力
  •  映画「僕と魔法の言葉たち」を見ました。素晴らしい映画でした。自閉症の子どもが、人とのコミュニケーションを作り、世の中に出ていくドキュメンタリー映画です。自閉症だった男性本人が、この映画に出演しています。 この人はすでに大人になっていて、一応の社会的適応はできいます。しかし、ちょっとぎごちない感じがします。その「ちょっと」のリアルさがいい。これを、役者さんの演技で表現するのは難しいと思います。&nb [続きを読む]
  • ベーシック・インカムの財源案(2) E案
  •  ベーシック・インカムは、財源がなければ絵に描いた餅です。財源をどうするかは難しいです。 ところが、 「ベーシック・インカムのある暮らし」で古山が示した、電子式減価マネー(E)による財源案は、新しい財源を必要としません。 つまり、増税なしでできます。 そう言うと、「ただお金を作って出すだけでしょう。インフレになる」と思われるかもしれない。でも、そうではありません。  仕組みを説明します。 いま [続きを読む]
  • 資本主義から生活主義へ
  •  資本主義は終わった。 そう言うと、すごい闘争宣言を出しているみたいに聞こえるかも知れませんが、そうではないんです。終わっちゃってるんです。 ようするに、儲からなくなってしまった。儲かるネタが少なくなった。 経済成長は、必ずここに行き着きます。  どこもかしこも衣食足りてきて、「作れば売れる」時代が終わった、ということです。 もちろん、まだ貧しい人もいるし、貧しい国もあるのですが、インフラが整 [続きを読む]
  • 働かざる者、食うべし
  •  私たちは、いま、新しい常識を必要としています。それは「働かざる者、食うべし」という常識です。  働いていなくても、食うべきなのです。理由はたくさんあるのですが、一番大きな理由は、働いていない人も食っていないと、経済がちゃんと循環しなくなることです。  実際の日本社会では、働かずに食べている人のほうが多いのです。この人たちが食べるのをやめたら、経済恐慌になってしまいます。 国勢調査(2010年 [続きを読む]
  • ベーシックインカムの財源案(1)
  •  ベーシックインカム(BI)は、財源をどうするのか、の具体案がなければ「絵に描いた餅」です。 いくつかの案が出ていますが、比較的最近に出てきた、原田泰「ベーシック・インカム」と拙著「ベーシック・インカムのある暮らし」が提示する財源案は、かなり具体性が高く、議論を一歩進めています。その二つの概略を紹介します。  原田案は、BIの目的を「貧困を解消する」こととし、実現可能性に絞ったきわめて現実的な案で [続きを読む]
  • 減価マネーは金銭崇拝を終わらせる
  •  貨幣経済が浸透していない社会では、困ったときの貸し借りは、「あの人に負い目がある」という感覚でやっています。つまり取り立てなしの信用貸しシステムです。ところが、貨幣ができると、利子と「取り立て」が生じます。そうすると、とことん没落する人たちが現れてきます。(デヴィッド・グレーバー『負債論』)  貨幣経済ができてからというもの、お金を争奪するゲームは、負けた者にきついものになりました。勝者が、 [続きを読む]
  • 資本主義はその歴史的使命を終えつつある
  •  人間の利己的な、「もうけたい」、「貯め込みたい」に任せていれば、世の中全体としてもうまくいくという時代がありました。それは、全体として経済成長が起こっているからでした。 経済成長が終わった社会では、経済競争に負けて退場者が続出する社会は、自滅してしまうのです。経済に友愛精神が必要です。  なぜこれまで、「もうけたい」が反社会的にならなかったかというと、利潤が再投資に使われていたからです。再投 [続きを読む]