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  • 駄作文。

    娘の作文が机の上に放り出してある。読んで脱力した。夏の移動教室の様子を書いたもので、どうしてこういう構成になるのかなあ。 ○月○日から△日まで、どこそこへ行きました。前の晩から胸が高まって眠れませんでした。一日目はアレをして、二日目はコレをして、三日目にはソレをしました。この三日間で心に残ったことは3つあります。一つ目は○○さんと△△したことです(以下2,3略)。この移動教室を通して、私は××ということを学びました。このことを忘れずに6年生の△△に向けてがんばりたいと思います。 …どうしようもない駄文。読んでいて恥ずかしくなる。だいいち何が言いたいのか分からない。まさか最終段落の、6年生に向け…

  • 荒療治。

    12月のマンスリーは絶好調だったのに、年明け早々の新学年組分けテストで、これまでにない最低の成績。テストの性格が違うとはいえ、わずか2週間で偏差値8ポイント下落。新六年生を上位クラスで始められたら気持ちいいよね、がんばる! などとテスト前には言っていただけに、成績を見て本人涙ぐんでしまった。 こんなテストごときでいちいちショックを受けても詮無いでしょう、本番調子悪かったら二日目以降どうするんだ、しっかりしろ、気持ちを切り換えろ、と言いたいところで、まあ実際言ったわけでもありますが。 なぜ組分けが散々だったのか訊ねてみた。曰く、あんまり気分が乗らなかったから。なぜ気分が乗らないのか。曰く、遊べな…

  • ふたりなら、できる。

    大掃除の季節だ。ご機嫌な中学坊主と一緒に、窓拭きとベランダの水洗いをした。中学坊主の機嫌が良いのは、期末試験の成績が以前に比べ、大幅に改善したためだ。サンタクロースもこっそり奮発している。 1学期はさんざんだった。国語と数学Aで、栄えある選抜メンバーとなった。 この話を聞いて妹は目を丸くした。「え? それ何の選抜メンバー? なんか大会に出るの?」 国語が得意な小5の妹はリアルタイムで同じ試験を受けて兄貴に勝つつもりでいる。これは妹がデキるという話ではなく、兄貴がそれほどヒドいという話だ。よりによってその兄貴が「選抜メンバー専用 国語特訓テキスト」(そう表紙に印刷されている)でもって、夏休みに特…

  • 桜蔭、JG、渋渋の校風。

    子供がサピ友から聞いてきたというから、有名な話なのでしょう。女子御三家の校風を表した小話。 空き缶が道端に落ちていました。 雙葉の生徒はそれを拾い上げ、そっとゴミ箱に捨てました。 桜蔭の生徒は本を読みながら歩いていて、それに気がつきませんでした。 女子学院の生徒はそれを見つけると、缶蹴りをして遊び始めました。 なかなか言い得て妙です。 さて、師走に入って今さらの話ですが、各校の学園祭。私はアマチュアオーケストラに参加しているので、ついつい管弦楽クラブに足を運んでしまいました。やはり学校によって楽団のカラーが全く違いましたね。 まず、桜蔭には度肝を抜かれました。 団員の数に対してステージが狭く、…

  • 当日に復習はしない。

    先日の後期保護者会で、おや今までと言っていることが違う、と気付いたことがありました。 「当日はなかなか大変だと思いますので、翌日には必ず間違えたところの解き直しをしてください」 あれ。 今までだったら「帰ったら、その日のうちに必ず復習してください」だったのに。ウチの校舎だけ? それとも全校的にそんな話になったのかしら。 その日のうちにやらないと次の日には半分忘れてしまうから、帰ってすぐに復習。そして翌日、解き直しをしてさらに宿題。次の授業ででテスト等をやって、知識の定着を図る、そこまでしないとすぐ忘れちゃいます、とこれまで言っていたような。つまりあれですね、エビングハウスの忘却曲線の話ですね。…

  • 今さらながら、佐藤ママのこと。

    佐藤ママについては、週刊誌やウェブマガジンなどのインタビューで度々目にしていて、ずいぶん極端な人だなあと思っていたのですが、今さらながら本(『受験は母親が9割』)を読んでみると、8割方はまっとうな方法論だと感じました。 批判している人のコメントを読むと、「子供の自主性が育たない(育ってない)のではないか」「人間教育としてどうか」といったあたりに集約されると思う。特に理Ⅲというところでこの批判が多いのではないかな。 気の毒だ。佐藤ママは受験に合格するための方法論を聞かれたからそれについて書いたのであって、人生論について聞かれるのであれば、もう1冊別の本を書くでしょう。書いていないことについて、し…

  • いちばんじゃ、ダメですか?

    先日、子供の同級生のママ友とお話をしていた時のこと。 ーSAPIXの先生から聞いたんだけど、本当に勉強のできる子って、例えばサピの算数のテストで95点を取って、答案受け取った瞬間に、5点取りこぼしたってシクシク泣き出しちゃうんだって。すごいねー、『あと5点』をミスした自分が許せないんだねえ、そんな秀才くんがゴロゴロいるのかと思ってビビったけど、さすがにそんな子は全国でも数人だって言ってた…。 私は、世の中には頭のいい子って筋金入っているんだねえ、とただ単に感心する話題として、そのママとおしゃべりしていたのだけれど、彼女の反応は、 「うーん、そこまで点数にこだわるのってどうなんだろうねえ。大人に…

  • いわゆる、すべり止め。

    SAPIX主催の学校説明会も中盤を過ぎた頃でしょうか。いくつかの説明会に顔を出して、改めて自分の時代とは質量ともに全く異なる、本当に羨ましい教育環境にあるなあと嘆息しました。もちろん、受かればの話ですが。 上方射程距離圏の学校の説明会に力が入るのは当然ですが、さて問題は下です。いわゆるすべり止めです。これは本当に悩ましい。 普通に受ければ受かりそうな水準で、本人が「ここだったら」と納得できる学校で、でも事前にあんまりにも納得しすぎてしまうと逆に「ここで全然いいじゃん」と安心してチャレンジ精神を失ってしまう。この辺りの舵取りが非常に難しい。 「この学校はとってもいいと思う。もし他が全部ダメだった…

  • 広尾学園の急伸に驚く

    前期保護者会資料に含まれていたサピックス2018年度用偏差値一覧を何気なく眺めていてビックリしました。 今春(2017年度)晴れて中学生となった長男は、広尾学園を滑り止めにしていました。近年、急激に受験者数と偏差値をともに伸ばしているとは認識していましたが、この広尾学園の位置が全く変わっているのです。もちろん上振れしているのです。 先にサピックスの偏差値表について注釈しておきますと、9月から12月にかけて全4回行われる「合格力判定サピックスオープン」の平均偏差値をもとに算出し(偏差値は合格可能性80%ライン)、来年度の動向を予測したものです。 2017年度用→2018年度用 本科1回目(2/1…

  • 春期講習、打上げ花見

    新5年生の春期講習が終わりました。たった5日間ですが、通常授業、3月度復習テストが直前にあったので、なんだか1週間以上ダラダラ続いていたような気分です。 最終日に復習テストの答案が返ってきました。どうも算数がふるいません。先生から、今回の算数は難しくなかったので満点を取って欲しかったこと、そして実際に満点続出だったことなどを聞かされ、自分の点数を見てがっかりしてしまったようです。 がっかりするだけでは次回できるようにはなりませんので、原因を訊ねると、途中で残り時間を気にして面倒そうな問題をすっ飛ばしたところ、結局、あっちもこっちも得点できなかったとのこと。落ち着いた状態で解かせたところ、解答を…

  • 受験ってそんなに辛いものですかね。

    2017年度の入試分析会。 「大変長く苦しい戦いでしたが、親子で乗り切りました」「辛い思いを共有したことで、親子の絆が深まりました」 合格をもぎ取った直後に綴られたであろう手記は臨場感に溢れています。これから受験に挑もうとしている親御さんを煽るには充分すぎるくらいに効くでしょう。みなさん顔がこわばってますよー。講演者はここから励ましモードに入り、それから本論である出願傾向と出題分析に移ります。 さて、質問。 受験は辛いものでしょうか? 勉強はつまらなく、嫌なもので、できればしたくない・させたくないものですか? タイヘンなことは先に済ませておいた方がいいから中学受験するのですか? 小学生の子供は…

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2019年度・ゆるっと中学受験、たまに中学坊主のことも
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